
大人気漫画『キングダム』に登場する、主人公の信が率いる「飛信隊」には、多くの魅力的なキャラクターがいます。
今回は、飛信隊の特攻隊長とも呼ばれる我呂に焦点を当てて、その人物像や強さ、そして唯一無二の存在感について深掘りしていきましょう。
我呂は、元々は秦の六大将軍に匹敵するとされた麃公将軍の部隊に所属していました。
麃公将軍の死後、飛信隊に移籍してからは、その高い戦闘能力と fearless な性格で、飛信隊の戦力強化に大きく貢献しています。
それでは、まずは我呂の基本プロフィールから見ていきましょう。
我呂のプロフィール
| 所属 | 飛信隊(赤飛麃隊長・千人将) |
| 元所属 | 麃公軍 |
| 性格 | 強気でニヒル、思ったことを率直に口にする |
| 初登場巻 | 第33巻 |
我呂は、飛信隊の中でも特に乱戦に特化した騎兵部隊「飛麃」に所属し、現在は「赤飛麃」を率いる千人将です。
粗野な言葉遣いが目立ちますが、その言動は常に的を射ており、周囲から信頼を集めています。
特に、飛信隊隊長の信や副長の渕に対しても臆することなく発言する姿は、読者からも「かっこいい」と人気を博しています。
ここからは、我呂が飛信隊に入隊するまでの経歴や、特攻隊長と呼ばれる所以について詳しく見ていきましょう。
【キングダム】我呂の経歴と飛信隊入隊の経緯
我呂が飛信隊に合流するまでの経歴は、彼のキャラクターを形成する上で非常に重要な要素です。
麃公軍という特殊な部隊に所属していた経験が、彼の戦い方や考え方に大きな影響を与えています。
麃公軍所属時代
我呂が飛信隊に入る前、所属していたのは秦国の大将軍・麃公が率いる「麃公軍」でした。
麃公軍は、戦の流れを本能で読み取る麃公の「本能型」の戦術が特徴的な部隊です。
個々の兵士の能力が高く、乱戦を得意としていました。
我呂もまた、この麃公軍で培った高い戦闘能力と、前に出ることを恐れない勇猛果敢な精神を持っています。
合従軍との戦いでは、飛信隊と共に趙軍と対峙し、壮絶な戦いを経験しました。
しかし、麃公将軍が趙の三大天・李牧の策にはまり、龐煖に討たれてしまいます。
将軍を失った麃公軍は解散となり、我呂を含む生き残った兵士たちは、秦王・政の言葉に感銘を受け、生き残る道を選びました。
飛信隊への移籍と「飛麃」の誕生
麃公軍の解散後、我呂は岳雷と共に、合従軍との戦いで武功を上げた信が率いる飛信隊に移籍します。
この時、飛信隊は三千人将へと昇格しており、信の指揮の下、新たな体制を築きつつありました。
元麃公軍の兵士たちは、その乱戦に特化した能力を買われ、「飛麃」という新しい騎兵部隊に配属されます。
当初、飛麃の指揮官は岳雷でしたが、我呂もその部下として戦略会議に参加するなど、その能力の高さから、早くから重要な役割を担っていました。
この経験は、後に我呂が「赤飛麃」を率いる指揮官になる上での重要なステップとなります。
千人将への昇格と「赤飛麃」の隊長へ
信が将軍に昇格した後、飛信隊の規模がさらに大きくなると、飛麃は「黒飛麃」と「赤飛麃」の2隊に分かれることになります。
岳雷は「黒飛麃」の指揮官となり、そして我呂は「赤飛麃」の指揮官に抜擢され、千人将へと昇格を果たしました。
元々、岳雷の部下であった我呂が、同じ千人将として肩を並べるまでになったのは、彼の持つ戦闘能力だけでなく、優れた指揮能力も認められた結果だと言えるでしょう。
この昇格は、我呂が飛信隊にとって不可欠な存在になったことを示しています。
【キングダム】我呂は飛信隊の特攻隊長?初登場巻から読み解く強さと魅力
我呂が飛信隊の特攻隊長と呼ばれる所以は、そのニヒルな性格と、圧倒的な強さ、そして武器の使い方にあります。
ここでは、我呂が初登場したシーンを振り返りながら、彼の持つ魅力を深掘りしていきましょう。
初登場は第33巻の合従軍編終盤
我呂が初めてキングダムの読者の前に姿を現したのは、コミックス第33巻です。
この巻は、秦の存亡をかけた合従軍との戦いがクライマックスを迎える場面です。
飛信隊は、趙の将軍・龐煖と激闘を繰り広げ、信が龐煖を討つという歴史的な瞬間が描かれています。
我呂が登場したのは、この激闘が終わった後の論功行賞の場面でした。
麃公軍の解散後、飛信隊への入隊を決意した我呂が、新たな仲間として信たちの前に現れたのです。
初登場時から、そのニヒルで強気な雰囲気をまとっており、多くの読者から「どんな活躍を見せてくれるのか」と期待されました。
言葉を恐れないニヒルな性格
我呂の最大の魅力は、その大胆な発言にあります。
たとえ上司や幹部たちに対してであっても、自分の意見を臆することなく口にします。
黒羊の戦いでは、飛信隊の副長・渕が急流を渡るという決死の任務を命じられた際、我呂は「渕副長で大丈夫か?」と率直に尋ねました。
これは、他の兵士たちが口に出せないであろう疑問を、彼の代わりに代弁してくれたようなシーンだと言えるでしょう。
我呂の発言は、時に場の雰囲気を凍りつかせることもありますが、その言葉は常に的を射ており、彼がどれだけ深く戦況を考えているかが伺えます。
飛信隊にとっては、こうした我呂の意見は非常に貴重であり、彼の存在が飛信隊をより優れた組織へと成長させていると考える読者も多いようです。
乱戦に特化した圧倒的な強さ
我呂の戦闘スタイルは、彼の強気な性格をそのまま表しています。
特攻隊長と呼ばれるように、彼は乱戦になると真っ先に敵陣に突っ込んでいきます。
我呂が使う武器は、通常よりも少し長い矛です。
この矛を巧みに操り、敵兵を次々と打ち倒していく姿は、まさに飛信隊の「切り込み隊長」と呼ぶにふさわしいでしょう。
麃公軍で培った本能的な戦い方と、優れた武力が融合した彼の戦闘スタイルは、飛信隊の進撃を支える重要な柱となっています。
戦略会議での存在感
我呂は、地位が低かった頃から戦略会議に参加しており、そこで抜群の存在感を発揮していました。
上官の意見に対しても臆することなく反対意見を述べ、その意見には筋が通っていることが多いため、信や他の幹部たちも彼の意見を真剣に聞いていました。
これは、我呂がただの武力に長けた兵士ではなく、優れた知略を持つ指揮官でもあることを示しています。
自分の発言に責任を持ち、それを戦場で証明してみせる彼の姿勢は、多くの兵士たちから信頼を集め、飛信隊の精神的な支えにもなっています。
【キングダム】我呂と信、渕の関係性と名シーン
我呂が持つ魅力は、信や渕といった飛信隊の幹部たちとの関係性の中でも特に際立っています。
彼らとのやり取りから、我呂というキャラクターの深みと、飛信隊のチームワークが見えてきます。
信との関係
我呂は、飛信隊の隊長である信に対しても、他の兵士たちとは一線を画した態度で接します。
多くの兵士が信のことを「信殿」と呼ぶのに対し、我呂は「お前」と呼び、敬語を使うことはありません。
その関係性が最もよく表れているのが、著雍攻略編での一幕です。
敵に捕らわれた河了貂を救うか、それとも飛信隊の任務を優先するかで苦悩する信に対し、我呂は「河了貂はお前の女なのか?」と、誰もが聞きたくても聞けなかったであろう核心を突く言葉を投げかけました。
この言葉は、信の心の中にあった迷いを明確にし、信が自身の気持ちと向き合うきっかけを与えたと言えるでしょう。
我呂と信の関係は、単なる上官と部下というだけでなく、互いに本音をぶつけ合える、特別な絆で結ばれているように見えます。
渕との関係
我呂と渕の関係性も、非常に印象的なエピソードがあります。
黒羊の戦いで、渕が急流を渡るという危険な任務を命じられた際、我呂は信や河了貂に「渕に任せて大丈夫なのか?」と疑念を投げかけました。
渕は、飛信隊の副長という重責を担っていますが、他の武将に比べて武力や知略が突出しているわけではありません。
しかし、信と河了貂は「責任感がある」と答え、渕の人間的な強さを説明しました。
そして、渕がその任務を見事に果たした時、我呂は自身の考えが間違っていたことを素直に認め、渕に謝罪しました。
このシーンは、我呂がただの強気な男ではなく、他人の力を正当に評価できる度量を持っていることを示しています。
このエピソードを経て、我呂と渕の関係はより強固なものとなり、飛信隊の結束力はさらに高まったと言えるでしょう。
【キングダム】我呂は実在の人物か?
キングダムの登場人物の多くは、史実をモデルにしています。
例えば、主人公の信は李信将軍、信が仕える秦王・政は秦の始皇帝、そしてかつて我呂が仕えた麃公も実在の将軍です。
しかし、我呂は史実に登場する人物ではありません。
彼は、作者の原泰久が生み出したオリジナルキャラクターです。
オリジナルキャラクターである我呂が、ここまで読者から愛され、物語に欠かせない存在となっているのは、彼の個性的なキャラクター設定と、飛信隊に良い影響を与える役割を担っているからだと考えられます。
史実の制約がないからこそ、我呂は自由に物語の中で活躍し、飛信隊の成長をドラマチックに彩る存在となっているのです。
まとめ:我呂の存在が飛信隊を強くする
我呂は、元麃公軍の兵士として登場し、合従軍との戦いの後、飛信隊に入隊しました。
そのニヒルな性格と、恐れることなく前線に突っ込んでいく圧倒的な戦闘能力から「特攻隊長」と呼ばれています。
我呂が持つ唯一無二の魅力は、上司や幹部に対しても臆することなく自分の意見を述べる大胆さにあります。
その言葉は、時に信や飛信隊の仲間たちを迷いから解き放ち、新たな道を示してきました。
我呂は、史実には登場しないオリジナルキャラクターですが、彼の存在なくして、飛信隊の成長は語れません。
今後も、信の右腕として、飛信隊の切り込み隊長として、我呂の活躍に期待が高まりますね。
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