【鬼滅の刃】鱗滝左近次が「判断が遅い」と説く理由!大塚芳忠が語るヒットの確信!

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【鬼滅の刃】鱗滝左近次が「判断が遅い」と説く理由!大塚芳忠が語るヒットの確信!

 

『鬼滅の刃』アニメ化の発表当時、ファンの間ではどのキャラクターにどの声優が起用されるのか、大きな話題を呼んでいました。

その中でも特に注目を集めたのが、主人公・竈門炭治郎(かまどたんじろう)を鬼殺隊へと導く鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)の声優です。

そして、ベテラン声優の大塚芳忠(おおつかほうちゅう)がこの役を担当すると発表された時には、多くのファンから喜びの声が上がりました。

この記事では、物語の序盤で炭治郎の師として登場し、厳しくも温かい指導で読者の心を掴んだ鱗滝左近次の魅力とともに、彼の声を担当した大塚芳忠のプロフィール、代表作、そして彼自身が『鬼滅の刃』の大ヒットを確信した瞬間について深掘りしていきます。

渋く深みのある声で多くのキャラクターに命を吹き込んできた大塚芳忠が、どのように鱗滝左近次という人物を表現したのか、その裏側に迫りましょう。

 

【鬼滅の刃】炭治郎を育てた「育手」・鱗滝左近次とは

鱗滝左近次は、『鬼滅の刃』の物語の序盤に登場する重要なキャラクターです。

彼は、家族を鬼に殺され、唯一の肉親である妹の竈門禰豆子(かまどねずこ)を鬼にされてしまった炭治郎を、鬼殺隊へ導く「育手(そだて)」として登場します。

常に天狗のお面をつけて素顔を隠しており、その正体は謎に包まれていましたが、その厳しさの裏には深い愛情と優しさが秘められていました。

 

鱗滝左近次のプロフィール

名前鱗滝左近次(うろこだきさこんじ)
職業育手(鬼殺隊を育てる者)
元階級水柱(みずばしら)
容姿常に天狗のお面を着用し、素顔は不明。
特徴厳しくも愛情深い指導者。禰豆子に「人は守るべき存在」だと暗示をかけた。

鱗滝左近次は、炭治郎を鬼殺隊士として育てるためのスパルタな試練を与え、剣士としての基礎を厳しく叩き込みました。

その一方で、鬼となってしまった禰豆子に対し、「人間を守るべき存在」であると暗示をかけ、人間としての思考を植え付けるなど、彼の優しさが見える場面も多く描かれています。

天狗のお面の下に隠された表情は決して見えませんが、彼の言葉や行動の端々から、炭治郎と禰豆子への深い愛情が感じられます。

 

漫画『鬼滅の刃』の概要をおさらい

鱗滝左近次が登場し、その活躍を見せる漫画『鬼滅の刃』について、改めてその概要をおさらいしておきましょう。

この作品が日本だけでなく世界中で社会現象を巻き起こしたことは、多くの人の記憶に新しいはずです。

 

『鬼滅の刃』の輝かしい実績

吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)によって描かれた漫画『鬼滅の刃』は、2016年11号から2020年24号まで「週刊少年ジャンプ」に連載され、全205話で完結しました。

単行本は全23巻が刊行され、2021年2月時点で累計発行部数が1億5000万部を突破するという記録的な売り上げを達成。

アニメ化をきっかけに前代未聞の社会現象を引き起こし、ファンからは親しみを込めて「鬼滅」の略称で呼ばれています。

現在も「刀鍛冶の里編」のアニメ化が決定するなど、その人気は衰えることを知らず、多くのファンが新たな展開を心待ちにしています。

 

『鬼滅の刃』の物語の始まり

物語は、大正時代に炭焼きで生計を立てていた少年・竈門炭治郎の日常が、ある日突然、鬼によって家族を皆殺しにされる悲劇から幕を開けます。

唯一生き残っていた妹の禰豆子を連れて医者を探しに町へ向かう途中、禰豆子が鬼と化して暴走。

そこに駆け付けた鬼殺隊士に妹を殺されかけますが、炭治郎は必死に抵抗し、禰豆子もまた鬼となっても人としての心が残っていることを示します。

鬼殺隊士から鬼を討つ手がかりを得た炭治郎は、妹を人間に戻すため、そして家族の仇を討つために、鱗滝左近次の元へと向かうことになるのです。

 

鱗滝左近次の声を担当した大塚芳忠とは

ここからは、鱗滝左近次の声を担当し、その存在感を際立たせた声優・大塚芳忠について詳しく見ていきましょう。

彼が『鬼滅の刃』の大ヒットを予感していたというエピソードにも注目です。

 

大塚芳忠のキャリアと人物像

大塚芳忠は、1954年5月19日生まれ、岡山県出身の日本の男性声優でありナレーターです。

1980年代から声優としての活動を開始し、デビュー作は『機甲創世記モスピーダ』のバットラーでした。

声優歴40年以上のベテランであり、60歳を超えた現在でも第一線で活躍し続けています。

本名は「よしだ」と読みますが、周りから「ほうちゅう」と呼ばれることが多かったため、現在の芸名に変更したというエピソードも。

趣味はカメラ、ゴルフ、自転車といったアウトドア系で、愛猫家としても知られています。

株式会社クレイジーボックスに所属しており、アニメ声優だけでなく、海外映画の吹き替えやナレーション、実写映画や舞台への出演経験も豊富です。

声種はバリトンで、低く渋い声が特徴的。

その低音でソフトかつ聞き取りやすい声は、業界内外から高く評価されています。

 

大塚芳忠の声優としての魅力

大塚芳忠の声優としての最大の魅力は、そのバリトンの音域に縛られず、幅広い役柄を演じ分けることができる高い演技力にあります。

例えば、ある洋画の吹き替えでは、無感情でありながらもどこかユーモラスなアンドロイドという難しいキャラクターを見事に演じ切りました。

一見して分かりやすいキャラクターよりも、事細かく設定が詰まった、複雑な内面を持つキャラクターを担当することが非常に多いのも彼の特徴です。

その実力は高く評価されており、2017年には第11回声優アワードで助演男優賞を受賞しています。

 

大塚芳忠にとっての「神」と大ヒットの確信

大塚芳忠は、同じ声優である弥永和子(やながかずこ)と結婚しており、夫婦共演も経験しています。

「業界の神は?」と質問された際には、迷わず妻の名前を挙げるほどの愛妻家としても知られていましたが、残念ながら弥永和子は2014年に敗血症で他界しました。

また、大塚芳忠は『鬼滅の刃』で鱗滝左近次役の出演が決まった際、本作が大ヒットすることを予感していたと語っています。

彼が一番に感じたのは、「すべてが新しかった」という点。

大正時代という大人には懐かしく、若者には目新しい設定や、ただの敵ではない個性豊かな鬼たちのストーリーの深さに触れ、「これは大ヒット間違いなしだ」と確信したそうです。

その予感は、まさに現実となりました。

 

大塚芳忠が演じた代表的なアニメキャラクター

長年のキャリアを持つ大塚芳忠は、鱗滝左近次以外にも数多くの印象的なキャラクターを演じてきました。

ここでは、彼の代表作の一部をご紹介します。

 

『NARUTO -ナルト- 疾風伝』自来也(じらいや)

『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の自来也は、大塚芳忠の代表作の一つであり、鱗滝左近次と似た立ち位置のキャラクターです。

主人公・ナルトに忍術を教える師匠として登場し、厳しさの中にも愛情のある指導をする人物を見事に演じました。

 

『亜人』佐藤(さとう)

『亜人』では、テロリストである佐藤を演じています。

「帽子」と呼ばれ、謎多き存在として描かれたキャラクターで、初老の男でありながら実は外国人という複雑な背景を持つ佐藤の内側に秘めた狂気を、色気ある奇妙な声で演じ切りました。

 

『幼女戦記』ハンス・フォン・ゼートゥーア

『幼女戦記』では、大将と呼ばれる権威ある存在、ハンス・フォン・ゼートゥーアを担当。

世界大戦を模した作中で大きな影響力を持つ人物を、品のある老兵として持ち前の低い声質で表現し、多くのファンから共感を得ました。

 

『SLAM DUNK』堀田徳男(ほったのりお)

バスケットボールを題材にした人気漫画『SLAM DUNK』では、不良の堀田徳男を演じました。

番長とも呼ばれるほどの不良児でありながら、根は熱く、三井寿(みついひさし)を熱心に応援する友人ポジションのキャラクターを見事に表現しています。

 

『ゴールデンカムイ』鶴見中尉(つるみちゅうい)

金塊を巡るサバイバルバトルを描いた『ゴールデンカムイ』では、鶴見篤四郎(つるみとくしろう)を演じました。

一言で悪役とは言い切れない、癖の強いキャラクターを、渋い低音の中にピュアな透明感を持たせた声で表現し、強烈な印象を残しました。

 

『銀魂』阿伏兎(あぶと)

なんちゃってSFを世界観に据えた大人気コメディ漫画『銀魂』では、阿伏兎を担当しました。

第七師団副団長として神威(かむい)を見守る部下のような立ち位置で登場しながら、夜兎族(やとぞく)の中でも屈指の猛者であり、銀時(ぎんとき)と対決することもある侮れないキャラクターを演じました。

 

『転生したらスライムだった件』ハクロウ

異世界ファンタジー作品『転生したらスライムだった件』では、老人の凄腕剣士ハクロウを担当。

ただ渋いだけでなく、コミカルさも持つハクロウの魅力を引き出し、仲間の失言から「ジジイじゃと?」と目を真っ赤にする場面は、ファンからも人気が高いです。

 

『ONE PIECE FILM Z』ゼット

2012年に公開された劇場版『ONE PIECE FILM Z』では、その作品の重要人物であるゼットを演じました。

元海軍大将でありながら、海賊を根絶やしにしようと世界を滅亡させるほどの作戦を企てていたゼットの生き様は、「男の作品」として多くのファンに感動を与え、涙を誘いました。

 

『仮面ライダー電王』デネブ

大塚芳忠自身が代表作として挙げる『仮面ライダー電王』では、イマジン・デネブを演じています。

悪役を演じることが多い彼にとって、デネブは味方陣営の明るく天然な性格のキャラクターであり、大塚芳忠自身もデネブは好きなキャラクターだと公言しており、当時もらったキーホルダーを今でも大切にしているそうです。

 

鱗滝左近次の心に響く名言

大塚芳忠の深い声によって、鱗滝左近次の言葉はより一層、読者の心に響きました。

師匠的存在である鱗滝左近次のセリフは、どれも渋く勇ましく、そして優しさを感じさせる透明感ある声で演じられていました。

 

「判断が遅い」

鱗滝左近次の代名詞とも言える名言です。

初めて炭治郎と出会った時、鱗滝左近次はもし妹が人間を食べたらどうするかと問い、炭治郎が答えに迷った際に発した言葉でした。

この言葉には、守るべきものや信念があるならば、いかなる状況でも迷わず決断を下すべきだという、彼の厳しくも深い教えが込められています。

物語の冒頭で炭治郎の覚悟の甘さを指摘し、その後の彼の成長に大きな影響を与えた印象的なセリフです。

 

「よく生きて戻った」

鬼殺隊に入るための最終選別は、命を落とす者が珍しくないほどの過酷な試練です。

その試練を乗り越え、鱗滝左近次の元へと帰ってきた炭治郎を見つけた時、鱗滝左近次は真っ先に彼を抱きしめ、安堵しながらこの言葉を呟きました。

お面の下からは涙が見えており、それまでの厳しい印象からは想像できなかった彼の温かい一面が垣間見え、多くの読者の涙を誘いました。

 

「腹を切ってお詫び致します」

柱合会議(ちゅうごうかいぎ)にて、炭治郎が鬼である禰豆子を連れていることについて議論され、多くの柱が反対する中で、鴉が鱗滝左近次が書いた手紙を届けました。

その手紙には、禰豆子が飢餓状態であっても人を襲わなかったことが記されており、もし万が一、人を襲った場合は「腹を切ってお詫びいたします」とまで述べて、二人を守ろうとする鱗滝左近次の強い覚悟が示されていました。

離れていても常に炭治郎と禰豆子を深く案じていることが感じ取れる、感動的な名言です。

 

まとめ:大塚芳忠は鱗滝左近次に完璧にハマった声優

今回は、蟲柱・鱗滝左近次の強さや能力、そして壮絶な最期についてご紹介しました。

鱗滝左近次というキャラクターは、年のいった渋い老人という設定に相応しい深みのある声を持ちながら、その奥には細やかな感情表現も可能な大塚芳忠によって、まさに完璧に演じられました。

SNS上の評判でも分かるように、彼は鱗滝左近次の役にこれ以上ないほどぴったりの声優だったと言えるでしょう。

本記事でまとめた大塚芳忠の声優情報や代表作での演技、そして鱗滝左近次の名言を意識して再び彼の演技を聞いてみると、また違った面白さや発見があるかもしれません。

ぜひ、アニメや漫画を見返す際に、彼の声と演技に注目してみてくださいね。

 

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