【今際の国のアリス】登場人物の名前の秘密を深掘り!『不思議の国のアリス』との繋がりを徹底考察

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【今際の国のアリス】登場人物の名前の秘密を深掘り!『不思議の国のアリス』との繋がりを徹底考察

 

人生に目的を見出せない若者たちが、突如として放り込まれる命懸けの「げぇむ」。

出口のない「今際の国」で生き残るため、彼らは知恵と体力を振り絞り、極限状態を生き抜いていきます。

麻生羽呂による人気漫画『今際の国のアリス』は、その予測不能な展開と魅力的なキャラクターで多くの読者を惹きつけ、Netflixでの実写ドラマ化も大きな話題となりました。

この作品の奥深さは、単なるデスゲームにとどまらず、登場人物たちの名前の由来にも隠されていると言われています。

実は、主要なキャラクターたちの名前は、ルイス・キャロルの不朽の名作『不思議の国のアリス』に登場するキャラクターと深い繋がりがあるという見方をする読者が多くいます。

この記事では、『今際の国のアリス』の概要とあらすじに触れながら、主要キャラクターたちのプロフィールと名前の由来を徹底的に考察していきます。

そして、『不思議の国のアリス』が本作の元ネタと言われる理由についても深掘りし、作品の新たな魅力を発見する手助けができれば幸いです。

 

『今際の国のアリス』とは?作品の世界観とあらすじ

まず、『今際の国のアリス』がどのような作品なのか、その基本情報と物語の導入部分をご紹介しましょう。

 

『今際の国のアリス』の概要

『今際の国のアリス』は、2010年から2015年まで「週刊少年サンデーS」「週刊少年サンデー」(小学館)で連載されたサスペンス・ホラー漫画です。

コミックスは全18巻で完結しており、2014年にはOVAアニメが制作されました。

Netflixで配信された実写ドラマ版は、山﨑賢人や土屋太鳳といった人気俳優が主演を務め、その過激な内容とクオリティの高さから国内外で大きな注目を集めました。

多くの視聴者が「実写化ならではの臨場感がすごい」と評価しており、原作ファンも納得の出来栄えだったと感じているようです。

 

『今際の国のアリス』のあらすじ

物語は、無気力な日々を送っていたゲーマーの有栖良平が、友人であるカルベ、チョータと共に花火大会に繰り出した夜、突然、誰もいなくなった東京に迷い込むところから始まります。

そこは「今際の国」と呼ばれる、現実世界から隔絶された世界。

「滞在者」としてこの国に迷い込んだ彼らは、生き残るために「びざ」を手に入れなければなりません。

「びざ」とは、命をかけた「げぇむ」をクリアすることで得られる滞在期間のことで、これを失うと容赦なく「げぇむおーばー」となり死を迎えます。

「げぇむ」には様々な種類があり、トランプのマーク(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)によって難易度と内容が示され、数字が大きいほど難易度が上がり、クリアにはそれぞれのマークに合った能力が求められます。

知力、体力、心理戦など、多岐にわたる「げぇむ」に挑む中で、登場人物たちは「生きる意味」とは何かを問い直していくことになります。

 

『今際の国のアリス』主要キャラクターの名前の由来を考察!

ここからは、『今際の国のアリス』に登場する主要キャラクターたちのプロフィールと、その名前がどのように『不思議の国のアリス』に紐づいているのかを考察していきましょう。

多くの読者が、作者の意図を感じさせる巧みなネーミングに驚きと面白さを感じているようです。

 

アリス(有栖良平)のプロフィールと名前の由来

本名は有栖良平。

実写ドラマ版では山﨑賢人が演じました。

裕福な家庭に生まれましたが、優秀な弟と比べられて家での居場所を無くしており、人生のどん底から引き上げてくれたカルベとチョータを信頼していました。

優れた観察力と洞察力で、敵対する相手の立ち回りを予測し、デスゲームの攻略に貢献します。

有栖良平の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「アリス」と予想されています。

「アリス」は本作の主人公で、白ウサギを追いかけて不思議の国に迷い込んだキャラクターです。

好奇心旺盛な性格をしており、作品制作に携わった「アリス・リデル」がモデルと言われています。

 

ウサギ(宇佐木柚葉)のプロフィールと名前の由来

本名は宇佐木柚葉。

実写ドラマ版では土屋太鳳が演じました。

高い身体能力を持つクライマーで、今際の国では父親から学んだサバイバル術で生活していました。

生を渇望するアリスと出会い、アリスの想いに共感して共に生きることを決めるヒロインです。

宇佐木柚葉の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「白ウサギ」と予想されています。

「白ウサギ」は服を着て言葉を発するウサギで、公爵夫人のもとに急いでいる姿をアリスが目撃しました。

キャラクターのモデルは、リデル家のかかりつけ医と言われています。

 

ボーシヤ(弾間剛)のプロフィールと名前の由来

本名は弾間剛。

実写ドラマ版では金子ノブアキが演じました。

「ビーチ」の支配者で、以前は歌舞伎町のホストをしていましたが、父親の店を受け継いだことで「帽子屋/ボーシア」というあだ名を付けられました。

絶望を抱える滞在者を救うためにビーチを作りますが、ビーチが巨大化したことで独裁者になっていきます。

弾間剛の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「帽子屋」と予想されています。

「帽子屋」は狂ったお茶会を開いているキャラクターで、女王の前で「きらきらこうもり」を歌って死刑宣告を受けました。

ウサギは「帽子屋は気が狂っている」と発言しており、モデルはクライスト・チャーチの用務員と言われています。

 

チシヤ(苣屋駿太郎)のプロフィールと名前の由来

本名は苣屋駿太郎。

実写ドラマ版では村上虹郎が演じました。

医大生で、人間の命に価値を感じないため、他人の命を奪うことに罪悪感を感じていません。

「今際の国は不思議の国のアリスの世界」と称しており、「著者のニーズに答えられる人物が生き抜くことができる」という考えを抱いています。

苣屋駿太郎の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「チェシャ猫」と予想されています。

「チェシャ猫」は不気味な笑みを浮かべている猫で、自由自在に体を出没させる能力を持っています。

空中に頭だけを出没させてハートの女王を翻弄する様子が描かれています。

 

クイナ(水鶏光)のプロフィールと名前の由来

本名は水鶏光。

実写ドラマ版では朝比奈彩が演じました。

アパレル店員で、ドレッドヘアが特徴的。

トランスジェンダーであることを告白しており、父親が営む空手道場を継ぐ予定でしたが、ジェンダーの問題で家族と不仲になり、家を飛び出した形で父親と決別しています。

水鶏光の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「ハートの女王」と予想されています。

「ハートの女王」は第8章に登場したキャラクターで、フラミンゴとハリネズミを使ったクロッケー大会を主催しています。

頻繁に「首を刎ねろ」と言っていますが、実際には誰も処刑していないことが分かっています。

 

ヘイヤ(塀谷朱音)のプロフィールと名前の由来

本名は塀谷朱音。

実写ドラマ版では恒松祐里が演じました。

特別編「すぺぇどのなな」の主人公で、浮気相手を自宅に連れ込む母親を見て育ったため、「ろくでなしの親の下に生まれた自分は幸せになれない」という考えを抱いています。

他人に対して関心がありませんでしたが、負傷した際に生を渇望するようになりました。

塀谷朱音の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「三月ウサギ」と予想されています。

「三月ウサギ」は狂ったお茶会を開いているウサギで、帽子屋とチェシャ猫から「気が狂っている」と称されています。

続編の鏡の国のアリスでは、ヘイヤという名前で再登場しました。

 

ヤバ(矢場旺希)のプロフィールと名前の由来

本名は矢場旺希。

実写ドラマ版では毎熊克哉が演じました。

ベンチャーキャピタルの社長で、常に不敵な笑みを浮かべている自信家。

大学時代はアメフト部に所属していました。

現実世界で金と名声、権力を手に入れましたが、それでも支配欲が満たされなかったため、今際の国を自らが支配するに相応しい世界と考えています。

矢場旺希の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「ジャバウォック」と予想されています。

書物の詩「ジャバウォックの詩」の中で語られている架空の生物で、日本語では「蛇馬魚鬼」と表記されています。

不思議の国のアリスでは剣で首を斬られて退治されており、ファンタジー作品ではドラゴンとして扱われることが多いようです。

 

バンダ(盤田素那斗)のプロフィールと名前の由来

本名は盤田素那斗。

実写ドラマ版では磯村勇斗が演じました。

刑務所に収監されていた死刑囚で、不気味な笑みと穏やかな口調が特徴的。

誰に対しても「君」を付けています。

心理学に精通しており、過去に4人の女性を殺害していることが分かっています。

盤田素那斗の名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「バンダースナッチ」と予想されています。

「バンダースナッチ」は「ジャバウォックの詩」の架空の生物で、素早い生物と記述されています。

また、燻り狂った顎を持ち、顎で銀行家を捕らえようとしています。

 

ミラ(加納未来)のプロフィールと名前の由来

本名は加納未来。

実写ドラマ版では仲里依紗が演じました。

精神科医兼脳科学者で、好奇心を行動原理にしており、人形のように表情を崩さない様子を見せています。

思わせぶりな言動でアリスを翻弄しており、脳科学者の加納我文の姉であることが分かっています。

ミラの名前の元ネタは、不思議の国のアリスの「ハートの女王」と予想されています。

ミラはクロッケーの試合にアリスを誘っているため、ハートの女王と言動が一致しているという意見が挙がっています。

これらの考察は、作中で明言されているわけではありませんが、多くの読者が作品の隠れたメッセージとして楽しんでいる見方です。

特に、アリス、ウサギ、チシヤといった主要キャラクターの名前がそのまま、あるいは音の響きで連想される点は、作者の強いこだわりが感じられます。

また、全ての「げぇむ」がひらがな表記になっていることなど、細部にわたる表記へのこだわりも、作品の世界観を深める要素となっていると考える読者もいます。

 

なぜ『今際の国のアリス』の元ネタは『不思議の国のアリス』と言われるのか?

登場人物の名前の由来以外にも、『今際の国のアリス』が『不思議の国のアリス』を元ネタとしていると言われる理由はいくつかあります。

ここでは、その共通点と、関連作品についても触れていきましょう。

 

『不思議の国のアリス』の概要

『不思議の国のアリス』は、1865年にイギリスの数学者であり作家でもあるルイス・キャロルによって刊行された児童小説です。

少女アリスが白ウサギを追いかけて穴に落ち、言葉を話す動物たちや奇妙な人々が暮らす「不思議の国」に迷い込む物語が描かれています。

1871年には続編の『鏡の国のアリス』も刊行され、これらの作品は世界中で愛され続けています。

「狂気の中に真実がある」という印象を持つ読者もいるように、その独特で時に不条理な世界観は、後の多くの作品に影響を与えてきました。

元々は、ルイス・キャロルが知人の娘であるアリス・リデルのために語った物語が原型となっており、その想像力豊かな世界観は、当時から多くの人々を魅了しました。

 

『今際の国のアリス』と『不思議の国のアリス』の共通点

両作品には、名前の由来以外にも以下のような共通点が見られます。

  • 異世界への迷い込み: どちらの作品も、主人公が日常とは異なる奇妙な世界に迷い込むところから物語が始まります。
  • 理不尽なルールと狂気: 『不思議の国のアリス』では、お茶会やクロッケーなど、不条理なルールが支配する世界が描かれます。これは、『今際の国のアリス』の予測不能で命懸けな「げぇむ」の数々と通じるものがあると感じる読者も多いでしょう。
  • 登場人物の役割: 『不思議の国のアリス』に登場するキャラクターが、しばしばアリスを導いたり、試練を与えたりする役割を担っているように、『今際の国のアリス』の登場人物たちも、アリスにとって協力者となったり、敵対者として立ち塞がったりします。

こうした共通点から、『今際の国のアリス』は『不思議の国のアリス』を現代版のデスゲームとして再構築した作品であると考える見方があります。

「狂気と隣り合わせの状況下で、人間の本質が暴かれる」というテーマも、両作品に共通して流れるものだと言えるでしょう。

 

『不思議の国のアリス』を元ネタにした他の作品

『不思議の国のアリス』は、文学作品にとどまらず、様々なメディアでインスピレーションを与えてきました。

例えば、1997年から2002年まで連載され、第44回小学館漫画賞を受賞し累計発行部数1500万部を突破した漫画『ARMS』も、『不思議の国のアリス』や『鏡の国のアリス』を物語のモチーフとしています。

また、映画の世界でも1903年に初めて映画が製作されて以来、10を超える作品が世に送り出されています。

2010年に公開されたティム・バートン監督の『アリス・イン・ワンダーランド』は、興行収入10億ドルを突破する大ヒットを記録し、改めて『不思議の国のアリス』の普遍的な魅力を世界に示しました。

これらの作品群を見ても、『不思議の国のアリス』がいかに多くのクリエイターに影響を与え、新しい形で解釈され続けているかがわかるでしょう。

 

『今際の国のアリス』読者の感想・評価

『今際の国のアリス』は、その緻密な心理描写とスリリングな展開で、読者から多くの反響を呼んでいます。

特に実写ドラマ版の成功も相まって、幅広い層からの感想が寄せられています。

 

キャラクターへの高い評価

「今際の国のアリスのウサギかっこいいしかわいい」といった声に代表されるように、登場人物一人ひとりの個性が際立ち、それぞれが持つ特技や能力を活かして「げぇむ」を攻略していく姿が「かっこいい」と高く評価されています。

特に女性キャラクターの活躍が目立つため、「女性キャラクターが特にかっこいい」という感想も多く見られます。

チシヤの冷徹な頭脳戦や、クイナのしなやかな体術、ヘイヤの圧倒的な生命力など、多様な魅力が読者を惹きつけているようです。

 

名前の元ネタに関する興味

本記事で考察したように、「今際の国のアリスのキャラ名の元ネタを延々考えてる」という読者もいるほど、キャラクターの名前が『不思議の国のアリス』を元ネタとしている点に興味を持つ声が多数挙がっています。

「キャラクターの元ネタが面白い」「元ネタを変形させた名前が面白い」といった感想は、作者の遊び心や、作品の深読みを促す仕掛けを読者が楽しんでいることを示しています。

これは、作品の謎解き要素としても機能し、読者の考察意欲を掻き立てる要因の一つと言えるでしょう。

 

実写ドラマへの期待と評価

「今際の国のアリス面白い!デスゲーム系ドラマ」といった感想に見られるように、Netflixで配信された実写ドラマ版も高い評価を得ています。

原作の世界観を忠実に再現しつつ、実写ならではの迫力ある映像表現で「げぇむ」の緊迫感を高めている点が評価されています。

「続編を見たい」という声も多く、ドラマ版の成功が、原作への注目度をさらに高めたのは間違いないでしょう。

また、OVAアニメは制作されているものの、テレビアニメでは放送されていないため、「テレビアニメを制作してほしい」「アニメ化される日は近い」といった期待の声も根強く、今後の展開に多くのファンが注目しています。

 

『今際の国のアリス』登場人物の名前の由来まとめ

本記事では、麻生羽呂による人気漫画『今際の国のアリス』に登場するキャラクターたちの名前の由来を、『不思議の国のアリス』との関連性から考察しました。

主人公の有栖良平が「アリス」、宇佐木柚葉が「白ウサギ」、苣屋駿太郎が「チェシャ猫」を彷彿とさせるなど、主要キャラクターの多くが『不思議の国のアリス』に登場するキャラクターに由来しているという見方は、作品に隠された深みと面白さを与えています。

また、物語全体を彩る理不尽な「げぇむ」の数々や、異世界に迷い込むという設定も、元ネタとの共通点として挙げられます。

『今際の国のアリス』は、そのスリリングなデスゲーム展開だけでなく、登場人物たちの葛藤と成長、そして名前一つ一つに込められた意味を探ることで、さらに深く楽しめる作品です。

もし『今際の国のアリス』をまだ読んだことがない方がいらっしゃいましたら、ぜひ今回の考察を参考に、作品の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。

きっと、新たな発見があるはずです。

 

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