
ワンピースのローとは?
漫画『ワンピース』に登場するトラファルガー・D・ワーテル・ローは、「ハートの海賊団」船長であり、「死の外科医」の異名を持つ人気キャラクターです。
物語の重要人物として、王下七武海の一人であるドフラミンゴや、四皇のビッグマムと互角に渡り合うほどの規格外の強さを見せてきました。
その強さの根源は、超人系(パラミシア)の悪魔の実「オペオペの実」の能力にあります。
本記事では、このローの覚醒後の能力や技の内容、そしてオペオペの実がいつ強くなったのかなどについて、詳細に考察していきます。
ワンピースの作品情報
ローの強さや覚醒を深く掘り下げる前に、まずは『ワンピース』という作品の基本的な情報をおさらいしましょう。
ワンピースの概要
『ワンピース』は、尾田栄一郎による漫画作品で、集英社の「週刊少年ジャンプ」にて、1997年より現在に至るまで連載が続けられている超大作です。
その人気は計り知れず、単行本は2025年時点で112巻まで刊行されており、4億1000万部を超える国内累計発行部数を誇ります。
さらに、世界57の国と地域で翻訳され、全世界での累計発行部数は2021年7月時点で4億9千万部以上に達しています。
2015年には「最も多く発行された単一作者によるコミックシリーズ」としてギネス世界記録に認定されるなど、その偉業は世界中に知られています。
メディア展開も、テレビアニメ、劇場アニメ、実写ドラマ、小説、ゲーム、舞台作品など多岐にわたっているのはご存じの通りです。
ワンピースのあらすじ
海賊王を夢見る少年モンキー・D・ルフィは、仲間たちと結成した海賊団「麦わらの一味」を率いて、海賊王ゴールド・ロジャーが残した財宝「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を追い求め、冒険の旅に出ます。
砂漠の国アラバスタでは七武海のクロコダイルを打倒し、空島での大冒険を経て、司法の島エニエス・ロビーを打ち破るなど、数々の偉業を成し遂げてきました。
しかし、航路が半分にさしかかろうという時に海軍の追撃を受け、一味の仲間たちは散り散りになってしまうという苦難も経験しています。
その後、再集結を果たし、新世界へ突入したルフィたちは、ローとの同盟を機に、物語の核心へと深く関わっていくことになります。
ローのプロフィール
物語のキーパーソンであるローのプロフィールを改めて確認しておきましょう。
| 名前 | トラファルガー・D・ワーテル・ロー |
| 異名 | 死の外科医 |
| 年齢 | 26歳 |
| 身長 | 191cm |
| 懸賞金(ワノ国終結後) | 30億ベリー |
| 所属 | ハートの海賊団(船長) |
| 悪魔の実 | オペオペの実(超人系) |
| 出身 | 北の海 フレバンス王国(白い町) |
| 誕生日 | 10月6日 |
| 好きな食べ物 | おにぎり、焼き魚 |
| 嫌いな食べ物 | パン、梅干し |
| 武器 | 妖刀「鬼哭」 |
フレバンス王国出身の海賊であるローは、北の海を舞台に「超新星」から「最悪の世代」へ、そして王下七武海へと、着実に昇進を重ねてきた実力者です。
かつてはドンキホーテ海賊団の一員に名を連ね、ドフラミンゴとの因縁から生まれた同盟により、ルフィ率いる麦わらの一味と共闘することとなりました。
外見上の特徴としては、ファーの帽子、目の下のくま、そして腕に施されたトライバルの刺青にあります。
両肩と胸にはハート、背中には海賊旗、指には「DEATH」といった様々な刺青が、陰のある人物像を際立たせています。
さらに、常に大太刀の妖刀「鬼哭」を肩に担いでいるその姿勢からは、船長らしい威厳も感じられます。
ローの性格
ローは一見すると極めて冷静で幾分正体不明な人物ですが、ルフィからは一貫して「いい奴」と評価されています。
その掴みどころのない性格の背後には、おそらくフレバンス王国で経験した悲劇が大きく影響していると考えられています。
医者であるローは、パンクハザードでは子供たちを治療し、マリンフォード頂上戦争ではルフィとは直接的な関係が薄いにもかかわらず、彼の命を助けるなど、根底にある優しさが垣間見えます。
冷淡な印象とは裏腹に、不器用なところや突っ込みどころも多々ありますが、どこか憎めない性格がファンから愛される理由の一つです。
ロボットやヒーローといった男のロマンに興味を示す一面もあり、北の海の悪名高きヒーロー集団「ジェルマ66」に関して異常なまでの量の知識を持っていたのは、そのギャップを示すエピソードと言えるでしょう。
こうした天然な部分も含めて、ローはルフィと似たような性格を持つ魅力的なキャラクターだと考える読者が多いようです。
ローの懸賞金
ローの懸賞金の推移は、彼の実力と世界政府への脅威度の右肩上がりの成長を物語っています。
ルーキー時代の2億ベリーから始まり、王下七武海時代には4億4000万ベリーに跳ね上がりました。
ドフラミンゴ討伐後に5億ベリーとさらに増額され、そして極めつけは「ワノ国」での活躍です。
キッドと共に四皇ビッグマムを打倒したことで、30億ベリーという高額な懸賞金が掛けられました。
これは、ルフィの四皇としての懸賞金と同格ともいえる数字であり、ローが新時代を担う大海賊の一角に昇り詰めたことを証明しています。
ローと麦わらの一味の同盟
ローとルフィ率いる麦わらの一味は、ドフラミンゴとの因縁から同盟を結び、パンクハザード編からワノ国編までの10年以上にわたり、共に行動してきました。
この長期間の連携から、『ワンピース』ファンの間では、「ローが麦わらの一味に参加するのではないか」と話題になっていました。
しかし、「ワノ国」の戦いが終結した後、ローは正式にルフィとの同盟を解消します。
同盟解消により、ローが麦わらの一味に加わる可能性は低くなったと考えざるを得ませんが、離別を惜しむ声がファンからは上がり、彼には「終身名誉麦わらの一味」という称号が贈られるほどです。
ルフィやキッドと並ぶ「最悪の世代」の主要キャラクターであることに変わりはなく、今後も麦わらの一味との交流が続くことは確実視されています。
ワンピースのローの覚醒はいつ?覚醒後の能力は?
ローの強さの根幹である「オペオペの実」は、彼の医者としての能力と相まって圧倒的な戦闘力を生み出してきました。
しかし、四皇という最強の壁を乗り越えるため、ローは更なる進化を遂げます。
ローの悪魔の実の能力はオペオペの実
ローの悪魔の実は超人系(パラミシア)の「オペオペの実」です。
この能力により、彼は周囲に「ROOM」と呼ばれる球状の特殊な領域を展開し、その内部に存在する全ての物を自在に操作できるようになります。
この領域内では、物の切断、位置の交換、人体内の操作など、まるで外科手術を行うかのように自由自在な能力を発揮します。
医者であるローがこの能力を駆使することから「死の外科医」として知られており、「ROOM」の範囲はローの力量で制御可能であるため、幅広い用途に応用できることが分かります。
さらに、「オペオペの実」には、能力者の命と引き換えに、手術を受けた者に不老不死の肉体を授けるという、最上位に位置する「不老手術」という特殊な能力が存在します。
この命を捧げるという対価を伴う能力は、まさに「神」のような能力であり、ドフラミンゴがこの実を執拗に狙っていた理由でもあります。
ローがオペオペの実を食べた過去
ローの人生は、オペオペの実との壮絶な過去に深く結びついています。
彼は、「珀鉛病」という毒性の病気で滅亡したフレバンス王国の数少ない生き残りでした。
全てを失ったローは、ドンキホーテファミリーの元にたどり着き、戦闘の心得を学び、やがてドフラミンゴの右腕として期待を集める存在となります。
しかし、ローを海賊団から引き離そうとする人物が現れます。
その人物こそ、ドフラミンゴの実の弟であり、海兵として海賊団に潜入していたコラソン(ドンキホーテ・ロシナンテ)でした。
差別を否定するコラソンに、いつしかローは信頼を寄せるようになります。
コラソンは、ドフラミンゴが狙っているオペオペの実があればローの病気を治すことができると告げ、自らの命を犠牲にしてオペオペの実を手に入れます。
コラソンの自己犠牲によって得られたオペオペの実は、ローの命を救い、彼を能力者に変えることとなりました。
ローの強さ
オペオペの実の能力者であるローは、「最悪の世代」として知られるルフィやキッドと共に、「三強」とも言える強さを獲得しました。
「ハートの海賊団」を結成する前は、ドンキホーテ海賊団に属し、格闘や剣術など、あらゆる分野で高いスキルと強さを身につけています。
さらに、「武装色」と「見聞色」の覇気の強さは熟練の度を増しており、これらの覇気と悪魔の実の能力を組み合わせた戦闘スタイルは、王下七武海であるドフラミンゴとも互角に渡り合えるほどのものです。
ワノ国では、四皇ビッグマムに対しても大きなダメージを与え、能力覚醒によって、より一層の強さを発揮するように成長していきました。
ローの覚醒後の能力
「ワノ国」でローは、キッドと共にビッグマムに立ち向かう死闘の中で、ついに「オペオペの実」の能力の覚醒を披露しました。
この覚醒は、「悪魔の実」が稀に示す現象であり、「心身ともに悪魔の実に宿る能力を磨き上げ、その熟練度が極めて高いこと」が発動の最低条件とされています。
現在までにこの現象が確認されたのはたった8人であり、極めて稀に発現する能力の一つに数えられます。
ローのオペオペの実の覚醒は、彼の戦闘スタイルを大きく変え、四皇を討ち取るほどのパワーアップをもたらしました。
具体的には、「ROOM」を外部に展開するだけでなく、物体の内部に直接能力を付与し、内部から破壊するような新しい能力を開花させています。
ローのオペオペの実が強くなり覚醒したのはいつ?
ローのオペオペの実の強さが増し、覚醒したのはいつのことだったのでしょうか。
「オペオペの実」の能力覚醒がいつのことかという件については、具体的にいつだったのかは残念ながら不明です。
ドフラミンゴとの対決ではその兆候が確認できていないことから、おおよそいつかを推定すると、「ゾウ編」以降に覚醒した可能性が高いと考えられています。
ドフラミンゴとの対決と覚醒の兆候
ドフラミンゴとのドレスローザでの戦いでは、ローは自身の最大出力を持ってしてもドフラミンゴを打ち破ることはできませんでした。
この時、覚醒の兆候は見られておらず、むしろ能力の限界を感じさせる描写が多くありました。
しかし、この敗北の経験が、ローに更なる成長を促し、覚醒への強烈な動機付けになったと考えるのが自然です。
また、様々な考察の結果、ドフラミンゴに致命傷を与えた瞬間に覚醒もしくは覚醒の段階に入ったと考えられており、ルフィが覚醒した時とよく似た状況だったのではないかという見方もあります。
ゾウ編以降に覚醒した可能性
ドレスローザ編以降、ローは麦わらの一味と共に四皇との戦いに巻き込まれ、極度の緊張状態と死線を経験しました。
特にワノ国でのカイドウやビッグマムとの戦いは、覚醒という極限の力を引き出すには十分すぎるほどの環境であったと言えます。
そのため、ゾウ編以降のどこかのタイミングで、過酷な戦闘経験を通じてオペオペの実の熟練度が極限まで高まり、覚醒に至った可能性が高いと考察されています。
能力者の命を削るという不老手術の存在からも、「オペオペの実」は「命」に関する能力であり、ローがコラソンの自己犠牲によって命を救われたという背景も、覚醒という能力の極致に深く関わっていると考える読者も多いです。
ワンピースのローの覚醒後の技
ローが覚醒によって手に入れた新しい技は、これまでのオペオペの実の戦闘スタイルを大きく変えるものであり、四皇に対抗できる決定的な攻撃手段となりました。
覚醒後の技①KROOM(クローム)
ローがビッグマムとの戦いで初めて披露した覚醒技は、「KROOM(クローム)」と呼ばれています。
この技は、掌に小さなROOMを生成し、その性質を刀などの物に付与するものです。
KROOMを纏った刀は、痛みなく敵の体を貫通させることができます。
さらに、この技が内部から発生させる波動は、四皇のビッグマムにも大きなダメージを与えるほどの破壊力を持っていました。
これまでのオペオペの実の能力は、物理的な切断が主でしたが、KROOMは内部からの破壊を可能にし、防御力の高い相手に対する有効なカウンターとなっています。
覚醒後の技②R・ROOM(リ・ルーム)
もう一つの覚醒技が、「R・ROOM(リ・ルーム)」です。
この「R」は「離」という意味であり、遠隔のROOMを指します。
尾田栄一郎自身が106巻のSBSで、「今までは執刀医のローが手術室内に入る必要がありましたが、そこに自分が入ってなくても、手術室そのものを操作できるのがオペオペの実の覚醒です」と解説しています。
R・ROOMは音波を制御するROOMを生成する技で、これを相手に付与して「凪(サイレント)」を発動すれば、相手が発した音が一切聞こえなくなります。
ローは巧妙にこの技を応用し、ビッグマムの「魂への言葉(ソウルポーカス)」を無力化しました。
R・ROOMは、ロー自身がROOM内にいなくても遠隔で操作が可能になるという点で、オペオペの実の戦術的な幅を劇的に広げたと言えるでしょう。
ワンピースのローの不老手術を考察
オペオペの実が持つ究極の能力である「不老手術」は、物語の核心に触れる重要な要素として、ファンの間で常に考察の対象となっています。
不老手術とは?
オペオペの実の最上位に位置する技とされるのが、「不老手術」です。
この手術を受けた者は、不老不死の肉体を手に入れることができます。
しかし、この都合の良すぎる話には必ず裏があり、不老手術も例外ではありません。
この手術を行うと、対価として能力者は命を奪われてしまうという残酷な設定があります。
ドフラミンゴがオペオペの実を執拗に狙っていたのは、自身もしくは他者にこの不老手術を行うためでした。
ローがこの究極の能力を行使する日が来るのかどうかは、今後の物語の大きな焦点の一つです。
不老不死になったキャラは存在する?
現時点ではローは生きており、不老手術を受けていない状態です。
しかし、悪魔の実には、能力者が死亡すればまた再生するという性質があります。
言い換えれば、過去に不老手術を施された能力者であっても、今なお生きていることもあり得るというわけです。
もし不老手術を受けた人物が現在も生きているとするならば、そのキャラこそが、ワンピースの長い歴史の謎を握るキーパーソンであると考える読者が多いようです。
イム様は不老不死になった?
イム様は、『ワンピース』作中での知られざる最高権力者であり、五老星ですら許されない「虚の玉座」に平然と座っているところが描かれています。
表の最高権力者である五老星は、イム様に敬意を表すために跪いてみせました。
五老星がイム様に向かって、「歴史を消す灯が再びお決まりなのでしょうか」と尋ねるセリフからは、イム様が裏で世界を支配しているのがここ数年というレベルではないことが窺えます。
そのため、イム様はオペオペの実による不老手術を受け、何百年もの間にわたり世界を牛耳っており、「空白の100年」にも何らかのかかわりがある人物なのではないかという考察がされています。
イム様の謎めいた存在とオペオペの実の究極の能力は、物語の根幹に関わる重要な伏線であると考えられています。
五老星は不老不死になった?
イム様だけでなく、表の最高権力者である五老星も不老手術を受けている可能性があります。
五老星はこれまで複数回登場しましたが、22年前のオハラのクローバー博士との対話のシーンでは、髭や髪型が現在と同一であり、周囲のメンバーも変わっていないようでした。
さらにその10年ほど前の姿も描かれていますが、30年以上前なのに現在の姿と変わりないのです。
世界政府がオペオペの実を最重要視し、ドフラミンゴに大金を積んででも手に入れようとした背景には、五老星やイム様が不老手術を受けている、あるいは今後受ける予定があるという事情があるのではないかという見方もあります。
不老不死という時間からの解放こそが、世界政府の権力を永続させている最大の秘密ではないかという考察は、非常に説得力があると言えるでしょう。
ワンピースのローの声優
ローというクールでシリアスなキャラクターに命を吹き込んでいるのは、実力派声優の神谷浩史です。
神谷浩史のプロフィール
ロー役の声優・神谷浩史のプロフィールを紹介します。
| 名前 | 神谷 浩史(かみや ひろし) |
| 生年月日 | 1975年1月28日 |
| 出身地 | 千葉県松戸市 |
| 所属事務所 | 青二プロダクション |
| 主な活動 | 声優、歌手、ナレーター |
| デビュー | 1994年(テレビアニメ「ツヨシしっかりしなさい」) |
神谷浩史は、1994年にテレビアニメ「ツヨシしっかりしなさい」で声優としてデビューし、以後、様々なメディアで活躍しています。
2008年にはサブキャラクター男優賞、翌2009年には主演男優およびパーソナリティ賞を受賞し、これにより声優アワードでの主要三冠を達成するという快挙を成し遂げました。
クールでありながらもどこかコミカルな演技もこなす神谷浩史の声は、ローの複雑な性格を見事に表現しており、キャラクターの魅力を何倍にも高めています。
神谷浩史の主な出演作品や演じたキャラ
ローを演じた神谷浩史の、主な出演作品や演じたキャラを一覧で紹介します。
黒子のバスケ(赤司征十郎)
進撃の巨人(リヴァイ)
青の祓魔師(メフィスト・フェレス)
おそ松さん(松野チョロ松)
ハイキュー!!(武田一鉄)
イナズマイレブン アレスの天秤(灰崎凌兵)
ブルーロック(絵心甚八)
機動戦士ガンダム00(ティエリア・アーデ)
ONE PIECE(トラファルガー・ロー)
うる星やつら(諸星あたる)
神谷浩史は、ローのような寡黙でシリアスな役柄から、諸星あたるのようなコミカルな役柄まで、幅広い演技力を持つ人気声優であり、彼の声がローに特別な存在感を与えていると言えるでしょう。
ワンピースのローに関する感想や評価
ローは、その複雑な背景とクールな魅力から、多くの読者から様々な感想や評価が寄せられています。
「ローが入ってきてからがワンピース」という読者の感想
ネット上には、「やっぱローが入ってきてからがワンピースだよな」といった熱烈な感想が多く見られます。
ローが麦わらの一味と同盟を結び、四皇との戦いという物語の核心に深く関わるようになったことで、物語のスケールが一気に拡大し、緊張感と面白さが増したと感じる読者が多いことを示しています。
ルフィの明るさとローのクールさが絶妙なコントラストを生み出し、物語の牽引役となっているのは間違いないでしょう。
ローの本名「ワーテルロー」に関する考察
ローのフルネームである「トラファルガー•D•ワーテル•ロー」について、「ベルギーと何かしらの関係があるのかな?」「ベルギーにワーテルローって都市あるし何か設定とかで関係あるのかな?」といった考察もされています。
「ワーテルロー」は、ナポレオンが敗北した激戦の地として知られており、ローのコラソンを巡る壮絶な過去や、彼が世界政府という巨大な敵と戦う運命にあることを示唆しているのではないかという深読みもされています。
尾田栄一郎が登場人物の名前に歴史的な背景を持たせることが多いため、この考察も非常に興味深いものです。
覇気による防御力に関する考察
ローは、覇気の強さと悪魔の実の能力を組み合わせた戦闘スタイルで知られています。
彼の戦闘シーンを見て、「トラファルガーローがシクシクの実の攻撃で病気にされたのを過剰な覇気で跳ね返してたけど、ルフィほか人外の一味が風邪引いた事ないのも覇気によるものだろうか」といった覇気の防御力に関する考察もされています。
覇気は、戦闘だけでなく、毒や病気に対する防御にも応用されているのではないかという斬新な視点は、読者の想像力を掻き立てています。
ローが珀鉛病を経験しているだけに、彼の覇気が病気に対する耐性を持つという解釈も、キャラクターの背景を考えると面白い見方と言えるでしょう。
まとめ
この記事では、「『ワンピース』のローの覚醒後の能力・技は?オペオペの実が強くなったのはいつ?」と題して、トラファルガー・ローの覚醒後の強さ・能力の変化やオペオペの実が強くなった時期などについて徹底的に考察しました。
ローの覚醒後の能力・強さについては、ワノ国編でのビッグマムとの死闘の中で、KROOMやR・ROOMといった新技を披露することで証明されました。
覚醒は、誰でも発動できるものではなく、悪魔の実の能力を磨き上げ、熟練度を極限まで高めなければなりません。
覚醒がいつ起きたのかについては、明確な時期を特定することはできませんでしたが、ドフラミンゴとの対決やゾウ編以降の過酷な環境が、覚醒を促した可能性が高いと考えられています。
また、オペオペの実の究極の能力である「不老手術」が、イム様や五老星といった世界政府の最高権力者の永続的な支配に関わっているという考察は、今後の物語の鍵を握る重要な伏線として、ますます注目を集めています。
その他のワンピース関連記事もご覧ください!
















コメント