「謎」を食糧とする魔人と人間の女子高生が織りなす異色の探偵漫画『魔人探偵脳噛ネウロ』！
作中には、桁外れの力を持つ魔人ネウロや、人類から進化した「新しい血族」、そして個性的な犯罪者など、魅力あふれるキャラクターがたくさん登場しましたよね。
彼らの見せる超常的な能力や、人間離れした強さに僕たちはいつもドキドキさせられました。
そこで今回は、作中の描写や能力、戦績、そしてファンの皆さんの熱い考察も参考に、ネウロに登場するキャラクターたちの「強さ」を徹底比較！僕が独断と偏見で選んだ、最強キャラクターTOP20を発表しちゃいます！
さあ、どんなキャラクターがランクインするのか、一緒に見ていきましょう！
『魔人探偵脳噛ネウロ』強さランキングTOP20
第20位 等々力志津香
警視庁捜査一課の刑事で、笹塚衛士や石垣筍の後輩にあたります。期待の新人と呼ばれており、真面目で優秀な人物です。
格闘術や射撃能力に特化した描写は少ないですが、刑事としての捜査能力や現場での判断力は確かで、笛吹直大をサポートするなど組織の中で重要な役割を果たしました。
直接的な戦闘力では第19位の石垣筍の方が場数を踏んでいますが、組織内での連携や判断力といった総合的な意味での「強さ」では彼女も引けを取りません。
しかし、あくまで訓練された一般人の範疇であり、後述する特殊な能力を持つキャラクターたちには及びません。
第19位 石垣筍
等々力志津香の先輩刑事で、笹塚衛士とコンビを組んでいました。
学生時代は世渡り上手な面がありましたが、笹塚の死を経験し、等々力志津香と新たなコンビを組む中で刑事として大きく成長しました。
オタク気質で手先が器用という意外な一面も。直接的な身体能力や戦闘描写は等々力志津香より多く、刑事として現場で犯人と対峙し、時には武器も使用しています。
第20位の等々力志津香も優秀ですが、肉体的なタフさや修羅場を経験したという意味では石垣筍が上回ると言えるでしょう。しかし、ここから上の順位は特殊な能力を持つキャラクターが中心になってきます。
第18位 小柴達夫
スフィンクスを守っていた「撲殺願望」を持つ男です。
電子ドラッグに洗脳された人間たちと共に、鈍器を持ってネウロたちを襲いました。戦闘能力は鈍器を使う程度で、ネウロにあっさり返り討ちにされています。
第19位の石垣筍や第20位の等々力志津香といった訓練された刑事と比べても、突出した身体能力や技術があるわけではありません。
彼の強さは「撲殺願望」という異常な精神性から来る攻撃衝動にありますが、物理的な力としては低く、これより上の順位のキャラクターには遠く及びません。
第17位 鷲尾正勝
早乙女金融の社長代理で、常に集団の中心にいないと気が済まない性格の異常犯罪者です。
社長を殺害した後、ネウロに真相を暴かれそうになり発砲しましたが、ネウロには全く歯が立たず、心を打ち砕かれて奇声を上げながら逃走しました。
第18位の小柴達夫と同様に一般人の範疇ですが、銃を使用した点で小柴達夫よりは一時的な脅威度があったと言えます。
しかし、その精神はネウロによって容易に破壊されており、ここから上の順位のキャラクターたちのような特殊な能力や精神的な耐性はありません。
第16位 竹田敬太郎
捜査一課の刑事でしたが、その実態は人間の恐怖や悲しみに加工された表情を見ることに快楽を覚える異常者です。弥子の父親を殺害するなど、複数回の殺人を犯しています。
ネウロに「謎」を喰われた後は廃人となりました。
刑事としての基本的な能力はありますが、彼の強さはその異常な精神性と、刑事という立場を利用して犯罪を繰り返していた点にあります。物理的な戦闘力は高くありませんが、その精神的な歪みは第17位の鷲尾正勝の自己中心性よりもさらに深く、より猟奇的な犯罪を引き起こしました。
しかし、超常的な能力を持つキャラクターには太刀打ちできません。
第15位 デイビット・ライス
留学生で、自分を振った相手を毒ガスで殺害した犯罪者です。
親日家を装っていましたが、内心では日本の文化を見下していました。弥子に非難され、銃を発砲しましたがネウロにあっさり弾かれました。
後に魔界777ツ能力「生まない女王様（イビルバジャー）」に寄生され、納豆を食べ続けないと呼吸できない体になりました。
一般人でありながら銃器を使用しましたが、戦闘能力は低いです。
しかし、魔界の能力によって特異な体質に変えられた点は、第16位の竹田敬太郎や第17位の鷲尾正勝といった一般犯罪者とは異なる要素です。ここから上の順位には、一時的であれ身体能力を強化した人間が登場します。
第14位 アラン
ジェニュインによって大量の薬物を注入され、一時的に強大な力を手にしたキャラクターです。
ネウロとの戦闘であっさり敗れましたが、薬物による強化により、一時的な身体能力は第15位のデイビット・ライスといった一般人を上回っていたと考えられます。
最後は機密保持のために自爆しました。薬物によるドーピングは後述の至郎田正影にも見られますが、アランの方がより戦闘に特化した強化を受けていたと描写されています。
しかし、その力は持続せず、制御も不完全でした。
第13位 至郎田正影
フレンチレストランのオーナーシェフで、「成功を呼ぶ料理」と称して違法な薬物を料理に混ぜていました。
食の千年帝国を作るという野望を持ち、邪魔者を殺害しています。
ネウロに追い詰められた際には、究極の料理「ドーピングコンソメスープ」を自らに注射し、肉体を異常に強化しました。
この一時的な強化により、第14位のアランのような薬物強化を受けたキャラクターや、通常の人間を遥かに上回る身体能力を得ましたが、ネウロには全く通用しませんでした。強固な肉体を得ましたが、ネウロによって骨と皮だけにされています。
第12位 大塚輝希
家具デザイナーで、師匠を殺害し罪を着せようとしました。
自らを家具に変形させるという特異な能力を持ちます。最後は魔帝7ツ兵器「朽ちた世界樹（イビルツリー）」の下敷きになりました。
肉体を異形に変形させるという点で、第13位の至郎田正影のドーピング強化よりもさらに物理法則から外れた能力を持っていましたが、その強さはネウロの魔界の力には及ばず、倒されています。
ここから上の順位は、より恒常的に超常的な力を持つキャラクターや、人間でありながら極めて高い戦闘能力を持つ者が並びます。
第11位 筑紫候平
警視庁刑事部で、笛吹直大の理解者です。柔道でインターハイ出場経験があり、体格もよく、肉体的な能力は高いです。
極度のチョコレートアレルギーという弱点もありますが、新しい血族との戦闘にも積極的に参加するなど、刑事としての胆力もあります。
直接的な戦闘描写や超常的な能力はありませんが、その身体能力は第12位の大塚輝希の一時的な異形化を除けば、ここまでの人間キャラクターの中で最も高いレベルにあると言えるでしょう。
しかし、ここから上の順位のキャラクターは、戦闘のプロや特殊能力の使い手ばかりです。
第10位 吾代忍
元ヤ●ザのチンピラで、桂木弥子魔界探偵事務所の雑用係としてネウロたちに協力します。
血の気が多く喧嘩は相当強いです。ヴァイジャヤとの戦闘では、ネウロの指示と笹塚衛士との連携でヴァイジャヤを撃破するという功績を挙げました。
人間でありながら、新しい血族の五本指の一人を倒すという戦績は特筆すべきです。
第11位の筑紫候平の柔道経験者としての身体能力を上回る、実戦で培われた高い戦闘能力を持ちます。しかし、彼の強さはあくまで人間の範疇であり、単独で超常的な能力を持つ敵に立ち向かうのは困難です。
第9位 笹塚衛士
警視庁捜査一課の刑事で、低いテンションながら極めて高い実力を持つ人物です。
格闘や射撃に秀でており、新しい血族のサーシャを罠にかけるなど、その戦略眼も優れています。過去に家族をシックスに殺されており、その復讐のために単独でシックスに挑むほどの胆力も持ち合わせています。
人間でありながら、第10位の吾代忍を凌駕する戦闘能力と、五本指のヴァイジャヤや新しい血族のサーシャを相手に渡り合うほどの経験と戦術を持っています。
シックス配下のイレブンに重傷を負わされましたが、その実力は人間キャラクターの中でもトップクラスです。しかし、シックスのような絶対的な力を持つ存在には及びませんでした。
第8位 アヤ・エイジア
世界的な歌手で、歌声で脳を揺らすという特殊な能力を持ちます。
この能力はネウロが人間の進化の可能性に興味を持つきっかけとなるほど特異なものです。戦闘に直接用いる能力ではありませんが、人間の脳に直接干渉するという点で、第9位の笹塚衛士のような純粋な戦闘スキルとは異なるベクトルで強力です。
その能力のユニークさと影響力は、これまでの人間キャラクターの能力を凌駕しており、ネウロの関心を引くほどの存在でした。ただし、物理的な戦闘能力は高くありません。
第7位 蛭（大菅依）
怪盗Xの部下で、「溶解仮面」の異名を持ちます。
狐を模した仮面から溶解液を垂らし、自分をいじめた相手を殺害していました。怪盗XにHALⅡの能力をコピーされたことで電子ドラッグ中毒になり、ネウロを誘い出すために事件を起こしました。
溶解液という直接的な殺傷能力を持つ点で、第8位のアヤ・エイジアの脳への干渉能力よりも戦闘向きと言えます。ネウロには魔界能力を使われずに倒されましたが、その特異な攻撃手段は脅威でした。
第6位 ジェニュイン
「新しい血族」の「五本指」のリーダーで、「魔女」と呼ばれる一族の末裔です。
場の空気を支配する能力に長けていました。
単体の戦闘能力は低いとされていますが、その場の人間を心理的に支配し、パニックや同士討ちを誘発するなど、集団戦においては極めて危険な能力を発揮しました。
第7位の蛭のような直接的な攻撃能力はありませんが、心理的な干渉によってより広範囲に影響を与えられる点で上回ります。ネウロに能力を奪われましたが、驚異的な精神力で抗いました。
第5位 ヴァイジャヤ
「新しい血族」の「五本指」の一人で、「薬使い」です。
人間を体内から溶かす毒薬や、胃に寄生させた植物を活性化させる能力を持ちます。吾代忍に重傷を負わせるなど、直接的な戦闘力と殺傷能力は高いです。
第6位のジェニュインが集団の心理操作を得意とするのに対し、ヴァイジャヤは個人や小集団に対する直接的な攻撃や暗殺を得意とします。
毒薬という相手の耐久力を無視しうる攻撃手段を持つ点でジェニュインより危険と言えるでしょう。しかし、ネウロと吾代の連携によって敗北し、脳を破壊して力尽きました。
第4位 DR
「新しい血族」の「五本指」の一人で、「水使い」です。
水を意のままに操る能力を持ち、東京の河川の堤防を崩壊させ、街を濁流に呑み込ませるという大規模なテロを引き起こしました。
その破壊規模は、第5位のヴァイジャヤの毒薬や植物操作を遥かに凌駕します。
集団に対して壊滅的な被害をもたらす能力を持つ点で、五本指の中でも最も広範囲に影響を与えうる力を持っています。
ネウロの魔界777ツ能力「激痛の翼（イビルトーチャラー）」によって深手を負い、葛西善二郎に焼かれて炭になりましたが、そのテロリストとしての実行力は五本指随一でした。
第3位 怪盗X／イレブン
世界の裏で暗躍する「怪盗X」としての姿、そしてシックスによって改造された「イレブン」としての姿を含めて評価します。
怪盗Xは、細胞を変化させて他人に成りすまし、人間を一撃で潰せる怪力と不死とも見紛う体力を持ち、電子ドラッグを放つ能力も獲得しました。
イレブンとしては、さらに完璧な擬態能力と戦闘力を持ち、笹塚衛士に重傷を負わせ、ネウロを追い詰めるほどの力を見せました。
第4位のDRが大規模な災害を引き起こす力を持つ一方、X/イレブンは個体としての戦闘能力、擬態能力、そして異常なタフさにおいてDRを上回ります。
シックスに造られた存在ですが、弥子との交流を通じて自我を取り戻し、シックスに反逆するほどの精神的な強さも見せました。しかし、最終的にシックスには及ばず、命を落としました。
第2位 シックス
世界最大の兵器メーカー会長であり、「新しい血族」の最先端に立つ「絶対悪」です。
約7000年にわたる悪意の定向進化の果てに生まれた、人類とは根本的に異なる新種です。
肉体そのものが合金と強化細胞の結合体であり、強固な肉体強度、五本指全員の能力を一部使用できる力、強烈なプレッシャー、そして相手の弱点を的確に突く戦術の天才です。
ネウロに「フルパワーの我が輩でも手こずる相手」と評されました。
第3位の怪盗X/イレブンを創造し、圧倒する存在であり、物理的な力や戦略、そして悪意の深さにおいて彼を遥かに凌駕します。
彼こそが物語の最終的な敵であり、その強さは魔人ネウロに匹敵、あるいはそれを凌駕する場面もありました。
しかし、最後の最後でネウロの計算と魔帝7ツ兵器「二次元の刃（イビルメタル）」によって敗れ、屈辱的な最期を遂げました。
第1位 脳噛ネウロ
魔界から地上に来た突然変異種の魔人であり、物語の主人公です。「謎」を食料とし、人間界では弱体化するものの、本来の肉体は1億度の業火や核弾頭にも耐えうる強度、瞬時の再生能力、そして魔界777ツ能力や魔帝7ツ兵器といった桁外れの力を持っています。
人間界到来時の万全な状態であれば、作中に登場するいかなるキャラクターをも凌駕する絶対的な強さを誇ります。
第2位のシックスはネウロに匹敵するほどの強者でしたが、魔帝7ツ兵器「二次元の刃」といったネウロの持つ最強の能力の前には敗れました。
また、ネウロはシックスのような純粋な悪意だけでなく、人間たちの生み出す「謎」という知性の輝きにも価値を見出し、彼らの可能性を尊重する点でシックスとは異なります。
最終的には弱体化しながらもシックスを打ち破り、人類の「謎」を生み出す畑を守り抜いた、まさに最強のキャラクターと言えるでしょう。
『魔人探偵脳噛ネウロ』強さ議論は尽きない！あなたにとっての最強は？
『魔人探偵脳噛ネウロ』の強さランキング、いかがでしたか？
魔人や「新しい血族」といった超常的な存在から、人間でありながら驚異的な強さを見せたキャラクターまで、作中には本当に個性的な強者たちがたくさんいましたよね。
HALやシックス、そしてネウロの異なる形態での強さ比較や、人間キャラクターたちの「強さ」をどう評価するかは、ファンの間でも意見が分かれる熱い議論のポイントです。
今回選んだトップ20は、あくまで僕が作中の描写や能力、戦績などを総合的に判断したものですが、皆さんの中でのランキングはまた違うかもしれません。
ぜひ、あなたにとっての「最強」キャラクターや、このランキングに対する意見を教えてもらえると嬉しいです。ネウロの「謎」のように、「強さ」の定義もまた奥深いですね！
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