週刊少年ジャンプで大人気連載中の鬼滅の刃、家族を鬼に襲われた少年の鬼との戦いを描いた作品です。話題の鬼滅の刃ですが、竈門家がなぜ鬼に襲われたのか?など炭治郎が鬼狩りとなるに至った最初の部分から謎が残されています。
最初の日の呼吸の剣士、緑壱、竈門家、始まりの鬼、鬼舞辻無惨など、数百年続く鬼と人間の戦いに携わってきた人々が回想シーンで度々出てきては、伏線を増やしたり回収したりしていきます。
一話使って回想を描くことが少なくストーリーの本筋が少しずつ出してくるのでこの辺りも鬼滅の刃の魅力ではないかと思います。
ワニ先生は、以前から張ってあった伏線を上手に回収しており、ファンを感心させることもあるようなので、物語もクライマックスになった現在、どこらへんですべて回収されるのか注目ですね(^^♪
鬼舞辻無惨による竈門家襲撃の謎
鬼滅の刃 1巻より引用
まず最初に紹介する伏線は、1話目に出てくる竈門家の鬼による襲撃事件です。竈門家は代々炭焼き小屋を営んでおり、炭治郎によればそのことは家系図にも載っているそうです。
そして竈門家はどう見ても山岳地帯の田舎で、炭治郎が歩いて行ける距離に村があるのに、なぜ狙われたのか疑問でした。 しかも、この時禰豆子は鬼に変えられていますが、鱗滝さんによれば、「人間を鬼に変えられるのは鬼舞辻無惨だけ」と言われています。
竈門家を襲撃するだけだったら下っ端の鬼だけでも十分だったはずですが、なぜ?鬼舞辻無惨がわざわざ出向く必要があったのでしょうか?
無惨は、産屋敷邸の襲撃など重要な場面では自ら動いています。
初めは、漫画だから主人公宅が狙われるのも仕方ないが違和感があるなとは思っていましたが、徐々にしっかり拾われていきそうな気がしてくるのは次の炭治郎の夢の世界があったからです。
竈門家と緑壱の関係
鬼滅の刃 12巻より引用
作中ではたまに緑壱という始まりの呼吸の剣士が現れ、ストーリーの謎を徐々に解き明かしていってます。画像は炭治郎の夢の中で出てきた「炭吉」と「緑壱」の会話です。炭治郎そっくりな青年は緑壱から「炭吉」と呼ばれ「緑壱」は炭治郎と同じ耳飾りをしています。
確かにこの時は「炭焼き」として生計を立てていると「炭吉」から語られており、この後、日の呼吸が竈門家へ継承されるに至ったのかもしれません。
そう考えると、無惨の竈門家襲撃は意図的なものだったのかもしれません。
炭治郎や母親の目は赤い
鬼滅の刃 85話より引用
次に紹介する伏線は、85話で炭治郎の母である葵枝(きえ)が歌った子守唄です。
この時、炭治郎は上弦の鬼である堕姫と戦っています。覚醒した炭治郎ですがその力も及ばず怒りに震えた禰豆子は更に鬼化してしまいます。
理性を失くしてしまった禰豆子に、音柱の天元が、「子守歌でも歌ってやれ」と炭治郎に進言したことでこの回想シーンが入ります。このシーンによれば禰豆子は炭治郎の目が赤いと言っています。
しかしアニメ版を見てみると竈門家は全員が赤い目をしているようにも見えます。
「小さい時に母さまが赤い木の実を食べたゆえ、そーれでお目々が赤うござる」
このシーンはなにかの伏線になっているかもしれません。
炭治郎の日輪刀について
炭治郎の刀は色変わりの際
黒く染まりました刀が黒く染まる剣士は出世しないと言われているようでその中で柱に
なった者はいないそうです黒ということから適正な呼吸がわかりにくく一つの呼吸を極めることが困難なことから才能がないと判断されやすいのでしょう
現に炭治郎は最初に水の呼吸を習得するものの、それを極めることはできませんでした
ヒノカミ神楽も極めているかと言われるとまだ微妙なところです。黒刀といえば緑壱の刀も
漆黒でこれが丹次郎と何か関係のある部分なのか
ここも現在まだ不明です黒い刀を赤くすることで火の呼吸を極めることができる
炭治郎もそのうち…。炭治郎と緑壱、黒刀には一体どんな意味が、ここも謎です。
オッドアイの伊黒の目
鬼殺隊、蛇柱である伊黒は目がオッドアイで、片方の目は鬼によく似ています。
一枚目のオッドアイが伊黒で二枚目が鬼です。
伊黒と青い彼岸花

青い彼岸花の謎
青い彼岸花は無惨を鬼に変えた(治療した)医師が残した書物に書かれていた太陽を克服する為に必要な植物です。薬の名前や物や人ではないかという可能性もありますが、太陽を克服した禰豆子ではないかともいわれています。
しかし作中では度々、彼岸花が描かれているシーンがありこれもなにかの伏線では?とおもえてなりません。これまで彼岸花が登場したシーンは以下の3シーンです。
- 第39話「走馬燈の中」の回で炭治郎の走馬灯
- 第146話「誇り」の回で善逸の三途の河原でのじいちゃんとの会話
- 第163話「心あふれる」
鬼滅の刃 39話より引用
作中では十二鬼月下弦の伍・累との戦いで炭治郎が死にかけた時にみた走馬灯の中に彼岸花が写っています。これは炭治郎の記憶の中なのですでに炭治郎は青い彼岸花を見ているのではないかと推測できます。
鬼滅の刃 146話より引用
生死の境を彷徨う善逸は、夢の中で三途の川のような川を挟んで大好きな師匠と再会しました。善逸は川を渡って師匠の元に駆け寄ろうとしましたが、足元にある植物が足に絡みつきそれができませんでした。この足に絡みついた花はどうみても彼岸花です。

無惨を倒して終わりでない可能性
伏線とは呼べないですが、鬼舞辻無惨を倒したら終わりだと思われる鬼滅の刃、しかし大人の都合により引き延ばしもあるのではないかと言われています。
その可能性を示唆するのが海外の鬼の存在です。画像は読み切りで掲載されていたものらしいのですが、そもそも鬼滅の刃で、無惨は1000年以上前に医師の勧めで服用していた薬の力によって鬼の力(不老不死)得ています。この時、同じような鬼が各地で現れていてもなんら不思議はありません。
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