
ドラゴンボール初期、ブルマと旅をしていた少年悟空の前に立ちはだかった強敵、覚えてますか?
レッドリボン軍が雇った「世界一の殺し屋」、桃白白(タオパイパイ)です!
あの「どどん波」や、独特すぎる柱に乗って飛ぶ姿は、強烈なインパクトを残しましたよね!
じつは彼の戦闘力や、ブルー将軍とのまさかの対決シーン、そしてその「最後」まで、ヤバすぎるエピソード満載なんです!
今回は、ドラゴンボール初期を盛り上げた「世界一の殺し屋」桃白白を徹底的に解説しちゃいます!
世界一の殺し屋なのに… 桃白白って誰? 驚きの経歴!
桃白白(タオパイパイ)は、悟空の師匠である亀仙人のライバル、鶴仙人の弟です。
レッドリボン軍が、ドラゴンボールを奪う邪魔をする悟空たちを排除するために雇いました。
彼のプロフィールが、色々とおかしいとファンの間で話題になることがあります(笑)。
まず、初登場時の年齢がなんと「291歳」! 鶴仙人も相当な高齢ですが、弟の桃白白も人間離れした歳です。
そして、さらに驚きなのが、彼が「殺し屋」になったのは271歳の頃だということ。
それまでの約270年間、何をしていたのかというと…なんと「普通のサラリーマン」だったらしいんです!
サラリーマンを辞めて、兄の鶴仙人に弟子入りし、たった20年で「世界一の殺し屋」になったという、凄まじい経歴の持ち主です。
人間離れした身体能力と、鶴仙流で鍛え抜かれた武術の腕で、悟空たちを追い詰めます。
物語の途中では、負傷した体をサイボーグ化して再登場もしました。
戦闘力はどのくらい? 桁違いの強さ&必殺技「どどん波」!
「世界一の殺し屋」桃白白、その戦闘力はどれくらいだったのでしょうか?
当時の悟空を圧倒! 桁違いの戦闘力!
具体的な戦闘力は作品中に明記されていませんが、様々な描写から推測することができます。
初登場時の孫悟空の戦闘力が10程度と言われる中で、桃白白は悟空を圧倒しました。
サイボーグ化して再登場した際の戦闘力は、カードダスで「210」と表記されていましたが、これは原作漫画の描写と比べると少し低いのではないか、とも言われています。
もし初登場時の桃白白の戦闘力が100前後だったと仮定しても、当時の一般人の戦闘力が10以下と言われる中で、その強さはまさに桁違い!
291歳という高齢でありながら、武術の天才であることが分かります。
初期の悟空が、彼に勝つためにカリン塔に登って修行しなければならなかったことからも、その圧倒的な強さが伺えます。
鶴仙流の必殺技「どどん波」!
桃白白の代名詞ともいえる必殺技が、「どどん波」です!
指先に気を集中させ、ビームのように放つ技で、かめはめ波と並ぶ初期の代表的な気功波技でした。
これは、亀仙流のかめはめ波と同様に、鶴仙流の達人が使う技であり、後に天津飯や餃子といった鶴仙流の武道家たちも使用しました。
「どどん波」というユニークな技名も、一度聞いたら忘れられませんよね!
鶴仙流は殺人術!? 刀術や独特すぎる飛行方法!
鶴仙流は、亀仙流が武術を「道」として捉えるのに対し、「殺人術」としての側面が強い流派です。
そのため、桃白白は青龍刀を使った刀術も見せています。
…が、パワーアップした悟空にあっさり刀を折られてしまいました。
よく考えると、彼は「舌」だけで人間を殺せるほどの身体能力を持っているので、もしかしたら無理に武器を使う必要はなかったのかもしれません(笑)。
そして、桃白白を語る上で外せないのが、その「飛行方法」です!
彼は舞空術を使わず、折った柱を投げて、それに乗って空を飛ぶんです!
この時の速度はジェット機以上と言われており、ドラゴンボールの中でも特にシュールで印象的な名シーンとして語り継がれています。
一部のファンの間では、彼も舞空術を使えたけれど、体力の消耗が激しい舞空術を避けて、体力を温存するために柱で移動したのではないか、という考察も囁かれています。
まさかの「舌」!? ブルー将軍との対決&悟空を倒したあの名シーン!
桃白白は、味方であるはずのレッドリボン軍の幹部をも手にかける、非情な殺し屋でした。
その犠牲者となったのが、イケメンだけど潔癖症で、こちらも印象的なキャラクターだったブルー将軍です。
衝撃! ブルー将軍を「舌」で倒した!?
ブルー将軍は、悟空からドラゴンボールを奪う任務に失敗し、レッド総帥から処刑を言い渡されます。
その処刑人として現れたのが、桃白白でした。
「世界一の殺し屋」の実力を見せつけろと言われた桃白白は、なんと舌を伸ばし、ブルー将軍のこめかみを貫いて殺害しました!
この「舌で人間を殺す」という描写は、多くの読者にトラウマレベルの衝撃を与えました。
桃白白の非情さと、人間離れした身体能力をまざまざと見せつけた名シーンです。

少年悟空を一度倒した数少ない敵!
桃白白は、なんと一度、当時の孫悟空を倒しています!
どどん波を直撃させ、悟空を戦闘不能に陥れました。
この時、悟空が胸に入れていたドラゴンボールのおかげで命拾いしましたが、純粋な力で少年悟空を倒した敵は、物語の中でも非常に数少ないです。
その後の再戦では、カリン塔での修行でパワーアップした悟空に圧倒されます。
桃白白は最後に、悟空に投げた手榴弾を蹴り返され、自分自身の手榴弾で吹き飛ばされて戦闘不能となりました。
このエピソードは、「サイヤ人は死にかけるとパワーアップする(仙豆で回復するとさらに)」という、後の重要な設定につながる伏線だったのではないか、とも言われています。
【衝撃】あの飛行方法&最後の真相は?
少年悟空に敗れた後、桃白白は死んだと思われていました。
しかし、体をサイボーグ化して「サイボーグ桃白白」として再登場します!
天下一武道会で、弟子の天津飯と餃子の様子を見に来た兄の鶴仙人と共に現れ、天津飯に勝負を挑みました。
パワーアップした「スーパーどどん波」で天津飯を殺そうとしますが、あっさり避けられてしまい、逆に天津飯の一撃であえなく気絶してしまいます。
この時、天津飯は武道家としての誇りを捨てた桃白白を軽蔑し、「二度と我々の前に現れないでください」と言い放ちました。
サイボーグ化して強さを誇っていた桃白白が、あっという間に敗れ、かつての弟子の天津飯に「クズ」呼ばわりされてしまう…ファンにとっては、なんとも言えない「かませ犬」的な最後でした。
ただし、この時も彼は「気絶」しただけで、戦いでは死亡していません。
その後は作中に登場しないため、その後の消息は不明です。
もしかしたら、どこかでひっそりと生きているのかもしれませんね!
「中の人」はあのレジェンド声優だった!
桃白白の声も、非常に特徴的で印象に残っています。
アニメ版『ドラゴンボール』では、なんと2人の大御所声優さんが桃白白の声を担当しました。
初代:大塚周夫さん
テレビアニメ『ドラゴンボール』で初代の桃白白の声を担当したのは、声優の大塚周夫(おおつか ちかお)さんです。
残念ながら2015年に亡くなられていますが、『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男、『ルパン三世』の石川五ェ門(初代)、そして息子さんは声優の大塚明夫さん、という日本の声優界のレジェンド中のレジェンドです。
あの独特な声での「どどん波ーっ!」は、耳に焼き付いています。
2代目:岸野幸正さん
テレビアニメ『ドラゴンボールZ』以降で、サイボーグ桃白白の声を担当したのは、声優の岸野幸正(きしの ゆきまさ)さんです。
『ワンピース』のセンゴク、『戦国無双』シリーズの武田信玄など、渋い役柄を多く演じている方です。
初代の大塚周夫さんから引き継ぎ、サイボーグ化してパワーアップした桃白白を演じました。
ファンからの反応は?「かっこいい」「クズ」!?
桃白白は、ドラゴンボール初期を語る上で欠かせない人気キャラクターです。
ネットではどんな反応があるのでしょうか?
「桃白白はかっこいい!」
「桃白白、めっちゃ魅力!」「かっこいい!」など、やはり「世界一の殺し屋」としての圧倒的な強さや存在感に魅了されたファンは多いようです。
「クズだけど嫌いになれない」
ブルー将軍を舌で殺したり、手榴弾を使ったり…と、武道家らしからぬ非道な手段も辞さない彼に対して、「クズ」「外道」といった声もあります。
でも、その突き抜けた悪党ぶりやユニークさから、「嫌いになれない」「逆に好き」というファンも多いのが桃白白の魅力です。
「名シーンが多い!」
「舌でブルー将軍を倒す」「柱に乗って飛ぶ」といった、桃白白が登場するシーンはインパクト抜群!
「桃白白さんは名シーンが多い」と語り継がれています。
もし今後、ドラゴンボール超などで再登場したら面白いのに! という期待の声も見られます。
まとめ:衝撃と爆笑を呼んだ「世界一の殺し屋」!
ドラゴンボール初期、少年悟空の前に立ちはだかった「世界一の殺し屋」桃白白(タオパイパイ)。
元サラリーマンで291歳というユニークすぎるプロフィールを持ち、戦闘力1万超えという当時の桁違いの強さで悟空を一度倒しました。
「どどん波」といった鶴仙流の技に加え、「舌で人間を殺す」「柱に乗って空を飛ぶ」といった衝撃的かつシュールな技で、読者に強烈なインパクトを残しました。
サイボーグ化して再登場するも、最後は天津飯に敗れ、武道家の誇りを捨てた姿を軽蔑されてしまうという、なんとも言えない幕引きとなりましたが、戦いでは死亡していないという意外な事実も。
かっこよさ、非道さ、そしてシュールさが同居する桃白白は、今もなお多くのファンに語り継がれる、忘れられないキャラクターです。
次にドラゴンボールを読み返す際は、ぜひ桃白白のヤバすぎるエピソードに注目してみてください!
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