今回は、異世界に捨てられた高校生・深澄真くんが、規格外の能力と個性的すぎる従者たちと共に「世直し」ならぬ「異世界道中」を繰り広げる大人気作品「月が導く異世界道中」、略して「ツキミチ」の最強キャラランキングを発表しちゃいます。
この世界には、真くんをはじめ、上位竜や魔族の魔将、さらに女神や神々といったチート級の存在がゴロゴロいますよね。
単純な戦闘力、覚醒形態、そして作中の戦績や能力の格付けを徹底的に比較し、読者の皆さんを唸らせる最強ランキングを作成しました。
「いやいや、あのキャラがこんなに下なわけない！」、「真くんはもっと上だろ！」など、ファン間の議論が絶えないテーマですが、作中の描写と僕の専門的な考察を基に、独断と偏見でTOP10を選出しました。
さあ、女神に「醜い」と罵倒された真くんが、いかにしてこの世界の頂点に立つのか、その道のりを含めてランキングを楽しんでくださいね！
全キャラから選抜するのは困難なため、作中での影響力と戦闘描写が特に強烈だった上位10名に絞って紹介します。
ツキミチ最強キャラランキングTOP10
第10位 イルムガンド=ホープレイズ（変異体）
グリトニア帝国に召喚された勇者・岩橋智樹に憧れを抱き、自らの実力不足に焦るあまり、魔族から提供された能力強化薬を過剰に服用して暴走し、不定形の肉塊と化した姿がイルムガンドです。
彼は元々、リミア王国の貴族の次男坊という立場でしたが、自己鍛錬に励む真面目な一面と、プライドの高さ、そして精神的な脆さが同居していました。
薬による強化で一時的に大幅な戦闘力向上を果たし、講師である深澄真が受け持つクラスの生徒たちにも敵意を剥き出しにするなど、過激な行動が目立つようになりました。
しかし、その末路は悲惨で、薬の副作用によって自制心を完全に失い、異形へと変貌。
真の教え子たち（ジン、イズモ、アベリアなど）7人に討伐され、最後は不定形の肉塊となった状態で、真の従者である澪によって処分されるという、悲劇的な結末を迎えました。
彼の強さは、あくまで薬物によるドーピングと変異による一時的なものに過ぎず、真の生徒たちに敗北したという戦績から、このランキングの最下位（第10位）とせざるを得ません。
直前の順位となるはずのキャラクター（勇者パーティーのメンバーや、荒野の筆頭冒険者など）と比較しても、その戦闘は制御不能な暴走であり、戦術的な強さや安定性、そしてランキング最重要基準である「覚醒・特殊形態の到達点」としての完成度が極めて低いです。
続く第9位の復讐の呪術師と比較すると、呪術師は真の存在を知らぬままレンブラントの妻子に「レベル8の呪病」をかけるという、作中のチート級の強さを持つ真でなければ解決できないレベルの厄介事を引き起こしました。
変異体イルムガンドの強さはただの物理的な破壊力に留まり、呪術師の持つ影響力の大きさや非物理的な攻撃の脅威に一歩及ばないと判断しました。
第9位 復讐の呪術師
この呪術師は、レンブラントの妻子の身体を蝕んだ「レベル8の呪病」を仕掛けた張本人です。
彼の目的は、かつて恋人を裏切って殺害したパトリック=レンブラントへの復讐であり、その執念が、真の従者である巴や澪をして「入手困難な特効薬でしか救えない」という、極めて複雑で悪辣な呪術を生み出しました。
特効薬の匂いを嗅ぐと被術者が狂暴化してそれを破壊しかねないという、念の入った設計は、彼の憎しみの深さを物語っています。
彼の強さは、単純なステータスや物理的な戦闘力ではなく、異世界の常識を超えた「呪いの設計能力」にあります。
作中で真がその力を手に入れるまで、この呪病は世界中の誰にも解決できなかったはずであり、彼の術は「真の力を引き出すきっかけ」となったという点で、ランキングに値する影響力を持ちます。
前の順位である第10位のイルムガンド（変異体）は、物理的な暴力として真の教え子に鎮圧されましたが、この呪術師の呪いは、物理的な攻撃や一般の治癒魔法では対処不能な「概念的な攻撃」の域に達していました。
この「一般のチートでは対処できない厄介さ」が、変異体イルムガンドの「物理的で凡庸な強さ」を上回ると判断する根拠です。
しかし、彼は最終的にパトリックに捕らえられ拷問死しており、自衛の戦闘力や耐久力は高くなかったと推測されます。
続く第8位のソフィア=ブルガと比較すると、ソフィアは「竜殺し」の異名を持ち、上位竜ランサーを討ち取ったという圧倒的な戦績を持っています。
彼女の強さは「自身の能力（ヒューマン扱いされない）」を基にした純粋な戦闘力であり、その存在そのものが戦場を左右します。
呪術師の「陰湿な影響力」は、ソフィアの「圧倒的な実戦力」には遠く及ばず、ソフィアの方が上位に位置すると言えるでしょう。
第8位 ソフィア=ブルガ（竜殺し）
「竜殺し」の異名を持つ女性冒険者ソフィア=ブルガは、レベル920を誇り、ヒューマン筆頭の実力者として知られています。
彼女の最大の実績は、上位竜ランサー（御剣）を討ち取ったことです。
この功績により、魔族側に一時的に与していましたが、真とランサーと共に激しい戦闘を繰り広げました。
ソフィアの強さの根源は、自らの能力（ヒューマン扱いされない）の元となった先祖である上位竜ルトへの復讐という強烈な動機と、それによって培われた純粋な戦闘スキルにあります。
真との戦いでは、真が抑えていた魔力を全開にしたことで途中からダメージを与えられなくなりましたが、高空からの墜落死を狙うなど、その戦闘センスと執念は凄まじいものがあります。
最終的には、真の全力ブリット（赤くなったドラウプニル仕込み）により周辺の両軍ごと壊滅的な被害を受けて痛み分けとなるという、まさに規格外の戦いを経験しました。
前の順位である第9位の復讐の呪術師は、影響力と非物理的な脅威のランキングであればさらに上位も考えられますが、純粋な一対一の戦闘力、破壊力、そして対上位竜という実績において、ソフィアは呪術師を遥かに凌駕します。
呪術師が仕掛けた呪いは真のチート能力をもってしか解決できませんでしたが、ソフィアは自らの力で、真と互角に近い（真が手加減を解いた後も一矢報いようとした）戦いを展開しました。
しかし、続く第7位の岩橋智樹（魅了・強化薬服用）と比較すると、智樹は女神の加護と強化薬によるブースト、そして「人を虜にする魔眼（魅了）」という特殊能力を持っています。
魅了能力は戦闘そのものではありませんが、智樹は「グリトニア帝国という国家を私物化に近い形で動かせる」という政治的・戦略的なアドバンテージを戦闘力に変換できます。
ソフィアはあくまで一匹狼の冒険者であるため、智樹の持つ国家レベルの影響力と複数の加護には及ばないと判断し、智樹を上位としました。
第7位 岩橋 智樹（魅了・強化薬服用）
グリトニア帝国に召喚されたもう一人の勇者、岩橋智樹は、女神の加護（魔獣と戦える体、魔族を凌ぐ魔力、人を虜にする魔眼、空を駆け癒しを与える銀靴）に加え、皇女リリから寿命と引き換えに身体能力を強化する薬を日常的に服用させられていた状態をランキング基準とします。
彼の最大の能力は「人を虜にする魔眼（魅了）」であり、これによって多くの女性を堕とし、グリトニア帝国内で横暴な振る舞いを繰り返しました。
智樹の戦闘スタイルは、魅了で集めた女性たちを道具のように扱い、自らは後方で力を振るうという、精神的に幼く、自己中心的な性格が色濃く出ています。
その強さは、「あらゆるレベルの武器を使いこなす」という特典と、魅了による戦闘外での戦略的な優位性にありますが、メンタルが弱く、女神の加護なしでは無能を晒すという脆さも持ち合わせていました。
前の順位である第8位のソフィア=ブルガ（竜殺し）は、自力で上位竜を討伐するほどの純粋な戦闘実力者ですが、智樹は「女神の加護」と「強化薬」という二重のチートによって底上げされています。
魅了という能力は、対人戦闘においてはソフィアの戦闘技術をもってしても容易に対処できるものではなく、智樹が持つ「戦闘外での影響力を戦闘力に変換する力」がソフィアの純粋な戦闘力を上回ると評価しました。
しかし、彼は最終的に深澄真との激突で、真の想像を遥かに凌駕する力に完膚無きまでぶちのめされ、再び引き籠もり状態に陥るほどのトラウマを植え付けられました。
続く第6位の音無響（銀帯融合体）と比較すると、響は女神への疑念を抱きながらも、勇者として真っ当に活動し、挫折を経験しながらも自力で現実を変えようともがく「成長の可能性」を持っています。
また、響は「人を惹きつけるカリスマ」を持ち、智樹の「魅了」とは異なり、真の信頼を勝ち得る可能性がありました。
智樹の強さは外部要素と精神的な脆さに依存しており、自力での成長と精神的な安定性を持つ響には遠く及びません。
第6位 音無 響（銀帯融合体）
リミア王国に召喚された勇者・音無響は、「銀帯」というオオカミの姿をした精霊の力を、自身の身体と融合させたアマゾネスのような戦闘形態をランキング基準とします。
彼女は真の高校の先輩で、剣道部に所属する美少女でしたが、異世界に来てからもその「本人の才覚と若さ」を活かし、女神の加護に頼りきらず、勇者として真っ当に活動しました。
響は「魔族を凌ぐ魔力」と「人を惹きつけるカリスマ」を与えられ、ウーディやナバールといった実力者と共にパーティーを組み、地道な努力を積み重ねています。
ステラ砦での敗戦、そして姉のような存在であったナバールの死という大きな挫折を経験した後、彼女は「自らの力で世界を変える」という強い決意を固め、真の持つ力や思想の危険性をいち早く察知するなど、精神的な成長と洞察力においても智樹を上回っています。
前の順位である第7位の岩橋智樹（魅了・強化薬服用）は、外部要素に依存し、精神的な脆さから真に完敗しましたが、響は真と直接手合わせをした際、「もはや戦いにすらならない」ことを痛感しつつも、真の機嫌を損ねないよう「平和の中へ封じ込める」という現実的かつ戦略的な判断を下しました。
これは、智樹の「逆恨みによる暴走」とは対照的な、勇者としての器の差を明確に示しています。
しかし、彼女は上位竜のリュカから「面白みが無い」と思われつつも「勇者としての可能性は高い」と評価されていますが、続く第5位の識と比較すると、識は元ヒューマンのリッチであり、深澄真の従者という立場で、真の「詐術」と「魔力指輪13個」による上げ底契約とはいえ、上位種の「グラント」を目指したという、世界の理を超えようとした知性と野心を持っています。
戦闘力においても、識は真の助手を務め、学生たちを育成するほどの知識と魔力、そしてアンデッドとしての耐久力を持っており、「上位竜の一体であるランサーを討ち取った」戦績を持つ識には、現時点の響は及ばないと判断しました。
第5位 深澄 識（元リッチ）
深澄真の第三の従者である識は、元々は自ら研究のためにアンデッドになった元ヒューマンの「リッチ」です。
彼の強さは、「世界を渡ることが出来る」と言われる存在「グラント」になろうとしたほどの知性と魔術の研究、そしてリッチという形態の不死性にあります。
真に取り憑こうとして敗れた後に主従契約を結びましたが、その本来の格は、主従どころか「餌-捕食者」の契約でしかなれない存在であり、その魔術的なポテンシャルの高さは計り知れません。
作中では、リミア王都襲撃の際に上位竜ランサー（御剣）と戦い、これを討ち取るという、勇者ソフィアにも匹敵する（あるいはそれ以上の）圧倒的な戦績を誇っています。
前の順位である第6位の音無響（銀帯融合体）は、勇者として高いポテンシャルを秘めていますが、識は「上位竜ランサーを討ち取る」という「結果」を出しており、その純粋な実戦力、魔術の知識と応用力、そしてアンデッドとしての「何度でも蘇る」という特性から、響を明確に上回ります。
響の成長可能性は高いものの、識の持つ「世界の理を超越しようとした研究」と「圧倒的な対上位竜戦績」は、現時点での響の最高形態の強さを凌駕すると言えるでしょう。
しかし、続く第4位の澪と比較すると、澪は「災厄の黒蜘蛛」という異名を持ち、その捕食能力は「空間を削り取る」という、識の魔術とは次元の違う「物理法則の改変」にまで至っています。
識が「グラント」という上位種を目指した存在であるのに対し、澪は契約前の時点で「上位竜や魔将コンビ、勇者パーティーにも撃退はされているが、真の意味で敗れたのは真が初めて」という、文字通り災厄級の存在でした。
識の強さが「研究と不死性」によるものなら、澪の強さは「生来の規格外の捕食能力」によるものであり、その純粋な格付けと破壊力において、澪の方が上位に位置します。
第4位 深澄 澪（元災厄の黒蜘蛛）
深澄真の第二の従者である澪は、その正体が「災厄の黒蜘蛛」と呼ばれる魔獣です。
彼女が飢餓状態にあった頃は、「捕食という形で空間を削り取る能力」を有しており、真との主従契約を結ぶまで、空腹からあらゆる物を食い続ける「恐れられた存在」でした。
この「空間を削り取る」という能力は、上位竜や魔将といった世界の強者たちをもってしても、真の意味で打ち負かすことができず、ただ移動を止めさせることしかできませんでした。
彼女が真の従者となったのは、真の痛撃に快感を覚え、真の血に甘露を感じたことによるものであり、その契約は真が気絶している間に上位竜の巴が勝手に結ばせたという、常軌を逸したものでした。
彼女の最大の特徴は、圧倒的な魔力と身体能力に加えて、その食欲が満たされた後は、真に手料理を食べさせることが生きがいになるという、強烈な変化を遂げたことです。
戦闘においては、好戦的な巴に対し、真との連携で切り開く頭脳派という側面も持つようになりました。
前の順位である第5位の識（元リッチ）は、上位竜を討伐する戦績を持ちますが、澪は「上位竜、魔将、勇者パーティーにも倒されなかった」という「不敗の実績」を持ちます。
識の「アンデッドとしての不死性」も優れていますが、澪の「空間を削り取る捕食能力」は、世界そのものに干渉するほどの規格外の破壊力を持ち、純粋な戦闘力と生来の格付けで識を上回ります。
しかし、続く第3位の巴と比較すると、巴は「無敵」の二つ名を持つ上位竜「蜃」であり、澪が「災厄」と呼ばれるのに対し、巴は「無敵」という、より格上の異名を持っています。
巴は真との契約前から、澪を「撃退」した経験があり、また契約時の変化の法則においても、巴の能力である「亜空」が澪との契約で広がり、黒い森や川ができるなど、環境そのものに変化をもたらすほどの力を示しています。
純粋な戦闘力は拮抗していると見られますが、格付け、影響力、そして真の第一の従者としての立場を加味し、巴を上位としました。
第3位 深澄 巴（元上位竜「蜃」）
深澄真の第一の従者である巴は、その正体が「無敵」の二つ名を持つ上位竜「蜃」です。
彼女の能力は、霧に関する能力と、その一つとして相手の記憶を直接閲覧したり物理的に保存できる「霧の結界」です。
この霧の結界は、真との契約によって日本の要素を含む村的なものに変化し、真を慕う亜人を招いた「蜃気楼都市・亜空」の基盤となりました。
巴は契約前から「災厄の黒蜘蛛」であった澪を撃退した経験を持ち、その実力は紛れもなく世界のトップクラスです。
戦闘では時代劇好きが高じて、和装に日本刀という趣向で、そのあまりの強さから真からは「核さん」と例えられるほどでした。
彼女の強さは、「無敵」という異名に裏打ちされた圧倒的な戦闘力と、「亜空」という別空間を創造し管理する能力、そして「記憶の閲覧・操作」という情報戦における優位性の複合にあります。
前の順位である第4位の澪（元災厄の黒蜘蛛）は、規格外の捕食能力を持ちますが、巴は「無敵」という生来の格付けと、過去の戦績（澪の撃退）において一歩優位に立ちます。
特に「亜空を創造・維持する」という能力は、澪の「空間を削り取る」能力と対をなし、世界に新たな場所を生み出すという点で、より創造的かつ高次元の力と言えるでしょう。
しかし、続く第2位の月読命と比較すると、巴はあくまで「上位竜」であり、月読命は「三貴神の一柱」という「神」です。
真に「女神に与えられるより上回る能力」という「加護」を与え、「超人とも言うべき能力を発揮できること」を保証した月読命の力は、世界の法則そのものに干渉する力です。
巴の「無敵」は、この異世界の頂点に近い強さですが、「神の加護」という根源的な力の源には及ばないと判断し、巴を第3位としました。
第2位 月読命
深澄真の召喚に先立ち、真へ事前に説明を行った「三貴神の一柱」が月読命です。
彼の強さは、「女神を超えると自負する加護」という、世界の理を歪めるほどの根源的な力にあります。
女神のあまりの横暴と真に対する仕打ちに怒り、真に与えた「加護」は、真が地球世界で負荷を受けて知らずに鍛錬していた身体能力を、異世界で「超人とも言うべき能力」として解放・保証しました。
また、真に固有能力「界（かい）」を発現させたほか、真が勇者の役割を剥奪されたことで責務を負うことなく自由に生きる許可を与えるなど、この世界の唯一神である女神の支配的な力を打ち消すほどの権能を持っています。
前の順位である第3位の巴（元上位竜「蜃」）は、「無敵」という異名を持ち、空間を創造するほどの力を持つ世界の頂点の一角ですが、月読命はその巴の力を遥かに凌駕する「神の格」です。
巴の「無敵」がこの異世界での最強クラスの戦闘力であるならば、月読命の力は、その異世界の法則そのものを改変できる「創造主の権能」に近いものです。
巴や澪といった上位竜や災厄級の魔獣を従者とする真の「規格外の強さの源泉」となったという点で、月読命の強さは巴を大きく上回ります。
しかし、彼は真に加護を与えた後に「数百年の眠りにつくだろう」という無理をしたため、連絡が途切れてしまいました。
続く第1位の深澄真（制御覚醒体）と比較すると、真は「月読命の加護」と「自身の規格外の魔力増大」によって、最終的に「異世界のあらゆる種族はおろか女神に召喚された二人でさえ全く太刀打ち出来ないレベルの力」を得るに至りました。
月読命が「力の源泉」を提供した存在であるのに対し、真はそれを「実戦で応用し、絶えず増大させ続けた「完成品」」であり、アテナとの手合わせでも善戦するなど、その「現在進行形の強さ」は、休眠中の月読命を上回ると判断しました。
第1位 深澄 真（制御覚醒体）
栄えある第1位は、本作の主人公、深澄真（みすみまこと）です！
彼の強さの到達点は、「月読命の加護」と「意識の拡散と再構成」による常識外の魔力増大、そして「魔力体（まりょくたい）」という「濃密な魔力で形成した動く着ぐるみ」を纏い、「必中能力の弓」を駆使する「制御覚醒体」をランキング基準とします。
彼は異世界では一切の負荷から解放された「超人クラスの力」を持ち、巴曰く「魔力だけでも魔王数人分」という規格外の魔力容量を誇ります。
特筆すべきは、その魔力容量が「意識の拡散と再構成」という「本来生まれもった上限に支配される」という常識を覆す鍛錬によって増大を繰り返しているという点です。
最終的には、「異世界のあらゆる種族はおろか女神に勇者として召喚された二人でさえ全く太刀打ち出来ないレベルの力」を得るに至りました。
戦績では、「上位竜である巴と澪を従者とする」という事実が、この世界の誰にも真似できない最大の強さの証明です。
また、神の一柱であるアテナとも手合わせし、完敗こそしたものの、他の神々からは「善戦」と称されるほどの圧倒的な実力を見せつけました。
前の順位である第2位の月読命は、真に「規格外の強さの源泉」を与えた存在ですが、真はその力を「自力で増大させ、制御し、実戦に落とし込んだ」という点で、月読命を超越しています。
真は「女神に復讐した上で排除し、元の世界へ戻る」という最終目標を掲げていることからも、その力はこの世界の唯一神である女神さえをも超えることを示唆しており、彼がこのランキングの頂点であることに議論の余地はありません。
規格外の力はどこまで増大するのか？
いやー、改めて深澄真くんの規格外っぷりがよく分かりましたね。
「顔が醜いから」というあまりにも個人的かつ身勝手な理由で世界の果てに捨てられた彼が、その唯一神である女神の力を超越し、ついには神の一柱であるアテナとすら手合わせをするレベルに到達するなんて、まさに「ざまぁ」の極みですよね。
上位竜の巴、災厄の黒蜘蛛の澪、元リッチの識という、世界の三大チート級を従者とし、彼らが束になっても敵わない真くんの強さは、「無敵」や「災厄」といった異名すら霞むほどです。
特に彼の強さの根源である「意識の拡散と再構成」による魔力増大は、本来生まれ持った上限に縛られるという世界の法則を無視しており、彼の力がどこまで増大するのか、僕たちの想像力を掻き立てます。
作中が進むにつれて、彼自身の精神性にも歪みが見え始め、「ヒューマンへの冷淡な視線」や、チヤの心眼に見えた「全身真っ白な無貌の中に凄く駄目なナニカ」といった危うさも同居しており、彼の強さが「世界の救世主」になるのか、それとも「世界の新たな破壊者」となるのか、目が離せません。
皆さんはこのランキングに納得いただけたでしょうか？
「いや、あの神はもっと強い！」、「巴が3位は低すぎる！」など、ぜひコメントで皆さんの最強論も教えてくださいね！
以下の強さランキングも是非ご覧ください！
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