
『ワンピース』の物語に欠かせない存在、Mr.2ボン・クレー
週刊少年ジャンプで連載中の大人気漫画『ワンピース』は、個性豊かなキャラクターたちが織りなす壮大な冒険物語です。
物語の進行とともに、一度は敵として登場したキャラクターが、後にルフィたちにとってかけがえのない仲間や協力者となる展開が、多くの読者の心を掴んでいます。
その中でも、アラバスタ編とインペルダウン編でルフィたちと深い絆を築いたキャラクターが、Mr.2ボン・クレーです。
奇抜な見た目と独特の口調で初登場時から強烈なインパクトを残したボン・クレーは、「オカマ道」を貫き通すその生き様で、多くの読者に愛され続けています。
今回は、そんなボン・クレーのプロフィールから、感動的な名言、そして多くのファンが気にかけていた「ボン・クレーは本当に生きてるのか?」という疑問まで、彼の魅力を徹底的に深掘りしていきます。
ボン・クレーの基本プロフィール
まず、ボン・クレーの基本的なプロフィールを見ていきましょう。
ボン・クレーの本名はベンサムです。
『Mr.2』は彼が秘密犯罪会社「バロック・ワークス」で活動していた際のコードネームであり、ボン・クレーはオカマとしてのコードネームです。
身長・体重は公表されていませんが、アラバスタ編でのビビの情報によると「大柄」であることがわかっています。
誕生日は8月15日で、日本のお盆の日となっています。
初登場はアラバスタ編で、賞金首は3200万ベリーでした。
奇抜なメイクと白鳥をモチーフにした衣装を身にまとっており、背中には「おかま道」という文字が書かれています。
普段はハイテンションな「あちし」という一人称を使うおネエ言葉ですが、怒ると男らしい口調に変わるギャップも魅力の一つです。
また、口癖である「ジョーダンじゃなーいわよーう!」は、多くの読者に親しまれています。
ボン・クレーの声優は矢尾一樹
アニメでボン・クレーの声を担当しているのは、ベテラン声優の矢尾一樹です。
矢尾一樹は、『頭文字D』の池谷浩一郎や、『機動戦士ガンダムZZ』のジュドー・アーシタなど、数々の有名キャラクターを演じてきました。
驚くべきことに、矢尾一樹はボン・クレーだけでなく、麦わらの一味の船大工フランキーと、ジャンゴの声も演じています。
フランキーは、なんと原作者の尾田栄一郎が矢尾一樹をモデルにして生み出したキャラクターだという逸話もあり、二人の間に深い親交があることが伺えます。
矢尾一樹の独特な声質と演技が、ボン・クレーという個性的なキャラクターに命を吹き込み、唯一無二の存在感を確立しています。
マネマネの実の能力と「オカマ拳法」
ボン・クレーは、超人系悪魔の実「マネマネの実」の能力者です。
この能力は、右手で他人の顔に触れるだけで、その人物の身体的特徴を完全にコピーできるというものです。
顔だけでなく、声や体格、傷跡まで忠実に再現できるため、潜入や撹乱に非常に有効な能力です。
一度マネた相手の姿は、左手で自分の顔に触れることでいつでも元の姿に戻ることができます。
ボン・クレーは、この能力を使って海軍を欺き、ルフィたちを幾度となく救ってきました。
しかし、マネマネの実の能力は直接的な戦闘には向いていません。
ボン・クレーの戦闘スタイルは、自らの体術である「オカマ拳法」(アニメ版では「バレエ拳法」)を中心としたものです。
オカマ拳法は、バレエのような優雅でしなやかな動きと、強力な蹴り技を組み合わせた独特の体術です。
コートの白鳥やマスカラといった小道具を巧みに使い、相手を翻弄します。
「爆撃白鳥(ボンバルディエ)」や「白鳥アラベスク」といった技は、その見た目とは裏腹に、バロック・ワークスのNo.2にふさわしい実力を示しています。
マネマネの実の能力に頼らず、純粋な体術で戦うそのスタイルは、ボン・クレーの漢気あふれる性格を象徴していると言えるでしょう。
ボン・クレーとルフィの友情の物語
ボン・クレーは、初登場時はルフィの敵として描かれました。
しかし、アラバスタ編での偶然の出会いから、ルフィたち麦わらの一味と友情を育みます。
再会した際に敵として立ちはだかったボン・クレーでしたが、サンジとの死闘を通じて、互いに男同士の友情を認め合いました。
そして、アラバスタ編の終盤、海軍に包囲されたルフィたちを救うため、ボン・クレーはマネマネの実の能力を使ってルフィに変身し、囮となって海軍に特攻を仕掛けました。
この時のボン・クレーの行動は、ルフィたちにとってかけがえのない友情の証となりました。
「友達だから」という、ただそれだけの理由で命を懸けるボン・クレーの姿は、多くの読者の涙を誘いました。
インペルダウンでの再会と自己犠牲
ボン・クレーとルフィの友情は、インペルダウン編でさらに深まります。
兄エースを救うためインペルダウンに潜入したルフィは、思いがけない場所でボン・クレーと再会を果たします。
ボン・クレーは、ルフィの目的を知ると、迷うことなく行動を共にしました。
毒を受けて瀕死になったルフィを献身的に看護し、マゼランの毒をかいくぐってエンポリオ・イワンコフの元へと運びました。
そして、脱出の最終局面、ルフィたちを逃がすために、ボン・クレーは再び自己犠牲を選びます。
マネマネの実の能力でマゼランに化け、正義の門を開放しました。
仲間たちに何も告げず、一人インペルダウンに残り、マゼランとの一騎打ちに挑んだボン・クレー。
ルフィの「ありがとう」の言葉に、泣き笑いの表情で「必ずアニキ救って来いやァ~!」と激励する姿は、インペルダウン編屈指の名シーンとして、今もなおファンの心に刻まれています。
ボン・クレーの名言集
ボン・クレーの最大の魅力は、その心意気と、そこから生まれる数々の名言です。
彼の言葉は、友情の尊さを私たちに教えてくれます。
ここでは、ボン・クレーが残した特に心に残る名言をいくつか紹介します。
「命を賭けて友達を迎えに行く友達を…見捨てておめェら明日食うメシが美味ェかよ!」
アラバスタで海軍に追われていたルフィを助けるために、囮になることを決意した際に放った名言です。
この一言に、ボン・クレーの情の深さ、そして友情を何よりも重んじる生き様が凝縮されています。
「明日食うメシ」という身近な言葉を使うことで、彼の本心と人間味が伝わってきます。
「友情ってヤツァ…つき合った時間とは関係ナッシィング!」
ルフィたちと別れる際に言った言葉です。
短い時間しか一緒にいなかったにもかかわらず、ボン・クレーにとってルフィたちはかけがえのない友達になっていました。
友情は長さではなく深さで測る、という彼の価値観を端的に表しています。
「友達だからようっ!理由なんざ他にゃいらねェ!」
インペルダウンで、Mr.3とバギーがルフィを助けに行くことに反対した際に叫んだ名言です。
この言葉は、ボン・クレーの行動原理そのものです。
どんな危険な状況であろうと、友達のためなら命を懸けられるボン・クレーの真っ直ぐな心が表現されています。
ボン・クレーは生きてるのか?その後の活躍
インペルダウンでマゼランとの一騎打ちに挑んだ後、ボン・クレーの消息は長らく不明でした。
多くのファンが「ボンちゃんは生きてるって信じたい!」と願っていましたが、物語本編ではその後の姿は描かれませんでした。
しかし、単行本67巻の扉絵で、ボン・クレーの生存が示唆されました。
マゼランが署長から副署長に降格したことと、インペルダウン5.5番地「ニューカマーランド」の新女王となったボン・クレーの後ろ姿が描かれたのです。
この扉絵を見た多くのファンは歓喜し、SNSなどでは「やっぱりボンちゃんは生きてた!」と喜びの声が溢れました。
この扉絵は、ボン・クレーがマゼランに勝利したか、あるいは何らかの形で助けられたことを意味していると考える読者が多いです。
ニューカマーランドの女王として、ボン・クレーがインペルダウンの中で新たな道を切り開いていたことは、彼の不屈の精神を象徴していると言えるでしょう。
ボン・クレーの魅力と今後の登場への期待
奇抜な外見と豪快な性格、そして「友達のためなら命を賭ける」という究極の友情を持つボン・クレー。
彼の存在は、ルフィたちが困難を乗り越える上で、計り知れないほど大きな力となりました。
読者の間では、インペルダウンで生き残ったボン・クレーが、最終章で再びルフィたちと再会するのではないか、という期待が高まっています。
マネマネの実の能力は、最終決戦において重要な役割を果たす可能性も秘めています。
例えば、世界政府の重要人物に変身し、ルフィたちをサポートするといった展開も考えられるでしょう。
ボン・クレーの物語は、単なるギャグキャラクターでは終わらない、深い感動と友情を描いたものでした。
扉絵での生存が確定した今、いつか物語本編でルフィたちと再会し、「おかえり」と抱きしめ合う日が来ることを、多くのファンが心待ちにしています。
これからもボン・クレーの「オカマ道」と『ワンピース』の物語から目が離せません。
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