【こち亀】「バカもん!」だけじゃない!両津勘吉と大原大次郎、そして名脇役たちの心に響く「名言」の数々

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【こち亀】「バカもん!」だけじゃない!両津勘吉と大原大次郎、そして名脇役たちの心に響く「名言」の数々

 

 

  1. 伝説の国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは
  2. 型破りな警察官・両津勘吉の名言集
    1. 初期の両津が放つ辛辣な言葉
    2. 東京はてめえみてえな百姓がくる所じゃねえさっさと帰りやがれ!
    3. けっきょくロシアンルーレットであそんでいて即死してしまったが…じつにおもしろい野郎だったアハハハ
    4. すんでしまったことはしかたないなるようになる!
    5. 松吉みてみろあそこにいる人々を…みんなああしてはたらいているからこそ世の中動いているんだあの人だって名もなく底辺で仕事しその上母ちゃんや子どもをやしなってるはずだ!
    6. いかに美人でもゆるせん女はすぐ感情的になる!
    7. 人生を謳歌する両津の哲学
    8. 気どるなバカモノめがっ人生おもしろおかしくすごしたほうが勝ちだ!ぎゃははは
    9. おいしいだろ若いころはどんどんたばこをすって発育を悪くし思考力を低下させたほうが体にいいぞ!どんどんすえ!
    10. 私は利己主義的なカメ型人間よりもバイタリティーがありハッピーなうさぎ型人間でありたい!つねにそう考えてます
    11. ガキは元気で上等!
    12. こんな日に仕事などできるか!わしは自由主義者だ
    13. 未来を見通す両津の洞察力
    14. ざまあみろ度胸と実行力にゃだれにも負けんぞ
    15. 外見じゃねえんだよ男は体力と心意気だ!
    16. 今やコンピューターエレクトロニクスの時代なんだぞ時代にのりおくれるぞ…21世紀はすべてがコンピューターだだから先を読んでTVゲームのプロになる
    17. 月は遠くでみるからきれいなんだよ…わしなぞなん度アポロになったか数えきれん
    18. ずるいひきょうは敗者のたわごと…遊びでも勝たねばならん!これが両津式遊び学だ
    19. 誰もが心に抱えていることを体現する両津
    20. 地味でまじめなやつが芸能界に入るかよ!目立ちたがりで自尊心が強いから芸能界でやっていけるんだろ
    21. 人生楽しい事だけやって遊んだ方が勝ちだぞわしみたいに!
    22. わけなどきかずに貸すのが男の友情ってもんだろおい!
    23. ガキのころから現実をみせた方が本人のため!夢や希望は元から断たねばダメ!
    24. えらいやつってのは始めからワルなんかにならねえの正直で正しい人間がえらいにきまってるだろ…こいつなんかわがままで勉強もしないでやりたい事やってそれがやっとふつうのレベルにもどっただけだぞおまえなんかおまえの大好きなパンテーラにあのやかましいバイクで正面衝突してフォーカスかざった方がよかったんだ
    25. だらしないけど頼りになる両津の真髄
    26. 男なら俺たちといい仲間になれたのにまったく!女にうまれやがってドジなやつだよ
    27. とにかく人間最後に笑う者が勝ちだおまえはまだスタートラインにも並んでない!まだ早い学校をでて社会にでた時がスタートだわかるな
    28. 男はくやしさをエネルギーにして前進してゆくのだ…わかるな今にみておれの根性を忘れちゃいかんぞがんばれ!
    29. ばかいっちゃいかん背をむけて生きちゃだめだ男は前むきに進むもんだ…グチなどいう前に世の中自分で変える気持ちが大事だ!
    30. 正面ばかりでなくいろんな方向から物を見ないとわからんでしょうが真理というものは…趣味の広さは人間の豊かさになってくるのですよ
    31. 大人の恋愛観と達観した人生観
    32. おまえが心配しすぎなんだよ…すべて計算通りの人生なんておもしろくもなんともないだろ!
    33. 子どもたちの幸せもいいが自分の幸せを大切にした方がいいよ!
    34. 悩んだらまず生きるモードに切り換えてからスタートだ…それからどう生きるかを探せばいい!
    35. 入試就職結婚みんなギャンブルみたいなもんだろ…人生すべて博打だぞ!
    36. 美女だからこそ王子と幸せになれたんだ…これは差別だとお前らは怒るべきだ
  3. 「バカもん!」でおなじみ・大原大次郎の名言集
    1. そんな重要な判断を他人に委ねてどうする?大事なのは君の信念だ
    2. 元々人間意味あるために生まれたんじゃ無いんだから意味無くても当たり前だ…その意味を自分自身が探し出していく事が大切じゃないかね
    3. 人間何かしら取り柄があるものです
    4. ばっかもーん!
    5. 両津のバカはどこにおる!
    6. 体力は象並みだが…知力は鳥以下だ
    7. 現代社会への警鐘を鳴らす大原の言葉
    8. 今のように物が溢れる時代とは違いラジオしかなかったが幸せだった
    9. わしはバラのプロだいつでも教えてあげるから又ここの大原ローズガーデンに来なさい…今日の記念にこのバラをあげよう花言葉は信頼の絆
    10. バラ道はイバラの道だ!
    11. 野菜や草の生命力をなめちゃいかん両津を例にするとあいつの光と水は金だ…金が無くなると生命維持機能が働くだろ
    12. 昔は親からお天道様がお前を見ていると悟されて自制心を子供のころに学んだものだ…それが今では本当のカメラに見られている時代になってしまったな
  4. 『こち亀』を彩る名脇役たちの名言
    1. 作品を残す場所は読者の心だ
    2. バカを踏み台にしてリッチな人生を送りなさい
    3. 恋に歳は関係ないわ
    4. 一人前になりたいという情熱が努力となりその努力がいつか実力に変わっていくんだよ
    5. 世の中で一番美味しいのは家族と食べるご飯なんだよ
  5. 名言から読み解く『こち亀』の奥深さ

伝説の国民的漫画『こちら葛飾区亀有公園前派出所』とは

『こちら葛飾区亀有公園前派出所』、通称「こち亀」は、1976年から2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載された、秋本治先生によるギャグ漫画です。

その連載期間は40年にも及び、巻数も200巻という前人未踏の記録を打ち立てました。

単なるギャグ漫画としてだけでなく、時代を反映した時事ネタや、下町の人情を描いたエピソードなど、幅広いテーマを扱っているのが特徴です。

主人公の破天荒な警察官、両津勘吉を中心に、上司の大原大次郎、エリートの中川圭一、お嬢様警察官の秋本麗子など、個性豊かなキャラクターたちが織りなす日常が多くの読者を魅了してきました。

長期連載だからこそ、読者の中には、連載当初からのファンもいれば、アニメや単行本で作品に触れた人もいるでしょう。

それぞれの世代で、異なるエピソードやキャラクターに思い入れがあるという見方もできます。

 

型破りな警察官・両津勘吉の名言集

主人公・両津勘吉は、その破天荒な言動と行動で常に騒動を巻き起こす一方で、時に人情味あふれる一面を見せる、非常に魅力的なキャラクターです。

彼の言葉は、常識を覆すような過激なものから、人生の本質を突くような深いものまで多岐にわたります。

 

初期の両津が放つ辛辣な言葉

連載初期の両津は、現在のイメージとは異なり、より辛辣でモラルに欠ける発言も多く見られました。

これは、作者の秋本治先生が元々ハードボイルドな作風を描いていた影響が色濃く出ていると考える読者も多いようです。

 

東京はてめえみてえな百姓がくる所じゃねえさっさと帰りやがれ!

記念すべき「こち亀」第1話で、両津勘吉が言い放ったセリフです。

物語の序盤では、趣味の邪魔をされたら容赦なく罵声を浴びせるなど、警察官とは思えない辛辣な言葉が印象的でした。

時代を感じさせる、両津の初期を象徴する名言と言えるでしょう。

 

けっきょくロシアンルーレットであそんでいて即死してしまったが…じつにおもしろい野郎だったアハハハ

こちらも第1話で生まれた両津の名言です。

現代では考えられないほどモラルに欠ける発言で、読者の中にはこのセリフに衝撃を受けた人も少なくないでしょう。

しかし、こうした過激な描写を経て、両津が徐々に人情味あふれるキャラクターへと変化していく過程も「こち亀」の魅力の一つです。

 

すんでしまったことはしかたないなるようになる!

単行本3巻で登場した両津の名言です。

中川圭一と葛飾署に車ごと突っ込むという大トラブルを起こした際に発せられたセリフで、何事にも動じない彼のバイタリティが感じられます。

この言葉に、多くの読者が「両津らしい」と感じたのではないでしょうか。

 

松吉みてみろあそこにいる人々を…みんなああしてはたらいているからこそ世の中動いているんだあの人だって名もなく底辺で仕事しその上母ちゃんや子どもをやしなってるはずだ!

単行本8巻で誕生した両津の名言です。

働かないチンピラに説教する際の一コマで、地道に働くことの大切さを説いています。

この言葉を信じて働き始めたチンピラが事故でこの世を去り、両津がその遺品を両親に届けるという感動的なエピソードへと繋がっていきます。

 

いかに美人でもゆるせん女はすぐ感情的になる!

秋本麗子が初登場した単行本11巻でのセリフです。

女性を軽視するような発言をよくする両津ですが、大抵は部長の大原大次郎に怒られるか、女性陣の反撃に遭い撃沈しています。

この頃、秋本治先生がペンネームを「秋本治」に変えたこともあり、麗子の苗字を「秋本」にしたという裏話は、ファンの間でよく知られています。

 

人生を謳歌する両津の哲学

両津勘吉は、自分の欲望に忠実に、自由に生きることを何よりも重視するキャラクターです。

彼の言葉には、社会の常識にとらわれず、人生を楽しむためのヒントが隠されていると考える読者もいるかもしれません。

 

気どるなバカモノめがっ人生おもしろおかしくすごしたほうが勝ちだ!ぎゃははは

単行本13巻で誕生したセリフです。

両津が宝くじで2000万円を当て、それを全て競馬に賭けて1億5000万円になった際、正気を失った大原大次郎と半裸で札束の上を転がり回った名シーンで飛び出しました。

両津の人生哲学とも言えるこの言葉は、多くの読者に「両津らしい生き方」を印象付けたのではないでしょうか。

 

おいしいだろ若いころはどんどんたばこをすって発育を悪くし思考力を低下させたほうが体にいいぞ!どんどんすえ!

派出所でタバコを要求する未成年の不良に対して両津が言ったセリフです。

現代では絶対許されない表現ですが、当時は口いっぱいにタバコを詰め込むという強烈な名シーンを生み出しました。

警察官という身分を完全に無視して自分のやりたいことを貫くのが両津の魅力であり、その結果、大原大次郎に激しく怒られるのがお約束です。

 

私は利己主義的なカメ型人間よりもバイタリティーがありハッピーなうさぎ型人間でありたい!つねにそう考えてます

お金を計画的に使わない両津に対して、大原大次郎が「うさぎとかめ」の話で説教した際に両津が言い放ったセリフです。

うさぎを起こさずに自分のことだけ考えていたカメは利己的だと主張し、大原大次郎を珍しく黙らせた名シーンとして知られています。

この言葉は、読者の中には、自分の生き方を見つめ直すきっかけになった人もいるかもしれません。

 

ガキは元気で上等!

ガキ大将だった両津の少年時代を描いた回で誕生したセリフです。

友人のバイクを勝手に乗り回したり、教室に虎を連れてきたりとやりたい放題だった両津らしい言葉です。

少年時代のエピソードには、心温まる感動的な話も多く、多くの名シーンが生まれています。

 

こんな日に仕事などできるか!わしは自由主義者だ

単行本23巻で生まれたセリフです。

勤務中に競馬中継を聞いたり、プラモデルを作りたければ作ったり、ドライブに行きたければ行ったりと、両津らしい奔放な行動を正当化する言葉です。

読者が心の中で思っていてもなかなか実行できないことを、両津は簡単に行うため、彼の行動力に憧れを抱くファンも多いようです。

もちろん、この行動力のおかげで、大原大次郎に毎日怒られながらも、数々の名シーンが生まれています。

 

未来を見通す両津の洞察力

一見するとただの遊び人に見える両津ですが、実は驚くほど未来を見通す洞察力を持っていることが、物語の中で度々描かれています。

彼の言葉は、単なるギャグにとどまらず、時代の変化や人間の本質を鋭く捉えていると評価する読者も多いのではないでしょうか。

 

ざまあみろ度胸と実行力にゃだれにも負けんぞ

単行本25巻で生まれた名言です。

喫茶店でヤクザと撃ち合いになるという過激な描写の中で、両津がヤクザを取り押さえ、雄叫びと共にこの言葉を言い放ちました。

普段はちゃらんぽらんに見えても、いざという時には頼りになる両津の男らしさが際立つ名シーンです。

この後先考えない行動が、時に感動的なエピソードを生み出すこともあります。

 

外見じゃねえんだよ男は体力と心意気だ!

少女漫画に出てきそうな美青年に対して、両津が言い放ったセリフです。

外見よりも行動力と根性で人々を感動させる両津らしい名言です。

この言葉を言った後、青年のファンの女の子たちに散々罵倒されるというオチも「こち亀」らしい展開です。

 

今やコンピューターエレクトロニクスの時代なんだぞ時代にのりおくれるぞ…21世紀はすべてがコンピューターだだから先を読んでTVゲームのプロになる

単行本28巻で生まれた名言です。

この頃にはコンピューターがほとんど世に出ていなかったにもかかわらず、両津は見事にその後の社会を予言しています。

大富豪の中川圭一でさえ読めなかった世の中の流れを見事に言い当てる両津の凄さを感じさせる一幕です。

 

月は遠くでみるからきれいなんだよ…わしなぞなん度アポロになったか数えきれん

単行本29巻で誕生した名言です。

友人の本田が外国人に恋をした際に両津がポツリと呟いた言葉で、大雑把で暴言ばかり吐いている印象の両津が、甘酸っぱいロマンチストな一面を見せました。

アニメ版と漫画版では内容が少々異なる回としても知られています。

 

ずるいひきょうは敗者のたわごと…遊びでも勝たねばならん!これが両津式遊び学だ

単行本35巻で誕生した名言です。

警察官として弱者の味方をする両津ですが、遊びのこととなると目の色を変え、どんな手を使ってでも勝つことを優先します。

作中でも卑怯な行動をする描写がよくされており、両津の「遊び」に対する執念がうかがえる一言です。

 

誰もが心に抱えていることを体現する両津

両津勘吉は、読者が心の中で思っていてもなかなか口に出せないような本音や、実行できない願望を体現するキャラクターとして、多くの共感を呼んできました。

彼の言葉は、社会の建前と本音のギャップを浮き彫りにし、読者にスカッと爽快な気分を与えてくれます。

 

地味でまじめなやつが芸能界に入るかよ!目立ちたがりで自尊心が強いから芸能界でやっていけるんだろ

単行本36巻で、アイドルに夢中になっている本田に対して両津が言った名言です。

自分の好きなアイドルは私生活も清純な女の子と信じている本田を一喝し、現実世界へと引き戻しました。

正しいと思ったことは、友人に嫌われてでもはっきりと伝える両津の男らしいセリフです。

 

人生楽しい事だけやって遊んだ方が勝ちだぞわしみたいに!

単行本39巻で両津が言った名言です。

仕事も遊びも全力で楽しみ、上手く両立させている両津らしい言葉です。

現実世界の読者が憧れている生き方をズバッと言い放ち、実際にそれを実行している両津の姿は、多くの人にとって魅力的に映るのではないでしょうか。

 

わけなどきかずに貸すのが男の友情ってもんだろおい!

金欠で中川や麗子にお金を借りようとする両津が、単行本40巻で言った名言です。

一見すると良い言葉に聞こえますが、遊びすぎてお金がなくなったことを上手く隠す両津らしい言葉です。

 

ガキのころから現実をみせた方が本人のため!夢や希望は元から断たねばダメ!

子供向けの教育映画を見た際に両津が言い放ったセリフです。

夢を見ることは大切ですが、その先に待ち受けている現実に打ち勝てる者だけが夢を掴めるという意味が含まれています。

それと同時に、行き当たりばったりで生きていても十分に人生は楽しむことができるとも言っています。

 

えらいやつってのは始めからワルなんかにならねえの正直で正しい人間がえらいにきまってるだろ…こいつなんかわがままで勉強もしないでやりたい事やってそれがやっとふつうのレベルにもどっただけだぞおまえなんかおまえの大好きなパンテーラにあのやかましいバイクで正面衝突してフォーカスかざった方がよかったんだ

更生しようとする不良少年に対して両津が言い放ったセリフです。

中川や大原大次郎が少年を褒めていることに対して甘いと言い、自分の人生は自分で決めろと強い口調で話しました。

褒めるだけでは人間は成長しない、時には突き放すことも大事だと教えてくれる、両津ならではの厳しい言葉です。

 

だらしないけど頼りになる両津の真髄

普段はだらしない両津ですが、いざという時にはとてつもなく頼りになるのが、彼の最大の魅力かもしれません。

そのギャップが、多くの読者の心を掴んで離さない理由の一つだと考えられます。

 

男なら俺たちといい仲間になれたのにまったく!女にうまれやがってドジなやつだよ

どこまでも女性を軽視している両津が、単行本44巻で言ったセリフです。

レースなどの才能が抜群の麗子が男だったら、もっと仲良くなれたという意味を含んでいます。

作中では両津と麗子が恋をしそうな展開もありましたが、「こち亀」らしくうやむやになっているのが、ファンにとっては微笑ましい一幕かもしれません。

 

とにかく人間最後に笑う者が勝ちだおまえはまだスタートラインにも並んでない!まだ早い学校をでて社会にでた時がスタートだわかるな

いじめに悩む少年に対して両津が言ったセリフです。

いじめた相手を見返したいなら、自分の得意分野を極め、お金持ちや有名人になることが一番だと教えています。

現実世界でいじめられている人々に対しても贈りたい、力強いエールと言えるでしょう。

 

男はくやしさをエネルギーにして前進してゆくのだ…わかるな今にみておれの根性を忘れちゃいかんぞがんばれ!

上記の続きで、いじめられている少年に対して両津が言ったセリフです。

絶対に諦めず、顔を上げて前だけ見ていろという、両津の男の熱い言葉が胸に響きます。

もし両津が教職に就いたら、とても良い先生になりそうだと想像する読者もいるのではないでしょうか。

 

ばかいっちゃいかん背をむけて生きちゃだめだ男は前むきに進むもんだ…グチなどいう前に世の中自分で変える気持ちが大事だ!

空き巣と一緒に酒を飲んだ際に両津が言ったセリフです。

「世の中は間違っている」と愚痴をこぼす犯人たちに説教をし、もっと上を見て生きろと説きました。

この犯人たちは、両津が酔い潰れている間に自首し、新しい人生を歩む第一歩を踏み出したというエピソードは、両津の言葉が持つ影響力の大きさを物語っています。

 

正面ばかりでなくいろんな方向から物を見ないとわからんでしょうが真理というものは…趣味の広さは人間の豊かさになってくるのですよ

遊んでばかりの両津が大原大次郎に怒られた際、反論として答えたセリフです。

勉強やスポーツができることが魅力的な人間を作るのではなく、自分が一番輝けることを見つける方が大事だと語った、非常に深い名言です。

ただの言い訳を正論に変える両津の頭の良さを感じる一幕でもあります。

 

大人の恋愛観と達観した人生観

両津は恋愛においても、独特の価値観を持っています。

潔く身を引く姿勢や、人生における大切なことを教える言葉は、多くの大人にも響くのではないでしょうか。

 

おまえが心配しすぎなんだよ…すべて計算通りの人生なんておもしろくもなんともないだろ!

単行本50巻で両津が言ったセリフです。

人生プランを全て考え、それ通りに生きようとする友人に対して、予想もできないことが起こるからこそ人生は楽しいと言いました。

利己的で保守的な現実世界の人間たちに言い聞かせたい、示唆に富んだ言葉です。

 

子どもたちの幸せもいいが自分の幸せを大切にした方がいいよ!

離島で先生をしている女性に恋をした両津が、単行本50巻で言ったセリフです。

その先生には遠距離恋愛をしている恋人がいて、スパッと身を引いた両津が、本当に大切にすべきものをもう一度考えたほうが良いと男らしく言い放ちました。

ダメならダメと潔く身を引く両津の姿は、多くの読者に「かっこいい」と感じさせたことでしょう。

 

悩んだらまず生きるモードに切り換えてからスタートだ…それからどう生きるかを探せばいい!

絶望したからといって人生を終えるべきではないと両津が語った深い言葉です。

生きていれば必ず人生は変わるし、変えることができると言い、人間の原点である「生きる」ことにフォーカスすることの重要性を説いています。

 

入試就職結婚みんなギャンブルみたいなもんだろ…人生すべて博打だぞ!

思わず納得してしまう両津の名言です。

いい大学と会社に入り、幸せな結婚をすることで人生は成功するわけではないと、多くの人が忘れがちな大切な言葉を教えてくれます。

 

美女だからこそ王子と幸せになれたんだ…これは差別だとお前らは怒るべきだ

おとぎ話のヒロインの顔がブサイクだったら絶対に幸せになれていないと言い放った両津の名言です。

自身がイケメンでないことを比喩にして、自虐的に正論を語っています。

現実と空想を分けることの重要性を説いていると考える読者もいるかもしれません。

 

「バカもん!」でおなじみ・大原大次郎の名言集

両津勘吉の直属の上司であり、最も彼に振り回されているのが大原大次郎巡査部長です。

常に両津に怒鳴り散らしている印象が強い大原ですが、実は彼の言葉には、人生の真理や、人間として大切なことが詰まっています。

温厚な大原の、深い洞察力に満ちた名言の数々をご紹介します。

 

そんな重要な判断を他人に委ねてどうする?大事なのは君の信念だ

優柔不断なキャラクターに対して大原大次郎が言い放ったセリフです。

自分の人生を良くすることができるのは自分自身だけという深い意味を含んでいる、ありがたい名言です。

 

元々人間意味あるために生まれたんじゃ無いんだから意味無くても当たり前だ…その意味を自分自身が探し出していく事が大切じゃないかね

自分はダメな人間だと思い込んでいるキャラクターに対して大原大次郎が言ったセリフです。

生まれた時から完璧な人間など存在せず、自分の人生は自分で磨いて輝かせるものだという深い名言です。

長年生きてきた大原の言葉には、重みと説得力があると感じる読者も多いでしょう。

 

人間何かしら取り柄があるものです

遊んでばかりいる両津に対して大原大次郎が言ったセリフです。

実際に両津は人から好かれる魅力をたくさん持っており、何の才能もない人間なんていないから、それを探すために人生を邁進しなさいと説きました。

 

ばっかもーん!

大原大次郎が両津を怒鳴る際に叫ぶ、「こち亀」名物のセリフです。

仕事中にプラモデルを作ったり競馬中継を聞いたりしている両津は、よくこの言葉で怒られています。

しかし、いざ事件が起こると、二人は最高のパートナーへと変わるのが「こち亀」の定番パターンです。

 

両津のバカはどこにおる!

両津が大原大次郎を怒らせた際に、「こち亀」のオチとしてよく使われる描写です。

いつもは温厚な大原が、武装して両津の息の根を止めようとする狂気を感じさせるシーンは、読者に強烈なインパクトを与えます。

 

体力は象並みだが…知力は鳥以下だ

両津という人間を大原大次郎が例えた際に言ったセリフです。

両津の人間離れした体力と、何度怒っても成長しない学習能力の低さを的確に表現しています。

 

現代社会への警鐘を鳴らす大原の言葉

大原大次郎は、古き良き時代を知る人物として、現代社会の消費主義や希薄な人間関係に警鐘を鳴らすような発言も多くしています。

彼の言葉は、物質的な豊かさだけが幸福ではないことを教えてくれます。

 

今のように物が溢れる時代とは違いラジオしかなかったが幸せだった

物が溢れた現代に対して大原大次郎が言った名言です。

便利は裏を返せば不要であるという意味も持ち、必要最低限の物だけ手元にあれば十分に充実した人生を送れると教えてくれます。

 

わしはバラのプロだいつでも教えてあげるから又ここの大原ローズガーデンに来なさい…今日の記念にこのバラをあげよう花言葉は信頼の絆

大原大次郎がバラ栽培にハマっていた際に言い放ったセリフです。

大原は熱中すると自我を失い、目の前しか見えなくなることが作中でもよく見られ、その情熱的な一面が垣間見えます。

 

バラ道はイバラの道だ!

こちらも大原大次郎がバラに夢中になっている際に言ったセリフです。

バラのことを聞かれると、聞かれていないことまで説明を始め、両津に対してだけ辛辣に受け答えする姿は、彼の人間味が感じられる一幕です。

 

野菜や草の生命力をなめちゃいかん両津を例にするとあいつの光と水は金だ…金が無くなると生命維持機能が働くだろ

両津は金があれば何でもすると思っている大原大次郎の言葉です。

実際に両津に頼み事をする際は、よくお金で解決している描写があり、読者の中にはこの言葉に納得する人も多いでしょう。

 

昔は親からお天道様がお前を見ていると悟されて自制心を子供のころに学んだものだ…それが今では本当のカメラに見られている時代になってしまったな

監視カメラだらけになった街を見ながら大原大次郎が言ったセリフです。

長年「こち亀」を連載してきた秋本治先生の、時代に対するメッセージともとれる深い名言です。

 

『こち亀』を彩る名脇役たちの名言

両津と大原以外にも、『こち亀』には魅力的なキャラクターがたくさん登場し、それぞれの立場で心に残る名言を残しています。

彼らの言葉にも、人生の教訓や、ハッとさせられるような真実が隠されています。

 

作品を残す場所は読者の心だ

漫画編集者である竜千士が言ったセリフです。

漫画はただの紙ではなく、読者の心を感動させ、人生ですら変えてしまう力があると言っています。

本田の恋人で漫画家の菜々も、彼の格好いい容姿と言葉に惹かれる描写がありました。

「こち亀」作者である秋本治先生の心も伝わってくる、漫画家としての矜持を感じさせる良い言葉です。

 

バカを踏み台にしてリッチな人生を送りなさい

交通課の婦警たちが言ったセリフで、女性の本音をはっきりと表現しており、読者によっては少し恐ろしい印象を受けるかもしれません。

しかし、同僚のマリアは純粋に両津のことが好きで恋をしているという対比も面白いところです。

 

恋に歳は関係ないわ

大富豪で婦警の秋本麗子が言い放ったセリフです。

何歳になっても恋はしていいし、どんな人を好きになるのも個人の自由だと、大人の意見を語っています。

年の差結婚が騒がれることも多い現代において、些細なことだと教えてくれる、麗子らしい達観した言葉です。

 

一人前になりたいという情熱が努力となりその努力がいつか実力に変わっていくんだよ

両津がバイトしている寿司屋の女将「夏春都」の名言です。

何かを始めるには情熱だけがあれば良いという深い意味を含んでいます。

多くの人が共感する、努力することの大切さを教えてくれる言葉ではないでしょうか。

 

世の中で一番美味しいのは家族と食べるご飯なんだよ

こちらも夏春都の名言です。

どんなに美味しい料理を店で食べたとしても、家族が食卓を囲む食事には敵わないと言っています。

一人で食事をすることが増えている現代社会に対しても問いかけるような、深いセリフです。

 

名言から読み解く『こち亀』の奥深さ

本記事では、「こち亀」に登場する両津勘吉、大原大次郎、そしてその他のキャラクターたちの名言を紹介してきました。

100巻を越える超大作だからこそ、他にも数えきれないほどの面白い描写や、心に響く言葉が散りばめられています。

これらの名言の数々は、単なるギャグ漫画としてだけでなく、人生の教訓や社会へのメッセージが込められた、『こち亀』の奥深さを物語っています。

この記事をきっかけに、改めて『こち亀』を読み返し、あなただけのお気に入りの名言を探してみてはいかがでしょうか。

 

 

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