
和久井健氏による大人気漫画『東京リベンジャーズ』には、主人公・花垣武道の運命と深く関わる数々の不良チームが登場します。
その中でも、東京卍會のライバル勢力として登場し、物語の中核となる抗争「血のハロウィン」を引き起こしたのが、謎に包まれたチーム、芭流覇羅(バルハラ)です。
本記事では、その不気味な異名「首の無い天使」が示す通り、総長不在という異質な特徴を持つ芭流覇羅のメンバーを詳細に一覧でご紹介します。
さらに、彼らがなぜ結成されたのかという創設理由、そして裏で糸を引いていた稀咲鉄太の目的や最期について深く掘り下げ、芭流覇羅の持つ本質的な魅力と恐怖に迫ります。
東京卍會をより深く楽しめるよう、その後の展開や世間の評判まで、7000字を超える詳細な情報量で徹底的に解説していきます。
芭流覇羅とは?
芭流覇羅がどのようなチームなのか、まずはその概要と、作品全体の基本情報をおさらいしましょう。
芭流覇羅の概要と異名
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」とは、新宿を拠点に置いた悪徳不良集団、愛美愛主(メビウス)が東京卍會との紛争に敗れて解体した後、その残党が新たに作り上げたチームです。
反東京卍會を掲げる暴走族集団として活動し、その勢力は瞬く間に拡大しました。
彼らが持つ異名「首の無い天使」は、チームにトップ(総長)が存在しないことを表しており、この不気味な名称とロゴマーク(天使の羽が象徴的です)が、どこか謎めいた不気味な存在感を放っていました。
総長不在という異例の体制は、従来の暴走族チームとは一線を画すものであり、読者にとってはその背後にある思惑が大きな関心事となりました。
東京リベンジャーズの概要(作者、連載期間、発行部数)
『東京リベンジャーズ』とは、漫画家和久井健によって描かれるSFヤンキーアクション漫画です。
過去に「新宿スワン」の作者としても知られていたため、連載開始当初から非常に高い注目を浴びていました。
2017年から始まった長編物語は全278話、約5年間の連載を経て、2022年11月16日に堂々の完結を果たしています。
コミック累計発行部数は6,500万部を突破しており、まだまだ衰えることを知らない大人気漫画となっています。
タイムリープというSF要素と、リアルな不良描写の融合が、幅広い層の読者を惹きつけました。
東京リベンジャーズのあらすじ(主人公のタイムリープ)
26歳の主人公花垣武道(はながきたけみち)はフリーターとして底辺の生活を送っており、後悔ばかりの人生を送っていました。
そんな武道はとある事件に巻き込まれ、気づいた時には12年前の過去へタイムリープしていたのです。
中学時代に戻った武道は記憶を辿りながら、情けなかった自分を払拭し過去を塗り替えました。
武道は過去と未来を行き来することができ、その力を利用してより良い現代を目指すべく奮闘していきます。
彼の最大の目的は、中学時代の恋人である橘日向の死という悲劇的な運命を変えることであり、そのためにマイキーが総長を務める東京卍會に関わっていくことになります。
芭流覇羅のメンバー一覧
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」は個性豊かなメンバーが揃っています。
ここではそんな芭流覇羅メンバーを1人ずつ取り上げ一覧形式にまとめました。
一覧形式にすることで比較しながら見ることができ、より楽しんで頂ける内容となっております。なお、解説には一部ネタバレが含まれます。
芭流覇羅のメンバー①半間修二
『東京リベンジャーズ・芭流覇羅のメンバー一覧』1人目は「半間修二(はんましゅうじ)」です。
最初は愛美愛主の代理総長として登場します。
愛美愛主解体後に芭流覇羅を創設した人物で、芭流覇羅は総長不在の集団ではありましたが実質トップとして指揮をとっていました。
長身が特徴で、両手の甲に「罪」と「罰」とそれぞれ刺青が入っています。この刺青は、半間の人生観、あるいは稀咲鉄太との関係性、さらに言えば彼の危険な内面を象徴していると考察されます。
喧嘩の実力は登場キャラクター中でもトップレベルを誇っており、作中では東京卍會副総長ドラケンと善戦する姿も見られました。
彼の高い身体能力とタフネスは、芭流覇羅というチームの「力」の象徴でした。
| 生年月日 | 1989年10月27日 |
| 身長 | 192㎝ |
| 体重 | 70kg |
| 血液型 | AB型 |
| イメージカラー | 紫 |
192cmという圧倒的な長身は、作中の主要キャラクターの中でも随一であり、彼の威圧感をさらに高めています。
【東京リベンジャーズ】半間修二はなぜ関東卍會に?死亡説の真相とタイムリーパー正体を徹底解説
芭流覇羅のメンバー②羽宮一虎
『東京リベンジャーズ・芭流覇羅のメンバー一覧』2人目は「羽宮一虎(はねみやかずとら)」です。
元々は東京卍會の創設者の1人でした。
一虎はマイキーにバイクをプレゼントするために、場地と共にバイクショップへ忍び込み、盗みを働こうとしました。
しかしその最中、店員にバレてしまったことで、その店員を殺害してしまいます。
なんとこの店員はマイキーの兄、真一郎だったのです。
この一件から一虎は、現実逃避から「悪いのは自分ではなくマイキーだ」という屈折した感情を抱き、マイキーへの強い恨みを募らせます。
少年院に入所するのですが出所後に、芭流覇羅のNo.3として対東京卍會を掲げて活動しています。
彼の行動原理は「マイキーを殺すこと」にあり、芭流覇羅の結成においても、その反東京卍會の思想を決定づける存在となりました。
| 生年月日 | 1990年9月16日 |
| 身長 | 174㎝ |
| 体重 | 60kg |
| 血液型 | AB型 |
| イメージカラー | 黄 |
東京卍會創設メンバーでありながら、最も敵対的な立場に回った一虎は、物語において最も悲劇的なキャラクターの一人として描かれています。
芭流覇羅のメンバー③場地圭介
『東京リベンジャーズ・芭流覇羅のメンバー一覧』3人目は「場地圭介(ばじけいすけ)」です。
場地も東京卍會創設者の1人ですが、チームを裏切るようなかたちで芭流覇羅へ入隊することになります。
一虎とは腐れ縁であり、マイキーの兄を殺害した際にも一緒にいたのが場地でした。
ミステリアスな雰囲気を漂わせており、何を考えているのか分かりづらい人物です。
場地の芭流覇羅入りは、東京リベンジャーズ序盤一番の見どころとなっています。
これはギリギリまでわからず、東京卍會との交戦となる「血のハロウィン」の結末で明かされることになります。
場地はこの戦いで死亡してしまうのですが、誰よりも仲間のことを想っており、繋がりや絆を大事にしていることが窺える死に様でした。
| 生年月日 | 1990年11月3日 |
| 身長 | 175㎝ |
| 体重 | 58kg |
| 血液型 | AB型 |
| イメージカラー | 濃い青 |
東京卍會への忠誠心と、一虎やマイキーへの愛情の間で揺れ動く場地の行動は、多くの読者の涙を誘いました。
芭流覇羅のメンバー④チョメ
『東京リベンジャーズ・芭流覇羅のメンバー一覧』4人目は「チョメ」です。
本名やプロフィールの詳細は明かされておらず、芭流覇羅の幹部として入隊してきました。
一虎が少年院時代に出会った人物であり、対マイキー用に用意した喧嘩のエキスパートだと紹介されており、一虎のスカウトで芭流覇羅に入ったことがわかります。
坊主頭へ渦巻きのように施したブリーチカラーが特徴的で、無感情な瞳が恐ろしい人物です。
彼の存在は、芭流覇羅がただの寄せ集めではなく、実力主義で構成されていることを示しています。
芭流覇羅のメンバー⑤チョンボ
『東京リベンジャーズ・芭流覇羅のメンバー一覧』5人目は「チョンボ」です。
チョンボもチョメと同様に、一切のプロフィール詳細はわかっていません。
一虎と少年院で出会い、スカウトを受けて芭流覇羅の幹部として入隊しています。
チョンボも喧嘩のエキスパートであり「血のハロウィン」で活躍を見せました。
スキンヘッドで顔左半分に刺青が入っており、チョメと揃えば明らかに近寄り難い雰囲気を醸し出しています。
彼ら二人は、芭流覇羅の持つ「凶悪性」を体現する存在として描かれていました。
芭流覇羅の総長はいない?創設理由は?
芭流覇羅の最も大きな特徴は、総長がいないことです。
この特異な体制には、裏で操る人物の明確な意図がありました。
芭流覇羅の創設の経緯
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」は2つの勢力が合わさって出来ています。
1つは東京卍會に解体された愛美愛主の残党を半間修二が集めたもので、そこに羽宮一虎が引き連れた反東京卍會勢力が合わさり、結成されたチームなのです。
約300名が集まっており、この頃の東京卍會は約150名だったため、2倍にもなる一大勢力を築き上げたのでした。
しかし後に、芭流覇羅の創設には、メンバー一覧では登場もしなかった稀咲鉄太(きさきてった)という黒幕の存在が明らかになります。
稀咲の思惑がなければ、これほどまでに反東京卍會の思想が統一され、急速に巨大化することはなかったと分析されます。
芭流覇羅の総長がいない理由はマイキー?
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」には総長が存在しません。
「首の無い天使」という異名やロゴマークもこれが理由です。
これには稀咲の思惑があったのでした。
この頃稀咲は東京卍會の参番隊隊長になっており、東京卍會と芭流覇羅を裏で操り交戦させることが目的でした。
そこで芭流覇羅が勝利し、東京卍會を吸収してさらに勢力を拡大し、その総長にマイキーを仕立て上げる策略だったのです。
総長不在はマイキーのために空けられていたポジションであり、マイキーのカリスマ性を、想うように操りたかったことが稀咲の狙いだったのでした。
稀咲にとってマイキーは「日本一の不良」となるための道具であり、芭流覇羅はそれを達成するための捨て駒に過ぎなかったという見方もあります。
芭流覇羅に場地圭介が入った理由
「東京リベンジャーズ」の前半はこの話題が主軸となっています。
東京卍會の創設者でもあった場地が裏切り行為のように芭流覇羅へ入りますが、これは場地が仲間のためを想った行動だったとわかります。
林田春樹(パーちん)の出所をお金で解決する代わり、東京卍會参番隊隊長にしてもらうよう話を持ちかけていた稀咲の噂を知り、稀咲に不信感を抱いていました。
パーちんに関してマイキーが断れないことも理解している場地は、自ら芭流覇羅へ潜入し、その実態を調査していたのです。
場地のこの潜入行動は、彼が誰よりも仲間との絆を大切にし、マイキーを稀咲の策略から守ろうとした、深い愛情の表れでした。
芭流覇羅と関係する稀咲鉄太の目的や最期
芭流覇羅の創設から「血のハロウィン」、そしてその後の東京卍會の運命まで、全てに関わってきたのが稀咲鉄太です。
彼の行動原理と衝撃的な最期について掘り下げます。
稀咲鉄太の目的(橘日向への恋心)
『東京リベンジャーズ』に登場する「稀咲鉄太」の真の行動理念は「橘日向(たちばなひなた)への恋心」だったことがわかります。
稀咲は小6の頃、周りとは比べものにならないくらい頭が良く、塾へも通っていたのですが、そこで同塾に通っていたのが日向でした。
そこで稀咲は日向に恋をします。
しかし日向には武道という彼氏がいたのです。
2人の会話が聞こえ、武道は「日本で一番の不良」を目指していることを知ります。
その瞬間から稀咲は、日向の気を惹きたいが為に日本一の不良を目指すことになりました。
色々と調べていくにつれマイキーと呼ばれる、とんでもない人物を知り、マイキーに近づき、マイキーを操ることで、日本一の不良を目指そうと考えるようになったのです。
日向の気を引くためという、あまりにも個人的で「生々しい人間味のある」動機が、巨大な不良抗争の裏側にあったという事実は、多くの読者に衝撃を与えました。
稀咲鉄太はタイムリーパーだった?
『東京リベンジャーズ』では何度も過去に行って、歴史を書き変えた武道でしたが、現代に戻ると東京卍會の総長が稀咲であることに変わりはなく、日向が死亡してしまう未来は全く変わりませんでした。
そこで、武道が書き変えた過去を、タイムリーパー出来る何者かが、さらに上書きして変えているのではないか、という説が浮上します。
そこでやはり稀咲の名前もあがるのですが、結果的に原作第184話にて明らかにされました。
稀咲はタイムリープしていなかったのです。
稀咲の目的達成に対する圧倒的な執着心が、何度過去を書き変えようとも、稀咲が望む未来の一歩手前まで手繰り寄せていたのでした。
どうしても日向に認めて欲しく、一緒になりたいという強い稀咲の執念だったのです。武道のタイムリープ能力に頼らず、その「知力」と「執念」だけで運命をねじ曲げていたという事実は、稀咲の恐ろしさを際立たせています。
稀咲鉄太の最期や死亡シーン
『東京リベンジャーズ』に登場する「稀咲鉄太」の最後は原作第185話で描かれます。
稀咲が全ての元凶であるとわかった武道とマイキーは、稀咲をギリギリまで追い詰めます。
しかしここで半間の助けが入り、バイクで回収され2人は逃亡してしまいました。
このチャンスは逃せないと、こちらにもドラケンの助けが入り、ドラケンバイクの後ろに武道が乗り、2人であとを追いかけることになります。
その後半間は、バイクの運転を誤り転倒してしまうのでした。
バイクから落ちた半間の相手はドラケンが担当し、走って逃げる稀咲は武道が追いかけます。
稀咲に追いついた武道は、この長かった戦いに決着をつけることを提案しました。
ここで稀咲も武道への思いを打ち明けます。
しかしその会話中、薄暗く信号の無い交差点だったこともあったのか、稀咲に向かって大型トラックが突っ込んで来たのでした。
彼の最期は、自らの策略や喧嘩ではなく、「事故」という形で訪れるという、非常に皮肉的で衝撃的な結末でした。
稀咲鉄太が最後に言いかけたこと
『東京リベンジャーズ』に登場する「稀咲鉄太」の死亡シーンは、驚きの急展開でした。
武道と稀咲は会話の中でタイムリープについて言及します。
そこで稀咲は、自分はタイムリープしていないこと伝え「オレは」と言いかけたところにトラックが突っ込むのです。
この時、稀咲は一体何を伝えようとしていたのか、様々な憶測が飛び交っていました。
タイムリープという言葉が稀咲の口から出たこともあり、タイムリープは知っている可能性が高いとわかります。
身近にいた人物の誰かがタイムリパーだったのか、もしくは自分は誰かのトリガーになっていたのか、またはタイムリーパーとは関係無い全く別の何かだったのか、その真意が明らかにされることはありませんでした。
読者の間では、稀咲が「オレは、お前(武道)のトリガーになりたかった」あるいは「オレは、マイキーのそばにいるだけでよかった」といった、日向への執着とは異なる、武道やマイキーへの複雑な感情を告白しようとしていたのではないかという見方も多いです。
【東京リベンジャーズ】稀咲鉄太の目的とは?タイムリープを翻弄した頭脳と死亡の理由に迫る
芭流覇羅の血のハロウィンのその後
芭流覇羅と東京卍會の抗争「血のハロウィン」は、物語の運命を大きく左右する分岐点となりました。
その激しい戦いの後、チームはどのような運命を辿ったのでしょうか。
血のハロウィンとは?
『東京リベンジャーズ』に登場する「血のハロウィン」とは2005年10月31日に勃発した東京卍會VS芭流覇羅の抗争のことを指しています。
原作第36話から第70話まで描かれており、現代では血のハロウィンにて一虎が場地を殺し、マイキーが一虎を殺し東京卍會は敗北するという、東京卍會にとって最悪の事件となっていました。
しかしこの現代を変えるために、武道が過去へタイムリープします。
東京卍會の目的は「場地の奪還」であり、対東京卍會を掲げる芭流覇羅との交戦は避けて通れませんでした。
武道の築き上げてきた信頼関係のおかげもあり、最悪の結果は避けることができ、マイキーは一虎を殺さずに済み、東京卍會が勝利する結末となりました。
しかし東京卍會本来の目的であった、場地の奪還は叶わず「血のハロウィン」にて場地は死亡してしまいます。勝利と引き換えに大きな犠牲を払った、非常に複雑な結末でした。
芭流覇羅のその後①東京卍會の傘下になる
「血のハロウィン」の総決算として開かれた東京卍會の集会で、芭流覇羅が東京卍會の傘下になったことが発表されます。
血のハロウィンの結果からすれば、この決断は自然な流れになるのですが、現代の状況を知っている武道は、稀咲と半間が東京卍會に入ってしまう事態を恐れ、避けられない未来をひしひしと感じていました。
この時稀咲の目的は、マイキーを芭流覇羅という一大勢力のトップに仕立て上げることだったので、稀咲からすれば芭流覇羅が東京卍會になっただけの話であり、結果的には目的を果たしていることになるのでした。
稀咲の巧妙な策略により、芭流覇羅のメンバー約300名が東京卍會に加わり、チームの勢力は一気に巨大化しました。
芭流覇羅のその後②半間が陸番隊隊長になる
「血のハロウィン」後、大きくなりすぎた東京卍會は、陸番隊が新たに作られ、そこでの隊長を半間修二が務めることになりました。
半間は、稀咲の右腕として、東京卍會内での勢力拡大に貢献します。
しかしこの陸番隊は約2ヶ月という短い期間の末、稀咲の除名により解体されます。
陰で行っていた数々の裏切り行為が、マイキーの耳に入ったのでした。
隊長クラスである稀咲の突然の除名は誰も予想しておらず、マイキーの大胆な決定に東京卍會は騒つきます。
稀咲が抜けるなら当然半間も追いかけるように抜け、東京卍會は一気に縮小していくのでした。
これにより、芭流覇羅残党が東京卍會にもたらした影響は一旦収束に向かいます。
芭流覇羅に対する世間での評判や人気
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」とは、その創設経緯やメンバーも特殊で、非常に興味深いチームであることがわかりました。
そんな芭流覇羅は世間でどのような印象を持たれているのでしょうか。そのリアルな声を紹介していきます。
芭流覇羅のロゴや特攻服のデザインに関する人気
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」は、人気が高く、ロゴや創設経緯、特攻服のデザインなども含め全て好きだという根強いファンも多く見られます。
特に「首の無い天使」をモチーフにしたロゴは、そのクールさと不気味さが相まって、非常に支持が高いです。
ロゴの施されたTシャツが商品化されており、非常に人気の高い商品となっているようでした。
天使の羽をデザインに取り入れながら、総長がいないという欠落感を表現している点が、ファンの想像力を掻き立てると考える読者が多いです。
芭流覇羅メンバーのかっこよさに関する意見
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」のメンバーはみんなかっこいいという意見が多数見られます。
一虎や場地といった元東京卍會メンバーも活躍しているため人気であることは予想出来ますが、半間修二への人気が密かに高く、半間に対する熱烈な支持を表明する声も、少なからず見られました。
半間の長身と「罪」「罰」の刺青、そして飄々とした態度が、カリスマ性と危険な魅力を同時に放っている点が人気の理由と分析できます。
また、チョメやチョンボといった、特異な外見を持つメンバーも、その凶悪さが逆に「不良らしさ」を体現しているとして評価されています。
芭流覇羅の持つ謎の雰囲気と恐怖を感じる読者の声
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」は、序盤から謎の多い雰囲気を漂わしており、場地が引き抜かれてしまうシーンや、後半では血のハロウィンの戦いぶりなどから、恐怖を感じる読者の声も多く見られました。
総長がいないというチーム体制が、どこから攻撃が来るかわからない不確実な恐怖を生み出していたと言えるでしょう。
特に、稀咲の策略によって動かされていたという事実が判明した後も、その初期の不気味さは読者に強く印象付けられています。
芭流覇羅は総長のいないチームだった
『東京リベンジャーズ』に登場する「芭流覇羅」というチームをキャラクター一覧で見ていき、創設から吸収までの主な流れを理解する事が出来ました。
芭流覇羅の影には常に「稀咲鉄太」の存在が関わっており、どれだけ凶悪な人物かと思いきや、行動理念は少年の頃に抱いた恋心であるという、なんとも生々しい人間味のある人物だったようです。
芭流覇羅は稀咲の目的達成の序章に過ぎなかったということでした。
総長不在という異質なチーム体制は、彼の策略の最終目標であるマイキーの獲得のために空けられていた席であり、その全てが計画に基づいていました。
このような東京リベンジャーズを、是非この機会にチェックしてみてください。
まとめ
芭流覇羅は、東京卍會のライバルとして登場した、極めて異質な不良チームでした。
「首の無い天使」という異名が示すように、総長不在の体制は、裏で糸を引く稀咲鉄太の「マイキーをトップに据える」という壮大な策略のためだったのです。
半間修二、羽宮一虎、そして潜入した場地圭介といった個性的なメンバーが集結し、その勢力は約300名と、東京卍會を圧倒していました。
彼らが起こした「血のハロウィン」は、場地の死という悲劇的な結果をもたらしながらも、東京卍會の勢力拡大という稀咲の目的を半ば達成させることになりました。
稀咲鉄太の行動理念が、日本一の不良を目指すという野望の裏にある「橘日向への純粋すぎる恋心」だったという事実は、彼の凶悪な行動に人間的な深みを与えています。
芭流覇羅のロゴデザインや、メンバーの持つ危険なカリスマ性は、今なお多くのファンを惹きつけてやみません。
総長不在という異例の体制から見えてくる、稀咲の緻密な計算と、それに対抗しようとした武道や場地の「絆」の物語は、東京リベンジャーズの持つ最大の魅力の一つと言えるでしょう。
以下の関連記事も是非ご覧ください!











コメント