【ドラゴンボール】イケメンなのにオカマ!? ブルー将軍の意外な素顔、強さ、そして声優はピッコロと同じ?を徹底解説!

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【ドラゴンボール】イケメンなのにオカマ!? ブルー将軍の意外な素顔、強さ、そして声優はピッコロと同じ?を徹底解説!

 

『ドラゴンボール』の初期の物語で、孫悟空たちの前に立ちはだかった悪の組織、レッドリボン軍! その個性豊かな幹部たちの中でも、特に強烈な印象を残したのが、金髪碧眼のイケメン戦士、ブルー将軍です!

キザな言動とオカマ口調で話すブルー将軍ですが、その実力はレッドリボン軍最強クラス! 超能力を駆使して悟空たちを何度も追い詰めました。

そして、ファンからは「声優がピッコロと同じ古川登志夫さんなのでは?」という噂も。今回は、そんな謎多きブルー将軍のプロフィール、その強さや超能力、忘れられない名言、意外な最期、そして気になる声優について、徹底的に解説しちゃいますッ!

 

レッドリボン軍の実力者! ブルー将軍とは? プロフィールと意外な素顔

まずは、レッドリボン軍の将軍、ブルーの基本的な情報を見ていきましょう!

ブルー将軍は、世界征服を企む悪の組織・レッドリボン軍において、ブルー中隊を率いる司令官です。年齢は28歳で、身長181センチ、体重69キロという引き締まった体型。金髪に青い瞳を持つ端正な顔立ちで、ブルマでさえ初対面時には見とれるほどのイケメンです!

しかし、その外見とは裏腹に、話し方はキザなオカマ口調。実際に男性を恋愛対象としており、男性に対してデレデレするような仕草を見せることも。一方、女性は苦手のようで、ブルマが彼に近づいた際には露骨に嫌悪感を示しました。趣味はカラオケという、意外な一面も。

ブルー将軍の性格は、目的のためなら手段を選ばない冷酷さや、部下を簡単に処刑するサディスト的な一面、そして鏡に映る自分の姿にうっとりするナルシスト的な一面も持ち合わせています。特に有名なのが、極度の潔癖症であること!

部下が鼻クソをほじっただけで激昂し、その部下を処刑させ、座っていた椅子を消毒させるほどの徹底ぶりを見せました。また、「オカマ」と言われることは嫌いますが、「卑怯者」と呼ばれることはむしろ喜ぶという、独特な感性の持ち主です。

戦闘においては、鍛え抜かれた肉体による肉弾戦に加え、強力な超能力を駆使します。人造人間を除けば、レッドリボン軍の中では実質的に最強の実力者であり、他の幹部よりも多くの戦闘シーンが描かれ、孫悟空を3度にわたって追い詰めるなど、その強さを見せつけました。

テレビアニメ版では、劇場版『最強への道』でも、リメイクされたレッドリボン軍の一員として登場しています(声優は異なります)。

 

ブルー将軍の強さ・戦闘力と恐るべき超能力!

レッドリボン軍最強と言われるブルー将軍は、どれほどの強さを持っていたのでしょうか? スカウターが登場する前の時代のため正確な数値は不明ですが、作中の描写からその実力を考察できます。

悟空がブルー将軍と戦っていた頃の戦闘力は100程度と推測されますが、肉弾戦においてはブルー将軍は悟空に押される場面もありました。このことから、単純な肉弾戦能力だけ見れば、当時の悟空よりも少し下(80程度?)だったと考えられます。

しかし、ブルー将軍最大の武器は、その恐るべき超能力です!

 

  • 金縛りの術: 相手の動きを完全に封じ込める超能力。孫悟空やクリリンといった実力者でさえ、自力で解除することが困難なほど強力でした。

 

  • テレキネシス(念動力): 物体を自由に操る能力。縄を自在に操って相手を縛り上げたり、重いものを持ち上げたりしました。これも悟空が自力で縄をほどくことができないほど強力で、ブルー将軍はこの超能力を駆使することで、格上の悟空相手にも互角近い戦いを展開しました。

肉弾戦だけでは悟空に劣っても、これらの超能力を組み合わせることで、悟空を何度も窮地に追い込みました。カメハウスに侵入した際には、武道の達人である亀仙人ですら彼の気配を完全に察知できず、「恐ろしい奴」と評したほど、その能力は読者にインパクトを与えました。

 

オカマ口調でもかっこいい!? ブルー将軍の名言・名セリフ集

ブルー将軍のキャラクター性を決定づけているのが、その独特な話し方と、自信家でナルシストな彼らしい名言の数々です! シリアスなシーンでもオカマ口調は崩さず、そこが彼の魅力でもあります。

 

  • 「いいかげんにしてよ!! まだ発見できないの!? レッド総帥はご立腹よ!!」:ブルー将軍が初登場した時のセリフ。部下になかなかドラゴンボールが見つけられないことに怒りながら、レッド総帥の名前を引き合いに出すことで、彼がオネエキャラであることを読者に強烈に印象付けました。本当に怒っているのは自分自身なのですが…。

 

  • 「んも~いやね~…清潔なお水かしら……… 海水はお肌にもよくないし… しょうがないわね」:悟空を追って海の底の洞窟に入ろうとする際、思わず漏らした一言。任務遂行よりも水の清潔さやお肌への影響を気にする、極度の潔癖症でナルシストな彼らしいユニークなセリフです。緊迫した場面でのこのギャグのようなセリフが、読者の笑いを誘いました。

 

  • 「ほっほっほ………… おまえが世界一ならわたしは宇宙一の殺し屋だわ!」:レッドリボン軍が雇った世界一の殺し屋・桃白白と対決することになった際に言い放ったセリフ。桃白白を相手にしてもなお、自身の実力に絶対的な自信を見せるナルシストな一言です。オカマ口調でありながら、強敵を前にしても動じない将軍としてのかっこよさも感じさせる名言として、ファンの間で語られます。

これらの名言は、シリアスなレッドリボン軍編という物語の中で、ブルー将軍というキャラクターに深みとユーモアを与え、読者の記憶に強く刻まれました。

 

ピッコロと同じ声優は本当? ブルー将軍に命を吹き込んだ声優たち

ブルー将軍の魅力的なキャラクターを語る上で欠かせないのが、アニメでの声優の演技です。ファンからは、ブルー将軍の声優が、後に悟空の相棒となるピッコロの声優・古川登志夫氏と同じなのではないか、という噂が囁かれました。その真相は…?

はい、ブルー将軍の声優は、ピッコロの声優と同じ、古川登志夫氏です! これは事実です。

古川登志夫氏は日本の声優界を代表するベテランであり、『うる星やつら』の主人公・諸星あたる役や、『機動戦士Ζガンダム』のパプテマス・シロッコ役、『ONE PIECE』のポートガス・D・エース役など、シリアスからコミカルまで、幅広い役柄を演じ分けることで知られています。

『ドラゴンボール』シリーズでは、ブルー将軍が古川氏が最初に担当したキャラクターであり、その後、ピッコロ役も務めることになります。

ブルー将軍のキザでオカマ口調の演技と、ピッコロの低く重厚なシリアスな演技は全く異なりますが、古川氏の見事な演じ分けによって、どちらのキャラクターも強烈な個性を放っています。

古川氏自身、ピッコロの低い声を出すために、自身の最低音よりもさらに低い声を要求され、息を吐いて表現した、といったエピソードや、戦闘シーンでのアドリブ掛け声に苦労したといったエピソードを語っています。

また、古川氏の代表作の一つである『うる星やつら』の諸星あたる役については、かつて演技に低迷期があり、降板依頼が多数寄せられたものの、原作者の高橋留美子氏の絶賛によって降板が取り消されたという、有名なエピソードも存在します。

なお、劇場版第17作目『ドラゴンボール 最強への道』でリメイクされたブルー将軍の声優は、テレビアニメ版とは異なり島田敏氏が担当しています。

島田氏もまた、少年役から老人役まで幅広い役柄を演じるベテランであり、『ちびまる子ちゃん』のさくら友蔵(青野武氏の後任)や、『ドラゴンボール』劇場版のブロリー役としても知られています。

青野武氏が病気療養された後、多くの役を引き継いでおり、ブルー将軍役もその一つでした。

このように、二人の実力派声優がブルー将軍に声を吹き込むことで、彼のキャラクターはアニメでも強い存在感を放ちました。

 

アラレちゃん、スッパイマンも登場!? 地球での珍道中と衝撃の最期!

ブルー将軍の地球での活躍は、シリアスな戦闘だけでなく、意外なキャラクターたちとのユニークな交流も描かれ、読者に強い印象を残しました。そして、彼の最期は…?

 

アラレちゃんとの戦い

ドラゴンボールを探し求めていたブルー将軍は、ドラゴンレーダーの修理のために「Dr.スランプ」の舞台であるペンギン村に立ち寄った孫悟空たちと遭遇!

飛行機を手に入れるため、アラレちゃんを人質に取ろうとしますが、則巻千兵衛に仕向けられたアラレちゃんとの「プロレスごっこ」になってしまいます。

アラレちゃんの規格外の強さ(軽いパンチで地球を割れる、ギャグ漫画補正)の前には、ブルー将軍の超能力も全く通用せず、強烈なキックと頭突きを食らって遥か彼方へ吹っ飛ばされてしまいました。

これは、後に『ドラゴンボール超』でベジータがアラレちゃんと戦った時も同様の結果に終わったほどで、ギャグ漫画キャラクターのデタラメな強さを前に、シリアス路線の強敵が文字通り「かませ犬」となるユニークなシーンです。

 

スッパマンとの遭遇

アラレちゃんに吹っ飛ばされた後、レッドリボン軍本部に戻る手段を探していたブルー将軍は、ペンギン村のヒーロー(?)スッパマンと遭遇。梅干しを食べて変身するスッパマンの少し強気な態度に対し、ブルー将軍は呆れ気味。

力を見せつけるために電話ボックスを破壊した後、飛行機カプセルを要求しますが、スッパマンはそれを知らず、代わりに則巻千兵衛の家を教え、自分の車まで差し出して見送るという、これまたコミカルなやり取りが描かれました。

スッパマンは普通の人間なので、ブルー将軍が圧倒的に強いのは明らかでした。

 

桃白白との対決と衝撃の最期

アラレちゃんにやられつつも、どうにかレッドリボン軍本部へ帰還したブルー将軍。しかし、レッド総帥はすでに悟空抹殺のため、世界一の殺し屋桃白白を雇っていました。

失敗したブルー将軍は処刑対象となりますが、レッド総帥は最後のチャンスとして桃白白との戦いを命じます。

自信満々のブルー将軍と、それをさらに上回る余裕を見せる桃白白。「ベロだけで殺してみせる」と豪語する桃白白に対し、ブルー将軍は超能力と肉弾戦で挑みますが、攻撃は全く当たらず、桃白白の凄まじいスピードについていけません。

そして、桃白白が繰り出したのは、なんと自身の舌! 高速で突き出された舌がブルー将軍のこめかみを貫き、彼はそのまま死亡しました。

レッドリボン軍最強であったブルー将軍が、桃白白の強さを読者に知らしめるための「かませ犬」となってしまうという、衝撃的な最期でした。

このあまりにもあっけない倒され方には、ブルー将軍の実力を買っていたレッド総帥やブラック参謀も驚愕しました。彼の死は、物語の強さのインフレがこの頃から少しずつ始まっていたことを示す一幕でもあります。

 

ファンからの評価は? 「かっこいい」「面白い」の声多数!

ブルー将軍は、登場期間はそれほど長くありませんでしたが、その強烈なキャラクター性で多くのファンに愛されています! ネット上には、彼に関する様々な感想や評価が見られます。

「イケメンで身体も良いし、将軍という地位もあるのに、あの性格…ギャップが面白い!」「オカマなのに潔癖症で、任務中にお肌を気にするのがツボ」「オボッチャマンに一目惚れするなんて…タイプがまさかすぎて笑った」といった、彼のユニークな言動や意外な一面に関する感想が多く、シリアスな展開の中にコミカルさをもたらした存在として評価されています。二枚目な外見と三枚目な言動を兼ね備えた、稀有なハイブリッドキャラと言えるでしょう。

一方で、「かっこいい戦闘シーンが好き」「オカマ口調でも自信満々なところがかっこいい」「あのイケメンで強くて…恋しそうになった」といった、彼のイケメンぶりや強さ、将軍としての威厳を評価する声も多く、男性ファンだけでなく女性ファンからも支持されています。性格に難ありな点も含めて魅力だと感じるファンも少なくありません。

アラレちゃんやスッパイマンとの絡みで多くの読者を笑わせ、桃白白との対決で衝撃を与えたブルー将軍。短命ながらも、その個性と存在感は多くのファンの記憶に残り、「また見てみたい」という声も聞かれます。

 

まとめ:ギャップと魅力に溢れるレッドリボン軍の将軍!

この記事では、『ドラゴンボール』初期の物語に登場した、レッドリボン軍のブルー将軍について、そのプロフィール、イケメンながらオカマ口調という意外な素顔、恐るべき超能力を含む強さ、印象的な名言、ペンギン村での珍道中や桃白白との対決による最期、そして気になる声優について詳しく解説しました。

ブルー将軍は、レッドリボン軍最強クラスの実力を持ち、金縛りやテレキネシスといった超能力で孫悟空を苦しめました。しかし、極度の潔癖症であったり、オカマ口調であったり、アラレちゃんに吹っ飛ばされたりと、シリアスさとコミカルさが入り混じった、非常にユニークなキャラクターでした。

声優は、多くのファンが噂していた通り、ピッコロ役でも有名な古川登志夫氏が主に担当しており、その見事な演じ分けがキャラクターの魅力を高めました。劇場版『最強への道』では島田敏氏も担当しています。

桃白白によってあっけなく倒されたものの、その強烈な個性とギャップ、そして名言や名シーンの数々は、短命ながらもファンの記憶に強く刻まれています。ブルー将軍は、初期の『ドラゴンボール』を彩った、忘れられない魅力的な悪役の一人と言えるでしょう。

 

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