二ートに読んでほしい一冊、無職強制収容所を紹介します。

今回は、2016年エブリスタホラー大賞受賞作品、無職強制収容所の記事を書いていきたいと思います。

無職強制収容所とは、タイトル通り無職の人を強制的に収容してしまうという内容です。

デスノート激似の漫画

無職強制収容所は絵のタッチや雰囲気がとてもデスノートに似ています。

主人公の神条達也が夜神月、2人ともエリートで物語が進むにつれてどんどん堕ちていくところが似ています。狂った顔なんて瓜二つですね。

僕は読む漫画を選ぶとき、口コミと絵を重要視していますが、ここまでデスノートに似ていると期待せずにはいられないです。

あらすじ

2022年に突然成立された非労働者再生法といい6ヶ月以上収入がない人が処罰の対象となり再生処理施設へと送られます。

再生施設へと送られた人は脳をリライトされ過去の記憶を抹消され就業に意欲的になるんだそうで本人には再生者という自覚はないんだそうです。

このように、いかにも二ートといった人から、介護のためやむなく無職になっている人など理由は様々ですが法に触れれば一様に強制収容されます。

主人公である達也は無職とは無縁なとても優秀な人間でしたが、再生者である高木はそれをも上回る人材でした。

なぜなら彼は脳をクロックアップしており業務経験もインプットされているんです。

しかも高木は達也が担当している業務に詳しいらしく達也の同僚も心配する。

エリートの俺には関係ないことだと思っていた達也でしたが、あっけなく解雇されてしまいます。

5億の貯金は盗まれ、経歴は優秀なはずなのに解雇された際に高木を殴ったことが公になり就職はない、年間100億の予算を割り当てられ投資をしていた達也は一気にただの1二ートになり下がります。

しかし達也は労働局から再生処理ではなく強制労働を言い渡されます。

強制労働とは、無職の人を管理する保安局の仕事に就けるよう訓練することです。そこではなぜかみんな裸ですw

なぜ裸なのかというと保安局員によれば彼らはクズのなかのクズで再生処理さえされなかったんだとか、寒がる労働者に対し保安局員はブタ2号と名付けた男を撲殺します。

次に、逃げ出そうとした数名を射殺、この法律からして非人道的ですが、この施設はそれを上回る酷さでした。

収容所では、怪しげな薬を飲まされ、仲間同士が罵りあったり、通常の感覚では見れないようなビデオを見せられたりするんだそうで、名前を聞かれると自分の番号を答えるほどにおかしくなるんだそうです。

ですが達也、他数名は正気を保ったままなんです。

収容所では、訓練生一人ぐらい死んでもあまり気にする様子はなさそうですが、彼、3913もまた殺しに免疫を持っているようで、謎の異端児です。

本名を早川ショウといい、13歳で両親を殺し、以後2年で7人もの人間を殺しているというから驚きです。

この早川こそ再生処理すればいいのになぜ強制労働なのか疑問です。

他にも、達也たちは再生処理ではなく、強制労働させられていますが、格闘術や射撃など軍隊のようなことをさせられています。

強制労働での最終目的は保安局の仕事に就くはず、無職の人間を連行するだけなのになぜこんなことをする必要があるのか?

人が死んでも何事もなかったかのように振舞い、軍隊のような訓練を強いられる。この異様な光景に嫌気がさした達也たちはついに脱出を考え始めます。

結局脱出は失敗に終わり達也も保安官になってしまう。

そのうえ保安官でも問題を起こして移動となる。そんな折、一年ぶりに、愛美と再会するが、なにやら意味深なやりとりが…

スリーパープロジェクト、RATSというキーワードがちらほらし始める。

再生処理施設の反乱分子それがRATSだそうです。

元々再生処理は一般の病院で施され、保安局の仕事も警察がしていたそうなんですが、次第に激化していき今のような軍隊並の装備、訓練が必要になったんです。

移動となった達也は、再生者の護送任務を任されるが、途中、RATSの襲撃に合う達也は保安局側にどっぷりつかっていますから応戦して戦います。

結局達也たちはRATSに捕まってしまいます。

そこで聞いたRATSのリーダー利花の話では今の政府に異論を唱え再生者たちを、社会に戻すようにするといいます。RATSの目的は非労働者再生法の消滅です。

しかし結局、保安局と似たようなもので謎のリングを付けられ、そのリングとドローンを使い戦わなかったものを達也たちの目の前で殺します。

この場合、RATSがテロリストと呼ばれることになりますが、今の時代と照らし合わせるとRATSの方がまだまともにもおもえますね

ブッチによればまだなにか無職強制収容所には裏がありそうです。

3巻の終わりで知りますが、RATSが潜伏していたはずの場所すら、巨大な収容所の中だったのです。

襲撃に次ぐ襲撃、これは元無職の人間で構成された保安局と、その保安局員を襲撃して無職の人間や保安局員を取り込んだRATS、早い話、どちらも巻き込まれた元無職の人間同士の壮絶なバトルだと僕は気づきました。

現実の日本も少子高齢化社会を迎え労働力不足といわれています。

無職強制収容所の世界では、非労働者再生法のお陰でみんなこぞって就業しようとするそうですが、なかなか労働できずに再生されてしまう人もいます。

いまは、仕事を選んだりする人もいますが、現実に非労働者再生法なんてのが決まったらみんな必死に仕事探すだろうなと思いました。

RATSみたいなテロリストも日本で生まれるんでしょうか?

現実でも漫画でも今後の展開に期待していきたいと思います。

神条達也(27)(3903)

元エリートだったが、不運にも二ートになり転落の人生を歩む

強制労働を経て現在は保安局員になる。

高木純也 (25)

達也の会社の後輩で再生者、脳をクロックアップしており業務内容もインプットしているというスグレモノ

愛美

達也の彼女、可愛い見た目とは裏腹になにやら怪しい動きが…

速川ショウ(3913)

危険な香りのする人、戦闘技術が高い。13歳で両親を殺し、以後2年で7人もの人間を殺しているという

3911

毎日、アニメを見たりゲームをしたりしたいだけのオタク

名前を知る前に射殺されてしまう。

安西沙也(3904)

兄を探すために再生施設へ来た。

真淵(ブッチ)(3909)

RATSの元リーダー、無職強制収容所の真実を知る

如月利花

RATSの現リーダーでブッチの元カノ

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