【ナルト】薬師ノノウはカブトの育ての親？過去や死亡について徹底調査

漫画｢NARUTO-ナルト-｣には、薬師ノノウという女性がカブトと深い関わりを持つ人物として登場します。

薬師ノノウの人物像、その強さ、そしてカブトとの関係、彼女の最期、印象的な名言、アニメ版での声優について詳しく解説していきますね。

【ナルト】薬師ノノウとは？

薬師ノノウは、ナルト疾風伝の555話と556話で描かれたカブトの過去に登場します。

木ノ葉隠れの里にある孤児院で、身寄りのない子供たちの世話をしており、子供たちからは「マザー」と呼ばれ、慕われていました。

作中での登場シーンは少ないながらも、カブトの心に大きな影響を与えたキャラクターです。

薬師ノノウのプロフィール

薬師ノノウは、孤児院で子供たちに優しい眼差しを向ける、母性溢れる人物として描かれています。

しかし、マザーとなる前は、木ノ葉隠れの暗部養成部門「根(ね)」に所属しており、志村ダンゾウとも旧知の関係でした。

根に所属していた頃は、希少な医療忍術の使い手として、ダンゾウからもその強さと実力を高く評価されていました。

ナルト（NARUTO）の概要

岸本斉史先生による忍者漫画｢NARUTO-ナルト-｣は、週刊少年ジャンプにて1999年43号から2014年50号まで連載されました。

単行本は全72巻に及び、アニメ化やゲームなど、多岐にわたるメディア展開が行われています。

主人公ナルトが、敵を倒すだけでなく対話を通じて問題を解決しようとする姿勢は、従来のバトル少年漫画とは異なる魅力として、多くの読者を惹きつけました。

2016年からは、岸本先生監修の｢BORUTO-ボルト-NARUTO NEXT GENERATIONS-｣がVジャンプで連載を開始し、2017年にはアニメ化もされています。

ナルト（NARUTO）のあらすじ

落ちこぼれ忍者だったうずまきナルトは、ある事件をきっかけに禁術を使い、下忍としてカカシが率いる第七班に、サスケ、サクラと共に配属されます。

数々の任務を経て中忍試験に挑むナルトでしたが、大蛇丸による木ノ葉崩しに巻き込まれます。

サスケは大蛇丸の誘いに乗り里を抜け、ナルトは彼を追いますが敗北。

その後、修行を重ねます。

成長したナルトは、暁との激しい戦いを繰り広げ、第四次忍界大戦では、カブトが禁術を発動させたことで、戦況はさらに激化していきます。

【ナルト】薬師ノノウはカブトの育ての親？死亡した？

木ノ葉崩しの手引き役であったカブトと薬師ノノウの関係は、カブトの過去編で明らかになり、多くのナルトファンに衝撃を与えました。

薬師ノノウの衝撃的な最期と、カブトとの関係について詳しく見ていきましょう。

薬師ノノウとカブトの関係や過去

幼い頃、争いに巻き込まれ記憶を失ったカブトは、薬師ノノウに拾われ、彼女が運営する孤児院で生活することになります。

自分の名前さえ分からなかったカブトに、薬師ノノウは「カブト」という名前を与え、自分のメガネを譲りました。

この優しさにカブトは心を開き、薬師ノノウを母親のように慕うようになります。

薬師ノノウの孤児院は経済的に苦しく、その状況をカブトは知っていました。

ダンゾウが薬師ノノウに仕事を依頼しますが、彼女は子供たちを置いていけないと断ろうとします。

しかし、ダンゾウに孤児院への援助を打ち切ると脅され、やむなく仕事を引き受けることになります。

さらにダンゾウは、根の欠員を補充するため、子供を一人差し出すよう命じます。

薬師ノノウが仕事で不在になること、孤児院がお金に困っていること、そして子供が一人連れていかれることを知ったカブトは、薬師ノノウのために、自らダンゾウに引き取られることを選びます。

カブトを特別に可愛がっていた薬師ノノウは戸惑いますが、カブトの決意は固く、二人は別れることになります。

薬師ノノウの最後は死亡した？

根に戻った薬師ノノウは、ダンゾウからカブトの成長した写真を定期的に送られ、カブトの成長を見守っていました。

しかし、ダンゾウからある男の暗殺を命じられ実行した際、ターゲットがカブトだったことが判明します。

攻撃したのが薬師ノノウだと気づいたカブトは、彼女を治療しようとしますが、ダンゾウから渡されていたカブトの写真は別人に入れ替えられており、薬師ノノウはカブトを別人として認識していました。

その事実にショックを受けたカブトの治療は遅れ、薬師ノノウは死亡。

この出来事は、カブトが闇に堕ちる大きな要因となりました。

薬師ノノウの名言

薬師ノノウがカブトに遺した言葉は、ナルトファンにとって忘れられない名言として心に刻まれています。

名言①「心配しないで…」

「心配しないで。こう見えても医療忍術が少しできるの」

この言葉は、薬師ノノウがカブトと初めて出会った時に言ったものです。

怪我をしていたカブトを気遣い、安心させるように優しい言葉をかけました。

この言葉から、薬師ノノウの優しさと愛情深さが伝わってきますね。

名言②「誰…なの……？」

「誰…なの……？」

薬師ノノウが最後に言い残した言葉です。

カブトを別人だと認識したまま亡くなった彼女の言葉は、カブトに大きな衝撃を与え、ナルトファンにとっても悲しいシーンとして記憶されています。

【ナルト】薬師ノノウの名前や強さ

衝撃的な最期の印象が強い薬師ノノウですが、その強さもまた、多くのファンを魅了しました。

ダンゾウとの会話から伺える、彼女の強さと異名について解説します。

薬師ノノウには複数の名前がある？

薬師ノノウは本名であり、ダンゾウの下に戻ってからも使われていた名前です。

孤児院では、子供たちから「マザー」と呼ばれていました。

また、ダンゾウからは「歩きの巫女」、潜入捜査時には「ナニガシ」というコードネームで呼ばれていました。

薬師ノノウは「歩きの巫女」と呼ばれている

「歩きの巫女」という異名は、日本に実在した巫女の呼び名が由来と考えられています。

特定の神社に所属せず、全国を巡って活動していた巫女を指します。

薬師ノノウは、根の諜報部員として各地を転々としていたため、そう呼ばれていたのでしょう。

薬師ノノウはダンゾウが認める程の強さ

薬師ノノウの戦闘シーンは描かれていませんが、ダンゾウが彼女の強さを認めています。

人を信用しないダンゾウが、「諜報部一のエリート」と高く評価していたことから、彼女の能力の高さが伺えますね。

ダンゾウは、薬師ノノウが長期任務に耐えうる精神力と、決して裏切らない忠誠心を持っているとも語っており、その強さを裏付けています。

【ナルト】薬師ノノウの声優

ナルト疾風伝でわずか2話のみの登場だった薬師ノノウの声優を務めたのは、声優やナレーターとして活躍されている恒松あゆみさんです。

芯の強さと優しさを兼ね備えた演技で、薬師ノノウの魅力を引き出しました。

薬師ノノウの声優は「恒松あゆみ」

学生時代は生徒会の副会長を務めていた恒松さんは、教師を目指していました。

しかし、高校3年生の時に友人の付き添いで参加したオーディションがきっかけで声優を志すようになります。

代々木アニメーション学院を卒業後、81プロデュースに所属し、声優としての活動をスタートさせました。

恒松あゆみのプロフィール

恒松さんが声優としてデビューしたのは2000年です。

優しくも芯のある声質で、母親役を演じることが多いです。

2012年に結婚を発表し、2016年と2021年にはお子さんを出産されています。

2022年現在も、声優として精力的に活動されていますね。

薬師ノノウの主な出演作品

* ツバサ･クロニクル
* 機動戦士ガンダムAGE
* 戦国コレクション
* まじっく快斗1412
* BLEACH 千年血戦篇

恒松さんは、ナルト作品で薬師ノノウ以外にも、アニメオリジナルキャラクターである、星隠れの里のホクトの声も担当していました。

少女役も演じられる、演技の幅の広さも魅力です。

【ナルト】薬師ノノウに対する世間での評判や人気

薬師ノノウの聖母のような母性と、秘められた強さに惹かれるファンが多くいます。

出番は少ないながらも、カブトとの関係性から、物語に欠かせない重要なキャラクターとして、多くのファンに強く印象付けられていますね。

ナルトの女性キャラクターの中でも、薬師ノノウはその美しさで上位にランクインするほどの人気を誇ります。

強く、そして穏やかな彼女は、内面も外見も優れた魅力的な女性だと認められていることになります。

ナルトが完結してもなお、誕生日を祝うファンアートが投稿されたり、コスプレをしたりする人がいるなど、その人気は衰えていません。

カブトが第四次忍界大戦を引き起こした際、穢土転生で多くの死者を蘇らせましたが、その中に薬師ノノウがいなかったのは、カブトが彼女との再会を恐れたからだと考えるファンもいます。

これ以上、彼女を苦しめたくなかったのかもしれませんね。

【ナルト】薬師ノノウがもしも〇〇だったら

もし薬師ノノウが現代に生きていたら…？

慈愛に満ちた彼女が、母親、会社の上司、教師だった場合を想像してみました。

薬師ノノウ「母」篇

母親になった薬師ノノウは、作中と変わらず、子供に深い愛情を注ぐでしょう。

しかし、ダンゾウに騙されてしまった過去を考えると、誰かに利用され、苦しい生活を送ったり、子供と離れ離れになってしまう可能性も否定できません。

薬師ノノウ「会社の上司」篇

ダンゾウに認められていた数少ない人物の一人である薬師ノノウは、頭の回転も速いと考えられます。

芯の強い性格なので、部下からの信頼も厚い、頼れるキャリアウーマンとして活躍するでしょう。

後輩の指導も丁寧に行い、決して無責任な行動はしないでしょう。

薬師ノノウ「教師」篇

教師になった薬師ノノウは、生徒から絶大な人気を集めるでしょう。

どんな生徒に対しても真摯に向き合い、それぞれのペースを尊重します。

愛情深く、頭の回転も速いため、生徒一人一人に適切なサポートを提供するでしょう。

生徒に悪影響を与えるような教師がいれば、自分が犠牲になっても生徒を守ろうとするでしょう。

【ナルト】薬師ノノウはカブトの育ての親だった

ナルト作中で孤児院のマザーだった薬師ノノウは、孤児となったカブトを拾い、名前と眼鏡を与えた、カブトにとって特別な存在、育ての親でした。

ナルト完結後も愛され続け、カブトを語る上では欠かせない人物として、多くのファンに記憶されています。

この記事を読んだ方が、薬師ノノウに興味を持ち、ナルトの世界をより深く知るきっかけになれば幸いです。

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