sanji-jiksongのウェブ小説『盗掘王』は、主人公剛力遼河が一度仲間に裏切られ命を落とし遺物の力で、15年前に記憶をそのままに転生、前世での知識を生かして自分を追い落とした大河原会長に復讐する作品で、日本では「ピッコマ」(カカオピッコマ)にて、2020年1月3日より連載されています。
盗掘王では、様々な遺物が登場し人間は、その遺物を駆使して戦います。
単純な殴り合いで強いキャラもいますが、殴り合いは全くできなくても遺物を使って戦うことで互角以上に戦えるキャラもいるなど、戦略、知略を駆使した戦いが魅力です。
そこで今回は盗掘王に登場している登場人物を強さランキングにしてみました。
評価のポイント
盗掘王では、遺物を使った頭脳バトルが中心ですが、強い遺物を持っているから必ず勝っているという事もないです。なので、遺物の使い方にも注目したいと思います。
例えば遼河が低級遺物を圧縮して爆発させたり、時には敵前逃亡したり、敵同士を同士討ちさせるなど単純に強い遺物を持っていたから強いという訳ではないからです。
遺物を扱う能力が明らかに劣っていても相手の格闘能力が低くて遺物を使えない状態にされてしまったら勝てなかったりという事も起きているので、持っている遺物、遺物の使い方、格闘能力を総合的に評価したいと思います。
強さランキング
ジャン・リチャード
©3B2S・Yuns・SAN.G./KADOKAWA
パンドラの中心人物、復元師である柳の絵の師匠でもあり、柳の画風を盗んで名声を得ていました。
嫉妬の墓の戦いでは、かなり中心部まで攻略したと公表しています。
ダウジング・マッケン
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パンドラの代理人で探知王
神クラスの遺物「ヘイムダル」の保有者、TKMBのチームの中に遼河が紛れ込んでいた際には、探知の力でTKMBの遺物使用者たちを一撃でダメージを与えています。
格闘面においては、荒縄からビンタされただけでダメージを受けているので一般人並みのようです。
遺物が攻撃向けでない点からもあまり強さランキングでは上位にいけそうにありません
大河原 尊
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大河原会長の息子で次男
遼河の家に押し入った際には、大河原会長の息子らしい支配力を見せつけますが遼河の神クラスの遺物を支配しようとし失敗しています。
ウェイド・ハルマン
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前世での異名は風聞王、あらゆるマスコミとメディアを思い通りに操れる
後に、ルイ・マーティンが同じ遺物を使った際に他人を操る能力を見せていたので使い方によっては戦闘用としても使えます。
なので、全く戦闘向きではない方よりは一段格上と評価できます。
そもそも、戦闘向けの遺物でなくてもメディアを思い通りに操れる能力はかなり強力
イブ・ロックフェラー
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プロメテウスの補佐として登場、長らくパンドラメンバーに指示を出すだけでしたが最後の方でようやく戦いに参加します。
パンドラ本部が攻撃を受けた際にマーリンの遺物を使ってドルイドの塔を出し、無敵の障壁を作りました。
絶対に標的を逃がさない槍グングニルから狙われた際には三度に渡り魂を他人に憑依させ逃げましたが、最後はネコのウ〇コに憑依してしまいました。
憑依や無敵の防壁は一見強そうですがパンドラ指揮時にも、常に遼河の後手後手に回りグングニルからも逃げるだけで戦った描写が全くないのであまり評価できません。
柳 孝太郎
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遼河の専属復元師、別名奴隷一号、過去の異名は詐欺王で現在はアホ王
戦闘能力は皆無で、遼河の主力遺物と共に嫉妬の墓に一人閉じ込められた際には逃げる事しか出来ず、遼河に戦闘用遺物を渡された際には「こんなの使ったこともない」と話すほどでした。
ところが、秘宝クラス「フェニックス」の遺物を手に入れてから一変、不死身の力を手に入れユリアンの雷の秘宝を使った三橋茉奈の攻撃すら耐えています。
クロエ・ロラン
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遺物反対論者「ノア」所属、前世では、遼河の発掘団の担当医でした。
飛行機内での戦いでは、遺物で強化されたTKBMの戦闘員と戦いになりますが圧倒的な強さを見せつけ格闘術のみで倒しています。
ユリアン・ミラー
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遺物と墓の弱点を見抜く遺物の持ち主、策略王
遼河が開催していたオークションに乱入した際には、荒縄で縛り上げられている為、戦闘能力は高くありませんでした。
後に、強大な雷を司る遺物インドラを従えていますが、遼河の策略によってまともに戦闘する前に浪費してしまい敗れています。
遼河が味方に引き入れた後にも、リスクでおかしな行動をとっていた遼河を抑えようとしますが返り討ちにあいました。
桃李 雪
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以前、遼河と同じTKBMで盗賊団に所属していたメンバー、人探しや遺物探知に長けており主に探索や偵察を担当していました。
亡霊キルダルを持っており、遼河が一時逃げ出すほどの強さでしたが、たまたま持っていた遺物の中にキルダルが苦手とする遺物があった為、簡単に荒縄で縛り上げられています。
キイラ・クラーク
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TSFOの中将、別名戦争王
セクメトの遺物の保有者、15年後には、戦争王の異名を持っており、ターゲットの位置さえ分かれば離れた場所からでも攻撃することが出来ます。
攻撃の威力は、対象の位置を焦土と化してしまうほどで、遼河をピンチに追いやりました。
アイリーンとの戦いでは敗れ、力を使いすぎたためリスクを被りイモムシと化しています。
ルイ・マーティン
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キイラの元配下、現詐欺王の称号を持っています。
100%本物の性能を引き出すことが出来る偽物を作り出す遺物「レオナルド・ダ・ヴィンチ」の使用者
本人の支配力も高く、空間を変化させたり、一度に複数の人や物を洗脳したりしています。
遼河が戦った際には遼河が使用した「へファイストスの遺物」で火炎を出し、一撃で仕留めています。
遺物の扱いでは天才的な能力を発揮していますが、体術面ではおじいちゃん化して腰痛を患っていた柳にすら押さえつけられているので一般小学生並み
ジョシュア
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パンドラの中心核のメンバー、依頼を受けて遼河を狙う、別名運命王
実際に未来を見せてくれる「デルフォイの遺物」、未来を操作することが出来る「ノストラダムスの諸世紀」の所有者
遼河と戦った際には、兵器攻撃を受けても立っており部下に自らの傷を擦り付けて復活、柳が使おうとした遺物を溶かすなど、「予言」の力を使い口頭で発言したことが現実になる遺物を使いました。
遼河の攻撃を躱すなど身体能力も高いので並みの遺物使用者では全く歯が立たないかと思います。
一見欠点のない遺物に見えますが、騒音を出す耳栓の遺物を使っていた遼河には予言の力が通用せず攻略されています。
大河原 竜次
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大河原会長の弟
複数のアサシンを出すことができるアサシンの遺物を持ち、アサシンを斬るたびに幻覚作用が強まり、攻撃を受けると遼河に手傷を負わせています。
最後は、支配力のぶつけ合いを遼河に挑み敗れはしたものの遼河も限界近くまで疲労していました。
しかしこの時遼河は手加減しており、アサシンとも剣術で戦わず遠隔系の遺物で最初から攻撃していればここまで追い込まれなかったと思われます。
その証拠にイリヤが横から攻撃した際には簡単に腕一本を持って行かれました。
マシュー・タイラー
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ヒトラーの遺物の保有者、「沈黙」の能力を使い遺物を使えなくするチート能力の持ち主で、少し使っただけで大量の兵士も生み出しています。
更に兵士だけでなく戦車まで生み出しており、領域内においては優れた遺物保有者ですら一般人対軍隊の戦いになってしまいます。
遼河にカラスの力を使われ遺物を飲み込まれて敗れました。
ダン(林 一海)
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前世での遼河の盗掘団の「狩人」として対人戦闘を担当していたメンバー
阿修羅の遺物を使う人間兵器級の実力者でしたが、現在では日本で精肉店を営んでいました。
遼河と出会い、再び遺物の使い方を覚えていきます。
阿弥陀魚と契約しパンドラの部下たちを一瞬で倒しています。
蜘蛛総帥の墓での戦いでもパンドラの邪魔が入らないように護衛を務めますがこの時、パンドラの精鋭と神クラスの遺物、ホルスとの戦いになります。
ホルスは三橋茉奈が蜘蛛総帥を従えていた時に互角で戦ったほどの強者ですがパンドラの精鋭+ホルスとの戦いで敵を足止めする役割を担いました。
イリヤ・ボルコフ
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かつての遼河の盗掘団のメンバー
「ソロモンのレメゲトン」の所有者で72柱の悪魔を呼び出すことが出来る反則級の遺物の保有者
遼河と対峙した際には「物理的にやり合うのは勝算がない」と判断し、遼河も「相変わらず弱いな」と告げています。
相手が遼河だったためこのような結果になりましたが、物理攻撃だけでも遼河の下位互換、模倣や飛行といった複数の遺物でこなす作業をなんでもできる便利な奴
更に、目を合わせるだけで記憶を思い通りに操作できることで遼河の記憶を操作しようとしました。
この時は、雪とユリアンに助けられて事なきを得ましたが1対1だったら遼河にすら勝てていたかもしれません
アイリーン・ホルトン
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金融財閥であるホルトン家の末娘、前世では破産王の名を冠していました。
寄生型の遺物「ミダスの遺物」の持ち主、他人を不幸にすることが出来、近くにいるだけであらゆる災いが降りかかります。
不幸が戦闘にどの程度使えるのか疑問に思えますが作中では念動力のような使われ方をしています。
不幸を意のままに操ることで、逃げようとした遼河が回したドアノブすら回せないという細かい芸当から爆裂攻撃、逆に黄金の力を解放すると大量の黄金を出したり出来ます。
遺物の力も強力ですが遺物の属性も寄生型ということで作中で登場するほとんどの遺物が奪われたりする可能性があるのに対し奪われることもない点も強力です。
更に、寄生型の遺物を封じられた際にも秘宝クラスにまでなった妲己を支配力で従えるなど支配力だけでも作中トップクラスです。
遼河が戦闘にわざわざ連れていくほどの力を持ちますが遼河の巧みな話術で完全に手中に収められている為、遼河には勝てないと判断しました。
三橋茉奈戦では、茉奈の総帥遺物にアイリーンの遺物が委縮して戦いを拒みますが支配力で収めて茉奈と戦っていますが二人とも気絶して戦いを終えています。
このことから総帥クラスの遺物とは互角レベルだと判断しました。
大河原 泰政
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TKBMの会長、神クラスの遺物を易々使い、転生前の遼河を奴隷のように扱っていました。
前世では征服王とまで呼ばれており、征服の遺物と不死の遺物の力を使い遼河、ユリアン、イリヤなどを相手取り善戦しますが最後はマモンの遺物の力によって戦闘不能にされてしまいます。
この時、マモンも全力を出して消耗しきっている為、大河原会長の実力も秘宝クラスと言えるでしょう。
頭部と胴体が分断され、胴体のみ遼河が手にしていますが、大河原会長の動けない胴体さえ処分できず
グングニルの槍で大河原会長にトドメを刺そうとします。
大河原会長の身に付けているアキレウスの鎧は弱点を移動させることが可能で遼河は、グングニルで弱点とされる踵を攻撃しますがそれでも踵を修復しており耐久力は作中トップクラスです。
三橋 茉奈
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中国発掘団のメンバー、前世での異名は貪欲王
他人に触れることで触れた人間と瓜二つに変身する変身遺物を持ち、桃李雪を簡単に墓に閉じ込めています。
更に、錯覚系遺物を使いより一層本物に近ずいて遼河に接近しますが遺物のオーラでバレています。
遼河と戦いになりオーラを発した際には強力すぎるオーラで遺物たちを委縮させ使い物にならなくして、遼河を追い込みました。
ホルス戦では、プロメテウスの部下、ホルスと戦いになりますが完全にホルスの方が格上でした。
そのせいで、封印していた蜘蛛総帥が出てきます。
プロメテウスと三橋茉奈を比較すると過去に休戦協定を結んでいる為、蜘蛛総帥とプロメテウスは互角ぐらいだと考えられますが三橋茉奈が完全に蜘蛛総帥を支配できているわけでもないので、三橋茉奈とプロメテウスではプロメテウスの方が格上かなと思います。
ロスチャイルド
©3B2S・Yuns・SAN.G./KADOKAWA
パンドラの理事会長、プロメテウスの遺物
主神クラスの武器を大量に奪い保持しています。三橋茉奈と同じく総帥の遺物の為、秘宝クラス以下の遺物では委縮して戦いにならない上、秘宝クラスを扱うダンとユリアンを同時に相手取り追い込みます。
剛力 遼河
©3B2S・Yuns・SAN.G./KADOKAWA
別名強奪王、前世で、作中より15年後の未来にいましたが、カラスの力で転生、過去の経験から得た遺物の知識と高い格闘能力を持っています。
先に強い遺物を所有していて攻略法にも詳しいため次々と遺物を回収して、どんどん強くなります。
作中では、序盤から唯一保有遺物数が50を超えると推測されています。
更に遺物にナンバリングを付けており359まで出ていますが、大河原会長の遺物倉庫から大量の遺物を盗み、傲慢の墓では警備していたTKMBのメンバーから100ほどの遺物を盗んでいます。
他のキャラが1つか2つの遺物で戦っているのに対し所有している遺物の数も桁違いです。
それだけでなく、転生後は、なにかアクションする度にスキルがレベルアップしたり攻撃を受けると受けた攻撃の属性への耐性がレベルアップしたりするチート能力の持ち主
その他の作品キャラをまとめて強さランキングしました!どの作品のキャラが最強なのか?是非ご覧ください
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