
ワンピースのサカズキが行う世界徴兵とは?
漫画『ワンピース』の新世界編において、海軍の体制を一変させたのが、海軍本部元帥サカズキ(赤犬)が断行した世界徴兵という政策です。
この異例の選抜制度によって、海軍大将という最高戦力のポストに藤虎や緑牛といったたたき上げではない強者が新たに加わることとなり、多くのワンピースファンに大きな衝撃を与えました。
世界徴兵は、なぜ行われたのか、スカウトされたキャラの実力と、CP(サイファーポール)との関係など、多くの考察が挙げられています。
この記事では、ワンピースの世界徴兵について、その基本的な情報や採用されたキャラの詳細、そして海軍の裏側にある組織との関わりなどを深掘りしていきましょう。
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ワンピースの作品情報
まずは、世界徴兵という重要政策が実行された物語の舞台となるワンピースの基本的な情報から確認していきます。
ワンピースの概要
『ONE PIECE(ワンピース)』は、尾田栄一郎によって描かれる海洋冒険ロマンです。
集英社の『週刊少年ジャンプ』の看板漫画として、1997年の連載開始以来、日本の漫画史上最も売り上げが高い作品の一つとして君臨しています。
その影響力はすさまじく、アニメやゲームは多くの人々の心をつかみ、実写ドラマが制作されネットフリックスの配信ランキングで連日一位を獲得したことも大きな話題となりました。
コミックスは2024年11月1日には最新110巻が発売され、全世界での累計発行部数は5億部を突破する空前のメガヒットコンテンツに成長しています。
原作は最終章に入り、物語はクライマックスに突入しています。
ワンピースのあらすじ
海賊王に憧れる17歳の少年モンキー・D・ルフィは、仲間たちと「麦わらの一味」を結成し、海賊王ゴールド・ロジャーが残した財宝「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め冒険の海へ漕ぎ出します。
ルフィはその実力で多くの海賊を倒して海賊としての名を上げ、「麦わらのルフィ」という名前はやがて世界中に知れ渡ることとなりました。
大海賊時代の中でも台風の目となっていき、多くの困難を乗り越えて、ルフィは世界中で最も影響力のある海賊団の一角になっていくのでした。
世界徴兵は、このルフィをはじめとする新世代の海賊たちの台頭と、世界政府が抱える危機感が背景にある政策と言えます。
世界徴兵とは?
世界徴兵は、マリンフォード頂上戦争後の海軍の再編期に実行された異例の人事政策です。
その発端と実行の経緯を詳しく見ていきましょう。
元帥センゴクの退任とサカズキの元帥就任
マリンフォード頂上戦争という世界を揺るがす大戦を終えて、海軍本部は大きな痛手を負いました。
海軍本部元帥センゴクは、その責任を取って退任することを決めます。
元帥の後任には、大将であった赤犬(サカズキ)と青雉(クザン)が名乗りを上げ、海軍のトップを巡る熾烈な決闘を繰り広げました。
パンクハザードでの10日間に及ぶ激闘の末、赤犬が勝利を収め、サカズキは海軍元帥に昇格します。
一方、敗北した青雉は大将の座をやめて、海軍を去り姿を消しました。
サカズキの「徹底した正義」と世界徴兵の実行
海軍元帥となったサカズキは、自身のモットーである『徹底した正義』を実現するために、海軍本部を新世界に移転し、組織の再構築を図ります。
その一環として、世界徴兵という手段で海兵を集めます。
マリンフォード頂上戦争で海軍を去った青雉の穴を埋め、新世界の海賊たちに対抗できる最高戦力を補充する必要があったのです。
サカズキは自身の正義を実現するために、その思想にあった人材を世界規模でスカウトしました。
そして、二人欠けた海軍大将を世界徴兵で集めた強者から選び、盲目の男・藤虎と赤犬の正義に心酔する男・緑牛が新たな海軍の象徴として任命されることになります。
その実力は王下七武海ですら戦闘を避けるほどであり、サカズキは以前の海軍よりも徹底した正義の集団にすることに成功しました。
ワンピースのサカズキが世界徴兵をした理由を考察
サカズキが世界徴兵という驚きの政策を実行した背景には、海軍と世界が抱える深刻な問題がありました。
考察①サカズキが世界徴兵をした理由は軍事力強化の為?
サカズキが世界徴兵をした最も直接的な理由は、軍事力強化のためであると言われています。
マリンフォード頂上戦争後の海軍の損耗
マリンフォード頂上戦争では、白ひげ海賊団の猛攻で、海軍本部は半壊してしまいました。
さらに、多くの海兵が死に、その正義にぶれが生じた若手の海兵たちも少なくありませんでした。
海軍本部を象徴していた元帥センゴクの退任は、海軍の士気の低下を招きかねず、新たな元帥になったサカズキは、海軍を立て直すことを喫緊の課題としました。
黒ひげ海賊団の台頭やルフィ、革命軍の活発化など、海賊たちの動きが活発化する中で、サカズキはより強固な組織を作る必要性に迫られていたのです。
海軍本部の移転と大将の補充
サカズキは、壊滅した海軍本部を新世界に移転させ、海賊たちににらみを利かせるようにしました。
そして、欠けた海軍大将という最高戦力を補充することを決めますが、その大将にはたたき上げの海兵ではなく、世界徴兵で集めた強者が任命されます。
盲目の男・藤虎と緑牛こそが、新たな海軍の象徴であり、その化け物じみた強さは海賊たちを震え上がらせることとなりました。
サカズキは、自身の「徹底した正義」を貫徹できる異端の実力者を外部から招き入れることで、海軍の戦闘力を急速に強化したのです。
考察②海軍が世界徴兵をしてまで軍事力を高めたい理由
海軍には、経験豊富な中将を多く抱えていましたが、サカズキはあえてそうした中将から大将を選ぶことはしませんでした。
一般人から最高幹部を選ぶという世界徴兵を行う必要があったのは、単なる戦力補充以上の理由があったと推測されています。
白ひげ海賊団なき後の世界情勢の混乱
海軍が世界徴兵をしてまで軍事力を高めたい理由は、白ひげ海賊団がなくなり、世界が大海賊時代始まって以来の混乱期に突入するからでした。
白ひげという抑止力を失った新世界では、黒ひげ海賊団を筆頭に恐ろしいほどの力をつけた新世代の海賊たちが続々と乗り込み、これまでの海軍では対応できないとセンゴクもサカズキも考えたのです。
青雉という海兵にも信頼が厚い大将が去ったことは、海軍にとって大きな痛手となっており、サカズキは自身の思想に近い人間を多く登用する必要があったと考えられています。
経験豊富な中将ではなく外部の人材を登用した背景
サカズキが世界徴兵にこだわったのは、海軍のたたき上げの中将たちには、新時代の「徹底した正義」を体現できる者がいなかったという判断があった可能性があります。
海軍で長年キャリアを積んだ中将たちは、センゴクやガープが率いた時代の「ぼやけた正義」に染まっているとサカズキは危惧したのかもしれません。
藤虎や緑牛は、従来の海兵としての枠に囚われない、「徹底した正義」を遂行できる異色の実力者であり、新海軍の象徴として最高幹部にふさわしいとサカズキは判断したのでしょう。
この異例の登用は、海軍内部でも大きな波紋を呼んだと推測されています。
ワンピースの世界徴兵でスカウトしたキャラ・大将
世界徴兵という制度によって海軍大将に採用された藤虎と緑牛は、ドフラミンゴに「化け物」と語られるほど、凄まじい実力を持っています。
ここからは、世界徴兵でスカウトした大将である、藤虎と緑牛の基本的な情報と特徴をまとめていきます。
世界徴兵でスカウトしたキャラ①藤虎
藤虎は、世界徴兵でスカウトされたキャラの一人目であり、イッショウという本名を持ちます。
頂上戦争後に海軍本部大将に任命されました。
| 通称 | 藤虎(ふじトラ) |
| 本名 | イッショウ |
| 出身 | 偉大なる航路 |
| 身長 | 270cm |
| 血液型 | S型 |
| モットー | 仁義ある正義 |
| 能力 | 超人系悪魔の実「ズシズシの実」(重力操作) |
仕込み杖を常に持ち歩く盲目の剣客であり、見聞色の覇気を使っているので、視力がないことは戦闘にほとんど影響がありません。
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藤虎の「仁義ある正義」と常識外れの行動
大将として「仁義ある正義」という正義をモットーにしている藤虎は、敵との戦闘中でも市民の避難を第一に考え行動します。
自身が筋が通らないと判断したら元帥にも逆らう度量を持ち、海軍の最高戦力として王下七武海制度を危険視し、世界会議で制度撤廃を実現させて見せました。
ルフィを手助けしたり、海軍を代表して国王に土下座したりと、藤虎の行動は従来の海兵としてはあり得ないものばかりです。
世界徴兵で大将に任命されたために、藤虎には多くの裁量権が与えられていると考えられています。
藤虎の行動は有益な条件と引き換えか?
藤虎が海軍大将をいきなり引き受けるには、高いハードルがあります。
大将は海軍の最高戦力として様々な責務があり、特に、天竜人を守るという義務が生じることになります。
藤虎の正義感を考えれば、藤虎にも有益な条件がないと大将を引き受けることはなかったとファンの間でも考察されています。
例えば、「七武海制度の撤廃」や「自由な行動をある程度許容すること」などが大将就任の条件であった可能性があり、それが藤虎の常識外れの行動を許容させていると推測されています。
藤虎の過去には触れられていませんが、「見たくねェもんを見ない為に自ら目を閉じた」というセリフから、正義に絶望した過去があることが示唆されており、海軍の闇を知る数少ない人物の一人であるとも考えられています。
世界徴兵でスカウトしたキャラ②緑牛
緑牛もまた、世界徴兵でスカウトされたキャラの二人目であり、アラマキという本名を持ちます。
| 通称 | 緑牛(りょくぎゅう) |
| 本名 | アラマキ |
| 特徴 | 奔放な性格、緑髪、「死川心中」のタトゥー、3年間食事不要 |
| モットー | 死ぬ気の正義 |
| 能力 | 自然系悪魔の実「モリモリの実」(植物の生成・操作) |
奔放な性格の緑髪の男であり、食事を食べなくても生きていけるという特殊な体質を持っています。
左上半身に「死川心中」のタトゥーを入れていて、大将としては「死ぬ気の正義」を掲げていました。
本格的に参戦したのは、ワノ国での戦いが終結した直後です。
緑牛の「死ぬ気の正義」と単独行動
緑牛の能力は自然系悪魔の実「モリモリの実」であり、身体を樹木に変化させ、森を形成することができます。
自然そのものと本人はその能力を語っています。
頂上戦争後に大将に就任していますが、長らく登場することがありませんでした。
緑牛は、赤犬に心酔していて、彼に褒められるために単独行動を取ることも少なくありません。
ワノ国で四皇と単独で戦闘しようとするなど、社会の権力構造をあまり理解していないような危険な行動も目立ちます。
緑牛に与えられた自由な裁量権
緑牛の大将としてはかなりの危険な行動は、下手をすれば海軍と四皇の戦争になってもおかしくありません。
こうした自由を赤犬は注意しているものの、完全に止めることができていません。
そのため、藤虎と同様にある程度の自由な裁量権が与えられていると考えられています。
世界徴兵で採用されたばかりの実力者たちに大きな裁量が与えられていることは、海軍の再編におけるサカズキの強い意志と、既存の海軍組織に対する不信感の表れではないかという見方もあります。
ワンピースの世界徴兵にはCPが関わっている?
海軍大将クラスの実力者を一般から簡単に海軍が募集できるとは考えにくいとファンの間でも疑問視されています。
それほどの戦闘力は政府が危険視してもおかしくないため、世界政府直属の機関であるCP(サイファーポール)が関わっていると考えるワンピースファンも少なくありませんでした。
CPとは?
CP(サイファーポール)は、世界政府の諜報機関です。
政府の指令によって、海軍ができないことを行う裏の組織として暗躍しています。
スパイ行為を得意としていて、世界中の情報を収集しています。
世界政府の諜報機関サイファーポール
CPには、世界の8か所に大きな拠点を構える「CP1」から「CP8」までがあります。
さらに、世界貴族の直轄である「CP0(サイファーポール“イージス”ゼロ)」や、政府の裏の仕事を一手に引き受ける「CP9」なども存在します。
ルフィたちが最も深く関わったのは、ロビンを奪取するために暗躍していたCP9です。
ワノ国では「CP0」が命を懸けて、ルフィを抹殺しようとしていました。
海軍もその行動を完全に把握しておらず、海軍の元帥が世界政府に抗議しても、その行動を変えることができないほどの権力者が後ろ盾となっています。
CP9とCP0の暗躍
CP9は麦わらの一味によって壊滅させられていますが、彼らの存在は世界政府の隠された暴力装置としての役割を示唆しています。
CP0は、天竜人の直属の組織であり、その行動は世界政府の最高権力に直結しています。
海軍とCPは、表と裏で世界政府の支配を維持する二大巨頭と言えるでしょう。
世界徴兵にはCPが関わっている?
世界徴兵には、CPが関わっていると噂されています。
世界徴兵には、どのような能力者がいるのかを把握する情報が必要不可欠となっています。
海軍がすべてを把握しているわけではありませんが、世界政府直轄の諜報機関であるCPは把握している可能性があります。
世界政府の情報網であれば、大将クラスの能力者を探すことも不可能ではありません。
CPが収集した情報を使って世界徴兵で人材探しをしたと多くのファンに推測されていました。
藤虎や緑牛が一般人だったにもかかわらず、海軍大将という要職にいきなり就けたのは、CPが彼らの実力と所在を事前に把握し、サカズキに推薦したという裏があると考えるのが自然ではないでしょうか。
ワンピースの世界徴兵に関する感想や評価
ワンピースの世界徴兵は、新世界編でも重要なポイントとなっています。
異色の制度として、今後のストーリーにも関わってくると考えられており、ネット上でも数多くの感想や評価が集まっています。
徴兵で大将級が来るワンピース世界の広さへの驚き
世界徴兵という制度で、海軍大将というポジションの強者が一般人から見つかるという事実は、多くのファンが驚きの声を上げています。
「徴兵で大将級が来るんだ……ってワンピース世界の広さを感じられて良かった」といった感想からもわかる通り、海軍大将になるほどの人材が街中に隠れていたという設定は、ワンピースの世界の奥深さを改めて認識させました。
世界徴兵は、新世界編でも注目の精度となっていました。
藤虎のスタンスが物語に与える影響への注目
世界徴兵で海軍に入った藤虎にも大きな注目が集まっています。
「藤虎は積極的に海軍に入ったわけではないと? そのスタンスが今後どう物語の進行に影響してくるのかねぇ」という意見があるように、従来の海兵とは一線を画す藤虎は、今後ストーリーにも大きな影響を与えると言われていました。
ファンにも圧倒的な人気を獲得している海軍大将なので、異色の大将としてネット上でも注目の存在となっています。
彼の「仁義ある正義」は、サカズキの「徹底した正義」と対立する可能性を秘めており、海軍内部での衝突も今後描かれるのではないかという期待も大きいです。
世界徴兵で採用されたキャラクターの過去への関心
世界徴兵で採用されたキャラクターの過去も気にされています。
「イッショウって世界徴兵で大将に抜擢されたっていうけどそれまで何してたんだろ…。あんだけの戦闘力だしのほほんと暮らしてた訳ないし」という疑問がネット上に集まっているように、マリンフォード頂上戦争以前には、その強大な戦力を何に使っていたのかが注目されています。
藤虎や緑牛の過去が明らかになることで、ワンピースの世界の裏の歴史や、海軍とは異なる形で正義を行使していた強者たちの実態が解明されるのではないかという期待も高まっています。
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まとめ
サカズキが元帥となって断行した世界徴兵は、海軍大将に藤虎と緑牛という異色の強者を登用し、海軍の軍事力を急速に強化した異例の制度でした。
マリンフォード頂上戦争後の世界情勢の混乱と、サカズキの「徹底した正義」を実現するための強い意志が背景にあります。
藤虎や緑牛の常識外れの行動は、大将就任の条件として大きな裁量権が与えられていることを示唆しており、彼らの実力は世界政府直属の諜報機関CPが事前に把握し、海軍に推薦した可能性も考察されています。
世界徴兵で採用された大将たちの存在は、新世界編の今後のストーリーにも大きく関わってくることは確実であり、彼らの過去や行動から目が離せません。
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