大人気忍者漫画『NARUTO -ナルト-』に登場する、うずまきナルトの父・波風ミナト。
作中ではすでに故人でありながら、その存在感は絶大ですよね。
「黄色い閃光」の異名を持ち、歴代最強クラスと謳われたその実力と、周囲の人々に与えた影響は計り知れません。
「なぜ彼はそこまで慕われたの!?」
「瞬身の術ってどんな技!?」
今回は、そんな波風ミナトがなぜこれほどまでに多くのファンを魅了し、伝説として語り継がれるのか、その「かっこいい」魅力と、光速の術の秘密、そして周囲の人物との関係性まで、深掘りして解説しちゃいます!
彼の短い生涯に凝縮された、圧倒的な強さと温かい人柄に迫ります!
【NARUTO-ナルト-】「黄色い閃光」波風ミナトとは?
まずは、うずまきナルトの父であり、木ノ葉隠れの里の四代目火影を務めた波風ミナトの人物像について見ていきましょう。
木ノ葉の里を守った四代目火影
波風ミナトは、はたけカカシの上司であり、木ノ葉隠れの里の四代目火影を務めた人物です。
そして何よりも、主人公・うずまきナルトの実の父親として、物語の根幹に関わる重要な役割を担っています。
火影になるほどの実力と人望を兼ね備えたミナトは、作中でも常に別格の存在として描かれています。
ミナトのプロフィールから、その人間性を紐解いていきましょう。
名前 | 波風ミナト |
---|---|
血液型 | B型 |
星座 | みずがめ座 |
身長 | 179.2cm |
体重 | 66.1kg |
好きな食べ物 | クシナの手料理 |
趣味 | 読書 |
ミナトは、周囲の人々との関係を非常に大切にする人物でした。
好きな食べ物として「クシナの手料理」を挙げていることからもわかるように、妻であるうずまきクシナに対して深い愛情を持つ、愛妻家であることが伺えます。
また、趣味が読書であることからも、彼が人に対して優しく、落ち着いた性格の持ち主であることが伝わってきますね。
『NARUTO-ナルト-』をサクッと解説!
『NARUTO -ナルト-』は、岸本斉史が1999年に「週刊少年ジャンプ」で連載を開始した大人気バトル漫画です。
作中では、忍術と呼ばれる様々な能力を使った派手な戦闘が大きな魅力の一つとなっています。
その人気から2002年にはアニメ放送がスタートし、声優によるキャラクターに合った声や、迫力ある戦闘音が追加されたことで、より臨場感のある作品として世界中で愛されています。
『NARUTO-ナルト-』あらすじをおさらい!
物語は、生まれた時に「九尾」という強力な尾獣を身体に封印され、里の人々から避けられていた少年、うずまきナルトが主人公。
彼は木ノ葉の里のトップである「火影」を目指し、厳しい修行を通して成長しながら、仲間との絆を深めていくという壮大な冒険の物語です。
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトの「かっこいい」魅力の秘密
波風ミナトは、うずまきナルトが生まれた時に命を落としているため、作中に登場するシーンは、他の重要キャラクターに比べてかなり少ないです。
それにもかかわらず、ミナトには絶大な人気がありますよね。
そんな波風ミナトの「かっこいい」魅力について、具体的に紹介していきましょう。
魅力① クシナとの馴れ初めから伝わる愛情深さ
波風ミナトは少年時代、忍者学校で同期のうずまきクシナと出会います。
忍者学校時代はお互いを意識するような関係ではありませんでしたが、クシナが雲隠れの里に攫われた際、ミナトがそれに気づき、単独で救出したことが二人の関係の大きな転機となります。
この一件をきっかけに二人は恋愛関係へと発展し、後に結婚。
そして、二人の間に生まれたのが、主人公うずまきナルトなのです。
このエピソードから、ミナトがいかにクシナを大切に思っていたか、そしてその愛情がどれほど深かったかが伝わってきます。
魅力② はたけカカシとの固い信頼関係
波風ミナトは、はたけカカシがアカデミーを卒業した後、彼のスリーマンセルの上司という関係で出会いました。
カカシは当初、規律に非常に厳しい忍でしたが、とある任務中に仲間を助けるために自身の意思で規律を破ります。
そんなカカシの急変を心配したミナトは、自身が火影に就任した後にカカシを火影直下の暗部に採用しました。
他にも、クシナが妊娠した際の護衛役をカカシに任せるなど、ミナトとカカシの間には、揺るぎない信頼関係が築かれていました。
魅力③ ナルトに九尾の狐を封印した苦渋の決断
主人公ナルトが里の皆から避けられる原因となった九尾を、ナルトに封印したのは、彼の父親である波風ミナトです。
ミナトが四代目火影として生存していた時に、九尾が木ノ葉の里を襲撃。
ミナトは自身の高い能力を駆使して里を守ろうとしますが、仮面の男に邪魔をされ、思うように行動できませんでした。
この時、ミナトにとってそれは苦渋の選択でしたが、「息子なら九尾をコントロールできる」と信じ、九尾の半分をナルトに、そして残りの半分をミナト自身に封印することで、里を守ることに成功したのです。
この決断は、彼が里と家族、そして未来をいかに深く愛していたかを物語っています。
魅力④ 時を超えたナルトとの再会
波風ミナトがナルトと再会するシーンは、物語の中で特に印象的な場面として二つあります。
一つ目は、ナルトが「ペイン」との戦闘で、九尾の封印を解こうとした際です。
ミナトは死ぬ間際に、ナルトにミナト自身とクシナの精神、そしてチャクラを残していました。
ナルトが九尾を封印する札を剥がすのを阻止するために現れ、自分たちがナルトの両親であることや、九尾をナルトに封印した理由などを明かし、ナルトを元気づけた後、残っているチャクラで九尾を封印し直し、消滅します。
二つ目は、第四次忍界大戦中に「穢土転生」で再会するシーンです。
第四次忍界大戦中に大蛇丸は穢土転生を使用し、波風ミナトを含めた歴代火影たちを復活させます。
その後、火影たちはうちはマダラの計画を阻止するために戦場へ向かい、そこでナルトと再会を果たすことができました。
これらの再会シーンは、親子の絆の深さを描いた感動的な名場面として、多くのファンの心に刻まれています。
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトの光速の能力と必殺技
波風ミナトが四代目火影に就任していることからもわかるように、彼は人々に好かれる人格だけでなく、使用する能力や強さもトップクラスです。
ここでは、波風ミナトの忍術や能力の強さについて詳しく紹介していきます。
「黄色い閃光」の所以!時空間忍術の使い手
波風ミナトが得意とする忍術に、「時空間忍術」というものがあります。
この時空間忍術こそが、彼が「黄色い閃光」としてその名を轟かせた最大の理由です。
具体的にどのような強さの能力なのか、見ていきましょう。
術① 瞬身の術
「瞬身の術」とは、瞬間移動することで敵の攻撃を避けたり、敵の背後に回ったりといった、瞬間移動系の術の総称です。
後述する「飛雷神の術」なども作中では瞬身の術と呼ばれたりするため、瞬間移動を伴う幅広い術を瞬身の術と定義していることが分かります。
術② 飛雷神の術
「飛雷神の術」こそが、波風ミナトが四代目火影だけでなく「黄色い閃光」としても有名になった理由となる術です。
飛雷神の術は、二代目火影・千手扉間が開発した術で、予めマーキングした場所、またはあらかじめマーキングを施したクナイを使用して発動する能力です。
マーキングした場所へ瞬時に移動したり、物を飛ばしたりすることが可能となります。
また、一度つけたマーキングは消えないため、穢土転生で復活した後も、生前のマーキングを使って能力を発動するシーンも描かれています。
飛雷神の術自体は移動するだけの術ですが、後述する「螺旋丸」などの攻撃系の能力と組み合わせることで、その真の強さが発揮されます。
全てのマーキング箇所から攻撃が来る可能性があるため、シンプルな能力ながらも、対応がとても難しい術となっています。
術③ 口寄せの術
「口寄せの術」とは、能力を発動すると他の場所の契約をした動物や装備などを召喚する術です。
能力の強さは召喚する物によって様々で、前述の飛雷神の術は、口寄せの術を応用して人間を瞬間移動させられるようにすることで完成した術となっています。
波風ミナトの必殺技
波風ミナトは時空間忍術だけでなく、強力な攻撃忍術も会得しています。
技① 螺旋丸
「螺旋丸」は、四代目火影・波風ミナトが作成した忍術です。
印を必要としないものの、特殊な形態変化が必要なため習得が非常に難しく、螺旋丸を使用できる忍は限られています。
習得が難しい分かなりの強さがありますが、射程距離が短いため、螺旋丸を発動しても相手に当てることは難しいという弱点があります。
しかし、ナルトは修行により、近距離でしか使えない螺旋丸を遠距離に対応できるようにすることに成功しました。
ミナトは前述した飛雷神の術を使用することで瞬間移動で接近できるため、螺旋丸自体に進化は無いものの、他の術で弱点を克服することに成功しています。
術との組み合わせや、術自体の進化により、螺旋丸の強さは作中でもトップクラスとなっています。
技② 八卦封印
「八卦封印」は封印術の一つで、四代目火影・波風ミナトが九尾の半分をナルトに封印するために使用した術です。
九尾が封印されたことにより、少年時代のナルトは二種類のチャクラを保有していたため、チャクラのコントロール難易度が上がり、チャクラを上手く扱えるようになるまで苦労していました。
しかし成長後は九尾の能力をコントロールできるようになり、八卦封印が必要無くなったため、ナルトは自ら八卦封印を解き、九尾と和解することが出来ました。
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトと重要人物たちの関係性
波風ミナトはその温厚な性格から、多くの人々に慕われ、四代目火影となりました。
うずまきナルトを含め、物語の重要なキャラクターたちと深い関係を持つ波風ミナトと、彼らとの関係性について紹介していきます。
関係① うずまきナルト
うずまきナルトは波風ミナトの実の息子です。
ナルトが生まれた際、木ノ葉の里へ九尾が襲撃してきたことにより、九尾封印のためにミナトは命を落とします。
そのため、ナルトは誰が両親なのか、家族の温かみとはどんなものなのかを知ることができずに少年時代を過ごします。
しかし、精神世界や穢土転生体としてですが、再会できるシーンがあり、その時にミナトがナルトの父親であることや、ナルトへの深い愛情を伝えることができました。
関係② 自来也
自来也は、波風ミナトの師匠です。
ミナトは自来也から沢山の術を学び、その才能を開花させました。
自来也自身も四代目火影に推薦されていましたが、その座を辞退し、ミナトを四代目火影に相応しい人物として推薦します。
自来也の推薦もあり、波風ミナトは四代目火影へと就任することができました。
師弟関係を超えた、固い絆で結ばれていたことが分かります。
関係③ うずまきクシナ
うずまきクシナは、波風ミナトの愛する妻です。
ミナトとクシナは忍者学校の同期で、クシナが雲隠れの里に攫われるところをミナトが救出して以来、恋愛関係へと発展しました。
ナルトが生まれた日に木ノ葉の里は仮面の男の襲撃を受け、復活した九尾を封印するために、ミナトとクシナは夫婦で命を落とします。
九尾の封印が解かれそうになった時のためにナルトにチャクラを残しておくなど、ミナトとクシナはナルトに対して深い愛情を持っていました。
まさに理想の夫婦像と言えるでしょう。
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトの声優は「森川智之」さん!
人気キャラクターである波風ミナトは、アニメ版でそのイメージにぴったりな、落ち着いた温かみのある声で登場します。
そんな波風ミナトの声優を担当しているのは、ベテラン声優の森川智之さんです。
ここでは、声優の森川智之さんのプロフィールや主な出演作品について紹介します。
森川智之のプロフィール
生年月日 | 1967年1月26日 |
---|---|
血液型 | O型 |
所属事務所 | アクセルワン代表取締役 |
職業 | タレント、声優、歌手 |
身長 | 172cm |
出身地 | 神奈川県 |
出生地 | 東京都 |
森川智之さんは高校時代アメリカンフットボール部に所属していましたが、合宿の練習中に怪我をして頸椎を損傷してしまいます。
首の痛みからアメリカンフットボールを辞め、他にスポーツに関わる方法を考えていると、友人に声の仕事を勧められました。
そのことがきっかけでアナウンサーを目指しますが、調べていく内に声優科の方に興味を持ち、途中で声優へと進路を変更したという、ユニークな経歴をお持ちです。
森川智之の主な出演作品
森川智之さんが担当しているキャラクターは、父親役や冷静で落ち着きのある役の割合が多いのが特徴です。
森川智之さんの出演作品にはバトル系の作品が多いですが、『クレヨンしんちゃん』の野原ひろし(二代目)役などのほのぼの系作品でも活躍しています。
このことから、森川智之さんは幅広いジャンルで活躍している声優ということが分かります。
- 『NARUTO -ナルト-』波風ミナト役、君麻呂役
- 『クレヨンしんちゃん』野原ひろし(二代目)役
- 『BLEACH』黒崎一心役
- 『戦国BASARA』片倉小十郎役
- 『SLAM DUNK』水戸洋平役
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトに対する世間の評判や人気
波風ミナトは、その能力の強さ、見た目や言動の「かっこよさ」から、少ない登場シーンに反してかなりの人気があります。
そんな人気キャラクター、波風ミナトの世間での評判や人気について紹介していきます。
波風ミナトは普段は優しく温かみのある性格をしていますが、九尾が木ノ葉の里を襲撃した際には、家族や里を守るために命を懸けるといった力強さを見せました。
そんな男らしい一面に好印象を持つ読者も多いです。
彼は他のキャラクターと比べて登場シーンの少ないキャラクターですが、作中で一番好きと評価する人が出てくるほどの好印象を持たれています。
波風ミナトは忍術の強さや性格面も人気ですが、金髪のツンツン頭に碧眼という「かっこいい」顔立ちも人気の理由の一つになっています。
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトは「もしも」の時もやっぱりイケメンだった!
波風ミナトは、忍術の強さだけでなく、人との関係を大切にする言動にも人気があります。
そんな波風ミナトが、もしも身近な存在だったらどのような関係になるのか、想像してみましょう。
もしも「彼氏」だったら…
波風ミナトは作中のクシナとの関係を見ると、家族に対してかなりの愛情を持っていることが分かります。
もしもミナトと彼氏になることができたなら、他のことよりも、彼女のことを最優先に考えて行動してくれることが期待できます。
最高の彼氏になりそうですね!
もしも「会社の上司」だったら…
波風ミナトは作中に四代目火影や、はたけカカシのスリーマンセルの上司として登場します。
火影になっていることや、カカシからの信頼も厚いことから、部下に対して丁寧な対応をしてくれる、頼りになる上司になると想像できます。
こんな上司がいたら、仕事も頑張れちゃいそうです!
もしも「自衛隊員」だったら…
波風ミナトは木ノ葉の里が襲撃された時に、自身の命を落としてでも里や息子を守ろうとしました。
そんなミナトがもし自衛隊員だったら、危険な場所だろうと気にせずに率先して活動してくれると思われます。
彼の勇敢さは、どんな場所でも光を放つでしょう。
【NARUTO-ナルト-】波風ミナトは「黄色い閃光」の異名を持つ伝説の火影!
『NARUTO -ナルト-』に登場する波風ミナトは、四代目火影であり、主人公うずまきナルトの父親です。
ナルトが生まれた時に既に死亡しているため、作中での登場シーンは少ないですが、様々な重要キャラクターに関係していることや、ミナト本人の能力の高さ、そしてその温かい人柄から、かなりの人気を持っているキャラクターであることが分かりました。
彼の存在は、世代を超えて多くのファンの心に「黄色い閃光」として輝き続けています!
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