【アニメ開始】「中間管理職トネガワ」中間管理職の苦悩をギャグにした作品

TVアニメ化、映画実写化もされ、シリーズ累計2000万部を超える福本伸行氏の『賭博黙示録カイジ』。その登場人物の1人、カイジの宿敵である帝愛グループのナンバー2・利根川幸雄を主人公として誕生したスピンオフ作品でありながら「このマンガがすごい!2017オトコ編」第1位にも選ばれた『中間管理録トネガワ』が、いよいよ2018年7月より放送が開始されました。


本編の『賭博黙示録カイジ』では帝愛グループの幹部として君臨するトネガワですが、暴君である兵頭会長のご機嫌を伺う傍ら、会社を上手く立ち回らせるために部下のご機嫌も伺っていたという『賭博黙示録カイジ』の舞台裏を見ることができます。

【あらすじ】
■Agenda01「始動」

帝愛グループ幹部・利根川幸雄は、グループ会長である兵藤会長を楽しませる悪魔的余興
『死のゲーム』を企画するよう命じられる。
プロジェクト始動のために集められた黒服たちに、利根川は自己紹介するよう指示するが・・・。
これは、帝愛グループ幹部でありながら、暴君・兵藤会長のご機嫌を最も身近で気にしなければならない・・・いわば、中間管理職に位置する男。利根川幸雄の苦悩と葛藤の物語である。

兵頭会長といえば世界中の金をかき集め帝愛による「王国」を築こうとする金の亡者です。大体、金を持っている人がやりそうなことはおおよそやりつくしている人なので半端な刺激では物足りないんですね。

そこでナンバー2であるトネガワに「企画しろ!」と命令します。

見ての通り人を人とも思っていない人で我儘な兵頭会長の機嫌を損ねないように部下のトネガワは必死にやりくりします。

堅そうなトネガワですが意外にも若い部下のアイディアも違った視点から見れて取り入れたりする柔軟性のあるシーンはまた面白いなと思います。

ちょっとな例ですが、こういった葛藤は働いている世代は誰しも同じような目に合っていると思います。トネガワがみんなから支持される理由はそういうところで共感を得られているところにあるのかなと思います。

原作ではひたすら悪役に徹していた兵頭会長ですが、女の子のような一面だったり意外なかわいらしい一面も今作では見ることができます。

本編を見ているとただの脇役として登場する黒服たちですが、トネガワではしっかり名前も付いておりそれぞれ活躍するシーンもあります。部下たちの名前をトネガワが覚えようとするシーンがあるんですが、特徴が似ていたり名前が似ていたりでトネガワも四苦八苦していて笑えます。

福本伸行の絵とナレーション風でギャグをやるというだけで面白い「とどのつまり」「ざわざわ・・・」などよくカイジで使われるセリフも出てきてシリアスな雰囲気の原作とは違いギャグ要素がふんだんに入ってながら、わがままで横暴な上司に振り回され、部下の信頼を気にする利根川の奮闘が楽しめます。

本編を超えたといってもいい今作スピンオフとしては最高の一冊となっていると思います。

豪華アーティストがOP&EDを彩る!

オープニングテーマ曲を担当するのは、アニメ初タイアップとなる「ゲスの極み乙女。」。ボーカルの川谷絵音さんは「トネガワの世界観をド直球で伝えようと思い書いた曲です。」とコメントしており、今回の楽曲がトネガワの世界をどのように表現しているのか注目せずにはいられません。

作品情報

『中間管理録トネガワ』

<スタッフ>
協力:福本伸行
原作:萩原天晴
漫画:三好智樹、橋本智広 『中間管理録トネガワ』(講談社「コミック DAYS」連載)
監督:川口敬一郎
シリーズ構成:広田光毅
キャラクターデザイン・総作画監督:髙田晴仁
色彩設計:大野春恵
編集:塚常真理子
音響監督:小泉紀介
音響制作:HALF H・P STUDIO
オープニングテーマ:ゲスの極み乙女。「颯爽と走るトネガワ君」(ワーナーミュージック・ジャパン)
エンディングテーマ:竹原ピストル「隠岐手紙」(SPEEDSTAR RECORDS)
音楽:山田高弘
アニメーション制作:マッドハウス

<キャスト情報>
利根川幸雄(トネガワ):森川智之
山崎健二:羽多野渉
佐衛門三郎二朗:島﨑信長
海老谷:八代拓
川崎敏政:西山宏太朗
権田:小山力也
中田:濱野大輝
堂下浩次:江口拓也
荻野圭一:石田彰
萩尾純一:河西健吾
菊地:青柳尊哉
長田:沢城千春
八乙女中:寺島拓篤
西口冴子:前田玲奈
黑崎義裕:宮内敦士
遠藤勇次: 津田健次郎
一条聖也:浪川大輔
まさやん:大塚明夫
兵藤和尊:津嘉山正種
伊藤開司(カイジ):萩原聖人
ナレーション:川平慈英
ほか

TVアニメ「中間管理録トネガワ」公式サイト

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする