
僕たちの心を掴んで離さない「夏目友人帳」の世界観、本当に素敵ですよね!
優しいストーリーに涙しつつも、作中に登場する個性豊かで強力な妖(あやかし)たちの迫力に、思わず背筋が凍ることもあります。
主人公・夏目貴志の用心棒である大妖怪、斑(ニャンコ先生)はもちろん強いですが、彼が「勝てないかもしれない」と語る「神格」クラスの存在も登場します。
もし、この広大な妖の世界で最強を決めるなら、一体誰がナンバーワンに輝くのでしょうか?
作中の描写、ファン間での熱い議論、そして妖が持つ「格」と「純粋な戦闘力」を総合的に判断し、最強候補TOP30を決定しました!
さっそく、僕と一緒に最強の妖ランキングを見ていきましょう!
- 夏目友人帳 最強の妖ランキング TOP30
- 第30位 猿面の妖怪(六花の配下)
- 第29位 中級妖怪(ひとつ目と牛顔のコンビ)
- 第28位 子狐(完全変化体)
- 第27位 ちょびひげ(本来の姿)
- 第26位 洞窟の妖怪(最強形態)
- 第25位 六花(森守り)
- 第24位 紅峰(戦闘体)
- 第23位 三ツ目の妖怪(お館様形態)
- 第22位 柊(蔵護り解放体)
- 第21位 ヒノエ(呪詛使い)
- 第20位 リオウ(本来の姿)
- 第19位 的場静司(祓い屋当主)
- 第18位 三篠(みすず)(沼護り大妖怪)
- 第17位 ミスズ(巨大な馬の姿)
- 第16位 壬生神(神様)
- 第15位 棒々頭巾(三柱様・三十年護り)
- 第14位 白爪君(三柱様・四十年護)
- 第13位 赤贄(三柱様・八年護り)
- 第12位 岩鉄様(岩場を守る神格)
- 第11位 アオクチナシ(社持ちだった神格)
- 第10位 時雨(悪いもののけ形態)
- 第9位 山神様(傷心形態)
- 第8位 しだ姫(旅をする神)
- 第7位 朱遠(仙人のような妖)
- 第6位 名称不明(白いフクロウの姿)
- 第5位 田沼父につく妖(名称不明・守護神)
- 第4位 斑(ニャンコ先生)(本来の姿)
- 第3位 カイ(石尾カイ)(水神覚醒体)
- 第2位 豊月神(神格)
- 第1位 不月神(神格の頂点)
- 最強の妖ランキングを振り返って「格」と「力」が交差する夏目友人帳の奥深さ
夏目友人帳 最強の妖ランキング TOP30
第30位 猿面の妖怪(六花の配下)
第30位は、森守りである六花の配下である猿面の妖怪です。
彼らは集団で行動し、友人帳を狙って的場一門の別邸に乗り込むなど、行動力と統率力はあります。
しかし、その妖力自体は中級レベルかそれ以下で、斑が本気になるまでもなく軽くあしらわれてしまう程度の戦闘力です。
このランキングにいるのは、むしろ集団としての上位への挑戦という「ガッツ」の部分を評価したためでしょう。
直後の第29位にランクインする中級妖怪のコンビと比較しても、個々の妖力は劣り、数の暴力で勝負するタイプと言えます。
単独では目立った戦績を残せないため、今回は集団としての最下位に甘んじる結果となりました。
彼らには、もう少しソロでの戦闘力を磨いてほしいところですね。
第29位 中級妖怪(ひとつ目と牛顔のコンビ)
第29位は、夏目組・犬の会の発起人でもある、おなじみの中級妖怪コンビです。
彼らは八ツ原に暮らす妖で、牛顔とひとつ目の姿をしています。
「妖力は文字通り中級だが、カッパよりは上」という作中での言及があり、ちょこちょことした変化の能力も持っています。
単独での戦闘力は低いですが、夏目様を慕う気持ちと情報収集能力はピカイチ!
彼らの妖力は、直前の第30位の猿面の妖怪と比べても、単独での変化の術を使える点でわずかに上回ると判断しました。
しかし、次の第28位の子狐が秘める将来のポテンシャルには遠く及びません。
戦闘のプロというよりは、ムードメーカーとしての格付けになりますね。
第28位 子狐(完全変化体)
第28位に食い込んだのは、夏目を慕う子狐です。
普段は力が弱く、人間に化ける薬を使っても耳と尻尾が出てしまう可愛らしい姿ですが、このランキングでは「成長中だが、将来は上位クラスの可能性」というファンからの評価と、その潜在的な妖力を考慮しました。
実際、夏目との絆で力を発揮する場面も見られ、斑の指導を受ければ、将来的に大妖怪クラスに成長する可能性を秘めています。
直前の第29位の中級妖怪と比べると、現時点での戦闘経験や安定した妖力では劣りますが、血筋や純粋な「伸びしろ」の点で上回ると評価しました。
しかし、次の第27位のちょびひげが持つ「高位の妖」としての格と知識には、まだ遠く及びません。
今回は潜在能力の片鱗が垣間見えた「完全変化体(未来の姿)」を基準にランクインです。
第27位 ちょびひげ(本来の姿)
第27位は、自らを「高位の妖」と名乗り、語尾に「〜であります」を付けるちょびひげです。
見た目は頭のデカい妖怪ですが、実は希少な龍の化身であるという情報もあり、その素性は底知れません。
ニャンコ先生の張った結界も通り抜けることができ、「ちんけ」と表現する傲慢さも、ある程度の実力が裏打ちしていると言えます。
直前の第28位の子狐が持つ未来の可能性よりも、現在進行形で結界を突破できる「高位の妖」としての格と知識を評価し、この順位としました。
ただし、ニャンコ先生とはしょっちゅう口喧嘩で衝突するものの、戦闘実績はほとんどなく、次の第26位の洞窟の妖怪のような「純粋なパワー」の描写も見られません。
その強さは「格」による部分が大きく、実戦での戦闘力は未知数です。
第26位 洞窟の妖怪(最強形態)
第26位にランクインしたのは、力は強く体も大きい洞窟の妖怪です。
ベストアンサーの評価では「大妖怪のちょい下」とされ、「言葉を理解できないあたりで格下決定」とされています。
知性は低いものの、その純粋なパワーと巨体は脅威であり、力だけで見れば中級妖怪を大きく凌駕します。
直前の第27位のちょびひげと比較すると、「格」では及びませんが、「純粋な戦闘力」と「物理的な破壊力」で上回ります。
しかし、次の第25位の六花のような「森守り」としての統率力と威厳、そして妖力には及ばず、あくまで「パワー系の下位」としてこの順位としました。
知性があれば、もう少し上位に食い込めたかもしれませんが、今回は単純な暴力的な強さのみでの評価です。
第25位 六花(森守り)
第25位は、猿面の妖怪集団を率いるリーダー、六花です。
全身が髪の毛に覆われた見た目が特徴的な森守りの妖怪で、三篠が連れてきたことからもある程度の大物であることがわかります。
猿面たちの独断での行動に対して夏目にお詫びをするなど、森守りとしての威厳と統率力は評価できます。
直前の第26位の洞窟の妖怪の純粋な破壊力よりも、六花が持つ「格」と「集団を率いる力」を上位と判断しました。
しかし、次の第24位の紅峰が持つ「妖気を感じ取る能力」や「人間の食に対して躊躇がない」という本能的な強さには及ばず、戦闘実績も猿面たちの後始末がメインで、トップクラスの妖との対決がないため、この順位に落ち着きました。
森を守るという役割から、戦闘に特化したタイプではないのかもしれませんね。
第24位 紅峰(戦闘体)
第24位は、右目に蝶が止まっている人の姿の女妖、紅峰です。
ニャンコ先生の古い友人で、妖気を感じ取る能力に秀でている大物の部類に入ります。
「人間を食することに躊躇はない」という発言からも、その冷酷な本性が垣間見え、戦闘になれば容赦ない強さを発揮すると予想されます。
直前の第25位の六花の森守りとしての「威厳」よりも、紅峰が持つ「戦闘への躊躇のなさ」と「妖力感知能力」を評価し、上位としました。
しかし、次の第23位の三ツ目の妖怪のような「圧倒的な物理的な強さ」や「上級以上の妖力」の具体的な描写には及ばず、斑のような超大妖怪との直接的な戦闘もありません。
リオウを「主様」と敬うことから、彼よりも下の順位は確実です。
第23位 三ツ目の妖怪(お館様形態)
第23位は、顔に目が三つある武者のような見た目の妖怪、三ツ目の妖怪です。
「純粋に力」の強さでいえば、カイ、斑、みすずに次ぐ「上級以上の力」があると評価されています。
夏目を襲った妖怪を清めておくことができるほどの力を持ち、名取の術を簡単に解いた中級レベルの妖怪を簡単に捕まえていました。
直前の第24位の紅峰の妖力感知能力よりも、三ツ目の妖怪が持つ「実戦での圧倒的な制圧力」と「純粋なパワー」を評価し、上位としました。
しかし、次の第22位にランクインする柊のような「特殊な能力と呪縛」を乗り越えた経験と、その「格」には一歩及びません。
「神様ほどの力はない」という評価があるため、この位置に落ち着きました。
第22位 柊(蔵護り解放体)
第22位は、名取の式の一人、一つ目の鬼のような面を着けた女妖、柊です。
元は山守りをしていた妖で、人間に捕えられ蔵護りとして封じられていましたが、瀕死の状態で呪縛から解放され、名取の式となることを選びました。
呪詛使いの女妖であるヒノエの知人であり、太刀を背負って戦う戦闘能力も高いです。
直前の第23位の三ツ目の妖怪の純粋なパワーよりも、柊が「山守り」としての格を持ち、「蔵護りの呪縛」という特殊な経験を経たことで得た強さを上位と評価しました。
しかし、次の第21位のヒノエが持つ「呪詛使い」としての知識の豊富さと「大物」という格付けには及びません。
名取の式の中では最も戦闘的で、夏目の左腕に魔除けの文字を書いてやるなど、呪術的なサポート能力も持ち合わせています。
第21位 ヒノエ(呪詛使い)
第21位は、呪詛使いの女妖、ヒノエです。
「大物の部類に入る」と評価され、呪術の知識が豊富で、レトロな着物姿でキセルを愛用する姉御肌の妖です。
レイコに惚れており、夏目にも協力的で、時に斑と喧嘩しつつも協力し合えるほどの実力を持っています。
直前の第22位の柊と比較すると、柊は名取の式として従属していますが、ヒノエは独立した「大物」であり、「呪詛使い」としての専門性と「レイコの旧知」という格が上回ると判断しました。
しかし、次の第20位にランクインするリオウが持つ「妖怪たちの主」という圧倒的な統率力と「本来の姿」の巨大さには及びません。
戦闘よりも、知識と呪術で相手を惑わすサポート役としての役割が目立ちます。
第20位 リオウ(本来の姿)
第20位は、黒い猫の姿(黒ニャンコ)で過ごしていたリオウの本来の姿です。
レイコとの勝負に負けて友人帳に名を記された妖の一人で、その正体は「妖怪たちの主」でもあることから、かなりの力をもった大妖怪だと予想されます。
黒ニャンコとしての姿でも、斑と同等の炎や幻術を使う能力が示唆されています。
直前の第21位のヒノエが持つ「大物」としての格よりも、リオウの「妖怪たちの主」という絶対的な統率力と「本来の姿」の圧倒的な妖力を上位としました。
しかし、次の第19位の六花や猿面が狙っていた的場静司が持つ「人間としての最強の祓いの力」には、さすがに一歩譲ります。
長期間の封印と黒ニャンコ姿での制限があったため、この順位としました。
第19位 的場静司(祓い屋当主)
第19位は、作中最大の祓い屋集団「的場一門」の現当主、的場静司です。
妖ではありませんが、その力は「人間としては圧倒的」であり、「斑すら警戒する」ほどの強力な封印術と破魔矢を操ります。
「使えるか、そうでないか」で判断する非情な合理主義者で、祓い屋の大家一一家を束ねる統率力も持つ、人間界の最強と言えるでしょう。
直前の第20位のリオウ(本来の姿)が持つ「妖怪たちの主」という格よりも、的場静司が「大妖でも一矢で消滅させる」破魔矢と「斑と渡り合うほどの手強い術」を使いこなす、純粋な戦闘力を上位と評価しました。
しかし、次の第18位の三篠のような「友人帳に名を縛られた大妖怪」が持つ潜在的な妖力には、やはり及ばないと判断しました。
妖に対しては絶対的な力を振るいますが、神格クラスには及ばないとも評されています。
第18位 三篠(みすず)(沼護り大妖怪)
第18位は、友人帳に名を書かれた妖の一人で、沼護りの大妖怪、三篠(みすず)です。
ニャンコ先生にも見劣りしないかなりの巨体で、複数の妖を従える統率力と妖力を持ちます。
夏目が友人帳を持つに相応しいかを試し、その人柄を気に入って名を預けるなど、大妖としてのプライドと判断力を兼ね備えています。
直前の第19位の的場静司の人間としての最強の祓いの力よりも、三篠が「大妖としての潜在的な妖力」と「友人帳に名を縛られた大妖怪」という格が上回ります。
次の第17位にランクインするミスズ(ヒノエの友人のミスズ)と「ほぼ互角」と評価されていますが、三篠の方が「沼護り」という役割と「夏目組・犬の会」での立ち位置から、わずかに上位としました。
戦闘実績も豊富で、斑と渡り合う描写も散見されます。
第17位 ミスズ(巨大な馬の姿)
第17位は、巨大な馬のような姿の妖怪、ミスズです。
レイコの友人で、穏やかな性格ですが妖力は一級品と評価されています。
広範囲の妖気放出や物理的な突進攻撃、結界の突破能力を持ち、守護者としての役割も大きいです。
直前の第18位の三篠と「ほぼ互角」と評価されていますが、三篠の方が沼護りという役割があるため、わずかに下位としました。
しかし、次の第16位の壬生神の「高貴な妖が集まる幻の森に棲んでいる神様」という「神」の格には、残念ながら一歩及びません。
穏やかな性格ゆえに戦闘シーンは少ないものの、その潜在能力は非常に高いとされています。
第16位 壬生神(神様)
第16位は、磯月の森という「高貴な妖が集まる幻の森に棲んでいる神様」である壬生神(にぶかみ)です。
作中では姿は描かれていませんが、その名を聞いただけで高貴な格を感じさせます。
専属琴弾が病にかかったことをきっかけに、傘持ちの「アカガネ」が夏目のもとに現れるなど、周囲の妖たちからの信仰と忠誠心も厚いことがわかります。
直前の第17位のミスズの「大妖怪」としての純粋な戦闘力よりも、壬生神が持つ「神」という絶対的な格を上位と判断しました。
しかし、次の第15位の棒々頭巾のように「三柱様」として具体的に祀られている神格クラスの妖や、力を衰えさせていない豊月神・不月神には及ばないとしてこの順位としました。
「格」は高いものの、具体的な戦闘描写がないため、やや控えめのランクインです。
第15位 棒々頭巾(三柱様・三十年護り)
第15位は、三春家の護り神「三柱様」の一人で、三十年護りの神格である棒々頭巾(ボウボウズキン)です。
白爪君の次に穏やかな妖で、「神格と言っても元々は強い力を持つだけの妖だった」とありますが、招かれた恩として家を支えるという「神としての役割」を忠実に果たしています。
直前の第16位の壬生神よりも、棒々頭巾が「三柱様」として具体的に信仰され、儀式を伴う神格であるという「作中での明確な格付け」を上位と評価しました。
しかし、次の第14位の白爪君の「四十年護」という「護り神としての勤続年数」と「穏やかさ」による安定感には一歩及びません。
神格としては比較的穏やかな部類に入り、気性の荒さは抑えられています。
第14位 白爪君(三柱様・四十年護)
第14位は、三春家の護り神「三柱様」の一人で、四十年護りの神格である白爪君(シロツメノキミ)です。
三柱様の中で「1番穏やか」と言われた女妖で、お迎えの儀式も間違えてしまうと災いが起こるほど強力な存在です。
直前の第15位の棒々頭巾の三十年護りよりも、白爪君の「護り神としての勤続年数」と「穏やかさ」による「神格としての安定感」を上位と判断しました。
穏やかであることは、神格としての「信仰の安定」を意味し、その力も安定していたと考えられます。
しかし、次の第13位の赤贄の「気性の荒さ」が示す「力への渇望」や「危険な存在」としての格付けには、純粋な戦闘力で一歩譲るかもしれません。
穏やかな分、戦闘的な描写は少ないですが、その格は確かなものです。
第13位 赤贄(三柱様・八年護り)
第13位は、三春家の護り神「三柱様」の一人で、八年護りの神格である赤贄(アカニエ)です。
顔がなく、着物から木が出ている不気味な雰囲気の神格で、「1番気性のあらい神格」であり、「お迎えにはかなり苦労してきた」危険な存在です。
直前の第14位の白爪君の穏やかさとは対照的ですが、赤贄の「失敗すると災いを受けるかもしれない危険な存在」としての「力の制御の難しさ」と「気性の荒さ」を、純粋な戦闘力と影響力で上位と評価しました。
この気性の荒さが、彼の持つ力の強さの裏返しであると考えたためです。
しかし、次の第12位の岩鉄様の「岩場を守る妖」としての役割の重要性と「九重の谷を通る悪しき妖を退治する」という実績には及びません。
護る期間が短いため、神格としての信仰の安定感も、他の三柱様より劣ります。
第12位 岩鉄様(岩場を守る神格)
第12位は、白髪で長髪のお爺さんのような姿で「岩場を守る妖」、岩鉄様(がんてつさま)です。
「九重の谷を通る悪しき妖を退治する時期が来るまで祠で眠っている」という、土地の守護神としての重要な役割を担う神格です。
直前の第13位の赤贄の気性の荒さよりも、岩鉄様が「九重の谷」という広大な土地を守護し、「悪しき妖を退治する」という「明確な戦闘実績と役割」を持つ点で上位と判断しました。
部下であるミツミを信じる「統率力と優しさ」も、神格としての威厳を高めています。
しかし、次の第11位のアオクチナシが持つ「社持ちだった神格」としての「過去の栄光と力」、そして「祟り」という特殊能力には一歩及びません。
眠っている状態が長いため、現在の戦闘力は未知数です。
第11位 アオクチナシ(社持ちだった神格)
第11位は、山上の社に祀られた神格で、通称「おばば」ことアオクチナシです。
かつては「社(やしろ)持ちだった神格の妖怪」で、信仰の衰えと共に視力を失いつつありますが、現在も「小物妖怪であれば触れただけで祟ることができる」という特殊能力を持っています。
レイコとも過去に交流があり、友人帳に名を記すほどの実力者でした。
直前の第12位の岩鉄様が持つ「土地の守護」という役割よりも、アオクチナシが「かつての社持ち」という栄光と、「祟り」という戦闘以外の特殊な制圧力を持つ点で上位と判断しました。
「神格の妖怪」という肩書きも、その実力を裏付けています。
しかし、次の第10位の時雨が持つ「招福の若神様」という肩書きと「人間を恨むようになった悪いもののけ」としての恐ろしさには及ばず、力も衰えているため、この順位としました。
第10位 時雨(悪いもののけ形態)
第10位は、もともとは人間が好きな「招福の若神様」であった時雨(しぐれ)の悪いもののけ形態です。
強欲な人間に閉じ込められて、人間を恨むようになり「悪いもののけ」になってしまいました。
「神」としての格と、人間を恨むことで増幅された「もののけとしての恐ろしさ」を兼ね備えています。
直前の第11位のアオクチナシの「祟り」という特殊能力よりも、時雨が「元・若神様」という肩書きと、「人間を恨む」という感情的なエネルギーで戦闘力が高いと判断しました。
しかし、次の第9位の山神様が持つ「山全体を司る」という「広大な影響力」と「より大きな神の格」には及びません。
過去の悲哀を背負いながらも、その力は神格クラスの中でも上位に位置します。
第9位 山神様(傷心形態)
第9位は、山全体を守っていた女性の姿をした山神様です。
恋人を失った傷心から山にこもってしまいますが、その力は広大な山全体を司るほどであり、彼女の代わりに4人のお付きの者が山を守っていたことからも、その格の高さがわかります。
直前の第10位の時雨の「元・若神様」という肩書きよりも、山神様が「山全体を司る」という「広大な影響力と神の格」が上回ると判断しました。
「土地神」としての影響力は、他の神格クラスの妖よりも広範囲に及びます。
しかし、次の第8位のしだ姫が持つ「旅をする神」という「信仰の移動性」と「純石(すみいし)を求める力」には、一歩及ばないかもしれません。
傷心で山にこもっているため、現在の戦闘力は全盛期より劣ると予想されます。
第8位 しだ姫(旅をする神)
第8位は、旅をする神の妖で、ぱっつん前髪のロングヘアが特徴の美しい女性、しだ姫です。
彼女が求める「純石(すみいし)」は「妖にとって大事な貴重なもの」であり、それを譲ってほしいと夏目にお願いするほどの強力な存在です。
恐らくはしだ姫の力によって、夏目とニャンコ先生が箱庭に招かれるなど、空間操作のような能力も持っていることが示唆されています。
直前の第9位の山神様が持つ「土地の守護」という役割よりも、しだ姫の「旅をする神」という広域的な信仰と「純石」を求めるという特殊な権能を上位と評価しました。
次の第7位の朱遠の「仙人のような妖」という格と「厳しい旅」への従者を従える統率力には、一歩及ばないかもしれません。
戦闘的な描写はありませんが、「神」としての権能は非常に高いです。
第7位 朱遠(仙人のような妖)
第7位は、仙人のような妖で、福耳が特徴の初老のような姿をした朱遠(しゅおん)です。
「高貴な妖」であり、何人もの従者妖怪を引き連れて仙術の厳しい旅に出るほどの統率力と実力を持っています。
直前の第8位のしだ姫の「旅をする神」という格よりも、朱遠の「仙人のような妖」という道教的な格付けと、「従者妖怪を引き連れる」という具体的な統率力と実力を上位と判断しました。
彼の周りには、弱く小物がついてこられるわけがないと言われるほどの厳しい修行があることが示唆されています。
しかし、次の第6位の名称不明の「フクロウの姿をした神格クラス」が持つ「記憶を消す」という強力な能力と「連れ去るか生命を断つ」という冷酷な本性には、一歩及びません。
彼自身は優しさを持っていますが、その厳しさは本物です。
第6位 名称不明(白いフクロウの姿)
第6位は、白いフクロウの姿をしていて名前が明かされていない神格クラスの妖です。
「本来見える人ではないのに接触をしたら、連れ去るか生命を断つとしてきた森の妖」という冷酷で強大な存在です。
助けてくれた女子高生の「記憶を消す」という、人の心を弄ぶ強力な能力を持っています。
直前の第7位の朱遠の「仙人のような妖」という格よりも、このフクロウが持つ「記憶を消す」という精神的な支配力と「生命を断つ」という戦闘への躊躇のなさを上位と評価しました。
彼の力は、物語の根底を揺るがすほどの影響力を持ちます。
しかし、次の第5位の田沼父につく妖の「ニャンコ先生も目を伏せてしまうほど高貴な妖」という格付けには、一歩及びません。
「神格クラス」の中でも、その能力の異質さが際立っています。
第5位 田沼父につく妖(名称不明・守護神)
第5位は、田沼の父についている名称不明の神格の妖です。
「ニャンコ先生も目を伏せてしまうほど高貴な妖」であり、田沼の父を気に入り「彼を守護している」という、絶対的な格を持つ存在です。
金色の糸のような妖怪の輪郭しか見えないという描写からも、その神聖さがわかります。
直前の第6位の名称不明のフクロウの「記憶を消す」という能力よりも、この妖が持つ「ニャンコ先生も目を伏せる」という、作中での具体的な「格」の描写を最上位と判断しました。
その「高貴さ」は、他の神格クラスの妖をも凌駕します。
しかし、次の第4位の斑の「伝説の存在」という圧倒的な戦闘力とカリスマ性には、さすがに一歩及びません。
「気まぐれな妖」であるため、その力が常に発揮されるわけではない点も、この順位とした理由です。
第4位 斑(ニャンコ先生)(本来の姿)
第4位は、夏目の用心棒で、普段は招き猫の姿ですが、本体は巨大な白い狼のような妖怪である斑(まだら)の本来の姿です。
妖の間で名の知れた上級の強力な妖で、「伝説の存在」として知られています。
炎や風を操る、幻術、圧倒的な身体能力を持ち、祓い屋の的場静司も一目置くほどの作中最強クラスの戦闘力です。
直前の第5位の田沼父につく妖が持つ「高貴さ」という格よりも、斑の「純粋な戦闘力」と「伝説の存在」というカリスマ性が上回ります。
「本気を出せば1位争いも可能」というファンからの評価も、この順位を裏付けています。
しかし、次の第3位のカイの「神格クラスに近い実力」と「水神としての権能」には、わずかに及びません。
「神格に不敬を働くと私ですらただではすまない」という発言からも、神格の頂点には一歩譲ることを示唆しています。
第3位 カイ(石尾カイ)(水神覚醒体)
第3位に食い込んだのは、かわいらしい少年の姿で登場したカイ(石尾カイ)の水神覚醒体です。
その正体は山に住む水神の類で、人に化けてもバレないほど強力な力を持った妖です。
水を操り、洪水や津波のような攻撃を繰り出し、結界を破る力や妖気を凝縮した攻撃も可能です。
直前の第4位の斑の「伝説の存在」としての戦闘力よりも、カイが「水神」という「神格」クラスの権能を持ち、「斑でさえカイの力を認め、警戒する」ほどの純粋な破壊力を持つ点で上位と判断しました。
「神格クラスに近い実力」というファンからの評価も高く、その見た目の美少年ぶりと裏腹の破壊力は驚異的です。
しかし、次の第2位の豊月神の「光や月を司る」という「神の格」と「不月神と対をなす力」には、わずかに及びません。
若き神として、その力は現在進行形で成長している可能性もあります。
第2位 豊月神(神格)
第2位は、山の神様である豊月神(ほおづきがみ)です。
光や月を司る神格妖怪で、穏やかな性格ながら不月神と対をなす力を持ちます。
広範囲の結界展開、自然現象(風や光)を操る、強力な封印術など、神としての権能をフル活用します。
直前の第3位のカイの「水神」という権能よりも、豊月神が「山の主をかけて不月神と勝負を続けてきた」という「作中での絶対的な格」と「不月神と互角の力」を持つ点で上位と判断しました。
祓い屋によって石に封じられたことで力は衰えていましたが、全盛期の力であれば文句なしのトップクラスです。
しかし、次の第1位の不月神の「神格の頂点」という絶対的な格と「神秘的で圧倒的な存在感」には、わずかに及ばないという評価です。
その力は神話級で、物語のバランスを保つ存在感があります。
第1位 不月神(神格の頂点)
そして栄えある第1位は、豊月神と勝負を続けてきたもう一人の神、不月神(ふつきがみ)です!
神格クラスの頂点に君臨する妖怪で、月や闇を象徴し、神秘的で圧倒的な存在感を持ちます。
空間を歪める、広範囲の妖力を放出、複数の妖怪を一瞬で無力化する力は、「近づくことすら難しい」と評されるほど。
直前の第2位の豊月神と互角の力ですが、不月神の持つ「月や闇を象徴する」という「より根源的で冷酷な神の格」と「祓い屋の的場一門ですら封印をためらうレベル」という作中での言及から、別格の最強と判断しました。
もし本気で戦ったら、友人帳そのものが不要になるかも?と思わせるほどの、神話級の存在です。
その強さは、夏目友人帳の世界における絶対的な壁として君臨しています。
最強の妖ランキングを振り返って「格」と「力」が交差する夏目友人帳の奥深さ
今回の最強ランキング、いかがでしたか?
僕がこのランキングを作成して感じたのは、「夏目友人帳」の世界では、単純な戦闘力だけでなく、「神格」という「格」や、「伝説の存在」という「カリスマ性」が、強さを大きく左右するということです。
頂点に君臨した不月神と豊月神は、やはり大妖怪である斑(ニャンコ先生)やみすずといった存在をも凌駕する「神」の領域でした。
特に斑が「神格に不敬を働くと私ですらただではすまない」と語っているように、彼らは戦闘力というよりも、世界の根源に関わる影響力を持っていることが、上位ランクインの決定打となりました。
カイのような若き水神が、斑よりも上位に食い込んでいるのも、純粋な破壊力と「神格クラスに近い」という評価の賜物でしょう。
そして、夏目にとって欠かせない存在である斑が、神格の壁に阻まれながらも、常にトップ争いに絡む実力を維持しているのは、さすが「伝説の存在」といったところですね。
これからも、夏目が新たな強力な妖と出会い、このランキングが変動するのか、目が離せません!
皆さんの「最強」の妖は、何位にランクインしていましたか?
以下の強さランキングも是非ご覧ください!





















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