巨人プロレス漫画の融合ギガントマキア読んでみた。

漫画

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今回は、ベルセルクの作者、三浦建太郎先生が描いたギガントマキアの記事を書いていきたいと思います。

ベルセルク以降、24年ぶりにいろいろな作品を制作してきた中でようやく発表に至った作品がこのギガントマキアという作品「脳細胞が老いる前に、やっておかねばならないことが在る!!」三浦建太郎先生が「ベルセルク」の連載をストップしてまで描いたSF物。

ギガントマキアー(古代ギリシャ語: ΓιγαντομαχίαGigantomakhia)はギリシア神話における宇宙の支配権を巡る大戦なんだそうです。作中にも登場するオリンポスやギガースと呼ばれる巨人も話にでてきます。

三浦先生渾身の名作、是非ご覧あれ

 

あらすじ

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舞台は人類文明が滅びた遠い未来を描いた作品、数億年に一度繰り返される全世界規模の大災厄の彼方。主人公は気は優しくて力持ちといった感じの泥労守(デロス)

 

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エロいのか恥を知らないのか興味がないのか泥労守の肩に股を開いて乗ったり、無垢なロボットのような機械的な話し方をする精霊 風炉芽(ブロメ)

キスなど彼女の水分からは超回復能力が得られます。無くなった部分の再生までできるという凄い液体ですが、多用すると彼女自身が縮んでいき、作中でも何度もこの能力を使ってしまい最後には赤ちゃんになってしまいます。

 

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彼らは、砂漠で騎甲虫民族という民族を探して歩いていたようで、自己紹介もそこそこに騎甲中民族集団と鉢合わせします。仮面ライダーにもみえますw

風炉芽(ブロメ)の指示で接触を計ろうとする泥労守(デロス)でしたが即座に捕獲されてしまいます。

 

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捕獲され、連れて行かれたのは彼らの巣でした。そこは虫と人が共存する世界で、そこに住んでいる人間もまた砂漠の環境になじむように変化した人類がいました。

彼らは亜人間(デミヒューマン)と呼ばれ、泥労守(デロス)たち人間は人族(ヒュー)と呼ばれ反対に亜人間(デミヒューマン)は亜人族(ミュー)と呼ばれています。

 

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そして、いつのまにやら話は切り替わり、闘技場のようなところへ泥労守(デロス)たちは連れていかれています。その間、二人には卵などいろいろなものが観客から投げ込まれます。上の画像は実際のコマですが、二枚目はグラップラ―刃牙の地下闘技場のコマです。

 

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すると泥労守(デロス)の前に明らかに闘技者と思わしき筋骨隆々の男 雄軍が現れます。実はこのあと巨人も出てくるんですが雄軍も超大型巨人にそっくりです。

 

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堅い外皮に覆われた体と高い身体能力を誇りその拳から繰り出されるパンチの威力は1トン前後という雄軍ですが、技術に関しては泥労守(デロス)の方が一枚上手でした。

単純なパワーで泥労守(デロス)にダメージを与える雄軍に対しプロレスらしき技で、雄軍に次々と致命傷となるダメージを与え続けついに勝利します。

泥労守(デロス)の堂々たる戦いぶりに亜人族からの人族の見方も変わります。

次に雄軍に連れて行かれたのは長老のいる豊穣神 発肥といういかにも農作物に恩恵を与えてくれそうな名前の巨人の肉片でした。芽慰痾(ガイア)があれば、その地が緑であふれるようになるようです。

 

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挨拶もそこそこに、帝国の巨人たちが聖地へ攻め込んできます。先ほどの泥労守(デロス)と雄軍との戦いとは比べ物にもならないスケールに戦いの規模切り替わり、雄軍はモブキャラとなってしまいます。

 

キャラクター一覧

巨人 轟羅(ゴウラ)

身長53m、硬度18の超鉱織覇鏤金(オリハルコン)の骨格を持った巨人、精霊 風炉芽となんらかの契約があるようで峰綸保主(オリンポス)の巨人を殲滅すること、峰綸保主(オリンポス)の先兵としての活動を停止させ本来の芽慰痾(ガイア)の肉片としての役割に戻すこと目的のようです。

 

烈修羅(レスラ)

相手の思いも力もすべて観客に見せ付けて、それを受け切るという現代でいうレスラー?

 

多位坦(タイタン)

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帝国が峰綸保主(オリンポス)より賜りし巨人

 

まとめ

泥労守(デロス)は、巨人に変身して少し前に知り合ったばかりの村の人たちのために巨人たちと戦います。

体中から煙を出し、オデコには風炉芽(ブロメ)がパイルダーオンして戦いぶりもロボットアニメさながらの大迫力に変わります。

雄軍のとの戦いと、巨人との戦いで、戦いの規模が大きくなったのがはっきりと読み取れるんですが、このあたりは流石の画力だなと感じました。

凄く小さく周りの人間をいれたり砂埃を上げたりすこしカメラを遠目で見ているようにコマを作ったりすることで大きさが読み手にもはっきりと分かります。

砂漠を緑化してしまうほどの恩恵をくれる芽慰痾(ガイア)以下の画像のように奪われます。

ベルセルクの世界では、主人公ガッツはどこか復讐に駆られた鬼というイメージがありますが、泥労守(デロス)は倒れた敵に情けをかけ、「見逃してやってくれ」と土下座するシーンまであることからベルセルクとはまた違った三浦先生のアプローチを見ることができます。

 

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タイトルにナンバリングがないことから、続刊はないものと思いますが、これからも続いていきそうな雰囲気があるギガントマキア、ベルセルクと同じくどうにも話が淡々と進んで行って次の瞬間、戦いが始まったり、急に切り替わることはどの漫画でもあるとおもうんですが、あまりにも多すぎて付いていけない感が凄かったですw

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