
和久井健氏による『東京リベンジャーズ』は、多くの魅力的なキャラクターと、激しい抗争を繰り広げる暴走族チームが物語を彩っています。
その中でも、主人公・花垣武道(タケミチ)の運命を大きく左右し、物語の最も重要な鍵を握る存在が、東京卍會(とうきょうまんじかい、東卍)です。
創設メンバーたちの熱い絆から始まり、数々の激戦を経て「最強」の名をほしいままにした東卍は、加入と脱退を繰り返し、その姿を大きく変えていきました。
本記事では、圧倒的な存在感で物語を彩る東京卍會の全メンバーを一覧で紹介すると共に、カリスマ総長・佐野万次郎(マイキー)を支えた隊長たちの信念、そして物語を複雑にした稀咲鉄太(きさきてった)らの加入と、二代目東京卍會の創設に至るまでの壮大な道のりを、徹底的に掘り下げていきます。
東京卍會とは?
まずは、東卍がどのようにして生まれ、どのような作品の舞台となっているのか、その概要を確認しましょう。
東京卍會の概要と創設
東京卍會は、佐野万次郎(マイキー)を始めとする6人の創設メンバーによって立ち上げられました。
そのきっかけは、地元の暴走族チーム「黒龍」と1人で戦っている羽宮一虎(はねみやかずとら)を助けるための大義名分を得るためでした。
まだ幼さの抜けない中学生6人が、当時の黒龍九代目総長を倒したことで盛大に東卍の旗を掲げることになります。
その後、東卍はみるみる頭角を現していき、「仁義と仲間思い」という初代の志のもと、強大なチームへと成長を遂げるのです。
東京リベンジャーズの概要(連載、メディア展開)
『東京リベンジャーズ』は、2017年に週刊少年マガジンで連載が始まり、2022年11月に最終回を迎えた人気漫画です。
和久井健によるこの作品は、ヤンキー漫画でありながらタイムリープというSF要素を組み合わせた斬新なストーリーで、多くの読者を魅了しました。
その人気の高さは、漫画だけでなくアニメ放送を始め、実写映画化や舞台化など様々な媒体で発表されています。
現在は各キャラの出会いなどを描いたスピンオフ作品も連載されており、東卍メンバーへの関心は依然として高いです。
東京リベンジャーズのあらすじ(武道のタイムリープ)
主人公の花垣武道は、フリーターとして平凡な生活を送る中で、ニュースで元恋人・橘日向の死を知ります。
翌日、何者かに線路へ突き飛ばされ、死を覚悟した瞬間、武道は12年前の中学時代へタイムリープしました。
不良時代を追体験した武道は、元恋人であったヒナタの弟・直人に出会い、12年後の真実を話し「ヒナタを守れ」と伝え、握手をすることで現代と過去を行き来するタイムリープ能力に目覚めます。
武道は、この能力を駆使して、ヒナタ、そして闇に堕ちていくマイキーの運命を変えるべく、東卍を中心とする抗争へと身を投じることになるのです。
東京卍會の創設メンバーと隊長一覧
東卍の圧倒的な強さとカリスマ性を体現していたのが、総長以下の創設メンバーと隊長たちです。
ここでは、東卍の屋台骨を支えた主要メンバーを紹介します。
東京卍會メンバー①佐野万次郎(総長)
東卍の総長にして「無敵のマイキー」の二つ名を持つ佐野万次郎は、その高い戦闘スキル、特に蹴り技で最強クラスの相手でも瞬殺する実力の持ち主です。
基本的には無邪気な性格で、好き嫌いで行動しますが、仲間が傷つけられれば、東卍総出で仇討ちをするほどの仲間思いな一面を見せます。
| 役職 | 総長 |
| 別名 | 無敵のマイキー |
| 特徴 | 最強の戦闘能力、カリスマ性、黒い衝動 |
そのカリスマ性は、不良のみならず多くの人々を惹きつけ、東卍を日本有数のチームへと押し上げました。
東京卍會メンバー②龍宮寺堅(副総長)
東卍の副総長にして、マイキーの保護者役となっていた龍宮寺堅、通称ドラケンは、東卍の良心と呼ばれた人物です。
後頭部に龍の刺青を彫っていることでも知られ、その見た目とは裏腹に、他者に対して頭を下げる大切さを知っている大人びた性格をしています。
| 役職 | 副総長 |
| 別名 | ドラケン |
| 特徴 | 常識人、義理人情に厚い、マイキーのストッパー |
マイキーと並ぶほどの喧嘩の強さを持ち、マイキーの暴走を食い止める唯一のストッパーとして、東卍の秩序を保つ上で欠かせない存在でした。
東京卍會メンバー③場地圭介(壱番隊隊長)
東卍の創設メンバーの一人であり、壱番隊隊長を務めたのが場地圭介です。
けんかっ早い性格ですが、同時に状況を深く理解する能力にたけており、創設メンバーを何よりも大切に思う熱い心の持ち主です。
たとえ脱退したメンバーのためだとしても裏切り者になることを厭わないという、その漢気は、多くのファンの心を打ちました。
東京卍會メンバー⑦三ツ谷隆(弐番隊隊長)
東卍の創設メンバーの一人であり、弐番隊隊長を務めたのが三ツ谷隆です。
裁縫が得意で、創設当初金がないメンバーのために特攻服を仕立てたというエピソードは有名です。
落ち着いた雰囲気で下のメンバーにも思いやりのある行動を取る反面、抗争などの大事な場面では「遊びではない」と厳しく檄を飛ばすリーダーシップも発揮しました。
東京卍會メンバー⑨林田春樹(参番隊隊長)
東卍の創設メンバーの一人であり、参番隊隊長を務めたのが林田春樹、通称パーちんです。
短気で気性の荒い性格ですが、友人のことを大切に考えており、愛美愛主によって一般人の友人と彼女が襲われたことに強い怒りを抱き、それが愛美愛主との抗争の発端となりました。
友のために愛美愛主の総長・長内信高を刺してしまい、自ら罪を償う道を選びます。
東京卍會の各部隊を支えたメンバー一覧
創設メンバーに劣らない個性と実力を持ち、東卍を最強チームへと押し上げた各部隊の隊長・副隊長たちを紹介します。
東京卍會メンバー④松野千冬(壱番隊副隊長)
壱番隊副隊長であり、場地の右腕として行動を共にしたのが松野千冬です。
喧嘩最強と自負していた中学時代、場地の漢気と喧嘩の強さに惚れ込んでついていくことにします。
場地が芭流覇羅に入隊する際、踏み絵という名目でボコボコにされたにもかかわらず、場地が東卍を裏切るはずがないと強く信じていた人物であり、タケミチの最高の相棒となります。
東京卍會メンバー⑧柴八戒(弐番隊副隊長)
弐番隊副隊長であり、三ツ谷の幼馴染でもあるのが柴八戒です。
過去の改変前は、兄である柴大寿が黒龍の10代目総長であり、その兄を殺して11代目に君臨するという凄惨な未来が待っていました。
しかし、タケミチの活躍によりその運命が変わり、三ツ谷と共に東卍の弐番隊を背負う存在となります。
東京卍會メンバー⑩林良平(参番隊副隊長)
参番隊副隊長を務めたのが林良平、通称ぺーやんです。
パーちんの右腕として共に行動しており、パーちんが自首したことで、マイキーとドラケンに不満を抱いていました。
そのため、8・3抗争の際には、裏切る形で敵と手を組みますが、パーちんの為だと理解しているマイキーによってお咎めなしとなります。
東京卍會メンバー⑭武藤泰宏(伍番隊隊長)
伍番隊隊長を務めたのが武藤泰宏、通称ムーチョです。
内輪揉めが禁止されている東卍の中で、唯一それを認められている存在であり、「東京卍會一喧嘩の強い」とされる男です。
しかし、実はマイキー以外に主となる人物(黒川イザナ)が存在しており、マイキーに絶対の忠誠を誓っていないことが後に判明します。
東京卍會メンバー⑯河田ソウヤ(肆番隊副隊長)
肆番隊副隊長を務めたのが河田ソウヤ、通称アングリーです。
兄であるナホヤ(スマイリー)とは正反対で常にキレた表情をしていますが、心は天使と言われるくらい優しい性格の持ち主です。
しかし、泣くことで優しさのリミッターが外れてしまい、敵とみなした相手を戦闘不能にするまで戦いをやめないバーサーカーになってしまうという、恐ろしい一面を持っています。
東京卍會メンバー⑮河田ナホヤ(肆番隊隊長)
肆番隊の隊長を務めたのが河田ナホヤ、通称スマイリーです。
スマイリーの愛称通り、常に笑顔を保っていますが、「心は悪魔」と呼ばれるほど非常に口が悪く、喧嘩になれば相手に一切の容赦をしません。
弟のアングリーとセットで元「双悪」という暴走族チームの総長を務めていました。
東京卍會メンバー⑬三途春千夜(伍番隊副隊長)
伍番隊副隊長を務めたのが三途春千夜です。
常にマスクで口元を隠しており、口の両端に大きな傷を持っています。
マイキーを絶対と信じ、それ以外は敵という極端な考えを持っています。
過去に他の隊に所属していましたが、ムーチョが伍番隊隊長に就任した時に副隊長の座につきます。
東京卍會の途中から加入・脱退したキャラ
東卍の物語を大きく動かしたのは、創設メンバー以外の加入メンバー、特に稀咲鉄太や半間修二、そして黒龍組の存在でした。
彼らがもたらした光と闇が、東卍の運命を決定づけていきます。
加入・脱退キャラ①花垣武道(壱番隊隊長)
主人公の花垣武道は、東卍に加入し、のちに場地の意思を受け継いで壱番隊隊長にまで上り詰めます。
当初は正規のルートではメンバーですらありませんでしたが、平和な未来を作るという強い志がマイキーに認められ、東卍に欠かせない存在となりました。
加入キャラ②稀咲鉄太(参番隊隊長)
稀咲鉄太は、元は愛美愛主を裏で操っており、自分の野望の為にマイキーに近づいた黒幕です。
自分の手は汚さずに東卍に抗争を引き起こし、亀裂が入ったところを揺さぶる策士でもあります。
ドラケンを殺すことができなかったため、空席だった参番隊に就任する形となりましたが、その目的はあくまで東卍を手中に入れることでした。
加入キャラ③半間修二(陸番隊隊長)
半間修二は、稀咲の忠実な駒として、様々なチームの総長代理を務めていた人物です。
東卍に加入した際には、これまでになかった「陸番隊」の隊長に就任しました。
本人は稀咲の駒と思っていますが、互いに相棒としての厚い信頼を寄せています。
戦闘能力は高い方で、本気でなかったとはいえマイキーの蹴りを止める程の実力を持っています。
加入キャラ⑤千堂敦(溝中五人衆)
武道と同じ中学で不良チーム「溝中五人衆」のリーダーをしていたのが千堂敦です。
改変する前の過去では、仲間を傷つけさせたくない思いからキヨマサを刺してしまいますが、改変された未来では犯罪を犯すことなく、武道と共に東卍に加入しました。
加入キャラ⑥山岸一司(溝中五人衆)
溝中五人衆のメンバーの一人で、武道の勇敢さに感化されて共に東卍に加入します。
見た目だけでもインテリっぽくしたいと眼鏡をかけていますが、不良に関する知識だけは豊富で、武道が壱番隊隊長に任命された際には、特攻隊長に就任するという大出世を遂げました。
加入キャラ⑦山本タクヤ(溝中五人衆)
溝中五人衆のメンバーの一人で、武道の幼馴染です。
体が弱い事もあり喧嘩自体はそこまで強くありませんが、他のメンバーに比べると落ち着いている事から、溝中五人衆の参謀のようなポジションにいます。
加入キャラ⑧鈴木マコト(溝中五人衆)
溝中五人衆のメンバーの一人で、武道に「下品男」と呼ばれています。
メンバーの中で一番年相応な人物で、仲間の為に体を張る勇敢さもあります。
加入キャラ⑤乾青宗(元黒龍組)
途中から東卍に加入した「元黒龍組」の一人です。
初代黒龍に強い憧れを抱いており、その再興に尽力していました。
武道のまっすぐな生き様に真一郎の面影を見て、東卍入りを決意します。
加入キャラ⑥九井一(元黒龍組)
乾青宗と同じく途中から東卍に入った「元黒龍組」の青年です。
冷静沈着な上に頭の回転が速いため、東卍の一番の稼ぎ頭として財政面を支えます。
元々、乾青宗がいるからという理由だけで、所属するチームを変えるという乾への深い執着を持っていました。
脱退キャラ④羽宮一虎(創設メンバー)
東卍の創設メンバーの一人にもかかわらず、脱退してしまったのが羽宮一虎です。
マイキーの兄・真一郎を殺してしまったことから情緒不安定に陥り、「自分がこうなったのはマイキーのせい」と理不尽な感情を抱いた結果、東卍の敵となる「芭流覇羅」のNo.3となって抗争を始めてしまいます。
のちにマイキーと和解してからは、メンバーの為に行動します。
その他のメンバー:清水将貴、濱田忠臣
清水将貴は、武道に不良時代のトラウマを植え付けたキヨマサのことです。
改変された未来では死ぬことはありませんでしたが、ドラケンを刺して重傷を負わせるという卑劣な行動に出ました。
濱田忠臣は、稀咲が参番隊隊長に就任した時に副隊長に就任した人物で、稀咲に服従しているような印象を与えていました。
東京卍會の創設と二代目を解説
東卍は、数多くのタイムリープを経て、一度は解散しますが、マイキーを救うために二代目東京卍會として再び結成されます。
この二つの東卍の創設と解散の経緯を解説します。
初代東京卍會を創設した目的(仲間を助ける)
初代東卍が創設された理由は、前述の通り仲間(一虎)を助けるという大義名分です。
マイキーを始めとして、それぞれに役職も決まっており、「仲間や義侠心」を大切にするという志は、東卍の存在意義そのものでした。
東京卍會の現代と過去の違い(過去の義侠心と現代の犯罪集団)
東卍は過去では仲間を大切にし、仁義を通すチームでした。
しかし、現代の東卍は稀咲の暗躍とマイキーの闇落ちにより、暴力、窃盗、殺人までためらいなく行う犯罪集団となってしまいます。
「自分のケジメは自分でつける」という過去のマイキーの影はなく、一般人でも邪魔するなら容赦しないという極悪スタイルに変貌してしまいました。
東京卍會の解散理由(マイキーの決断と平和への道)
9回目のタイムリープにより、梵天との抗争「関東事変」を乗り越え、黒幕であった稀咲が死亡するという結末を迎えます。
この時、武道からタイムリープ能力を知らされたマイキーは、これまで東卍を守る為に武道が何度も過去を変えてきたことを知ります。
メンバーが平和な未来に進むために、マイキーは誰にも相談する事無く、東京卍會を解散するという苦渋の選択をしました。
二代目東京卍會が結成された理由(マイキーの暴走を止めるため)
東卍が解散された後の未来では、マイキーが極悪非道な犯罪組織の総長として闇落ちするという現象が起こります。
マイキーの心の支えとなっていたドラケンが死んでしまったことも、その暴走を加速させました。
武道は、このマイキーの暴走を止める為に、解散した初代メンバーに声をかけ、二代目東京卍會を創設します。
二代目東卍は、「マイキーを救う」というただ一つの目的のために集結した、初代の魂の継承者たちでした。
二代目東卍に明司武臣は加入する?(考察)
マイキー率いる関東卍會と戦うために創設された二代目東卍は、初代に比べると戦力不足でした。
そこで、武道達はかつての敵にも声をかけ、元梵の総長・千咒が仲間になります。
初代黒龍メンバーのほとんどが関東卍會に加入している点を考慮すると、千咒と共に説得してくれた明司武臣が参加しないはずがない、と考える読者が多いです。
元初代黒龍副総長である武臣は、二代目東卍の「最強の助っ人」として、どこかで力を貸してくれると考察されていました。
東京卍會の敵のチーム一覧
東卍が最強と呼ばれるまでに成長した背景には、彼らが打ち破ってきた強大な敵の存在があります。
物語の主要な敵チームを一覧でまとめます。
敵のチーム①黒龍(最強の歴史を持つ暴走族)
黒龍(ブラックドラゴン)は、東京リベンジャーズに登場する暴走族の中で最も歴史があるチームです。
乾青宗や九井一は元々このチームに所属していました。
10代目総長の柴大寿は、桁違いな暴力センスと高いカリスマ性を持ち、東卍に立ちはだかりました。
敵のチーム②愛美愛主(稀咲が裏で操ったチーム)
愛美愛主(メビウス)は、作中で東卍と初めて抗争を起こしたチームになります。
総長である長内信高を稀咲鉄太が裏で操ることで東卍と抗争させ、そこで発生した参番隊の席を奪うための駒として利用されていました。
敵のチーム③芭流覇羅(総長不在の「首のない天使」)
芭流覇羅(バルハラ)は、東卍を脱退した一虎が加入したチームで、「首のない天使」の異名を持っており、総長不在という異色のチームでした。
その実態は、稀咲鉄太が半間修二に指示を出して、東卍を自分の手中に収める為の捨て駒として利用されたチームでした。
敵のチーム④天竺(黒川イザナ率いる強豪)
天竺は、黒川イザナ率いる強豪チームで、東卍に並ぶほどメンバーが多くいます。
総長のイザナを始めとして、幹部である四天王なども存在していました。
東京卍會を追放された稀咲鉄太が隠れる事無く進んで表立ったチームであり、関東事変の舞台となりました。
東京卍會と関東卍會の戦いはどうなる?
物語の終盤、武道はマイキーの未来を救うために、マイキーが作り上げた関東卍會と戦う決心をします。
関東卍會とは?(マイキーが創設した最強チーム)
関東卍會とは、マイキーが東京卍會を解散したのちに創設した新たなチームです。
これまでの敵だった相手を吸収することで、急速な発展に成功したチームでもあります。
この時、三天と呼ばれる均衡したチームがありましたが、マイキーの覚醒によりその一つであったチームのサウスを撲殺してしまう結果になり、関東卍會が実質最強にのしあがりました。
関東卍會のメンバー(最強クラスの集結)
東京卍會が解散したのちにマイキーが立ち上げた「関東卍會」は、これまでに登場したチームの中でも最強と言われる面々が集結しています。
佐野万次郎、三途春千夜、九井一、鶴蝶といった、元々強豪と言われているチームから引き抜かれたメンバーが揃い、完全に天下を取るという並々ならぬ決意を持ったチームでした。
二代目東京卍會と関東卍會はどのように戦う?(主要対戦カード)
二代目東卍と関東卍會の戦いは、お互いの全戦力をぶつける最終決戦となりました。
この戦いでは、幹部クラスの因縁の対決が組まれ、白熱した戦闘が展開します。
特に花垣武道 vs 鶴蝶、乾青宗 vs 今牛若狭、三ツ谷隆・柴八戒 vs 灰谷蘭・灰谷竜胆、瓦城千咒 vs 三途春千夜など、見どころの多いマッチアップが展開されました。
東京卍會メンバーに対する世間での評判や人気
数多くのチームの中でもダントツで人気が高い「東京卍會」は、加入や脱退メンバーも含め、個性的なキャラクターが多く存在しています。
創設から最強まで駆け上がったチームへの愛着
最初は6人の中学生が友達の為に作り上げた小さなチームでしたが、それがいつしか最強と言われるまで強くなったのが東卍です。
ファンにとっては、大好きなメンバーが作り上げ、育てたチームという認識になっており、その成長の軌跡に大きな愛着を抱いています。
一虎の脱退と変わらない仲間意識への評価
東京卍會が大きく変わってしまったのが一虎の脱退です。
しかし、一虎は変わらず東卍の一員だと感じているファンが多く、「創設メンバーの絆は永遠だ」という見方がされています。
彼の脱退が引き起こした事件を考えると、一概に仲間だと受け止められないという意見もありますが、最終的に和解したことで、その変わらない仲間意識が評価されました。
二代目東京卍會結成がファンに与えた感動
初代メンバーの脱退や解散などで終わったと思われていた東卍ですが、マイキーを救うためにと武道が結成した二代目東京卍會は、ファンの心に大きな感動を生んでいます。
「初代メンバーが再び集結した」という事実は、タケミチの思いが結実した瞬間であり、多くの読者が涙しました。
東京卍會メンバーは最強だった
ここでは東京卍會のメンバーを一覧で紹介しました。
創設時から残存するメンバーもいれば、脱退するメンバーもいました。
しかし、それ以上に加入するメンバーが多い事から、中学生が作り上げたとは思えない程の強大なチームへと成長します。
それだけでも脅威になる東卍は、最強クラスの戦闘能力を持ったメンバーが揃っており、その存在が「東京リベンジャーズ」の物語を深く、魅力的にしています。
まとめ
東京卍會は、佐野万次郎(マイキー)の圧倒的なカリスマと、龍宮寺堅(ドラケン)をはじめとする創設メンバーたちの熱い絆によって築き上げられた最強の暴走族チームでした。
物語を通して、稀咲鉄太や半間修二といった闇の勢力が加入し、その姿を犯罪集団へと変貌させますが、主人公・花垣武道の奮闘により、一度は解散します。
しかし、マイキーの孤独を救うために、武道は二代目東京卍會を結成し、マイキー率いる関東卍會との壮絶な最終決戦に挑みます。
初代メンバーの義侠心と仲間への想いは、二代目へと受け継がれ、最終的にタケミチが望んだ全員が幸せな未来へと繋がりました。
東卍のメンバーたちは、個々の能力と強さだけでなく、「仲間を大切にする」という揺るぎない信念で、最強の名をほしいままにしたと言えるでしょう。
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