
週刊少年マガジンで2006年から2017年まで連載され、完結から時を経た今もなお、熱狂的なファンを世界中に持つ大人気ファンタジーバトル漫画『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』。
主人公のナツ・ドラグニルをはじめとする個性豊かな魔導士たちが所属するギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の物語は、仲間を大切にするという普遍的なテーマを熱く描き切り、多くの読者の心を打ちました。
その証拠に、作中には思わず涙を流してしまうような、魂が震える「名言」が数多く存在します。
本記事では、ギルドの中心人物であるナツや初代マスター・メイビスのセリフを中心に、グレイ・フルバスター、エルザ・スカーレット、マカロフ・ドレアー、ラクサス・ドレアー、ギルダーツ・クライヴといった主要キャラクターたちの珠玉の名言・名ゼリフを一挙に紹介し、その背景にある深いメッセージを徹底的に掘り下げていきます。
あなたが一番好きなお気に入りのフェアリーテイル名言はどれでしょうか。
- フェアリーテイルとは?
- フェアリーテイルの名言を紹介!
- フェアリーテイルのナツとは?
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】死ぬことが決着かよ、あ?逃げてんじゃねえぞコラ。
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】これ以上仲間をキズつけられたらてめえを灰にしちまいそうなんだ。
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】オレはフェアリーテイルのナツだ!!!おめェなんか見た事ねェ!!!!
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】信じていいんだなエルザ!可能か不可能じゃねえぞ!お前の無事をだぞ!
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】魔力があろうがなかろうが、大事なのは生きてるって事だろ!命だろーが!
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】目が覚めたときいつものエルザでいてほしいからオレが戦うんだ。
- 【フェアリーテイル:ナツの名言】オレはもっと生きていく!オレはもっと強くなる!オレがアクノロギアを倒してやるんだ!
- フェアリーテイルのメイビスとは?
- フェアリーテイルのグレイとは?
- フェアリーテイルのハッピーとは?
- フェアリーテイルのエルザとは?
- フェアリーテイルのマカロフとは?
- 【フェアリーテイル:マカロフの名言】これ以上親の目の前でガキをキズつけてみろ!!貴様を跡形も無く握り潰してやる!!放すものか…家族の力なめんじゃねぇぞォ!!
- 【フェアリーテイル:マカロフの名言】たとえ姿が見えなくとも、たとえ遠く離れていようと、ワシはいつでもおまえを見てる。おまえをずっと…見守っている。
- 【フェアリーテイル:マカロフの名言】世の中には孤独を好む者もおる。しかし、孤独に耐えられる者は一人もおらん。
- 【フェアリーテイル:マカロフの名言】人間の法律で自分を守れるなどと夢々思うなよ。
- 【フェアリーテイル:マカロフの名言】最後ぐらいマスターの言う事が聞けんのかぁ!!クソガキが!!
- 【フェアリーテイル:マカロフの名言】みんな…仲良くな。
- フェアリーテイルのラクサスとは?
- フェアリーテイルのギルダーツとは?
- まとめ
フェアリーテイルとは?
フェアリーテイルは、週刊少年マガジンで11年間にわたって連載されたファンタジーバトル漫画の金字塔です。
物語は、火の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)であるナツを中心として展開し、氷の造形魔導士グレイ、星霊魔導士ルーシィ、そして鎧の換装魔導士エルザといった個性と実力を兼ね備えた仲間たちと、ギルド「妖精の尻尾」で日常を過ごしながら、さまざまな依頼や強大な敵と対峙していきます。
「仲間を大切にする」というテーマは、この作品の根幹であり、それが「フェアリーテイル」というギルドの揺るぎないアイデンティティとなっています。
魔法やドラゴンが存在するファンタジーな世界観でありながら、描かれるのは非常に人間的で熱い感情であり、それが読者から高い支持を得た最大の理由と言えるでしょう。
フェアリーテイルの名言を紹介!
作中で特に人気のある名言は、主人公ナツとギルドの初代マスター・メイビスのセリフに集中しています。
もちろん、この二人以外にも、フェアリーテイルには魅力的なキャラクターがたくさん存在し、彼らもまたギルドの精神を体現するような多くの名言を残しています。
ここでは、それぞれのキャラクターの人物像を振り返りながら、読者の間で語り継がれる熱い名ゼリフとその背景を深掘りしていきます。
フェアリーテイルのナツとは?
ナツ・ドラグニルは、漫画・アニメ「フェアリーテイル」の主人公であり、「サラマンダー」の異名を持つ火の滅竜魔導士です。
ドラゴンに育てられたという異色の経歴を持ち、「ドラゴンを駆逐する」ための滅竜魔法を得意としています。
相棒であるエクシードのハッピーと行動を共にすることが多く、ルーシィ、グレイ、エルザといったギルドの最強チームの一員として活躍します。
彼の行動原理は常に仲間への想いであり、熱血漢で後先を考えない部分もありますが、作中でも特に仲間を大切にする描写がされており、名言や名シーンが非常に多い人物です。
【フェアリーテイル:ナツの名言】死ぬことが決着かよ、あ?逃げてんじゃねえぞコラ。
この名言は、仲間であるグレイ・フルバスターが、強大な敵を倒すために命と引き換えの魔法「アイスドシェル」を使おうとした時に、ナツが激しい怒りとともに言い放ったセリフです。
グレイ自身、仲間を守るために決意した行動でしたが、ナツは「自己犠牲」によって得られる勝利を断固として否定します。
「そんなことをしても誰も嬉しくない」「仲間をもっと信頼しろ」という意味が含まれており、普段は喧嘩ばかりしているナツとグレイが、実は本当の絆で繋がっていることがよく分かる、初期の物語の転換点ともいえる名言です。
【フェアリーテイル:ナツの名言】これ以上仲間をキズつけられたらてめえを灰にしちまいそうなんだ。
このセリフは、仲間を傷つけられることを極端に嫌うナツの、純粋な怒りを表現しています。
ナツは、「仲間が背中を押してくれる時」や「仲間を守るため」なら、本来の実力以上の力を発揮して、絶対に勝てないと思える相手でも打ち破ってきました。
彼の使う炎の滅竜魔法を比喩したかのような、燃えるような熱い言葉であり、ナツのバトルにおける最大のトリガーが「仲間への危害」であることが読み取れます。
【フェアリーテイル:ナツの名言】オレはフェアリーテイルのナツだ!!!おめェなんか見た事ねェ!!!!
これは、ギルド「フェアリーテイル」のサラマンダー・ナツだと偽って人を騙す敵に、ナツが言い放った記念すべき第1話の名言です。
ナツが初めて戦闘を行ったシーンであり、この後、彼は後先考えずに周囲を破壊し、マスターであるマカロフに怒られるという、ナツのキャラクター性を象徴する一連の流れが生まれます。
このセリフは、「偽物」に対して「本物」のナツがギルドの名誉を懸けて立ち向かうという、物語の根底にあるテーマを第1話から提示しています。
【フェアリーテイル:ナツの名言】信じていいんだなエルザ!可能か不可能じゃねえぞ!お前の無事をだぞ!
ギルドの仲間であるエルザが、命を落とすかもしれない強敵と対峙する際に、ナツが言い放ったセリフです。
勝敗よりも命を守ることを第一とする、仲間思いのナツらしい名言と言えます。
ナツにとっての「信頼」は、「勝利」を信じることではなく、「仲間の無事」を信じることに繋がっていることが分かります。
【フェアリーテイル:ナツの名言】魔力があろうがなかろうが、大事なのは生きてるって事だろ!命だろーが!
フェアリーテイル作中におけるもう1つの世界「エドラス」に迷い込み、魔力を失った仲間に言ったナツのセリフです。
「エドラス」では魔力が存在しない、あるいは希少なものとして扱われており、魔力を失った仲間は無力感に苛まれていました。
しかしナツは、強いことや魔力を持っていることが大事なのではなく、「生きていること」が最も大切である、というシンプルな真理を熱く語り、仲間を奮い立たせました。
【フェアリーテイル:ナツの名言】目が覚めたときいつものエルザでいてほしいからオレが戦うんだ。
大切なギルドの仲間であるエルザが傷つけられ、涙を流している時にナツが言い放ったセリフです。
辛い過去を持ったエルザを、これ以上苦しませたくないという彼の優しさが滲み出た名言です。
このセリフは、初代マスター・メイビスの作ったギルド「フェアリーテイル」の意思をしっかりと引き継ぐ、「仲間愛」の象徴的な言葉として多くのファンに支持されています。
ちなみに、グレイも同じく「エルザの涙をなくす」と宣言しており、二人は最強のライバルでありながら、エルザの未来を守るという点で一致しています。
【フェアリーテイル:ナツの名言】オレはもっと生きていく!オレはもっと強くなる!オレがアクノロギアを倒してやるんだ!
育ての親である炎竜イグニールが、邪悪な竜アクノロギアに命を奪われてしまった時に、ナツが涙を流しながら言った悲壮な決意のセリフです。
ずっと会いたくて探していた親の様な存在が、目の前でいなくなってしまったという悲しい現実に直面し、ナツは復讐と更なる成長を誓います。
人間にとって異質の存在であるドラゴンが、人間を守るために身を挺したという、涙なしでは語れない名シーンの締めの言葉として、読者の記憶に強く残っています。
フェアリーテイルのメイビスとは?
メイビス・ヴァーミリオンは、ギルド「フェアリーテイル」の初代マスターであり、物語の鍵を握る重要人物です。
あらゆる魔法を得意とし、味方を指揮する「軍師」としての一面も持っています。
とある魔法を使ったことで不死の呪いを身に宿してしまい、子供の姿のまま成長しなくなったという、悲運の運命を背負ったキャラクターでもあります。
彼女こそが、仲間を大切にするギルド「フェアリーテイル」の原点ともいえる存在であり、そのセリフ一つ一つにギルドの哲学が凝縮されています。
ちょっと泣き虫で可愛い所もあり、そのギャップもファンに人気の理由です。
【フェアリーテイル:メイビスの名言】進め若者よ、野風の如く、あなた方の燃えるような血と汗と涙は日暈のように美しい。恐るるなかれ若者よ、進めばそこが道となる。
最強のギルドを決める「大魔闘演武」で、メイビスが仲間に向けて言ったセリフです。
自分の力と仲間を信じて突き進めという、メイビスからの熱いエールを表している名言です。
この言葉が流れながら、ギルドの仲間たちが次々に敵を撃破していく描写は鳥肌が立つと、フェアリーテイルファンの中でも特に人気のある名言であり名シーンとして語り継がれています。
「進めばそこが道となる」という力強いメッセージは、未来への不安を抱える読者にも勇気を与えると考えるファンが多いです。
【フェアリーテイル:メイビスの名言】仲間とは言葉だけのものではない。仲間とは心。無条件で信じられる相手。どうか私を頼ってください。私もいつかきっとあなたを頼ることがあるでしょう。
心で繋がり合い、お互いの命を預けられる存在こそが本当の仲間である、という、絶対に仲間を裏切らないギルド「フェアリーテイル」の創始者メイビスらしい名言です。
「頼る」ことと「頼られる」ことの相互関係を説いており、ギルドメンバーがお互いを支え合うことの重要性を示しています。
【フェアリーテイル:メイビスの名言】過ちは人の歩みを止める枷にあらず、心を育てる糧である。
間違ったとしても何度でもやり直せるという意味を含んだメイビスのセリフです。
これは、失敗や過ちを恐れる必要はないというメッセージを伝えており、一人で戦っているわけではない、信頼できる仲間がいつでも傍にいるという、ギルドの精神を強く表しています。
フェアリーテイルのグレイとは?
グレイ・フルバスターは、氷の造形魔法を得意としているギルド「フェアリーテイル」の主要メンバーの一人です。
主人公のナツとは常に喧嘩ばかりしていますが、強敵と対峙した際の結束は誰よりも固く、最強のコンビとして活躍します。
すぐに服を脱ぐ癖を持っており、作中ではほとんど上半身が裸という特徴的なキャラクターです。
過去に家族や師匠を悪魔に殺されたという悲しい過去を持っている人物であり、その悲しみを知っているからこそ、仲間を失うことを極端に恐れ、自己犠牲に走ってしまう傾向がありました。
【フェアリーテイル:グレイの名言】オレはもっと熱い炎を覚えてる。
炎を使う魔導士と対決した際にグレイが言い放ったセリフです。
「氷」の魔法を使うグレイが、「炎」を操るナツを意識したものであり、ナツのことを罵倒しながらも実力を認めているという意味を含んだ名言です。
氷を造形し剣を作り出すなど、魔法だけでなく言葉もお洒落な彼らしい、ライバルとの絆を感じさせる言葉です。
【フェアリーテイル:グレイの名言】オレはデリオラを超える!!
師匠でさえ倒せなかった悪魔「デリオラ」を、グレイが自らの手で倒すと宣言したセリフです。
恐怖と向き合い、自分の命を散らしてでも敵を討つという強い意思を感じる名言であり、彼の悲しい過去を乗り越えようとする覚悟が伝わってきます。
【フェアリーテイル:グレイの名言】大事な事を忘れそうになっていた!!オレは死なない!!仲間の涙は見たくねえから。
師匠を殺した悪魔を討つため、命と引き換えの魔法を使おうとした時にグレイが言った名言です。
たとえ仲間の敵を倒したとしても、グレイが死んでしまっては意味がないということに気付いたセリフであり、ナツに何度も止められ怒られたことで、彼の中の1番大事な物が変化していったことが分かります。
【フェアリーテイル:グレイの名言】ギルドの敵なら関係ねえんだ!!そうやってオレたちはギルドを守ってきた!!オレは…それでもアンタを殺せねえ。
実の父親が敵となって現れた際にグレイが言った言葉です。
仲間を守るためとはいえ、父の命は奪うことはできないという、彼の優しい心が垣間見える名言です。
フェアリーテイルファンの間では、涙なしでは直視できない名シーンとして知られており、「家族」と「仲間」という、グレイにとって最も大切な二つの存在の間で揺れ動く彼の苦悩が表現されています。
フェアリーテイルのハッピーとは?
ハッピーは、エクシードと呼ばれるもう一つの世界「エドラス」からやってきたナツの相棒です。
直接的な戦闘能力は高くありませんが、翼を生やして空を飛ぶ魔法でナツの背中に引っ付き、戦いの場まで運ぶなどのサポートを行っています。
ナツと一緒にルーシィに悪戯をするなど、フェアリーテイルの癒し系的存在であり、「アイサー!」の口癖や、クスッと笑ってしまうような面白いシーンがとても多いキャラクターです。
【フェアリーテイル:ハッピーの名言】ナツがいなくなるのはヤダヨォォ、ナツはオイラの友達なんだ!!ナツは違うの!?
フェアリーテイルの物語が最終章に入り、命を落としそうなナツに対してハッピーが言った名言です。
生まれた時からずっと一緒にいる親友のナツがいなくなるなんて考えられない、そんなハッピーの本心が、泣きながら叫ぶという形で言葉となって表れました。
友情の深さを感じさせる、感動的なセリフです。
【フェアリーテイル:ハッピーの名言】ナツが…後先のことを…考えるなんて…成長したんだねぇ。
ギルドの仕事がある度に建物を破壊し、後先考えずに突っ走るナツに対して言ったハッピーのユーモラスな名言です。
いつも傍にいるからこそ、お互いの成長がよく分かるという、親友ならではの視点が込められています。
この言葉通りに、ナツは強さだけでなく精神も成長していきました。
【フェアリーテイル:ハッピーの名言】みてーみてー!
これは、言葉を失うような衝撃的な場面や、コミカルな状況でハッピーがよく発するセリフです。
作中では、エルザがジェラールに振られてしまった場面でこのセリフを言い放ち、感傷に浸っていたエルザの見事な蹴りでハッピーは夜空の星の一つとなるという、爆笑必至の名シーンとしてフェアリーテイルファンの間で非常に有名です。
フェアリーテイルのエルザとは?
エルザ・スカーレットは、ギルド「フェアリーテイル」の最強の女魔導士であり、「妖精女王(ティターニア)」の異名を持ちます。
別空間に保管した武器や鎧を一瞬にして換装する召喚魔法(ザ・ナイト)を得意とし、戦う相手によって最適な装備を選び敵と戦います。
ナツやグレイも彼女を怒らせることを恐れるほどの強さを持った存在ですが、普段はとても優しく、仲間が傷つけられると激怒する仲間思いのお姉さんです。
辛い過去を持ちながらも、常に凛とした強さを持つ姿と、スタイル抜群でありながら恋愛に乏しいというギャップが、フェアリーテイルの男性ファンにとても人気です。
【フェアリーテイル:エルザの名言】つらい思い出は明日への糧となり、私たちを強くする。誰もがそうだ。人間にはそうできる力がある。強く歩け。私も強く歩き続ける。
エルザを含め、ギルド「フェアリーテイル」には悲しい過去を持った人物がとても多いです。
そんな中でも、過去を力に変えて前を向き、一歩ずつ未来へと歩みを進めろというメッセージを込めた名言です。
常に凛とした強さを持った彼女らしい言葉であり、人生の教訓として心に刻む読者も多いと考察されます。
【フェアリーテイル:エルザの名言】誰にも負けたくなければ、まずは己れの弱さを知る事だ。そして常に、優しくあれ。
力が強さの全てではないという、エルザの独自の哲学を語った名言です。
エルザ自身も、仲間に助けられ、仲間を守るために強い力を手にしたという経緯から、「弱さ」を知ることで初めて真の「強さ」と「優しさ」が生まれるということを示しています。
【フェアリーテイル:エルザの名言】仲間を売るくらいなら死んだほうがマシだ!
フェアリーテイルに入ったばかりのルーシィに対して言った名言です。
たとえ過ごした日々が少なくても、ギルド「フェアリーテイル」に入ったならば仲間であり家族である、という意味を含んでおり、ギルドの揺るぎない結束を示す言葉です。
【フェアリーテイル:エルザの名言】たとえ道は違えど強く…力のかぎり生きなければならない!決して自らの命を小さなものとして見てはならない!愛した友の事を生涯忘れてはならない
ギルド「フェアリーテイル」を脱退する者に対しての「三箇条」の一節です。
ギルドの一員ではなくなったとしても、過ごした日々を絶対忘れないという、仲間を大事にする「フェアリーテイル」らしい掟であり名言です。
ギルドを離れても、「フェアリーテイルの精神」を持って生きていってほしいという、エルザの仲間への深い想いが込められています。
フェアリーテイルのマカロフとは?
マカロフ・ドレアーは、ギルド「フェアリーテイル」の三代目マスターであり、五代目マスターも務めた人物です。
普段は小柄なお爺さんですが、体を巨大化させる魔法を得意としており、ギルド最強の一角を担う存在です。
ギルドメンバーたちのことを「ガキ共」と呼んで深く愛しており、少しでも傷つけられるとギルドメンバー全てを率いて戦争を仕掛けるほどの親バカでもあります。
初代マスター「メイビス」の意思をしっかりと引きつぐ、「家族」としてのギルドを体現する存在です。
【フェアリーテイル:マカロフの名言】これ以上親の目の前でガキをキズつけてみろ!!貴様を跡形も無く握り潰してやる!!放すものか…家族の力なめんじゃねぇぞォ!!
仲間(ガキ共)を傷つけられて激怒するマカロフの、親としての愛情が爆発した名言です。
どんな強大な力を持った相手でも絶対に諦めず、「家族の絆」で立ち向かうという、マカロフの強さの根源が示されています。
【フェアリーテイル:マカロフの名言】たとえ姿が見えなくとも、たとえ遠く離れていようと、ワシはいつでもおまえを見てる。おまえをずっと…見守っている。
孫であるラクサスがギルドに対して謀反を起こし、破門とした際に言った名言です。
ラクサスを深く愛しながらも、ギルドの規律を守るため苦渋の決断を行いました。
破門という厳しい罰を与えながらも、愛情は変わらないというメッセージを伝える、名言であり涙なしでは直視できないフェアリーテイルの名シーンです。
【フェアリーテイル:マカロフの名言】世の中には孤独を好む者もおる。しかし、孤独に耐えられる者は一人もおらん。
仲間に依存するのではなく、仲間を信頼するというマカロフの名言です。
辛い時は仲間に頼り、辛い思いをしている仲間がいれば肩を貸せばいいという、ギルド「フェアリーテイル」のマスターらしい哲学が込められています。
【フェアリーテイル:マカロフの名言】人間の法律で自分を守れるなどと夢々思うなよ。
ギルド「フェアリーテイル」のメンバーを傷つけた相手に言ったマカロフの威圧的な名言です。
「ギルドの掟」こそが、仲間を守るための最高の法律であるという、マカロフの強い意思と深い愛情を感じます。
【フェアリーテイル:マカロフの名言】最後ぐらいマスターの言う事が聞けんのかぁ!!クソガキが!!
まったく勝ち目がない強大な敵「アクノロギア」と対峙した際に、マカロフが言った名言です。
普段から自分の言う事を聞かない仲間たちを逃がすため、あえて心を鬼にして突き放しました。
それでもマカロフを一人にはできないと、仲間たちは戻り、強い絆でお互いを守り抜きました。
【フェアリーテイル:マカロフの名言】みんな…仲良くな。
とてつもない数の敵に囲まれ、ギルドのメンバーが窮地に立たされた際にマカロフが言った言葉です。
自身の命と引き換えに、敵だけを認識して攻撃する魔法を使い、仲間を守るという自己犠牲を選びました。
名言でありながら、涙なしでは語れないフェアリーテイルの最も感動的な名シーンの一つとして、読者の間で永遠に語り継がれています。
フェアリーテイルのラクサスとは?
ラクサス・ドレアーは、ギルド「フェアリーテイル」マスターマカロフの孫であり、雷の滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)です。
ギルド最強の一角を担う人物でありながら、物語の序盤では自己中心的な性格を見せており、ギルドに波乱を起こしました。
しかし、物語が進むにつれ自分の心に対して正直になっていき、誰よりも仲間を愛する人物へと変わっていきます。
改心後の彼の活躍と名言は、多くの読者に感動と勇気を与えました。
【フェアリーテイル:ラクサスの名言】俺はもうフェアリーテイルの人間じゃねぇけどよぉ…じじぃやられたら怒ってもいいんだよなぁ
祖父であるマカロフが敵に倒され、窮地に立たされた場面に突然現れたラクサスが言い放った名言です。
フェアリーテイル作中でギルドを破門になっている状態のラクサスでしたが、離れていても仲間を思う心は変わっていなかったことを示す、胸熱なセリフです。
【フェアリーテイル:ラクサスの名言】オレの家族はフェアリーテイルだ、家族の敵はオレが潰す!!
自分がフェアリーテイルの仲間を愛していることに気付き、誰よりも守りたいという気持ちを全面に押し出したラクサスの名言です。
フェアリーテイル序盤では仲間を蔑む人物でしたが、一番心が成長し変化したキャラクターの一人であると考えるファンが多いです。
【フェアリーテイル:ラクサスの名言】ここに立っているのはエレェ称号背負ったオッサンでも誰かの孫でもねぇ、ただの二匹の男だ。
自分より圧倒的に格上の魔導士と対決した際にラクサスが言った名言です。
ギルドの看板と男のプライドを背負い、絶対に諦める事無く相手を打ち倒すという覚悟が感じられます。
【フェアリーテイル:ラクサスの名言】どうやって生きてるかじゃねえ、どう生きるかだ!!
仲間を守るため毒を吸い込み、立つのもやっとの状態でラクサスが言った名言です。
「なんで生きてる?」そう言った敵に対して、雷を纏った拳とこの熱い言葉を叩きつけました。
生き様こそが強さであるという、ラクサスの熱い魂が伝わってくるセリフです。
フェアリーテイルのギルダーツとは?
ギルダーツ・クライヴは、ギルド「フェアリーテイル」最強の魔導士の一人で、ナツの師匠のような存在です。
「クラッシュ」という、触れたものを何度も砕くことができる反則級の魔法を得意としています。
普段は難易度がとても高い仕事でギルドを空けていることが多くあまり作中に登場しませんが、仲間が窮地に立たされた時に必ず駆け付ける、頼れる存在です。
実の娘であるカナ・アルベローナがギルドにいることを長年知らなかったという不器用な一面も持っています。
【フェアリーテイル:ギルダーツの名言】恐怖は悪ではない。それは己れの弱さを知るという事だ。弱さを知れば人は強くも優しくもなれる。
ギルダーツとナツが対決した際に言った名言です。
いつもはガムシャラにギルダーツに向かっていくことが多かったナツですが、本気のギルダーツを見た際に初めて恐怖を感じ、泣く泣く降参しました。
負けを認めることは悪いことではなく、強くなるための第一歩であるという意味を含んでおり、師匠としてナツを導くギルダーツの優しさが感じられます。
【フェアリーテイル:ギルダーツの名言】もう寂しい想いはさせねぇ!二度とさせねぇ!これからは仕事に行くのも酒飲むのも…ずっと一緒にいてやる…だから…オレにオマエを愛する資格をくれ。
ずっと傍にいながら実の娘である事を知らなかったギルドの仲間カナに対して言った名言です。
ギルダーツを探すためにギルドにやってきたカナに対しての謝罪と、本当に愛している気持ちを現した、涙なしでは見られない名シーンのセリフです。
【フェアリーテイル:ギルダーツの名言】明日へ歩き出す為のガキなりの決意をてめえらは…踏みにじったんだ。
仲間が上級魔導士に昇格するための試験を敵によって邪魔された際に言ったギルダーツの名言です。
それぞれが様々な思いを持って試験に挑んでいたのに、それに水を差したことで激昂しました。
仲間(ガキ)たちの決意を大切にする、親のような愛情が感じられます。
まとめ
本記事では、フェアリーテイルの主人公ナツをはじめ、ギルドの初代マスター・メイビスや、最強の仲間たちが残した熱い名言・名ゼリフを紹介し、その背景にある「絆」と「愛」のメッセージを深く考察してきました。
「仲間を大切にする」という一貫したテーマのもと、キャラクターたちが発する言葉は、単なるセリフの域を超え、読者の人生観にも影響を与えるほどの力を持っています。
ナツの「死ぬことが決着かよ」という熱い魂の叫びや、メイビスの「進めばそこが道となる」という未来へのエールは、フェアリーテイルという作品の核をなしています。
今回登場しなかったキャラクターを含めて、フェアリーテイルにはまだまだ名言・名シーンがたくさん存在します。
これを機に、もう一度フェアリーテイルを読み返して、あなたの心に響くお気に入りの名言を探してみてはいかがでしょうか。
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