今回は、2024年1月からアニメ放送予定でピッコマで累計PV数6.5億を突破した人気作、「俺だけレベルアップな件」の記事を書いて行きたいと思います。
俺だけレベルアップな件は、十数年前、異次元へと繋がるゲートが現れそれに対抗してハンターたちがダンジョンへ潜りモンスターを狩っていくという世界観
主人公である水篠旬は、ハンターのランク付けで最も低いEランクのハンターで人類最弱兵器といわれていました。
ある日、潜ったダンジョンで旬は巨大なモンスターに命を奪われたかに思えましたが、何故か復活
そこから生まれた時から強さが変わらないとされるハンターの中で唯一強くなることが出来るようになります。
仲間を守るため強さを追い求める旬の前に次々と巨大な敵が立ちはだかります。
隠された伏線
再覚醒後の旬は、自分だけがゲームの世界さながらのステータス画面やレベルアップといったものが存在するようになります。
それだけでなく、敵モンスターで喋れるモンスターが現れた際に質問を投げかけると物語の核心に迫る部分だけまるでゲームのバグかのように何故か伏せられています。
旬だけハンターの匂いがしなかったり、他と異質な気配があると言われたり不自然な現象が旬には度々起こります。
更にダンジョン内に10年も居たという怪しい男性、後々、旬の父親だったことが明かされます。
国家レベルの戦力とされるS級でしたが、そのS級を圧倒的な力で倒してしまいます。
あらすじ
十数年前、異次元と主人公の世界を結ぶ通路が現れて、世界中で常識を逸脱した出来事が起こり始めます。
同時に、ハンターと呼ばれる力を覚醒した人々も現れ、ゲート向こう側にあるダンジョンに潜むモンスターを倒す役割を担っています。
その中で、極めて力の弱いE級ハンターの水篠旬は、一般人より少し丈夫で回復が少し早いのを除けば、ハンターと呼ばれるのが恥ずかしいほど弱いハンターで「人類最弱兵器」とまで呼ばれています。
そのため、普段から生傷が耐えませんでしたが、母の病院代をハンター協会から支払われる補助金でまかなうため気合で耐えていました。
C級モンスターから取れれる魔法石は数百万以上の価値がありましたが、E級ハンターの旬にとってC級を倒すのは夢のまた夢だったのでした。
人類最弱兵器の覚醒
E級モンスターにすら怪我を負わされていた旬でしたが、D級ダンジョンに現れた謎のゲートに興味を持った仲間たちに多数決を持ち掛けられ、最後の一人となった際に、ダンジョンに潜ることを宣言します。
ところがこのダンジョンにはA級どころかS級ではないかと目されるほどの強力な石像が待ち受けていたのです。
石碑に刻まれたルーン文字のルールに従うと止まったりする石像でしたが、結局なにをしたらいいのかわからないまま仲間たちを失っていきます。
最後に数人となったころ、祭壇に追い詰められた旬は観月を守るため一人残ることを決意するのでした。
最後に残った旬は体を貫かれていますが、そこには見覚えのないゲームウィンドウから「シークレットクエスト「無力な者の勇気」の条件をすべてクリアしました」というお知らせが現れます。
最弱ハンターと呼ばれる旬ですが、生き残るためプレーヤーになるかの選択を迫られプレーヤーになることを決意し、そのまま気を失ってしまいます。
目を覚ますとそこは病院のベッドの上でした失っていたはずの足も元通りになりますが、またしてもゲームウインドウが現れ、クエストをクリアしなくてはならなくなっていたのです。
課せられたクエストは旬を強くするためのもので、クエストをクリアするとステータス上昇やアイテムが入っているランダムボックスを選べるようになっておりモンスターを倒しどんどん強くなっていきます。
荷物持ちとしてダンジョンへ参加
ある日、旬はC級ハンターたちと共に、人数合わせの為、荷物持ちとしてダンジョンに潜ります。
そこには不気味に傷ついた昆虫タイプのモンスターが居ました。
奥へと進むとボスである巨大な蜘蛛のモンスターが現れますが、眠っています。
蜘蛛のモンスターと共に現れたのは、数億はするであろうと言われるほどの巨大なマナ石でした。
旬と行動を共にしていた諸菱は報酬を10等分するよう主張しますが、一旦は納得したように見せたC級ハンター右京はマナ石を採取するための装備を取りに行くと言い旬たちをボスモンスターの前に置き去りします。
右京は、その場を離れると報酬を仲間内だけで分けようと考えたのか、旬たちがボスモンスターから逃げられないように入り口を爆破してその場を離れます。
E級ハンターとして雇われていたはずの旬と装備だけのD級ハンターではとても勝てそうにないあいてでしたが、実力を隠していた旬はなんとかボスモンスターを倒します。
右京達の予定ではボスモンスターにやられているはずの旬たちでしたが、予定外にボスモンスターを倒した旬の前に、右京たちが戻ってきて旬に攻撃を加えようとしますが、すべて返り討ちにしてしまうのでした。
ここから旬は、次々と強敵たちと戦っていきますが、序盤のダンジョン巡りのような戦いから遥にとんでもない強さの敵が現れていきます。
更に詳しいネタバレは以下の記事をご覧ください
設定
ハンターの強さ
俺だけレベルアップな件の世界観では、レベルアップという概念が存在せず、一度覚醒したら基本その強さから変わることはありません
稀に再覚醒することはあるようです。
強さは固定のはずでしたが、人類最弱兵器である旬だけが特別、再覚醒してモンスターと戦うごとにレベルアップしてしまいます。
ハンターランクの最上位、国家権力級ハンターの記事も書いています。
ゲート
10数年前に現れた異世界へと通じる空間、中はダンジョンとなっていてモンスターいます。
ランク判定はハンター協会が事前にゲートに調査員を送って調査をしており、ゲートのサイズとは関係なく中から流れ出る魔力波動の数値から判定しています。
7日以内にゲートの奥にいるボスを倒さないとゲートが解放され中のモンスターが出てしまいます。
B級ゲート
A級ハンターが3人以上チームを組んで挑む必要がある難易度
S級ゲート
S級ハンターがチームを組んでクリアできるかどうかという難易度
現代動員可能なハンターの水準を考えるとS級ゲートをクリアするのは国を挙げても無理と言われていて、架南島ではS級ゲートがダンジョンブレイクを起こして、これ以上人が住めない捨てられた土地と化しています。
レッドゲート
異次元に繋がる特殊なゲート、一度足を踏み入れると外部と完全に遮断され助けが中に入ることも出来ません。
ボスを倒すか、ダンジョンブレイクが起こるまで脱出も不可能
ダンジョンの中は普通ではなく、60度を超える砂漠、毒蛇や毒虫などがうごめくジャングルの中、凍傷になりそうなほど寒い雪原など厳しい環境となっています。
登場人物一覧
水篠 旬
E級ハンター、人類最弱兵器と呼ばれるハンター
病気の母の病院代を稼ぐためダンジョンに潜るたびに怪我をしながらも戦っていましたが、ある日、スキルが再覚醒してレベルアップできるようになります。
観月 絵里
B級回復ハンター、回復役として旬と行動を共にしていましたが、旬と共に潜ったダンジョンでピンチとなりそれがトラウマとなりハンターを引退します。
諸菱 賢太
口数が多いD級ハンター、諸菱建設の次男、金持ちのボンボンでランクに見合わない豪華な装備を付けています。
法律に詳しいですがレイド初参戦、ギルドマスターを目指しています。
右京 隼人
歴戦のC級ハンター、個人でやっている攻撃隊のリーダー、ランクの高い弟にバカにされており見返そうと目論んでいます。
トカゲと呼ばれる手法を使っており、ランクの低いハンターを人数合わせで呼んでダンジョンに置き去りにしていました。
右京 将人
スカベンジャーギルドのS級ハンター、高額な報酬を貰いアメリカに行っていましたが、兄である隼人がダンジョンで事件に巻き込まれたことを知り
旬への報復の為、日本にやってきます。
最上 真
ハンタースギルドのギルドマスターでS級ハンター
巨大な火炎を操ります。
向坂 雫
ハンタースギルドの副ギルドマスターでS級ハンター、巨大な火炎を操ります。
もう一つの特殊能力として、鼻が非常に敏感でハンターの匂いを嗅ぎ分けることができます。
そのため、いつも鼻をハンカチで抑えています。
更なる登場人物は以下の記事をご覧ください
まとめ&感想
今回は、「俺だけレベルアップな件」についての記事を書いてみました。
日本で、ダンジョンが現れ始めハンターたちがモンスターを討伐するという内容の今作
本来、恐ろしいはずのモンスター達でしたが人間側はダンジョンから獲れるアイテムや鉱石の数々に目がくらんでおりダンジョンが売買されたりしています。
利権が絡んでおりギルド間での縄張りもあったりする程です。
主人公である旬も、モンスターをレベルアップの材料や素材を採取できるものとしか見ておらず、モンスター側大丈夫かと思いました。
最初はE級ハンターからスタートした旬ですが最弱兵器と呼ばれるほどに弱かった旬が最後にはとんでもない強さにまで成長していきます。
旬も強さを貪欲に求めていき、どんどん強くなっていきますが、話が大きくなるにつれ敵も巨大になっていきますので旬が楽勝という場面より苦戦してようやく勝つ場面の方が多いです。
当初は、国家レベルとされているS級ですがそのS級ですら全く歯が立たない敵が現れ、そのS級の中でも最強クラスS級ですら勝てない敵が現れてと、魅力のあるキャラも多いだけに旬以外のキャラが現れてもすぐ置き去りになっていたのは残念です。
絵に関しては、ハイクオリティなアニメのシーンを切り取って吹き出しを付けたかのような綺麗なカラーで、スマホでも読みやすいように工夫されているコマ割りで人気が出るのも頷けました。
まだ見ていない方は是非ご覧になってください(^^)/
その他バトル系漫画も紹介していますので是非ご覧ください
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