日々の疲れを吹き飛ばし、心ゆくまで笑い飛ばしたい時、頼りになるのがギャグアニメですよね。
日本のアニメーションには、100年以上前の作品から現代まで、数えきれないほどの爆笑必至のギャグアニメが存在します。
今回は、そんな多種多様なギャグアニメの中から、特に人気の高いおすすめ作品をランキング形式で一挙にご紹介!
それぞれの作品のあらすじや、思わず吹き出す面白いポイントも徹底解説していきますので、あなたのお気に入りの「笑い」を見つけて、日常に新たな彩りを加えてみませんか?
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP50~41!面白いポイントも紹介
アニメ大国・日本には、最古のアニメーションとされる100年以上前の『塙凹内名刀之巻』まで遡れるほど、長いギャグアニメの歴史があります。
2分ほどの短編ながらコミカルな内容で、まさに「ギャグアニメの元祖」とも言うべき作品でした。
この豊かな歴史の中から、今回は人気のギャグアニメ50作品を厳選してお届けします。
まずは、記念すべき50位から41位までの作品を見ていきましょう。
50位:のうりん
小説家の白鳥士郎によるライトノベルを原作とし、2014年にテレビアニメ化された『のうりん』が50位にランクインしました。
岐阜県立田茂農林高等学校を舞台に、アイドルオタクの主人公・畑耕作が、熱狂的に応援するアイドルそっくりの転校生と出会うところから物語が始まります。
ギャグやパロディ、時には下ネタも交えつつ、日本の農業が抱える問題にも触れるという、意外な硬派な一面も持つラブコメ作品として人気を集めました。
49位:天才バカボン
赤塚不二夫の不朽の名作ギャグ漫画をアニメ化した『天才バカボン』が49位です。
1971年の初代アニメから、2018年の『深夜!天才バカボン』まで、実に5作品が制作されてきました。
バカボンのパパをはじめとするバカボン一家と、個性豊かな脇役たちが繰り広げるナンセンスでシュールなギャグは、今なお多くのファンに愛されています。
バカボンのパパの決め台詞「これでいいのだ」は、どんな状況も丸く収めてしまう魔法の言葉として、日本のギャグ史に名を刻んでいます。
48位:ガヴリールドロップアウト
漫画家うがみによる、ちょっと変わった学園コメディ作品『ガヴリールドロップアウト』が48位です。
2017年1月からTOKYO MXなどで全12話とOVA2話が公開されました。
天界で首席だった優等生天使ガヴリールが、人間界での修行中に様々な「楽しみ」を知ってしまい、すっかりドロップアウトしてしまうお話です。
自らを堕天使ならぬ「駄天使」と称してしまうガヴリールの姿は、そのギャップで多くの笑いを誘いました。
47位:ダンベル何キロ持てる?
サンドロビッチ・ヤバ子原作、MAAM作画による漫画をアニメ化した『ダンベル何キロ持てる?』が47位にランクインです。
タイトル通り、筋トレを題材にしたギャグアニメで、2019年7月から全12話が放映されました。
なお原作漫画は「マンガワン」「裏サンデー」で連載中です。
主人公でちょっぴりぽっちゃり気味の女子高生・紗倉ひびきが、心惹かれたゴリマッチョなトレーナーのいる本格トレーニングジムに入会し、筋トレにのめり込んでいく物語です。
筋トレ知識が豊富に盛り込まれつつ、コミカルなキャラクターたちが繰り広げる筋トレ日常は、筋トレ好きもアニメ好きも楽しめるでしょう。
46位:苺ましまろ
2005年7月にテレビアニメ化され、一躍大人気となった『苺ましまろ』が46位です。
漫画が原作の本作は、全12話が放映され、のちにOVAが全3巻で発売されました。
静岡県浜松市を舞台に、一見普通の日常の中に潜むシュールな世界が、5人の少女たちを中心に描かれています。
キャッチコピーの「かわいいは、正義!」は当時大きな流行語となり、ファンの聖地巡礼でも知られるほど愛された作品でした。
45位:となりの関くん
森繁拓真の漫画作品が原作のギャグアニメ『となりの関くん』が45位にランクインしました。
2014年1月からテレビ東京ほかで、10分のショートアニメとして放映されました。
窓際の最後列で授業中にこっそり遊びに興じる関くんを、隣の席に座る主人公・横井るみの視点から描くというユニークな構成です。
関くんの ingenious な遊びの数々と、それに振り回されながらも授業に集中できない横井さんの姿は、多くの視聴者の共感を呼びました。
「自分もこんな子、いたなぁ」と、思わずニヤリとしてしまうこと間違いなしです。
44位:荒川アンダー ザ ブリッジ
2004年からヤングガンガンで連載された『荒川アンダー ザ ブリッジ』が44位に選ばれました。
アニメは2010年4月に第1期、同年10月に第2期がそれぞれ全13話ずつ放映されています。
人に借りを作ることを徹底的に避けて育った世界的企業の御曹司・市之宮行が、荒川で溺れかけたところを自称「金星人」のニノに救われたことから物語が始まります。
これがきっかけで二人は恋人となり、荒川の橋の下に住むことになりますが、そこに暮らす常識はずれの個性的な面々との生活は、予測不能な笑いを巻き起こしました。
シュールなラブコメとして人気を博した作品です。
43位:よんでますよ、アザゼルさん。
一見可愛らしいマスコットのような悪魔たちが、えげつない下ネタとブラックユーモアで暴れまわる爆笑作品『よんでますよ、アザゼルさん。』が43位です。
久保保久による漫画が原作で、アニメ化されて人気を呼びました。
主人公は犬のような姿の下級悪魔、アザゼル篤史で、彼はお笑いに異常なこだわりを持っています。
悪魔が主人公という設定ならではの、単に面白いだけでなく、スプラッターホラー的な要素も散りばめられた独自の魅力を持つギャグアニメです。
この手のブラックユーモアが好きな人にはたまらない作品と言えるでしょう。
42位:天体戦士サンレッド
神奈川県川崎市を舞台にしたギャグアニメ『天体戦士サンレッド』が42位にランクインしました。
2008年、テレビ神奈川での放送を皮切りに、キッズステーションやBSフジでも放送されました。
くぼたまことによる同名漫画が原作の本作のポイントは、正義の味方サンレッドと、悪の組織フロシャイムとの戦いを、主にフロシャイム側の視点から描いている点です。
正義と悪の立場が逆転しているかのような描写は、そのシュールさで見る者を爆笑させました。
41位:うる星やつら
週刊少年サンデーで連載され、1981年からテレビアニメが大人気を博した、高橋留美子の代表作の一つ『うる星やつら』が41位です。
主人公は諸星あたるですが、何と言っても魅力的なのは、当初は一時的な登場予定だったにも関わらず、その人気で事実上の主人公とも言える存在になったラムちゃんでしょう。
単なる学園ものに収まらない、奇想天外で予測不能な展開が人気のポイントでした。
2024年1月からはフジテレビのノイタミナ枠で第2期がスタートするなど、今なお色褪せない名作として愛され続けています。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP40~31!面白いポイントも紹介
ギャグアニメは本当に奥深く、その面白さのツボも作品によって様々です。
ここまで50位から41位までご紹介してきましたが、あなたの「笑いの琴線」に触れる作品はランクインしていましたでしょうか?
さて、ここからは40位から31位までの作品をご紹介していきます。
ギャグアニメとしての笑いのポイントも、さらにバラエティに富んだものになっていくことでしょう。心の準備はよろしいでしょうか?
40位:+チック姉さん
現在ヤングガンガンに連載中の漫画からアニメ化された『+チック姉さん』(ぷらすちっくねえさん)が40位です。
プラモデルを頭に乗せた模型部の3人娘が繰り広げる物語で、舞台は「THE市のTHE高校」という架空の場所となっています。
アニメはテレビ放送ではなく、ヤングガンガンの公式サイトやYouTubeなどでWebアニメとして全12話が配信されました。
主人公の源間色絵(色枝)の破天荒で下品ながらも世話焼きな性格が、最高の笑いどころです。
ちなみに、頭にプラモを乗せるのは単行本8巻の時点でやめてしまっているという、細かい設定もユニークですね。
39位:らき☆すた
美水かがみの4コマ漫画が原作の『らき☆すた』が39位にランクインしました。
2007年4月からチバテレビなどの独立局で放映され、大人気を博したギャグアニメで、2008年にはOVA版も発売されています。
主人公の泉こなたたち高校生の、他愛もない日常を描く学園ギャグ作品で、元が4コマ漫画であるため、気軽にサクサクと笑える点が魅力でした。
キャラクターたちの何気ない会話や、アニメネタのパロディに、多くの視聴者が共感し、爆笑しました。
38位:這いよれ! ニャル子さん
ラブコメでありながら、原作者の逢空万太が「ラブクラフトコメディ」と称する異色作、『這いよれ! ニャル子さん』が38位です。
元ネタがH.P.ラブクラフトの「クトゥルー神話」という架空の神話体系という点がポイント。
男子高校生が主人公の学園ラブコメにツンデレ要素もありつつ、根底には邪神の物語が流れているというブラックな視点が笑えるギャグアニメです。
神話好きにも、その奇抜な設定とパロディの応酬はたまらない魅力となるでしょう。
37位:ディーふらぐ!
不良グループのリーダーが、ひょんなことから「ゲーム製作部(仮)」に入部し、ドタバタな学園生活を送る『ディーふらぐ!』が37位です。
春野友矢の漫画がアニメ化され、2014年1月よりテレビ東京などでテレビ放映されたほか、Web配信も行われました。
主人公の風間堅次は、学園一の不良として名が通っているにも関わらず、ゲーム製作部(仮)の中では最も常識人というギャップが、爆笑を誘う最大のポイントです。
個性豊かな部員たちに翻弄される彼のツッコミは、きっとあなたの心を掴むはず!
36位:アリス探偵局
童話や昔話の登場人物たちが、アニメキャラとして登場し、他愛もない怪事件を解決してもらう推理ギャグアニメ『アリス探偵局』が36位にランクインしました。
1995年から1997年にかけてNHK『天才てれびくん』のアニメコーナーで放送されました。
花屋の娘アリスと、その居候で探偵の江戸川写六、そして助手であるうさぎの少年イナバが、不思議な事件に挑みます。
爆笑というよりは、童話の世界観を好む人には、そのユニークな設定とキャラクターたちのやり取りが、クスッと笑える作品として楽しめるでしょう。
35位:ジャングルはいつもハレのちグゥ
月刊少年ガンガンに連載された金田一蓮十郎による漫画が原作のギャグアニメ『ジャングルはいつもハレのちグゥ』が35位です。
文字通りジャングルが舞台のシュールなギャグで笑える作品で、テレビ東京で2001年4月より全26話が放送されました。
ジャングルに住む10歳の少年ハレと、その正体が不明であるヒロインのグゥによるドタバタコメディは、シュールなギャグが好きな方には特におすすめです。
グゥの予測不能な言動と、それに振り回されるハレの姿が、多くのファンを惹きつけました。
34位:Back Street Girls−ゴクドルズ−
漫画家で経営者のジャスミン・ギュによる作品が原作となった『Back Street Girls−ゴクドルズ−』は、極道が女性アイドルになってしまうという異色のギャグアニメとして、また映画やドラマとしても展開されました。
暴力団の若手組員3人がヘマをした落とし前として、性転換手術と全身整形の末に、裏路地アイドル「ゴクドルズ」にされてしまうという斬新な設定が最大の魅力。
極道としての悲哀と、女性アイドルとしてのギャップが、ブラックながらも爆笑を誘うこと間違いなしです。
33位:SKET DANCE(スケットダンス)
人助けを目的とした高校生による部活動をコミカルに描いた『SKET DANCE(スケットダンス)』が33位です。
篠原健太による漫画が原作で、校内のトラブルや相談事を解決するために活躍する学園生活支援部の3人組「スケット団」の活躍を描きます。
変な依頼が舞い込んできたり、時には何も起こらずグダグダな時間を過ごしたりと、そのお気楽な日常が魅力。
2009年11月からテレビ東京などで全8回が放送されました。
肩肘張らずに笑えるギャグアニメを求めている方には、特におすすめしたい作品です。
32位:ボボボーボ・ボーボボ
すでにタイトルからしてギャグアニメ感が満載の『ボボボーボ・ボーボボ』が32位にランクインです。
澤井啓夫による同名の漫画が原作で、西暦300X年という未来を舞台に、マルハーゲ帝国の支配から髪の毛の自由と平和を守るために立ち上がった鼻毛真拳の使い手ボボボーボ・ボーボボの活躍を描く不条理ギャグ作品です。
登場するキャラクターはどれも爆笑もので、その予測不能な展開とシュールなギャグは、多くの視聴者の度肝を抜き、人気を博しました。
31位:ちおちゃんの通学路
主人公の女子高生、三谷裳ちおの通学路で待ち受ける様々な困難との戦いがテーマの『ちおちゃんの通学路』が31位に選ばれました。
川崎直孝の漫画を原作とする学園コメディ作品です。
高校生の通学路という身近な舞台で、時にユニークで鋭い視点から描かれる日常の「あるある」が魅力のポイント。
毎日遅刻との戦いに挑んでいた学生時代の自分を思い出し、思わず共感してしまう人も多いでしょう。
通学中の些細な出来事が、とんでもない大事件に発展していく様は、クスッと笑えること間違いなしです。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP30~21!面白いポイントも紹介
ギャグアニメの人気ランキングも中盤へと差し掛かってきました。
40位から31位までの作品からも、往年の名作から最近の作品まで、多種多様な笑いのポイントがあることを実感できたのではないでしょうか。
ここからは、いよいよ上位の人気作品が登場してきます。
爆笑必至のアニメの中には、あなたの「お気に入りのギャグ」がきっと見つかるはずです。
懐かしいギャグに再び触れて、童心に帰るのも悪くないかもしれませんね。
30位:ポプテピピック
まんがライフWINに連載されている大川ぶくぶの4コマ漫画作品をアニメ化した『ポプテピピック』が30位です。
漫画のキャッチコピーも衝撃的でしたが、アニメ版のキャッチコピー「世界一無駄な30分」は、その過激さで大きな話題を呼びました。
14歳のポプ子とピピ美が繰り広げるブラックユーモア、風刺ギャグ、ナンセンス、パロディのオンパレードは、見る者を選ぶかもしれません。
しかし、何と言っても本作のおすすめポイントは、毎回豪華声優陣が贅沢すぎるほど共演する点でしょう。
同じ内容を声優を変えて2回放送するという斬新なスタイルも話題を呼びました。
29位:アホガール
全教科0点を取ってしまうほどのアホな女子高生・花畑よしこが、周囲を巻き込みながら、幼なじみでもう一人の主人公である阿久津明からツッコミや制裁を受けてしまう学園ギャグアニメ『アホガール』が29位です。
漫画家兼イラストレーターのヒロユキが描いた同名の作品が原作です。
どうやって高校に入学できたのか不思議なくらいアホで、己の本能的欲求に忠実なよしこと、彼女がこよなく愛するバナナ、そして阿久津の容赦ないツッコミが見どころです。
「バナナが好きな方」にもおすすめです。
28位:キルミーベイベー
漫画家・イラストレーターのカヅホの漫画デビュー作品をアニメ化した『キルミーベイベー』が28位にランクインしました。
2012年1月からアニメ化された本作は、普通の高校生・折部やすな、その友人となった殺し屋の少女ソーニャ、そして同じく殺し屋で忍者の呉織あぎりが中心となって織りなすギャグとバイオレンスが売りの作品です。
アニメ化当初はそれほど大きな話題にはなりませんでしたが、コアなファンによる地道な活動で徐々に人気を集め、中毒性の高いギャグアニメとして評価されました。
27位:撲殺天使ドクロちゃん
タイトルからして穏やかではない『撲殺天使ドクロちゃん』は、おかゆまさきのライトノベルを原作とする学園ギャグアニメで、OVA作品として発売されました。
一見普通の平凡な中学2年生である草壁桜の机の引き出しから、突如現れた天使のドクロちゃんが、愛と血の「撲殺」を繰り広げるコメディです。
主人公の草壁桜は、将来ロリコンの世界を作るための副作用で不老不死の技術を開発し、神に近づく存在として命を狙われています。
ドクロちゃんは、その桜を抹殺するために送り込まれた天使なのです。
「撲殺する天使」という異色の設定が気になる人には、特におすすめしたい作品です。
26位:それでも町は廻っている
東京都大田区丸子で暮らす女子高生の嵐山歩鳥の日常を描くコメディ作品、『それでも町は廻っている』が26位です。
エピソードの合間に、宇宙人や幽霊といった超常的な要素やミステリー要素がスパイスとして盛り込まれているのが特徴です。
主人公の嵐山歩鳥は喫茶店「シーサイド」でウェイトレスのアルバイトをしており、その中で様々な人々と触れ合います。
日常の中に潜むちょっと不思議な出来事に憧れる方には、きっと楽しめるギャグアニメでしょう。
25位:WORKING!!
2005年からヤングガンガンに連載された、高津カリノの4コマ漫画を原作とする『WORKING!!』が25位にランクインです。
アニメは2010年からTOKYO MXなどで放映されました。
北海道のファミリーレストラン「ワグナリア」を舞台に、そこで働く個性豊かな人々を描くアルバイトギャグアニメです。
主人公の高校生・小鳥遊宗太(たかなしそうた)は、アルバイト先のワグナリアで、一癖も二癖もあるスタッフたちに囲まれながら、ツッコミ役として奮闘します。
「笑えるアルバイト生活」を求めている方には、きっと共感と爆笑を誘う作品です。
24位:瀬戸の花嫁
昭和歌謡曲に同名のタイトルがありますが、こちらの『瀬戸の花嫁』は木村太彦による漫画が原作となっています。
基本は人魚とのラブコメですが、ギャグや任侠ものの要素がこれでもかと盛り込まれているのが特徴です。
主人公の満潮永澄が海水浴で溺れたところを、人魚であり、極道の跡取り娘でもある瀬戸燦に助けられたことから物語が始まります。
そして人魚の掟を守るため、二人は結婚することに……。
「人魚と任侠とギャグ」という異色の組み合わせが好きな方には、ぜひ見てほしい爆笑アニメです。
23位:Dr.スランプ アラレちゃん
1980年代に社会現象を巻き起こした大人気ギャグアニメ『Dr.スランプ アラレちゃん』が23位です。
鳥山明の漫画『Dr.スランプ』が原作で、「んちゃ!」や「バイちゃ!」といったアラレちゃんの挨拶は、当時の流行語となりました。
架空の村「ペンギン村」を舞台に、主人公の女の子型ロボット則巻アラレを中心に、たくさんのユニークなキャラクターたちが大暴れする賑やかな作品です。
そのナンセンスなギャグと、ハチャメチャな展開は、今見ても新鮮な笑いを提供してくれるでしょう。
22位:クレヨンしんちゃん
5歳の幼稚園児が主人公のギャグアニメ『クレヨンしんちゃん』は、現在も大人気放送中の国民的アニメです。
2022年には放送30周年を迎え、今なお衰えることのない人気は、これからもテレビに映画にと、映像作品として私たちに元気と勇気と笑いを届け続けてくれるでしょう。
常にマイペースで、愉快で笑えるしんちゃんは、世代や性別を問わず誰にでも愛されるおすすめのキャラクターです。
その自由奔放な言動と、家族との温かい絆に、多くの人が魅了されています。
21位:生徒会役員共
その8割が下ネタという、氏家卜全による4コマ漫画が原作のギャグアニメ『生徒会役員共』が21位にランクインしました。
2010年7月から第1期が、2014年1月から第2期がTOKYO MXなどで放映されました。
元々女子校だった私立桜才学園に、共学化で入学した数少ない男子生徒である津田タカトシが、個性豊かな生徒会の面々に囲まれながら過ごす日常を描きます。
下ネタ満載ながらも、シュールな会話劇として成立させてしまうキャラクターたちの絶妙な掛け合いが魅力。
「高校時代に充実した青春を送れなかった人」にも、きっと爆笑と共感をもたらしてくれる学園下ネタギャグアニメです。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP20~11!面白いポイントも紹介
ここからは、ギャグアニメの人気ランキングもいよいよ上位20位に突入です。
まずは20位から11位までをご覧ください。
このセクションで紹介していく作品は、面白いのはもちろんのこと、思わず腹を抱えて爆笑してしまうようなポイントをしっかり押さえた、新旧のアニメが目白押しです。
できることなら全作品をチェックして、あなたの「笑いのツボ」を刺激しまくってみてください!
20位:ゾンビランドサガ
佐賀県のために立ち上がった7人の少女たちが、まさかの「ゾンビのアイドル」として活躍する『ゾンビランドサガ』が20位です。
2018年10月に第1期が、2021年4月に第2期が公開されたオリジナルギャグアニメです。
主人公をはじめとするメンバー全員が「仏滅に亡くなっている」という共通点を持つ、まさにゾンビそのもののアイドルアニメ。
ゾンビならではの苦労や、次々と降りかかる災難に見舞われながらも、不死身の精神(物理)で蘇り、アイドル活動を続ける彼女たちの姿は、爆笑と感動を誘います。
「ゾンビもアイドルも好き」という欲張りな方には、特におすすめしたい人気作品です。
19位:聖☆おにいさん
アニメだけでなくドラマ化もされた中村光による人気漫画を原作とする『聖☆おにいさん』が19位です。
目覚めた人・ブッダと神の子・イエスという二人の主人公が、世紀末を乗り越えたことで、しばらく人間界でバカンスを取るという斬新な設定で、舞台は東京の立川になっています。
二人が安アパートの松田ハイツでルームシェアをして暮らす日常がコミカルに描かれますが、仏教やキリスト教以外の神々も登場するため、宗教に興味のある方にも、そのブラックユーモアで爆笑できる作品としておすすめです。
18位:ケロロ軍曹
今ではちょっと昔の作品に感じるかもしれませんが、原作漫画は月刊少年エースで現在も元気に連載中の『ケロロ軍曹』が18位です。
吉崎観音の原作で漫画連載からスタートし、アニメは2004年4月から2011年3月までに全357話がテレビ東京などで放送されました。
ギャグアニメの本作ですが、SFやファンタジー、パロディなどの要素も詰め込まれ、お茶の間を爆笑させてくれました。
原作で描写されている過激な表現はアニメではマイルドに仕上げられているものの、笑えるポイントはしっかり押さえた大人気作品として、多くのファンに愛されています。
17位:増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和
すでにタイトルで作者と内容が語られている通り、『増田こうすけ劇場 ギャグマンガ日和』が17位です。
月刊少年ジャンプで連載されていたギャグ漫画が原作のアニメで、2005年2月から第1期がスタートし、2010年1月の第4期までがキッズステーションで(第4期のみは読売テレビでも)放送されました。
OVA版も発売されています。
歴史的偉人や有名人を登場させた名作のパロディが爆笑ポイントなので、歴史好きの人にもおすすめしたい作品です。
その予測不能な展開とシュールな世界観は、一度見たら忘れられないインパクトを残すでしょう。
16位:ぐらんぶる
ギャグアニメ作品としては珍しく、スキューバダイビングを題材とした『ぐらんぶる』が16位です。
漫画誌のgoodアフタヌーンに連載中の作品が原作で、アニメは2018年7月から全12話が毎日放送などで放送されました。
大学進学を機に、叔父の経営するダイビングショップに居候することになった主人公・北原伊織が、スキューバを愛する男たち(?)と暴走していく内容です。
その極端なコメディ描写は、学生時代にハメを外した経験がある人なら、思わず共感し、爆笑してしまうことでしょう。
15位:月刊少女 野崎くん
椿いづみ作の4コマ漫画が原作の『月刊少女 野崎くん』が15位にランクインしました。
2014年7月に深夜アニメとしてテレビ東京で全12話が放送され、漫画は配信サイトのガンガンONLINEで現在も連載中です。
女子高校生の佐倉千代が、思い切って隣のクラスの野崎梅太郎に告白したことから物語は始まりますが、野崎はプロの少女漫画家で、千代の告白を「ファンとしてのもの」だと勘違いし、彼女をアシスタントにしてしまいます。
学園もので笑える作品が好きな方には、そのシュールなすれ違いと、個性豊かなキャラクターたちのギャップがたまらないでしょう。
14位:坂本ですが?
高校入学早々、全生徒から注目を浴びる存在「坂本」を中心に人情ギャグが展開する『坂本ですが?』が14位です。
原作漫画が読み切り作品であるにもかかわらず、読者人気の高さゆえに連載化されたという異例の経緯を持つ作品。
主人公の坂本は、美少年かつ成績優秀、スポーツ万能で、そのクール&スタイリッシュな振る舞いは完璧そのものです。
しかも、人智を越える多くの能力の持ち主という超人的な存在でありながら、なぜか下の名前が不明瞭になるという不思議な人物です。
「笑えるほどに完璧な人間」が好きな方には、ぜひ見てほしいギャグアニメです。
13位:かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~
赤坂アカの漫画を原作とした『かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~』が13位にランクインしました。
アニメのみならず映画も公開されているので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。
名門校の生徒会長と副会長という、お互いに惹かれ合いながらも「いかに相手に告白させるか」という恋愛頭脳戦を繰り広げるという、もどかしくも爆笑必至のやりとりが、ファンの間でおなじみの展開です。
学園ラブコメで頭脳戦が好きな人には、思わずニヤリとしてしまうこと間違いなしの物語です。
12位:男子高校生の日常
『男子高校生の日常』は、タイトルを一見すると特に珍しさを感じないかもしれません。
学園ものでギャグアニメという点も、よくある題材と侮ってはいけません。
なぜなら、よくある題材は「女子高生の学園もの」なのであり、男子高校生がメインの作品は極めて稀だからです。
特別なキャラクターや特異な状況ではなく、本当に「ありそう」な男子高校生の日常を描いているため、大爆笑するような作品ではないかもしれませんが、男性なら思わず「わかる!」と共感し、クスッと笑ってしまう面白さがあるでしょう。
11位:監獄学園(プリズンスクール)
女子風呂を覗いた罪で、懲罰棟(プリズン)に投獄されてしまった5人の男子高校生による過酷な学園生活を描いた漫画が原作の『監獄学園(プリズンスクール)』が11位です。
2015年7月からTOKYO MXなどで全12話が放送されました。
舞台の私立八光学園は、首都圏で有数の進学校であり、規律が厳しい全寮制の学校です。
元々は女子校でしたが、共学化してから入学した男子生徒がわずか5人、そしてその全員が懲罰棟行きになるという衝撃的な物語でした。
脱獄を試みるも最終的には監獄に逆戻りしてしまうという、ブラックユーモア満載の展開に笑える人には、たまらない作品です。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP10~4!面白いポイントも紹介
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングも、ついに残すところ10作品となりました。
ここからは、惜しくもベスト3には届かなかったものの、その面白さは折り紙付きの10位から4位までの作品をご紹介しましょう。
いずれも甲乙つけがたい名作ギャグアニメばかりで、順位はその時の運といったところかもしれません。
ここまで残ったアニメなら、もはや知らない人もいないほどの知名度があるはずです。
10位:あそびあそばせ
中学2年生の女の子3人が主人公の『あそびあそばせ』が10位にランクインです。
涼川りんの漫画作品が原作のギャグアニメで、一見すると可愛らしいキャラクターたちですが、これがなかなかの曲者ぞろいです。
顔芸やシュールギャグが満載の作品で、スポーツ万能で成績優秀な本田華子、外国人のふりをしている転校生オリヴィア(中身はまったくの日本人)、そして寡黙なクラスメート野村香純が仲良くなり、爆笑ものの物語が始まります。
「かわいいのに顔がすごい」というギャップが最高に笑える作品です。
9位:ヒナまつり
「桃の節句のひな祭り」とは全くベクトルの違う作品で、SFギャグともいうべきアニメ『ヒナまつり』が9位です。
原作は大武政夫による漫画で、漫画誌のFellows!(のちのハルタ)に連載されていました。
未来から飛ばされてきた強力な超能力を持つ少女ヒナと、若手のインテリヤクザ新田義史が中心となって物語が進みます。
ヤクザの新田よりも超能力少女のヒナが暴走する面白さで、爆笑必至の作品となっています。
その予測不能な展開に、あなたはきっと腹筋崩壊することでしょう。
8位:女子高生の無駄づかい
女子高生の「日常」を描くのではなく、「無駄な日常」を描いているのが『女子高生の無駄づかい』というギャグアニメです。
なんとなく疎遠になってしまった田中望・菊池茜・鷺宮しおりの3人が、さいのたま女子高等学校で再会し、他の個性豊かなキャラクターたちとともに「無駄な日々」を過ごすというアニメでした。
元々はニコニコ静画に投稿された作品が人気を得てコミック配信サイトで掲載され、アニメ化されたものです。
「無駄な時間こそ貴重だ」と思える方には、きっと面白く感じてもらえる作品です。
7位:はたらく魔王さま!
人間世界をあと一歩で征服というところまで来た魔王サタンが、女勇者によって絶体絶命のピンチに陥り、腹心の部下アルシェルとともに異世界をさまよい、たどり着いたのが現代日本の東京だったというのが『はたらく魔王さま!』の設定です。
女勇者も魔王を追って現代の東京へと現れますが、どちらも本来の力を発揮できないまま東京での生活に明け暮れるのでした。
ファンタジー世界の住人であるはずの魔王が、ファストフード店でフリーターとして働くというギャップが爆笑を生む作品です。
その設定のユニークさと、キャラクターたちの真剣な「日常」が、見る者を惹きつけます。
6位:斉木楠雄のΨ難
超能力を持つ高校生・斉木楠雄が周りに振り回され、ツッコミ役となるギャグアニメ『斉木楠雄のΨ難』が6位です。
麻生周一による漫画が原作で、2016年から2019年にかけて第1期・第2期・完結編・ψ始動編がテレビ東京やNetflix(ψ始動編)で放送されました。
主人公の斉木楠雄は、わずか3日足らずで人類を滅ぼせるほどの超能力者ですが、その周りの人物が異能者すぎて、彼が気苦労するという展開が笑いのポイント。
「苦戦する超能力者」という斬新な設定で爆笑したい方には、ぜひ見てほしいアニメです。
5位:この素晴らしい世界に祝福を!
暁なつめのライトノベルが原作となっている、いわゆる異世界転生系の作品『この素晴らしい世界に祝福を!』が5位です。
その面白さからアニメ化され、2016年1月から第1期が、2017年1月から第2期がTOKYO MXなどで放送されました。
2024年には第3期の放送も予定されています。
高校生の佐藤和真が事故で命を落とし、転生の女神アクアから異世界への転移を持ちかけられるところから物語は始まります。
ダークな性格の主人公と、彼を取り巻く一癖も二癖もあるパーティーメンバーとの掛け合いが、爆笑を誘います。
異世界ファンタジーでありながら、コメディとしても最高峰のギャグファンタジーです。
4位:ワンパンマン
どんな強大な敵もパンチ1発で倒してしまうヒーロー・ワンパンマンの活躍を描いたヒーローアクションギャグアニメ作品『ワンパンマン』が4位です。
2020年にはハリウッドで実写版映画の製作予定があると報道されるほど、国際的な人気を誇っています。
アニメは2015年10月に第1期が、2019年4月に第2期がテレビ東京などで放送され、現在第3期の放送も予定されています。
頭髪を失いながらも最強のヒーローとなったサイタマが、どんな敵にも「ワンパン」で勝利してしまうという、ヒーローものとしては異例の展開が最大のギャグポイント。
「最強すぎて苦悩するヒーロー」に爆笑ポイントを見出したい方には、ぜひおすすめしたい作品です。
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングTOP3!面白いポイントも紹介
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングも、ついにトップ3までやってまいりました。
ここまできたら、あとはもう「お好みの差」とも言うべきかもしれません。
数ある強豪作品を制し、栄えあるトップの座を射止める作品とは、一体何なのでしょうか?
ここからは、残る3つの珠玉のギャグアニメをじっくりとご覧ください。
3位:日常
不条理でシュールな日常が描かれる、あらゐけいいちの漫画が原作となった『日常』が3位です。
2011年4月からテレビ愛知などで全26話が放送されました。
作品の主な舞台は(作者の出身地である群馬県の)県立時定高校で、登場人物の大部分が強烈な個性を持ち、想像もつかないような奇想天外な出来事に翻弄されてしまうパターンが基本的な展開です。
「群馬と爆笑とシュールさ」に魅力を感じる方には、絶対におすすめできる作品となっています。
その独特な間と、唐突に訪れるぶっ飛んだギャグに、あなたはきっと心を奪われるでしょう。
2位:おそ松さん
赤塚不二夫のギャグ漫画『おそ松くん』が原作となっている『おそ松さん』が2位にランクインです。
赤塚テイストを継承しつつ、成長した松野家の6つ子を描いたギャグアニメとして、社会現象を巻き起こしました。
成長したとはいうものの、6つ子はみな20歳を過ぎても就職しないでニート生活をエンジョイしています。
昔なじみのイヤミやちび太、トト子たちも元気全開で暴れ回る様子は、常に爆笑の渦を巻き起こします。
今後も新作が制作される予定があり、面白い6つ子たちのさらなる活躍に期待したいものです。
1位:銀魂
栄えある1位に輝き、ギャグアニメの頂点に立ったのは、空知英秋による『銀魂』でした。
ギャグアニメ好きなら誰もが認める、文句なしに面白い作品と言えるでしょう。
万事屋銀ちゃんを営む坂田銀時を主人公として、メインキャラクターをはじめとする賑やかなキャラたちが繰り広げるハチャメチャな日常は、爆笑なくしては見られません。
アニメは2006年4月からテレビ東京などで放送が開始され、2018年7月からの第4期まで続きました。
SFあり、時代劇あり、パロディありのギャグアニメは、老若男女問わず、どなたにもおすすめできる爆笑作品です。
その予測不能な展開と、人情味あふれるエピソードのギャップに、あなたもきっと魅了されるでしょう。
ギャグアニメに対する世間の評判や人気
ギャグアニメのおすすめ人気ランキングも無事に1位までご紹介しましたが、ここではギャグアニメに対する世間の評判や人気について、SNSでの意見を中心に探ってみましょう。
きっと共感できる意見や、新たな発見につながる意見もあるはずです。
X(旧Twitter)上では、特定の作品だけでなく、ギャグアニメというジャンル全体への愛情がうかがえる声が多く見られます。
「ギャグアニメは本当に癒される」「疲れた時に見るギャグアニメが最高」といった声は、多くの人が笑いを求めてギャグアニメを視聴していることを示しています。
また、「このギャグアニメは〇〇(特定のネタ)が最高に面白い」「〇〇(特定のキャラ)のリアクションでいつも吹く」のように、作品ごとの具体的な面白さに言及するコメントも多数見られます。
中には、「子供の頃に見たギャグアニメを大人になって見返すと、当時とは違う視点から笑える」という意見もあり、作品の新たな魅力の発見につながることもあるようです。
これは、ギャグアニメが持つ普遍的な面白さや、時を経ても色褪せない魅力があるからこそと言えるでしょう。
日本に限らず、公開されるアニメに対して、ある程度の制約があるのは仕方のないことです。
それでも最近は深夜枠のアニメが放送されることもあって、表現の自由度が高くなった作品も出てきているのではないでしょうか。
確かに、アニメを見るのに強制されることはありません。
自由に見て、その結果嫌いになってしまう作品のジャンルもあることでしょう。
それでも、自分が気付かなかった魅力に触れる機会を増やしておくことは、決して損にはなりません。
ギャグアニメは爆笑必至の笑える面白い作品が多かった!
笑いのツボは人それぞれですが、今回ご紹介した人気の高いギャグアニメ作品は、多くの人に「面白い」と思わせるだけの、確かな笑いのクオリティを持っています。
現在では、過去のギャグアニメに触れる機会や、見られる可能性が格段に増えてきています。
食わず嫌いせずに、ぜひ貪欲なまでに様々な作品を見て、あなたのお気に入りの「笑い」を見つけてみてください。
きっと、日々の生活をより豊かにする、最高のパートナーが見つかるはずです。
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