
全世界で絶大な人気を誇る漫画『進撃の巨人』。
壮絶な戦いと謎が織りなす物語の中で、読者に強い印象を残したキャラクターの一人に、オニャンコポンがいます。
耳慣れないその名前から、登場当初は読者の間で様々な憶測を呼びましたね。
しかし、彼は物語の終盤、特に最終決戦において、なくてはならない重要な役割を担うことになります。
この記事では、オニャンコポンという名前の意外な由来から、彼の残した心に残る名言、そしてアニメでオニャンコポンに命を吹き込んだ声優の情報まで、その魅力を深掘りしていきます。
『進撃の巨人』の世界におけるオニャンコポンの軌跡を、一緒に辿ってみましょう。
『進撃の巨人』とは?人類と巨人の戦いの物語
まずは、オニャンコポンが登場する『進撃の巨人』がどのような作品なのか、その概要と簡単なあらすじをご紹介します。
諫山創が描く世界的ヒット作
『進撃の巨人』は、漫画家・諫山創が「別冊少年マガジン」(講談社)で2009年から2021年にかけて連載した作品です。
その独特の世界観と予測不能なストーリー展開は瞬く間に読者を魅了し、コミックスの発行部数は2022年に全世界で1億冊を超えました。
漫画だけでなく、2013年からはテレビアニメシリーズが放送され、そのクオリティの高さは国内外で大きな反響を呼びました。
さらに、舞台化や実写映画化もされるなど、社会現象を巻き起こした作品として知られています。
壁の中の日常と残酷な現実
物語の舞台は、突如現れた謎の巨大生物「巨人」の脅威から逃れるため、高さ50メートルもの巨大な三重の壁の中で暮らす人類の居住区です。
主人公のエレンは、壁に囲まれたシガンシナ区で、幼馴染のミカサやアルミンと共に平和な日常を送っていました。
しかし、ある日突然現れた「超大型巨人」によって壁は破壊され、多数の巨人が町に乱入。
無残にも人々が襲われる中、エレンの母親も巨人の犠牲となってしまいます。
この悲劇を目の当たりにしたエレンは、巨人をこの世から駆逐することを固く誓い、調査兵団を目指して第104期訓練兵団に入団します。
数年後、104期生が卒業した直後、再び現れた超大型巨人によってトロスト区攻防戦が勃発。
仲間たちが次々に巨人に飲み込まれる中、アルミンを助けるためにエレン自身も巨人に襲われてしまうのでした。
ここから、人類と巨人の壮絶な戦い、そして世界の真実を巡る物語が動き出します。
オニャンコポンとは?その素性と謎多き名前の由来
オニャンコポンは、『進撃の巨人』マーレ編から登場する重要なキャラクターです。
反マーレ義勇兵の一員として物語に深く関わり、その独特な名前と出自は登場時から大きな話題となりました。
オニャンコポンのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所属 | 反マーレ義勇兵 |
| 特徴 | 『進撃の巨人』初の黒人キャラクター、飛行船・飛行艇の操縦技術 |
| 役割 | パラディ島の近代化に貢献、調査兵団の協力者、最終決戦で飛行艇を操縦 |
オニャンコポンは、反マーレ義勇兵としてパラディ島に潜入し、港や鉄道の建設など、約100年遅れていると言われたパラディ島の近代化に尽力しました。
『進撃の巨人』で初の黒人キャラクターとして登場し、それまでのパラディ島には存在しなかった飛行船や飛行艇の操縦技術を持っている点が、彼の大きな特徴です。
これらの特徴は、物語の展開において非常に重要な意味を持つことになります。
奇妙な名前の意外な由来
オニャンコポンという耳慣れない名前は、『進撃の巨人』の読者に大きな衝撃を与えました。
「おにゃんこ」が猫を指すことから、「ふざけて付けられた名前ではないか」と感じた読者も多かったようです。
しかし、実は「オニャンコポン」という名前には、非常に由緒ある由来があります。
「オニャンコポン」とは、西アフリカのガーナという国に伝わる天空神の名前なのです。
この由来を知ったファンからは、「神業の操縦技術を持つオニャンコポンにふさわしい名前だ」という声が多く聞かれました。
作者の諫山創が、綿密な設定のもとにキャラクターの名前を選んでいることがわかるエピソードですね。
オニャンコポンの活躍と「死亡フラグ」の行方
オニャンコポンは、レベリオ侵攻作戦や最終決戦において、欠かせない重要な役割を担いました。
しかし、その過程で何度も命の危機に瀕し、「死亡フラグ」が立つことになります。
レベリオ侵攻作戦での貢献
オニャンコポンが『進撃の巨人』に初めて登場したのは、漫画第26巻第104話「勝者」です。
レベリオ収容区に侵攻した調査兵団の撤収のため、飛行船を操縦する姿が描かれました。
しかし、オニャンコポンがパラディ島にやってきたのは、レベリオ侵攻よりも遥か3年前のことでした。
イェレナがリーダーを務める反マーレ派義勇兵の一員として、マーレのパラディ島調査船団に紛れ込んで上陸し、パラディ島の近代化に尽力していました。
彼の持つ技術が、パラディ島の発展に大きく貢献したことは間違いありません。
ハンジからの信頼と「地鳴らし」阻止への決意
レベリオ侵攻作戦から帰還した後、反マーレ派義勇兵は兵団に拘束されてしまいます。
エレンの単独行動の背後にジークの画策があるのではないかとの嫌疑がかかったため、イェレナや義勇兵にも疑いの目が向けられたのです。
しかし、調査兵団団長であるハンジは、オニャンコポンの人間性を信頼しており、拘束から解放して行動を共にすることになります。
その後、エレンが発動した「地鳴らし」を止めるため、マーレ軍残党と反イェーガー派が手を組んだ際、オニャンコポンは飛行艇の操縦士として重要な役割を担うことになりました。
彼の持つ飛行技術が、世界の命運を左右する鍵となったのです。
度重なる「死亡フラグ」と生存の理由
「地鳴らし」が発動した後、フロックはそれまで共闘関係にあった義勇兵を拘束します。
そして、パラディ島に残り新生エルディア帝国に協力するなら命は取らないと伝えましたが、オニャンコポンはこれを拒否し、銃殺刑に処せられることになります。
しかし、ハンジやジャンの機転によって奇跡的に救出され、生き延びることができました。
この時、多くの読者が「オニャンコポンはもうダメだ…」と固唾を飲んだことでしょう。
また、最終決戦に向かう飛行艇がフロックの妨害で燃料タンクに穴が空き、ハンジが犠牲になって離陸に成功した際も、燃料不足で目的地にたどり着けるか危ぶまれました。
その状況でオニャンコポンは懸命に操縦を続け、アルミンたちを始祖の巨人の元へ降ろすことに成功しました。
「飛行艇を操縦できるのはオニャンコポン以外にいない」という状況から、「役目を終えたら死亡するのではないか」という新たな死亡フラグも立ちましたが、最終的にはスラトア要塞への不時着が成功し、彼は生存しました。
なぜオニャンコポンは最後まで生き残ることができたのか、という点については、読者の間で様々な考察がなされています。
その理由の一つとして、「『進撃の巨人』において、人間の多様性を体現するオニャンコポンが、未来への明るい希望を象徴するキャラクターだったため」という見方があります。
その象徴として、リヴァイ、ガビ、ファルコと共に描かれたラストシーンは、特に印象的だった、と考える読者は多いようです。
オニャンコポンの心に残る名言と名シーン
オニャンコポンは、その独特の立ち位置から、物語の中で数々の心に残る名言を残しています。
彼の言葉は、作品のテーマを深く問いかけるものでした。
多様性を肯定する言葉「俺達を創った奴は…」
「俺達を創った奴はこう考えた 色んな奴がいた方が面白いってな」
この名言は、サシャがオニャンコポンに「何で肌が黒いのですか」と素朴な質問をした時の返答です。
ニヤリとして答えるオニャンコポンの様子からは、人間の多様性を尊重する彼の考え方がよく表れています。
人種や出自に関わらず、すべての存在を肯定するこの言葉は、黒人をはじめ世界中の多くの人々に受け入れられ、オニャンコポンの代表的な名言として語り継がれています。
パラディ島への貢献を示す言葉「この島に最も…」
「この島に最も必要なものを造りましょう」
反マーレ義勇兵がパラディ島への潜入に成功した後、義勇兵は約100年遅れていると言われていたパラディ島の近代化に協力することを決めました。
パラディ島の発展がマーレを倒すことに繋がると考えたからです。
この言葉は、オニャンコポンが持つ技術と、パラディ島への貢献にかける強い意志を示しています。
「地鳴らし」への怒り「突然無差別に…」
「突然無差別に殺されることがどれほど理不尽なことか知ってるはずだろ!?」
エレンによる「地鳴らし」が発動され、オニャンコポンの故郷が踏み潰されることになった時、彼は故郷がマーレから解放されるどころかこの世からなくなることに絶望します。
イェーガー派の身勝手さを非難し、エルディア帝国にこびることを拒否した際に放たれたのがこの言葉です。
処刑直前の彼の魂の叫びは、読者の心に深く響きました。
諦めない決意「絶対に辿り着いて…」
「絶対に辿り着いてみせる……」
最後の決戦に向かうため、フロックの妨害に遭いながらも、ハンジの犠牲により飛行艇の離陸に成功したものの、燃料は予定の半分しか入れられず、目的地までたどり着けるか危うい状態でした。
その絶望的な状況で、オニャンコポンが口にしたのがこの名言です。
この後、オニャンコポンの見事な操縦テクニックが描かれ、最終的にアルミンらを始祖の巨人の元に送り届けることに成功しました。
このシーンは、アニメ『The Final Season 完結編(前編)』でも、心躍る名シーンとして多くの視聴者に記憶されています。
オニャンコポンを演じた声優:樋渡宏嗣
テレビアニメ『進撃の巨人』で、オニャンコポンの印象的な声を担当したのは、俳優・声優の樋渡宏嗣です。
その確かな演技力で、オニャンコポンのキャラクターに深みを与えました。
俳優としても活躍する樋渡宏嗣
『進撃の巨人』でオニャンコポンを演じたのは、俳優としても活躍する樋渡宏嗣です。
樋渡宏嗣は、声優としての活動よりも俳優としての活動が中心ですが、『進撃の巨人』でのオニャンコポンの演技は「若々しい」と評判になり、声優としての代表作となっています。
豊富な俳優経験から、海外ドラマの吹き替え出演も多く、また舞台俳優として、シェークスピアの「ハムレット」や「マクベス」でそれぞれ主人公を演じるほどの実力を持っています。
樋渡宏嗣のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1960年10月11日 |
| 出身 | 東京都 |
| 血液型 | B型 |
| 趣味・特技 | 殺陣、スキューバダイビング、サーフィン、スキー・普通免許、大型自動二輪 |
| 所属 | マウスプロモーション |
樋渡宏嗣の主な出演作品
樋渡宏嗣は、オニャンコポン以外にも、様々な作品でその声を届けています。
主な出演作品としては、『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』のハンス・エドアルド・ベルゲングリューン役や、『フレッシュプリキュア!』のクライン役などが挙げられます。
オニャンコポンはなぜ人気?読者の評価と魅力
オニャンコポンは、『進撃の巨人』ファンから高い評価を得ている人気キャラクターの一人です。
その人気の背景には、いくつかの理由が考えられます。
ネーミングのインパクトと意外性
オニャンコポンに関する読者の投稿で最も多いのは、やはりそのネーミングについてです。
シリアスな展開が多い作品の中で、一見ふざけているようにも聞こえる名前に、「思わず笑ってしまった」という声や、「まさか由緒ある神様の名前だったとは!」と驚きの声が多く見られます。
この意外性が、オニャンコポンというキャラクターのインパクトを強め、読者の記憶に深く刻み込まれたと言えるでしょう。
最終決戦での操縦テクニックに感動
『進撃の巨人』の最後の決戦に向かう飛行艇でのオニャンコポンの操縦テクニックは、多くの読者や視聴者を魅了しました。
特にテレビアニメ『The Final Season 完結編(前編)』が放送されてからは、その手に汗握る描写が「心躍る名シーン」として、SNSで多くの投稿が寄せられました。
極限状態の中で見せた彼のプロフェッショナルな操縦技術は、物語の緊迫感を高め、読者の興奮を誘いましたね。
人種や多様性へのメッセージ
オニャンコポンは、それまでの『進撃の巨人』で登場していなかった黒人キャラクターであることも大きな特徴です。
人種に関する発言はデリケートな部分もありますが、サシャの素朴な質問に対するオニャンコポンの言葉は、黒人をはじめ世界中の多くの人々に受け入れられました。
彼の存在は、作品が持つ「多様性」というテーマを象徴しており、読者に深いメッセージを投げかけた、と考えることもできます。
このような多層的な魅力が、オニャンコポンが高い人気を集める理由となっているようです。
まとめ:オニャンコポンは『進撃の巨人』に希望をもたらしたキャラ
『進撃の巨人』に登場するオニャンコポンは、反マーレ義勇兵としてパラディ島へやってきた、ユニークでありながらも非常に重要なキャラクターです。
ハンジからの厚い信頼を得て、レベリオ侵攻作戦に従軍し、その後も兵団内部の混乱やクーデターなどに翻弄されながらも、その信念を貫きました。
一時は死亡フラグが立つほどの危機を乗り越え、最後まで生き残り、「地鳴らし」を止めるために最終決戦の地へメンバーを送り届けるという重要な任務を果たしました。
彼の存在は、『進撃の巨人』という壮大な物語において、多様性を受け入れ、未来への希望を示す役割を担っていた、と考える読者は多いでしょう。
オニャンコポンの活躍と彼が残したメッセージは、これからも多くのファンの中で語り継がれていくはずです。
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