
週刊少年ジャンプで連載され、当時の少年たちの拳を熱くさせた本格格闘アクション『真島クンすっとばす!!』。
陣内流柔術という、投げ・極め・打撃すべてを網羅した「究極の護身術」を引っさげ、主人公・真島零が世界の強豪たちを次々と「すっとばす」姿は圧巻でした。
本作の魅力は、何といっても空手、柔道、ムエタイ、さらには軍隊格闘術まで、多種多様なバックボーンを持つ強敵たちが、それぞれのプライドを賭けて激突するリアルかつダイナミックな描写にあります。
連載終了から長い年月が経ちましたが、続編『真島、爆ぜる!!』でのエピソードや、ファンの間で長年議論されてきた「結局、誰が一番強かったのか?」というテーマを掘り下げてみたいと思います。
今回は最新の考察データや、単行本未収録級の激闘描写まで徹底網羅し、独自の視点で選出した「最強ランキング」を作成しました。
僕と一緒に、あの池袋の虎や柔の神童、そして伝説の拳帝たちが織りなした死闘の記憶を呼び覚ましましょう!
『真島クンすっとばす!!』強さランキング TOP20
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第20位 三浦初
第20位は、主人公・真島零の不遇時代から彼を支え続けた、誰もが認める最高の相棒、三浦初です。
物語の開始当初は、学校でいじめられっ子として虐げられていたひ弱な少年でしたが、真島とともに陣内流柔術の稽古を積むことで、驚異的な成長を遂げました。
本編中では勝利に恵まれる描写は少なかったものの、続編『真島、爆ぜる!!』では、あの中学時代の面影を感じさせない立派なプロ格闘家としてリングに立っています。
第19位の大河内司が、型どおりの空手で敗北を喫したのに対し、三浦は世界最強の男を間近で見続け、そのトレーニングを完全にこなしてきたという「基礎体力の底上げ」において大きなアドバンテージがあります。
ただ、やはり天性の才能や「破壊的な一撃」を持つ上位陣と比較すると、実戦経験や殺傷能力の面で一歩譲るため、この順位が妥当と言えるでしょう。
しかし、弱者の痛みを知り、それを強さに変えてプロの舞台まで上り詰めた彼の精神力は、ランキング下位とはいえ決して侮れるものではありません。
第19位 大河内司
第19位は、光臨館北海道支部所属の空手家、大河内司です。
コンビネーション打撃を得意とする三段の実力者であり、赤竜塾の構成員相手には無双するほどの力を持っています。
第20位の三浦初が、物語初期においてはいじめられっ子だったのに対し、大河内は当初から「空手の強豪」としての地位を確立していた点で優位に立ちます。
しかし、真島零との初戦では、彼の陣内流柔術を前に、わずか12秒という速さで何もできずに敗北を喫しました。
この敗北は、彼が弱いのではなく、真島が異常に強かったことの証明でもありますが、第18位の津村樹矢のような「大会ベスト4」という明確な実績には届きません。
技のバリエーションや実戦での粘り強さという観点でも、上位陣が持つような「相手を絶望させるほどの圧力」に欠けていたため、このポジションに落ち着きました。
第18位 津村樹矢
第18位は、誠風会所属の空手家、「光の志士」こと津村樹矢です。
光臨館全日本空手道選手権大会で初出場ながらベスト4に食い込むという、まさに彗星のごとく現れた天才肌の選手です。第19位の大河内司が、真島に対して一瞬で敗れ去ったのに対し、津村はあの碇章吾との激闘において、一度は心肺停止にまで追い込まれながらも戦い抜くという壮絶な精神力を見せました。
彼の強さは、クリーンな技の美しさと、勝負どころで見せる勝負根性にあります。大河内とは、公式大会での実績という面で決定的な差があります。
しかし、本編後半では真島のセコンドとしての役割が主となり、自らが主役となって強敵を撃破する描写が少なかったことが、第17位の日下部洸のような「真島を実際に肉体的な限界まで追い詰めた」執念の評価を下回る原因となりました。
ポテンシャルは高いものの、物語上での「武」の追求という面で、専門的な寝技で真島をハメた日下部の方が、実戦的な脅威度は高いと判断しました。
第17位 日下部洸
第17位は、観月家の執事にして、柔道五段の猛者、日下部洸です。
その巨体から繰り出される重量級の寝技は、打撃主体の相手にとっては悪夢そのものです。第18位の津村樹矢が、空手というフレームワークの中で戦ったのに対し、日下部は肘打ちや金的、顔面破壊をも辞さない「実戦的な柔道」を展開し、真島を肉体的にボロボロにしました。
二戦目において、真島の関節を完全に破壊する寸前まで追い込み、自身の両肘を犠牲にしても戦い続ける執念を見せた点は、スポーツ格闘技の域を超えていました。
津村よりも「殺傷能力」と「タフネス」で上回っているのは明白です。
しかし、第16位の小田原広美のような、完成された打撃システムと圧倒的な手数による「波のような攻撃」に対して、寝技に持ち込む前に打ち抜かれるリスクがあるため、この順位です。
日下部は強いですが、彼の動きを上回るスピードと、スタミナを武器にする「永久機関」の前には、持ち味の重量感が仇となる場面が想定されます。
第16位 小田原広美
第16位は、光臨館高知支部の二段、その尽きることのないスタミナから「永久機関」と呼ばれる小田原広美です。
木製バット7本をへし折るという驚異のローキックと、息もつかせぬ突きのラッシュは、まさに圧巻の一言です。第17位の日下部洸が、寝技という一点に特化していたのに対し、小田原は立ち技のスペシャリストとして、当時の真島を極限まで走らせ、スタミナ切れ寸前にまで追い込みました。
日下部が「動」を止める戦いなら、小田原は「動」を加速させ、相手の防御が崩れるまで叩き続ける戦い方です。真島に与えた打撃のダメージ量だけで言えば、この時点の小田原は日下部を凌駕しています。
しかし、第15位のバズアクロイドのような、ルール無用の凶器攻撃やプロレス的な不条理な破壊力を前にすると、正攻法の打撃だけでは攻略できない壁に当たります。
小田原の打撃は素晴らしいですが、バズのような「首を折る」ことに特化したプロの殺し屋的テクニックには、決定力という面で一歩及びませんでした。
第15位 バズアクロイド
第15位は、「圧殺獣」の異名で恐れられるプロレスラー、バズアクロイドです。
噛みつき、凶器攻撃、そして雪崩式のDDT「マンハッタンスパイク」と、相手を壊すためなら手段を選ばないその戦闘スタイルは、まさに獣そのものです。第16位の小田原広美が、あくまで武道家としての打撃を貫いたのに対し、バズは「格闘家の首を実際に折ってきた」という残酷な実戦経験を持っています。
小田原のローキックも強力ですが、バズの強靭なプロレス肉体に耐えられ、一度捕まってマンハッタンスパイクを喰らえば即座に試合終了となる絶望感があります。
しかし、第14位の金相宇が持つような、精密機械のごときテコンドーの蹴り技と、国家レベルで英才教育を受けた「技のキレ」に対しては、バズの荒い攻撃は空を切る可能性が高いです。
バズは怪物ですが、洗練されたプロの技術体系を持つ金相宇と比較すると、勝負の機微において隙が生じやすいため、この順位となりました。
第14位 金相宇
第14位は、テコンドーの若き天才、「韓国の至宝」こと金相宇です。
作中では月形錯羅に敗れるなど、不遇な描写もありましたが、その華麗な足技とスピードは間違いなくトップレベルです。第15位のバズアクロイドがパワーと反則技で押すスタイルだったのに対し、金は徹底した「距離の支配」と、予測不能な角度から飛んでくる蹴りを武器にします。
バズのような鈍重なレスラーにとって、金の変幻自在な蹴撃は捕まえることすら困難なはずです。
テコンドーの技術力そのものは、作中でも一級品として描かれていました。しかし、精神的な脆さや兄・文世への依存心が強く、極限状態での「個の強さ」には疑問符がつきます。
そのため、第13位の月形錯羅のような、陣内流の技術をルーツに持ち、さらにトリッキーな動きで相手を翻弄するタイプには、技術の相性で見劣りしてしまいます。
金相宇は「強い」ですが、月形のような「戦場をかき回す」センスには一歩及ばない評価となりました。
第13位 月形錯羅
第13位は、城之内将士の血を引き、陣内流柔術をその身に宿す少女(?)、月形錯羅です。
小柄な体格ながら、それを補って余りある跳躍力と、急所を的確に撃ち抜く「蹴り当て」の技術は、真島をも翻弄しました。第14位の金相宇を実際に撃破している実績は大きく、テコンドーのリーチすらも陣内流の機動力で無効化して見せました。
金相宇が「型」の美しさなら、月形は「変幻」の恐ろしさを持っており、対戦相手に的を絞らせない戦い方において非常に秀でています。
しかし、物語が進むにつれて「かませ犬」的なポジションになることが増え、金文世や観月裕紀といった真の化物たちには、一方的に叩きのめされる描写が目立ちました。
そのため、第12位のデービスのような、プロの世界で頂点を極めたボクサーの「究極の一撃」と、何ラウンドも戦い抜くプロのタフネスの前には、小細工が通用しなくなるという限界があります。
月形はセンスの塊ですが、デービスのような「一発で世界を変える拳」の持ち主には屈するという判断です。
第12位 デービス
第12位は、プロボクシングの元世界ウェルター級王者、「スネーク」ことデービスです。
ボクシングの元世界チャンピオンという肩書きは伊達ではなく、真島のデビュー戦で見せた長いリーチから繰り出されるジャブと、予測不能なアッパーは、まさに王者の風格でした。
第13位の月形錯羅が、アクロバティックな動きで翻弄するスタイルだったのに対し、デービスは「最小の動きで最大の結果を出す」プロの合理性を体現しています。月形のトリッキーな攻撃も、デービスの動体視力と世界レベルのカウンターの前には、逆に致命的な隙を晒すことになるでしょう。
しかし、ボクシングという競技特性上、真島のような投げや極めを併用する「柔術家」の奇策には対応しきれず、最後は投げ技からの流れで敗れました。
そのため、第11位の下柳笑介のような、規格外の巨体と「投げや極めが効きにくい」特異体質を持つ相手を打ち倒すには、パンチ以外の引き出しが足りない点がネックとなりました。
デービスはボクシングの神ですが、総合格闘的な不条理さを持つ下柳には一歩及ばない評価です。
第11位 下柳笑介
第11位は、プロレス界の「笑う鬼神」にして「人間兵器」、下柳笑介です。
圧倒的な巨体と、それに見合わぬプロレス技術を誇り、赤竜塾の刺客として真島と死闘を繰り広げました。第12位のデービスがパンチの技術に特化していたのに対し、下柳は打撃を喰らっても笑い飛ばすほどの異常なタフネスと、捕まえた相手をマットに沈めるパワーがあります。
デービスの世界王者級のパンチですら、下柳の脂肪と筋肉の鎧を貫くのは難しく、逆に捕まってしまえば、デービスに勝ち目はありません。真島も、彼の巨体ゆえに関節技が完全に決まらないという事態に苦戦を強いられました。
しかし、動きが直線的であり、当身や関節への「急所打ち」に対する脆さも露呈していました。そのため、第10位のJ・Jのような、狡猾な戦略と元プロボクサーとしての技術を併せ持ち、さらに死地を潜り抜けてきた男の「殺意」には対応できません。
下柳はスポーツマンとしての強さでしたが、J・Jのような「組織の長」としての冷酷な強さの前には、甘さが生じると判断しました。
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第10位 J・J
第10位は、GIGAバトルの黒幕にして「GAIA」の会長、J・Jです。
彼は単なる組織のトップではなく、自らもGIGAの戦士として勝ち上がってきた経歴を持ち、元プロボクサーとしての実力も超一流です。第11位の下柳笑介が、正面からのぶつかり合いを好んだのに対し、J・Jは銃声が響くような修羅場を平然と渡り歩く冷徹さを持っています。
下柳のパワーも、J・Jのプロボクサー仕込みのステップと、致命傷を的確に狙う非情な打撃の前には、翻弄される可能性が高いです。
デビッドチャンの首を折るほどの怪力を持つグレゴリーに対しても、一歩も引かない度胸は、彼が本物の強者であることを示しています。
しかし、物語のクライマックスでは真島と野々宮の共闘によって、比較的あっさりと沈められた描写もあり、真の意味での「絶望感」は上位陣に劣ります。
第9位の野々宮拓馬のような、打撃において「神域」に片足を突っ込んでいるような天才的な足技使いと比較すると、純粋な格闘家としての爆発力で一歩譲るため、この順位です。
第9位 野々宮拓馬
第9位は、光臨館総本部のエース、「池袋の虎」こと野々宮拓馬です。
「足技だけなら間違いなく全日本上位」と称されるその蹴りは、真島零が最も警戒した技術の一つです。第10位のJ・Jがボクシングベースの立ち回りに長けていたのに対し、野々宮は空手という伝統武術をベースに、さらに柔軟で破壊的な足技へと進化させています。
J・Jのパンチが届く外側から、野々宮の変幻自在な蹴りが襲いかかる様子は、対戦相手からすれば死角のない攻撃を受けている感覚に陥るでしょう。
続編『真島、爆ぜる!!』では、ロン毛となってさらにパワーアップし、真島と肩を並べて戦うほどの存在感を見せました。
しかし、真島に対して「お前が万全なら、俺は勝てない」と自ら実力差を認めている潔さもあり、内藤誠示のような「真島に一生残る傷を負わせた」ほどの、不条理なまでの暴力性には一歩届きません。
野々宮は「最高にカッコいい空手家」ですが、第8位の内藤が持つ「相手を壊すことへの執着」と巨大なリーチの前には、体格差という現実を突きつけられます。
第8位 内藤誠示
第8位は、光臨館大阪支部の「ミナミの壊し屋(ボーン・クラッシャー)」、内藤誠示です。
2mを超える長身から放たれる、鎖骨を文字通り粉砕する「スカイフック」は、初期の真島を地獄の淵まで追い詰めました。第9位の野々宮拓馬が華麗な技術で魅せたのに対し、内藤は「壊す」ことに特化した破壊の化身です。
野々宮の蹴りも強力ですが、内藤のリーチの前に懐に入り込むのは至難の業であり、一度でもスカイフックに捕まれば、どんなに鍛えた肉体も容易に崩壊します。
真島を初めて骨折・脱臼という重傷に追い込んだインパクトは、ファンの間でも語り草になっています。
物語後半では真島の良き兄貴分となりますが、その戦闘能力の高さは常に維持されており、光臨館編でも屈指の強敵でした。しかし、第7位の明星山が持つ、さらに規格外の「力士としての質量と破壊力」を前にすると、内藤のリーチすらもパワーで押し切られる展開が見て取れます。
内藤は「壊し屋」ですが、明星山は「存在そのものが重戦車」であり、正面から受け止めることのできない圧力という面で、一歩及びませんでした。
第7位 明星山
第7位は、ハワイ出身の元横綱、明星山です。
路上の街路樹を突っ張り一発でぶち折るという、漫画的表現を借りれば「象をも倒すパワー」の持ち主です。第8位の内藤誠示が、特定のポイントを破壊するスタイルだったのに対し、明星山は「ぶつかっただけで相手を再起不能にする」という、質量の暴力を体現しています。
内藤のスカイフックも恐ろしいですが、明星山の突っ張りやぶちかましは、ガードの上からでも全身の骨を粉砕するほどの威圧感がありました。真島の左腕を実際に骨折させたその破壊力は、作中でも最大級です。
しかし、力士特有の「両膝の爆弾」という致命的な弱点があり、長期戦になれば機動力のある相手に足元を掬われる危険性を常に孕んでいます。
そのため、第6位の金文世のような、弱点を冷静に突き、さらに「強化セラミック」という反則級の武器を使いこなす冷酷な相手には、膝を壊されて終わる可能性が高いです。
明星山は最強のパワーを持ちますが、金文世の「殺し」の技術と冷徹さには、勝負の非情さで劣ると評価しました。
第6位 金文世
第6位は、テコンドーの闇を背負う男、金文世です。
弟・相宇の影として、対戦相手を事前に始末する「掃除屋」を務めていた彼は、金相宇を遥かに凌ぐ実力と冷酷さを持っています。第7位の明星山が圧倒的なパワーで押すスタイルだったのに対し、金文世は「強化セラミック入りのカカト」という凶悪な武器と、相手の命すら奪うことを躊躇わない冷徹な戦略で戦います。
明星山の膝という弱点を、金文世が見逃すはずはなく、一瞬の隙を突いて強化セラミックの一撃で粉砕してしまうでしょう。
続編『真島、爆ぜる!!』でも、記憶を改竄されながら「ニードル」として再登場し、真島と地獄のような死闘を繰り広げました。
しかし、第5位のガルーダ・ムアリンスンのような、陣内流の奥義を喰らっても立ち上がり、逆に相手の心を折るような「驚異のタフネスと執念」を持つ怪物には、彼の一点突破の攻撃も防がれる可能性があります。
金文世は「最高の暗殺者」ですが、ガルーダのような「不屈の闘士」を完全に沈めるには、さらなる暴力が必要でした。
第5位 ガルーダ・ムアリンスン
第5位は、ムエタイ界の「神の翼」、ガルーダ・ムアリンスンです。
その戦闘スタイルは、ムエタイの打撃に加えて、相手の後頭部や背骨を容赦なく狙う冷酷非情なもので、真島が「最も死を意識した相手」の一人です。第6位の金文世が隠し武器による一撃に頼る場面もあったのに対し、ガルーダは己の肉体すべてを武器とし、陣内流の秘伝「二天鋲」を喰らっても微動だにしない異常な耐久力を誇ります。
金文世のセラミック蹴りですら、ガルーダの鍛え抜かれた肉体と、痛みを感じさせない精神力の前には、決定打にならないかもしれません。
真島のアバラを折り、碇章吾をすら仕留めた技を受けても倒れない姿は、まさに悪夢そのものでした。背中に刻まれたガルーダの彫物に恥じぬ、圧倒的な誇りと強さを持っています。
しかし、第4位の観月裕紀のような、柔道の神童にして「関節技の天才」という、打撃が通用しない次元で相手をコントロールするサディスティックな強者には、そのタフネスも通用しません。
ガルーダは「打撃戦の王」ですが、観月裕紀の「骨をへし折るまで離さない寝技」という地獄の前には、脱出する術を持たないと判断しました。
第4位 観月裕紀
第4位は、柔道界の「神童」であり、向道館の異端児、観月裕紀です。
オリンピック金メダル確実と言われながら、その実は相手の関節をわざと外し、嘲笑うようなサディスティックな性格を持つ怪物です。第5位のガルーダ・ムアリンスンが、打撃と根性で攻めてくるのに対し、観月は「ツイスター」や「山嵐」といった、一撃で相手を再起不能にする投げと極めの天才です。
ガルーダの驚異的な打たれ強さも、関節そのものを破壊する観月の柔道の前には、筋肉の鎧は何の役にも立ちません。内藤誠示や月形錯羅を子供扱いしてボコボコにした実力は、作中でもトップクラスの恐怖の対象でした。
真島との戦いにおいても、当初は真島を完全に圧倒し、死の寸前まで追い詰めました。しかし、第3位の碇章吾のような、「人間の域を超えた正拳突き」一発で戦況をすべてひっくり返すような、圧倒的な「武」の頂点に君臨する男には、組み付く前に粉砕されるリスクがあります。
観月は「柔の天才」ですが、碇章吾は「拳の皇帝」であり、そのあまりの破壊力の差により、この順位となりました。
第3位 碇章吾
第3位は、光臨館全日本空手道選手権大会5連覇を達成した、伝説の空手家「拳帝」こと碇章吾です。
3m先のロウソクを拳圧で消し、その正拳突きは「ハンマー以上の破壊力」を持つと言われる、まさに空手というジャンルそのものを体現する存在です。第4位の観月裕紀が、テクニックと残虐性で相手を支配したのに対し、碇章吾は「ただ一撃で、すべてを終わらせる」という、シンプルかつ究極の強さを持っています。
観月が組み付こうとすれば、碇の「筋肉の鎧」に打撃を阻まれ、さらにあの神速の正拳突きが炸裂すれば、観月の華奢な肉体は一瞬で崩壊するでしょう。
真島をして「本気を出せば、俺は殺されていた」と言わしめるほどの圧倒的な格上感は、全キャラクターの中でも異彩を放っています。
しかし、第2位のグレゴリーディアギレフのような、戦場で人を殺すために最適化された「軍隊格闘術」と、薬物投与による異常な肉体、そして「殺しのプロ」としての経験値の前には、スポーツ空手の域を出ない碇章吾の攻撃も、致命傷に至らない可能性があります。
碇章吾は「武の頂」ですが、グレゴリーは「死の淵」から来た化物であり、その生々しい殺意において一歩及びませんでした。
第2位 グレゴリーディアギレフ
第2位は、旧ソ連特殊部隊「スペツナズ」出身の、最強の殺人兵器、グレゴリーディアギレフです。
軍隊格闘術コマンドサンボを駆使し、デビッドチャンの首をこともなげに折るその実力は、もはや格闘家ではなく「殺し屋」のそれです。第3位の碇章吾が、ルールのある大会での最強だったのに対し、グレゴリーは「いかに効率よく人を殺すか」に特化しており、その差は実戦において決定的なものとなります。
『真島、爆ぜる!!』で見せた、ドラッグによって強化された肉体と、何度倒されても死なないその異常性は、まさにバイオハザード的な恐怖を読者に与えました。
野々宮と真島の二人を同時に相手取り、それでもなお立ち上がる姿は、本作最大の絶望を象徴しています。碇章吾の正拳突きですら、この不死身の男を完全に止めることはできないでしょう。
しかし、そんな怪物すらも、最後は「折れない心」と「陣内流の極致」に到達した第1位の真島零の前に敗北を認めました。
グレゴリーは「最強の兵器」でしたが、真島が持つ「進化する力」には、最後の一歩で届かなかった。それが彼を2位に留めた理由です。
第1位 真島零
栄光の第1位は、我らが主人公、陣内流柔術第十代継承者、真島零です!
「世界最強の男(オトコ)になる」という夢を掲げ、池袋の小さな道場からスタートした彼は、数々の強敵を文字通り「すっとばし」、名実ともに最強の座へと上り詰めました。
第2位のグレゴリーディアギレフがいかに不死身の怪物であろうとも、真島は戦いの中で常に相手を分析し、一瞬の隙に「捻芭蕉」や「二天鋲」といった陣内流の奥義を叩き込む、天才的な勝負勘を持っています。
空手、柔道、ボクシング、相撲、テコンドー、ムエタイ……。ありとあらゆるジャンルの頂点に立つ者たちと拳を交え、そのすべてから学び、自身の強さに変えてきた彼の「適応能力」こそが、本作における真の最強の根拠です。
どんなにボロボロになり、骨を折られ、意識が遠のこうとも、最後の一撃で逆転する「主人公補正」を抜きにしても、彼の技のキレと精神力は群を抜いています。
続編『真島、爆ぜる!!』で、たとえ記憶を失っても、その身体が最強の動きを忘れなかった姿は、まさに格闘技の申し子。
「最強の敵は、常にこれまでの戦いの中にいた自分自身」であることを証明し続けた真島零。彼こそが、『真島クンすっとばす!!』ワールドにおける、揺るぎなき絶対王者です!
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全20キャラクターの強さランキング、いかがでしたでしょうか?
改めて振り返ってみると、初期の「ミナミの壊し屋」内藤誠示の絶望感から始まり、中盤の「柔の神童」観月裕紀のサディスティックな恐怖、そして終盤の「スペツナズ」グレゴリーの人間離れした怪物性まで、読者を飽きさせない強敵のインフレ具合が絶妙でしたね。
僕がこの記事を書いていて改めて感じたのは、にわかには信じられないほどの「技のデパート」陣内流柔術の奥深さです。どんなに不条理な力を持つ相手に対しても、必ずそれに対抗する「理(ことわり)」が存在する。この格闘技理論の緻密さが、本作を単なるアクション漫画に留まらない傑作へと押し上げていたのだと思います。
「いやいや、あのキャラはもっと強いだろ!」「続編のあの描写を見れば順位はこうなるはず!」といった熱い議論も、格闘漫画ファン同士なら止まらないはずです。ぜひ、皆さんの「最強の布陣」もコメントで教えてください!
それでは、いつか僕らも「陣内流」を習得して、日常の困難をすっとばせるようになる日を夢見て。また次回の最強議論でお会いしましょう!
同世代の漫画強さランキングも多数掲載中ですので是非ご覧ください!










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