今回は、明日なき男、ジャックハンマーの記事を書いて行きたいと思います。
ジャックハンマーと言えば、最大トーナメント編で登場し、グラップラー刃牙編ではラスボスとなったキャラです。
トーナメント時には、なにか謎を含んだキャラとして描かれていましたが、その正体は実は、範馬勇次郎を父に持ち、主人公である刃牙とは腹違いの兄になる関係だったのです。
作中でも最も手段を選ばずに強さを追い求めているキャラとしても知られ、骨延長やステロイドの大量摂取など強くなるためには明日はいらないという常軌を逸した考えを持っています。
ジャックは、体がデカくて手段を選ばずラフファイトを得意とするファイターで体が小さくてクリーンファイトで舐めプしている刃牙とは対極的な存在と言えると思います。
まだまだ範馬の血は世界中にバラまかれていると示唆されていますが、今のところ登場しているのはジャックだけなので刃牙が表主人公だったらジャックは裏主人公ではないかと思います。
小さくて強い刃牙も親近感があっていいですが、ジャックはデカくて強い
こっちの方が説得力もあるし期待感もありますよね。
登場キャラクター最長の身長から繰り出されるジャックの戦いはド迫力です。
今回は、そんなジャックの魅力についてお伝えしてきたいと思います。
ジャックのプロフィール
身長:193cm→213cm→243cm
体重:116kg→160kg前後→201kg(バキ道)→211kg(刃牙らへん)
流派:ピットファイター
家族:母、ジェーン 父、範馬勇次郎 弟、範馬刃牙
ジャックの強さとは?
ジャックの強さと言えば、明日を顧みない強さへの探求心にあります。そのトレーニング方法は、本人の意志とは無関係に完全に体が動かなくなってから終了となります。
ジョン博士と出会うまでは、この間違ったトレーニング方法で体はやせ細っていましたが、ステロイドを大量服用することでトレーニングに体がついて行けるようになっています。
登場時には、193cmを超える巨体で100m走9.37秒をマーク
世界記録のバーベルを放り投げています。
ファイトスタイルは、格闘技を学んでいる姿も描かれてはいるものの身体能力に物を言わせたぶん殴り合いと噛みつきが得意、範馬の血の為せる技なのか最大トーナメントでは、渋川剛気の渋川流を習得しています。
骨延長
地下闘技場トーナメント敗北後、重症にあえぐジャックがスーパードクター鎬紅葉に希望した手術
本来は病気の治療に使われている手術でしたが、ジャックはただでさえ高い193cmの身長を伸ばすために治療を受けています。
治療というより改造というべきでしょうか
両腕両脚2ヶ所づつ、計8ヶ所切断という非常識だそうです。失敗したら戦うことはおろか日常生活にも影響が出そうな手術を躊躇なく行うことが出来る辺り流石ジャックです。
嚙道とは?
最大の武器、噛みつき
ジャックと言えば、登場時から使っている噛みつきを得意とします。
登場した時点で、咬筋力に関しては、ヤシの実をかじり取るほどに強力でした。
そのトレーニング方法は、顎にロープを結びバーベルを吊るすというもの、格闘家の方もこのトレーニング実際にやっている方もいるのでしょうか?
少なくともジャックほどの重さではないはずですw
咥えた釘も真ん丸に
シコルスキー戦では、釘を投げつけられたジャックですがある程度は真っすぐだった釘を真ん丸に丸めて返します。
この時、シコルスキーは「人間じゃねぇ」と呟いています。
更にチタンの歯を手に入れる
現在では全歯をチタン合金に入れ替えており更に強度を増しています。
台湾にて完成した嚙道
本部、ピクルに敗れて以降、世界中を巡り台湾で完成させた「道」
登場時からどうにも汚さが目立ったジャックの噛みつく戦い方でしたが、二人に敗れてからというもの武道かのように噛みつくことを道と名付けています。
嚙道からみると、体中に血管などが張り巡らされているため全身が弱点となっています。
ジャックの戦績
ホッキョクグマ 勝利
グラップラー刃牙 337話
ジャックの前に現れたホッキョクグマ、ジャックを見るなりホッキョクグマは逃げ出そうとしますが追いかけてボロボロにしています。
セルジオ・シルバ 勝利
グラップラー刃牙 214話
ブラジリアン柔術の使い手、セルジオ・シルバ
序盤からジャックに組み付きに行きますが、ジャックはそれを腕で無理矢理押し返しタックルを切ります。
その後、一発のパンチでシルバは何回転もクルクル回されてノックダウンしています。
三崎健吾 勝利
グラップラー刃牙 263話
両選手ともに無傷で2回戦に上がってきた戦い、少林寺拳法の三崎健吾、序盤から連撃でジャックを叩きますが、攻撃したほうの三崎から謎の出血が、現れます。
審判まで駆けつけたこの試合ですが、正体はジャックの噛みつきによるものでした。
三崎は、ジャックの噛みつきに翻弄され最後はパンチでノックアウトされています。
アレクサンダー・ガーレン 勝利
グラップラー刃牙 304話
レスリング歴20年、600戦無敗の男、アレクサンダー・ガーレン
レスリングのトレーニングさえせずに己の潜在能力のみで勝ち続けているというロシアのレスリングが生んだ怪物とジャックのベストバウトと言ってもいい一戦
当時はどちらが勝つかハラハラしながら読んだ記憶があります。
ただ、この二人いまなら見分けが付きますが初見だと似ているので途中でどっちがどっちかわからなくなるという事態に陥っていましたw
花山薫ですら一撃で倒してしまったガーレンでしたが、勝負は決勝に向けて能力を開花していくジャックの圧勝でした。
渋川剛気 勝利
グラップラー刃牙 336話
渋川剛気にとっては、独歩に続きまたしても剛対柔となったこの戦い、しかし今度の剛は強すぎました。
開始早々、口に水を含んでいた渋川剛気はジャックの顔に水を打ち付ける。
隙を突いてジャックにトドメを刺してしまう。
ここで普通なら決着となっていたと思われますが、ジャックはダメ押しの蹴りの時点でアキレス腱を噛みちぎっており、立ち上がり噛みつきとパンチを繰り出します。
渋川剛気は座り込みジャックを翻弄しますが、最後はジャックが渋川剛気に合気を使い倒してしまいます。
範馬 刃牙 敗北
グラップラー刃牙 368話
最大トーナメント決勝、奇しくも兄弟対決となった戦いで両者一歩も譲らない殴り合いを繰り広げます。
グラップラー刃牙の集大成ともいえるこの戦いで、トーナメント中に出たそれぞれの必殺技である、転蓮華、渋川流、紐切り、マッハ突きなどを二人が駆使して戦います。
刃牙の方がダメージは大きそうでしたが、最後、これでダメだったら倒れるといいながら力を振り絞った刃牙が範馬の血を開花させ勇次郎と同じ、鬼の背中を見せてフロントネックで刃牙の勝利で決着となります。
範馬 勇次郎 敗北
グラップラー刃牙 370話
なぜ、日を改めて挑まなかったのか?と当時から疑問に思っている戦い
ジャックハンマー 対 範馬勇次郎ですが、刃牙との決勝の後すぐに範馬勇次郎と戦っています。
ただし、噛みつきもやり返されパンチ一発が顔面にめり込んでまけているので万全の状態でも結果は同じだったと思います。
シコルスキー 勝利
BAKI 148話
男と男の勝負という戦いからは程遠い戦いを行ってきたシコルスキーですが、遂に自分より圧倒的に大きくて強い相手に出会ってしまいます。
シコルスキーも190cmとかなりデカいですが、ジャックはその遥に上を行っています。
この巨体の二人が電話ボックスになぜか入り込み二人でぶん殴り合いをしますが、超ド迫力です。
しかもこのボックスの中には一般人「ショーちゃん」が入っていた為、一般人対比でより一層ド迫力が増しています。
電話ボックス戦ではシコルスキーが堪り兼ねて逃げようとしますが、それも許さず失神KOしています。
その後、シコルスキーは地下闘技場へ運ばれます。圧倒的強者を目の前にして戦うことを一時拒むような様子を見せますが、大勢の観客を前にボルテージは最高潮に達し
シコルスキーは「オォオオォオォ!」っと雄叫びをあげてジャックに挑みます。
が、結局最後は武器に頼り、杖を手にしジャックの腹筋を狙いますが鍛えられたジャックの腹筋を貫くにはいたりませんでした。
「俺の腹筋は本物の槍じゃなきゃ通らねェ」といい選手交代しています。
アライJr. 勝利
BAKI 252話
渋川剛気、愚地独歩をジャックに倒して挑んだモホメド・アライjr
しかし、ジャックには全く及ばずボコボコに敗れています。
この時のジャックをアライjrも怪物と呼んでいます。
ピクル 敗北
範馬刃牙 152話
ジュラ紀から復活した原人、T・レックスを捕食していたというピクル
烈海王、愚地克己を倒した次なる相手はジャックでした。
ジャックの全力のパンチは太い首のお陰でノーダメージ
キスのような噛み合いでも面の皮を剥がれる
ジャックの目にもとまらぬ早さで攻撃を避け、同じ位置に戻る
あまりの実力差に、ジャックは初めて神に勝たせてほしいと祈りますが、祈りも虚しくKOされてしまいます。
KOから程なくして、病院で目を覚ましたジャックはピクルにしっかりとピクルに頭を下げ再戦を挑み連撃を喰らわせます。
しかし、再戦も虚しく二度目となる日に二度の敗北を喫してしまいます。
本部以蔵 敗北
「アノ本部トカ?」ジャックは徳川に尋ねます。
ジャックはこれまで、対武器の心得こそないものの経験はあり、手こずったことはないと徳川に言います。
戦いが始まると早速、本部はジャックの目に煙草を投げ視力を奪います。そこから木刀で連撃
地下闘技場ではあり得ない戦い方を見せます。
ジャックは、終始素手で本部を圧倒しますが、次々と登場する武器の数々に最後は縛り上げられて敗れてしまいます。
チベタン・マスティフ 勝利
バキ道 108話
虎をも倒すと言われる犬であり、徳川家の番犬だった「ノロ」
ジャックと戦うためにリードを外すとすぐにジャックに襲い掛かりますが一瞬で後ろを取り頸動脈を狙える位置を取ります。
ノロは敗北を理解したのか、拾われてきた子犬のようになってしまいます。
宿禰 勝利
バキ道 120話
どうにも噛みつきという戦い方があまりよく映らないジャックでしたが、ここへきて「嚙道」という道を完成させます。
道と言えば、渋川剛気や愚地独歩のようななんとなく綺麗なイメージでしたが噛むとイメージが悪いです。
宿儺は、嚙道はパンチや蹴りに無理なく溶け込んでくる噛みつきに苦戦します。
最後に組み合った際に噛まれて出血が多くなり投げられたジャックは床に寝そべりますが、その後、宿儺が倒れています。
左部京一郎 勝利
刃牙らへん 1話
人斬りサブと言われた左部京一郎
武器の使用以外は認められた地下闘技場で武器の使用まで認められるという異色の戦いとなりました。
刃物VS刃物となったこの戦い、開始早々ジャックは左部の刀を咥えて折ります。
刀を失った左部は戦えるはずもなくすぐに降参してジャックの勝利となっています。
ジャックの名言
日に30時間の鍛錬という矛盾のみを条件に存在する肉体
本物の槍じゃなきゃ俺の腹筋は通らねェ
まとめ
今回は、明日なき男ジャックハンマーの記事を書いてみました。
刃牙シリーズの登場キャラは、みんな強くなることに飢えていますが、ジャックはその中でも「今日一番強ければ明日どうなってもいい」という鍛え方をしています。
そんなジャックだからこそ出来た肉体改造の数々、骨延長で体をデカくして、歯をチタン合金に入れ替え、筋肉はステロイドで作られているというまさに科学の結晶のような強さを持っています。
登場するたびに新たな強さを身に付けているジャック
今後、どのような強さを手に入れるのか?範馬勇次郎に勝つことは出来るのか期待したいと思います。
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