【ハンターハンター】クロロ=ルシルフルの魅力を深掘り!名言・能力・声優から紐解くカリスマ性

漫画

【ハンターハンター】クロロ=ルシルフルの魅力を深掘り!名言・能力・声優から紐解くカリスマ性

 

『ハンター×ハンター』の数あるキャラクターの中でも、圧倒的な存在感を放ち、多くのファンを魅了してやまないのが、幻影旅団の団長クロロ=ルシルフルです。

冷徹でありながらも仲間思いの一面を見せるその人間性、そして底知れない能力の数々は、彼を単なる敵キャラクターではない、奥深い存在として確立させています。

今回は、クロロの印象的な名言や名シーンから彼のカリスマ性を紐解き、その驚異的な能力や強さ、さらには歴代声優が与えた影響まで、多角的にクロロの魅力に迫ります。

なぜクロロはこれほどまでに多くのファンを引きつけ、語り継がれる存在となったのでしょうか。

 

【ハンターハンター】クロロ=ルシルフルの基本情報

『ハンター×ハンター』が長きにわたって愛される理由の一つとして、ヨークシンシティ編で鮮烈な登場を果たした幻影旅団団長、クロロ=ルシルフルのキャラクターの魅力が挙げられるでしょう。

まずは、彼の基本的なプロフィールと、『ハンター×ハンター』という作品の概要についてご紹介します。

 

クロロ=ルシルフルのプロフィール:幻影旅団を率いる特質系能力者

クロロは『幻影旅団』と呼ばれる盗賊集団の創設者兼団長です。

幻影旅団は盗みを働く賞金首の集団で、計13人で構成されており、体のどこかに蜘蛛と数字の刻印を刻んでいます。

クロロの団員No.は「0」です。

クラピカは自身のルーツであるクルタ族を幻影旅団に滅ぼされているため、彼らに対し強い復讐心を抱いています。

 

項目内容
名前クロロ=ルシルフル
性別
念能力系統特質系能力者
主な念能力盗賊の極意(スキルハンター)、栞のテーマ(ダブルフェイス)
盗んだ念能力密室遊漁(インドアフィッシュ)、不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)、天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)、番いの破壊者(サンアンドムーン)、人間の証明(オーダースタンプ)、神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)、携帯する他人の運命(ブラックボイス)、転校生(コンバートハンズ)
年齢26歳
身長177cm
体重68kg
血液型AB型
出身地流星街

 

クロロの性格:冷徹な知性と仲間への情

クロロの普段の性格は、冷徹で非常に博識です。

常に何らかの本を読んでおり、その知性の高さが伺えます。

また、幻影旅団の団長にふさわしい高いリーダーシップとカリスマ性を持ち合わせており、その能力や強さは団員よりも段違いであると評されることも多いです。

しかし、彼は非常に仲間意識が強く、旅団に裏切り者がいると噂されても、安易に疑うことなく仲間を信じる姿勢を見せていました。

この「冷徹さ」と「仲間への情」というギャップが、クロロの複雑な人間性を際立たせ、多くのファンを惹きつける理由の一つと考えることができます。

 

『ハンター×ハンター』の概要とあらすじ

『ハンター×ハンター』は、集英社の週刊少年ジャンプに連載されている大人気バトル漫画です。

作者は『幽☆遊☆白書』や『レベルE』を手掛けた冨樫義博で、彼の作品群に引けを取らない面白さで根強いファンを多く獲得しています。

近年では、作者のTwitter投稿が話題となり、連載再開への期待がさらに高まるなど、その人気に熱が上がっています。

『ハンター×ハンター』はこれまでに2度アニメ化されており、1999年にはフジテレビ系列で、2011年には日本テレビ系列で放送されています。

物語は、主人公の少年ゴン=フリークスが、幼い頃に別れた一流ハンターの父ジン=フリークスと出会うことを目指し、一流のハンターとなる姿を描いた冒険譚です。

ゴンは、旅の途中でキルア、レオリオ、クラピカといった個性豊かな仲間たちと出会い、共に様々な試練を乗り越えながら成長していきます。

クロロ団長は、物語の中でも特に人気の高い「ヨークシンシティ」編で主要キャラクターとして登場し、ゴンたちの前に立ちはだかります。

 

クロロ=ルシルフルの名言・名台詞・名シーン

クロロの言葉には、彼の思想や信念、そして幻影旅団の団長としての覚悟が凝縮されており、多くの読者に強い印象を与えてきました。

ここでは、『ハンター×ハンター』の物語においてクロロが発した名言や名台詞を、その背景となる名シーンと共にご紹介していきます。

 

クロロの名言①「しんどー・・・」

「しんどーありゃ盗めねえわ」

ゾルディック家(キルアの家系)のゼノとシルバとの激しい戦いを終えた後、クロロが仰向けの状態でぼそっとつぶやいた名言です。

2対1という不利な状況での戦闘後であり、まだ余力を残していたとはいえ、さすがのクロロでも疲労困憊であった様子が伺えます。

普段の冷静沈着な姿からは想像できない、人間味あふれる一言として、多くのファンに印象を残しました。

 

クロロの名言②「少し黙れ・・・」

「ノブナガ 少し黙れ」

仲間のノブナガがヒソカに真っ先に斬りかかろうとした時に発した名言です。

クロロがネオンから盗んだ占いの能力で、仲間のウボォーギンを裏切ったのは誰かをメンバーに占いをかけた結果、ヒソカと判明したため、親友を殺されたノブナガは感情的になって斬りかかろうとします。

しかし、クロロの冷静な台詞と能力によってその場を静止させ、団長としての統率力を見せつけました。

 

クロロの名言③「なぜだろうな・・・」

「なぜだろうな?関係ないからじゃないか?」

ゴンが質問した「なぜ、自分たちと関わりの無い人間を殺せるの?」という問いに対して、クロロが返答した名言です。

クロロの無関係な人間に対する残虐さが伺える一言ですが、続くクロロの発言で「いややはりと言うべきか、自分を掴むカギはそこにあるか・・・」と哲学的思想の台詞を残しており、彼の深い内面を垣間見ることができます。

この言葉は、彼の「根源的な悪」に対する探求心を示している、という考察もあります。

 

クロロの名言④「いないよ・・・」

「いないよ そんな奴は」

ウボォーギンが幻影旅団のメンバーの中に裏切り者がいるという台詞に対し、クロロが返した名言です。

オークション会場の競売品を盗み出そうと旅団で侵入するのですが、既に品は別の場所に移動させられていたため、情報を流している人物がいるのではという話になりました。

この名言からは、クロロの仲間を深く信頼する性格を見ることができ、冷徹なだけではない彼の人間性が表れています。

 

クロロの名言⑤「サシ(1対1で)・・・」

「サシ(1対1)でやろう」

クロロがネオンに素早い手刀を放ったシーンを監視カメラ越しに見ていた殺し屋の一人が見逃さず、クロロと一戦交えようとしたときにクロロが発した名言です。

この殺し屋は通称「手刀を見逃さなかったベレー帽の人」と呼ばれていますが、クロロはゼノとシルバと戦う前の、そこそこ強い相手としか思っていなかった様子で、余裕のある態度が印象的でした。

 

クロロの名言⑥「俺達から・・・」

「ウボォーさん、聞こえますか?オレ達からあなたへの鎮魂曲(レクイエム)です」

クロロが「手刀を見逃さなかったベレー帽の人」を始末した後、窓を開けて暴れている旅団メンバーのウボォーギンの方向を向いて指揮をしながら発した有名な名言です。

この時すでにウボォーギンが殺されていることを察知していたクロロが、仲間を弔うために外の戦いを音楽に見立てて演出を行ったという、幻影旅団の絆を示す象徴的なシーンとして、多くのファンの心に刻まれています。

この名言は、クロロのリーダーとしての資質と、仲間への深い愛情が垣間見える瞬間として評価されています。

 

クロロの名言⑦「本当に面白い・・・」

「人とは 本当に面白いな」

クロロがヒソカとの戦いを繰り広げる前に発した名言です。

この名言の前にヒソカに対して「挑発するわけではなく100%オレが勝つ」と、クロロ自身が使用する念能力がヒソカにばれていても勝ちを確信したような発言をしていました。

それでも立ち向かってくるヒソカに対しての、皮肉ともとれる発言ですが、同時に「人」という存在への彼の深い洞察力も感じさせる言葉です。

 

クロロの名言⑧「気持ちはわかる・・・」

「気持ちはわかる俺も同じだ お前に話すことなど何もない」

クロロがクラピカにジャッジメントチェーンの念能力によって鎖で捕らえられ、クラピカがクルタ族を虐殺したときのことを聞き出そうとした会話で発した名言です。

クロロも仲間であるウボォーギンをクラピカに殺されているため、お互いが大切な人を想う気持ちは同じだという意味が込められています。

敵対関係にある二人ですが、この言葉からは憎しみ合う者同士の間に存在する共感が描かれ、読者に深い印象を与えました。

 

クロロの名言⑨「見極めを誤るな・・・」

「見極めを誤るな。オレの命令は最優先、だがオレを最優先に生かすことはない」

クロロがクラピカに捕らえられ、取引に呼び出されたパクノダがクロロの命を優先するか、旅団の命を優先するか悩んでいた時に、過去の回想で流れたクロロの名言です。

この名言から、たとえ団長である自分が危機に陥っても、優先事項を間違えるなということを旅団仲間に伝えていることが分かります。

これは、クロロが団長として、旅団全体の存続を何よりも優先しているという、彼の揺るぎない信念とリーダーシップを示す言葉として、多くのファンに支持されています。

 

クロロの能力と強さ:盗んだ能力を操る天才

クロロは幻影旅団の団長と呼ばれるにふさわしい、強力な能力の持ち主です。

ここでは、作中で登場したクロロ自身の念能力、そして彼が他人から盗み出した、あるいは借りた念能力について詳しくご紹介していきます。

 

クロロの代表的な念能力:盗賊の極意(スキルハンター)

クロロの最も代表的な念能力は、特質系能力である「盗賊の極意(スキルハンター)」です。

その名の通り、「他人の念能力を盗む」ことができる強力な能力です。

しかし、能力を盗むためには以下の4つの厳しい条件をクリアする必要があります。

 

1. 相手の念能力を実際に目で見て確認すること。

2. 相手に対象念能力について質問し、相手がそれに答えること。

3. 具現化した本の表紙に現れる手形と、相手の手のひらを合わせること。

4. これら三つの条件を1時間以内に行うこと。

 

また、盗んだ相手が死亡してしまうと、本から能力が削除され、使用できなくなってしまいます。

この能力は、彼の戦術を無限に広げる可能性を秘めており、クロロの強さの根幹をなすものと言えるでしょう。

 

盗賊の極意を強化する「栞のテーマ(ダブルフェイス)」

「栞のテーマ(ダブルフェイス)」は、「盗賊の極意」をさらに強化するための新たな能力です。

具現化した栞を盗賊の極意を使用する本に挟むことで、今まで一度に一つしか使用できなかった能力を、他の能力と併用して使用することができるようになりました。

また、これまでは本を開くことで「片手が使えなくなる」という欠点がありましたが、この能力によってその制約も解消され、能力の大幅な向上が見られました。

この強化によって、クロロの戦闘スタイルはより複雑かつ強力になり、彼が「最強の盗賊」と称される所以の一つと考えることができます。

 

クロロが盗んだ・借りた念能力:多才な戦闘スタイル

クロロがこれまでに盗んだ、あるいは幻影旅団の仲間から借りて使用した念能力は多岐にわたります。

それぞれの能力を状況に応じて使い分けることで、クロロは様々な戦術を可能にしています。

以下にその一部を紹介します。

密室遊漁(インドアフィッシュ)は、閉めきった部屋のみでしか生息できず、部屋の気密性を失うと消滅する念魚を具現化する能力です。

念魚は人肉を好みますが、念魚が消滅するまでは食われた者に痛みはなく、血も出ず、死亡することもありません。

不思議で便利な大風呂敷(ファンファンクロス)は、十老頭に雇われた陰獣の梟から盗んだ能力です。

具現化した大きな布で物体を覆うと、持ち運びできるくらいの大きさに縮小することができます。

オークションで出品されていた競売品は、梟の能力によって持ち運ばれました。

天使の自動筆記(ラブリーゴーストライター)は、マフィアの娘のネオンから盗んだ能力です。

自動筆記による四行詩という形式で、他者の未来を占うことができる能力です。

条件としては、予言を書き込む紙に「占う人の名前」「生年月日」「血液型」を記入し、本人か本人の写真を目の前に置くことで占うことができます。

番いの破壊者(サンアンドムーン)は、流星街の長老から盗んだ能力です。

左手に太陽(プラス)の刻印、右手に月(マイナス)の刻印を出現させ、その手で対象に触れることで刻印を移します。

そして、2つの刻印を触れ合わせた瞬間に爆発させることができます。

本を閉じても、刻印を消しても、一度刻印を刻まれると爆発するまで消すことはできません。

人間の証明(オーダースタンプ)は、念で具現化したスタンプを押した「人形」を操作する能力です。

生きている生物には使用できませんが、ヒソカとの戦いでは一般人の観客をコピーして人形として操り、ヒソカに襲い掛からせました。

神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)は、仲間であるコルトピの能力です。

左手で物体に触れ、右手で複製することができます。

この能力単体では複製に命令することができませんが、クロロはヒソカとの戦いで「栞のテーマ」「人間の証明」「番いの破壊者」と組み合わせ、人間爆弾を作り上げました。

携帯する他人の運命(ブラックボイス)は、同じく仲間であるシャルナークの能力です。

アンテナを他人の身体に刺すことで、相手を無力化させ、専用の携帯端末から命令することができます。

「人間の証明」と似ていますが、ブラックボイスの方がより複雑な命令を与えることができます。

転校生(コンバートハンズ)は、自身の姿を攪乱する能力です。

発動するとクロロの左右の手のひらに矢印型のマークが描かれます。

右手で触れると相手がクロロの姿になり、左手で触れるとクロロが相手の姿になります。

両手で触れると一瞬にしてお互いの姿が入れ替わります。

入れ替わるのは見た目のみで人格は変化できません。

両手を使用するため「盗賊の極意」とは相性が悪く、クロロは「栞のテーマ」を併用することでうまく利用していました。

 

クロロ=ルシルフルの声優:二つの魅力的な声

『ハンター×ハンター』のアニメは2世代にわたって放送されているため、新旧で声優が一新されています。

ここでは、1999年のフジテレビ版と2011年の日本テレビ版でクロロを担当した2人の声優をご紹介していきます。

それぞれ異なる魅力を持つ声が、クロロというキャラクターに深みを与えている、と感じるファンも多いでしょう。

 

1999年フジテレビ版の声優は「永野善一」

1999年フジテレビ版『ハンター×ハンター』(旧アニメ)でクロロの声を担当したのは永野善一です。

永野善一は声優のほかに吹き替え、舞台俳優、ナレーターとしても活躍しています。

愛称は、お笑いコンビのダウンタウンの浜田雅功に顔が似ていることから「はまちゃん」と呼ばれているようです。

 

項目内容
名前永野善一(ながの よしかず)
生年月日1972年9月19日
身長170cm
血液型AB型
出身地京都府京都市
趣味格闘技観戦
特技ボウリング

 

代々木アニメーション学院を卒業し、メディアフォースに所属していましたが、2014年に退社し、現在はマウスプロモーションに所属して活躍しています。

舞台俳優としては、小野健一主宰の演劇部隊「チャッターギャング」に所属していました。

主な出演作品には、『オーバーロードⅢ』のバジウッド・ぺシュメル役、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のグレドウィン・スコット役、『緋色の欠片』の芦屋正隆役、『ハイスコアガール』のエドモンド本田さん役、『テニスの王子様』の東方雅美役、『魔法少女特殊戦あすか』のポーヴァル役などがあります。

アニメ声優以外にも、吹き替えとして『美男<イケメン>ですね』のマ室長役、『ブリティッシュ ベイクオフ』のポール・ハリウッド役の声も担当しています。

舞台としては『緋色の小夜曲』の松葉直樹役などで活躍しており、その幅広い活動が彼の声優としての実力を物語っています。

 

2011年日本テレビ版の声優は「宮野真守」

2011年日本テレビ版『ハンター×ハンター』(新アニメ)でクロロの声を担当したのは宮野真守です。

宮野真守は声優のほかにも歌手、俳優、吹き替え、ラジオ、ナレーションなども並行して行っており、2022年現在でも目覚ましい活躍を続けています。

愛称は「マモ」として多くのファンに親しまれています。

 

項目内容
名前宮野真守(みやの まもる)
生年月日1983年6月8日
身長182cm
血液型B型
出身地埼玉県大宮市(現:さいたま市)
趣味本人は無趣味だと言うが、小中高はサッカーをしていた
特技モノマネ(主なレパートリーは柳沢慎吾、郷ひろみ、ビートたけしなど)

 

宮野真守は小学校時代から劇団ひまわりに所属しており、小学5年生のときに劇団ひまわりの本公演『スクルージ』のピーター・クラチット役を演じたことで、役者人生として大きな転機になりました。

声優業の方では、高校3年生のときにNHK教育の海外ドラマ『私はケイトリン』のオーディションに合格してデビューを果たすと、PlayStation2用ゲーム『キングダムハーツ』のリク役で注目を集めます。

2008年には声優アワードを受賞しており、その実力は高く評価されています。

主な出演作品は、2006年〜2007年に放送された『DEATH NOTE』の夜神月役で知名度を上げ、その後の作品でも主要キャラクターを担当している作品が多く見られます。

『機動戦士ガンダム00』の刹那・F・セイエイ役、『ポケットモンスター ベストウィッシュシリーズ』のデント役、『STEINS;GATE』の岡部倫太郎役、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のラインハルト・フォン・ローエングラム役など、数々の人気キャラクターを演じてきました。

最近では『うる星やつら(2022)』の主人公の面堂終太郎役が決定されるなど、今後もさらなる活躍が期待されています。

宮野真守が演じるクロロは、そのミステリアスな魅力に拍車がかかり、多くのファンに「ハマり役」と評価されています。

 

クロロ=ルシルフルの世間での評判と人気:悪役なのに愛される理由

クロロの人気は、『ハンター×ハンター』の全登場キャラクターの中でも常に上位に位置するほど高く、彼を「人生の一番の推しキャラ」に挙げるファンも少なくありません。

なぜクロロはこれほどまでに愛されるのでしょうか。

 

人気の理由:イケメンと仲間思いのギャップ

クロロが高い人気を誇る理由としては、端正な顔立ちに加えて、人一倍仲間を思いやる優しさも兼ね備えている点が挙げられます。

他人に対しては冷徹で無慈悲な性格ですが、仲間の死には悲しむ優しい心を持っており、幻影旅団の団員が殺害されたときは感情的になる一面を見せるなど、本当は情に厚い人間であることから、人気に拍車がかかっていると考えることができます。

『ハンター×ハンター』の作中では敵キャラクターとして登場しており、クラピカの一族に対して残虐な行為を行った過去がありますが、キャラクターの顔のかっこよさと、関係の深い人間に対しては仲間を思う気持ちを持っているため、そのギャップによって人気度が上がっている、という見方ができます。

「悪役なのに魅力的なキャラクター」の代表格として、多くの作品のファンから参考にされることもあるようです。

 

まとめ:クロロ=ルシルフルのカリスマ性は永遠

クロロ=ルシルフルの名言はどれも印象的で、一組織を統括する団長としてのカリスマ性を色濃く表現しています。

彼の能力「盗賊の極意」も使いこなせば強力な力であり、バトルシーンで発する名言や台詞のかっこよさを一層引き立てています。

その一方で、仲間思いの温かい名言や台詞も数々残しており、冷徹な悪役としての側面だけでなく、人間的な魅力も持ち合わせているため、人気の高いキャラクターとして多くのファンに支持されています。

クロロの多面的な魅力こそが、彼が『ハンター×ハンター』という作品の中で、いつまでも語り継がれる存在であり続ける理由と言えるでしょう。

 

ハンターハンターその他のオススメ記事も是非ご覧ください!

【腹筋屈折】こんな面白いハンターハンターコラ画像見たことない!まとめ
念能力の無駄遣い!? ハンターハンターのシリアスなシーンがまさかの面白画像に!ゴン、キルア、ヒソカ…愛すべきキャラたちの爆笑コラ画像を厳選!
【ハンターハンター】念能力について解説まとめ
今回はハンターハンターの念能力についてのまとめ記事を書こうと思う。本誌の初期の方、天空闘技場、ヨークシン辺りでかなり詳しく説明されているのだが結構適当に読んでて普通の読者の念能力の認識ってどんなんなんだろう僕は結構、納得できないところが沢山...
【ハンターハンター】強さランキング!最強キャラは誰!?登場人物一覧
©冨樫義博/集英社冨樫義博先生が描く、休載も挟みつつも(笑)多くのファンを魅了し続ける伝説の漫画!『ハンターハンター』ファンの皆さん、こんにちは!連載が続く中で、選挙編や暗黒大陸編に突入し、もうとんでもないレベルの強キャラたちが次々と登場し...
ハンターハンターの回収された伏線や小ネタ・裏設定をまとめてみた
『HUNTER×HUNTER』に散りばめられた謎と伏線の魅力冨樫義博による不朽の名作『HUNTER×HUNTER』は、その壮大な世界観、個性的なキャラクター、そして何よりも緻密に張り巡らされた伏線と謎によって、多くの読者を魅了し続けています...

コメント