人間を作れる世界を体験できる作品「人間工場」

今回は2月10日発売、マンガボックスの新人漫画賞「第一回編集部杯」大賞受賞作の人間工場という漫画を紹介していきたいと思います。以前、食糧人間という漫画を紹介しました。食糧人間はその名の通り食べるために人間を製造していましたが、今回の人間工場では家族として恋人として、人間をオーダーメードで製造します。

少子化に伴い人口減少に歯止めが効かなくなった政府は人間を工場で製造する「人間製造計画」発令します。

人間が人間製造の倫理を捨ててから30年、当初は国民の出生率が上がるまでの繋ぎだったはずですが、発令後も出生率は変わらずむしろ工場の需要は増えているといいます。

生産された人間の特徴

  • 年を取らない
  • 寿命が短い
  • 生殖能力はない
  • 記憶は刷り込むことができる
  • 人間の代替品として製造されている。
  • 人間との見分けは首筋のバーコードの有無

なお、試供品もありお試し2週間で頼むと、きっちりその期間で死んでしまう。

複写製造

人格やホクロの位置まで寸分の狂いもなく同じ人間を作ります。

若い肉体に記憶を移すことで半永久的に生きることが可能になりますがこれには莫大な費用がかかるので一部の人間しか利用できないんだとか

記憶の引き継ぎ

死亡後24時間以内に記憶を摘出すれば、記憶の引き継ぎができますが、それ以降は劣化が激しくなります。

他にも記憶の複写というものがあり死ぬ間際の光景を複写できる。記憶の複写は白骨化するまでが期限となります。

人間工場の世界では、電化製品でも買うように人間が買われそして捨てられます。記憶を移され作られた人間は家族として存在した人間と全く変わらないんですが、時として「ソレもういらない」とゴミのように捨てられることもあります。

場合によっては注文した人間から説教され犯罪者が自首するといった描写もあります。

最近紹介してきた漫画は単純にグロい描写が多いものが多かったですが、今回の人間工場は、人をモノ扱いする倫理感とかそういう見えないグロさを見せられた気がします。

妹が欲しかった女の子が「ソレもういらない」といった台詞には衝撃を受けました。

今後、さらに過激な表現が出てくるのか?不愉快になることもありそうですが、また次を見てしまいそうですね。

柴谷弘隆

工場長とは違い、製造された人間も人間らしく取り扱う

ばあちゃんとの約束で「奪う側」にはならないと決めている。家族を養うため人間工場で働く

大嶽 晃

工場長らしかならぬ見た目、語尾に「~ッス」とつけるのが特徴

製造物に対してあまり愛着はない様子で「こんなの」と呼ぶ場面もある。

実は「物は物」と製造物を扱う工場長は製造された人間でした。

ココ・シュルツ

ロマという行商らしいが外部の人間からすると浮浪者集団にいた。

CQC、システマという格闘術をマスターしており、人間工場の警護を志望する。

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