新宿を舞台に繰り広げられるハードボイルドコメディ『シティーハンター』。主人公・冴羽獠の並外れた実力はもちろん、彼を取り巻くスイーパーや元傭兵、そしてユニオン・テオーペの刺客たちも、誰もが超一流の腕を持っていますよね。
「獠ともっこりハンマーがない香、どっちが強い？」なんていう永遠の議論から、「エンジェルダストの覚醒体ならどこまで手が届くのか？」といったガチな考察まで、ファンの間では日々熱い議論が交わされています。
そこで今回は、僕が作中での公式な格付けや、キャラクターたちが最も強力だった「覚醒形態」を基準に、全登場人物の中から「純粋な戦闘力」を持つ上位30名を厳選し、ランキング形式で発表していきます！
『シティーハンター』の世界で、本当に最強のスイーパーは誰なのか？
さあ、僕たちと一緒に、新宿の闇に生きる男たちの「強さ」を徹底的に深掘りしていきましょう！
- シティーハンター強さランキングTOP30【純粋戦闘力決定版】
- 第30位 竜神さやか
- 第29位 牧野陽子
- 第28位 槇村香（通常）
- 第27位 麻生かすみ（怪盗305号）
- 第26位 槇村秀幸
- 第25位 野上冴子（警視庁の女狐）
- 第24位 美樹
- 第23位 野上麗香
- 第22位 蝙蝠
- 第21位 銀狐
- 第20位 黒蜥蜴
- 第19位 マリィー（ブラッディ・マリィー）
- 第18位 将軍（サイボーグ形態）
- 第17位 スネーク
- 第16位 ケニー・フィールド（バウンティハンターNo.1）
- 第15位 海原神（通常形態/長老）
- 第14位 北尾裕貴
- 第13位 デビット・クライブ（地獄のテロリスト）
- 第12位 黒崎（アニメ版/暗視装置装備）
- 第11位 ボス（人身売買組織/罠）
- 第10位 竜（ヴァンパイア竜）
- 第9位 シルキークラブの幹部（ガルシア/赤いペガサスボス）
- 第8位 男爵（バロン）
- 第7位 チンピラの大男（エンジェルダスト覚醒体）
- 第6位 氷室剛司
- 第5位 伊集院隼人（海坊主/ファルコン）
- 第4位 ミック・エンジェル（ユニオンの番人/新型エンジェルダスト覚醒体）
- 第3位 海原神（エンジェルダスト覚醒体）
- 第2位 冴羽獠（通常形態）
- 第1位 冴羽獠（エンジェルダスト覚醒体）
- 結論：獠の「愛」が最強の矛となり盾となる
シティーハンター強さランキングTOP30【純粋戦闘力決定版】
第30位 竜神さやか
竜神会の会長の娘で、レディースの頭として活動していた竜神さやか。
僕のランキングでは、スイーパーや傭兵といった裏のプロたちの中で、一般人として最も戦闘力や胆力に優れていると判断し、この順位としました。
しかし、彼女はあくまで暴力団関係者であり、海坊主や獠といった超一流のプロたちと比べると、その戦闘スキルは遠く及びません。
続く第29位の牧野陽子も暴力団お抱えのディーラーという立ち位置ですが、陽子はギャンブルの腕だけでなく、その度胸と機転で困難を乗り越える強さを持っています。
さやかは精神的な強さを見せますが、陽子の持つ超一流のディーラーとしての専門的な強さには一歩及ばないと考えられますね。
とはいえ、レディースの頭を張るだけのことはあり、並のチンピラ相手なら彼女一人で十分に制圧できる実力は持っていますよ。
第29位 牧野陽子
鬼英会お抱えの超一流ディーラー、牧野陽子。
彼女の強さは、ギャンブルの腕と、命をかけた勝負に臆しない並外れた「度胸」にあります。
彼女自身が直接的な戦闘スキルを持つ描写は少ないものの、その精神力と駆け引きの巧みさは、第30位の竜神さやかを上回ると評価しました。
しかし、次の第28位にランクインした槇村香の「ハンマーとバズーカ」という戦闘スタイルには、さすがの陽子も分が悪いと言えるでしょう。
香は肉弾戦こそプロレベルではないですが、その重火器の扱いと、ハンマーによる超常的な制裁能力は、陽子のレベルを遥かに超えた戦闘力としてランキングの基準を上げさせているんです。
陽子の強さは「戦場の外」で発揮されるものであり、「戦場そのもの」で戦う香には及ばないと判断するのが妥当でしょうね。
第28位 槇村香（通常）
主人公・冴羽獠の現パートナーであり、ヒロインの槇村香がここにランクイン。
作中では獠の足手まといになることも多いと描写され、強さを語り合うサイトでも、かすみよりも低い評価を受けていることが多いです。
しかし、バズーカの扱いは神懸っており、敵を傷つけずに気絶させるという曲芸のような射撃技術を持っています。
そして何より、獠をボコボコにする伝家の宝刀「ハンマー」の存在です。
ハンドバッグから出たり、オーラから形成されたりするこのハンマーは、物理的な法則を超越した特別な力があると示唆されており、この一撃を避けることができない獠の弱点をついている点では、第29位の牧野陽子のような精神的な強さを持つキャラよりも上位と評価すべきでしょう。
ただし、次の第27位の麻生かすみは、代々泥棒請負業を営む家系の出身で、「怪盗305号」の異名を持つほどの高い実力を持っています。
かすみは香のような重火器こそ使いませんが、すばしっこい動きで相手を翻弄する泥棒技術は、拘束をカミソリで解く程度の香の単独行動スキルを上回ると判断し、かすみを上位としました。
第27位 麻生かすみ（怪盗305号）
喫茶キャッツ・アイの店員で、「怪盗305号」の異名を持つ麻生かすみ。
彼女の強さは、泥棒請負業を生業とする家系に生まれたことで培われた、俊敏な動きと、相手を翻弄する技術にあります。
高校生の頃から警察の追及をかわし、「空跳ぶオシリ」と呼ばれるほどの身体能力を持っているんですよ。
僕も、このすばしっこい動きと泥棒技術は、重火器を扱うものの肉弾戦スキルが低い第28位の槇村香よりも上位に置くべきだと考えます。
ですが、次の第26位にランクインしている槇村秀幸は、かつて刑事として活動し、獠の相棒を務めていたほどの人物です。
秀幸の愛銃はコルト・ローマン MkIIIで、警察官としての訓練を受けた冷静な判断力と、実戦経験を持っています。
かすみの強さが「盗み」を主眼としているのに対し、秀幸は「戦闘」を主眼としているため、純粋な戦闘力という基準では、秀幸に軍配が上がると判断しました。
第26位 槇村秀幸
獠のかつての相棒であり、香の義兄である槇村秀幸。
警察官を辞めてスイーパーに転身した彼は、冷静な判断力と確かな実力を持っていたとされています。
愛銃のコルト・ローマン MkIIIを手に、獠をサポートしていた彼の戦闘スキルは、第27位の麻生かすみの泥棒技術よりも、純粋な「始末屋」としての実力で上回ります。
しかし、彼は物語の序盤でユニオン・テオーペの事件に巻き込まれ、エンジェルダストを投与された相手との戦闘で力尽きてしまいます。
この敗北は、彼の戦闘力が、次なる第25位の野上冴子の持つ「警視庁の女狐」としての格付けと、高い捜査能力、そして隠し持った投げナイフの技術に一歩及ばないことを示唆していると考えられます。
冴子は秀幸の元同僚であり、2人には解決できない事件はないと言われるほどの名コンビでしたが、冴子の持つA級ライセンスのドライビングテクニックや、服の下にナイフを隠し持つトリッキーな戦闘スタイルは、秀幸の冷静な実力よりも総合的に「危険な強さ」を構成していると評価しました。
第25位 野上冴子（警視庁の女狐）
「警視庁の女狐」の異名を持つ美人刑事、野上冴子。
彼女の強みは、美貌と頭脳、そして服の下に隠した投げナイフを自在に操る戦闘力、さらにA級ライセンスを持つドライビングテクニックです。
元相棒の第26位・槇村秀幸と比較しても、彼女は警視総監の娘という立場や、危険な仕事を獠に依頼できるほどの交渉術も兼ね備えており、その総合的な実力は秀幸を上回ると評価するのが妥当です。
秀幸が冷静な実力で敗北したのに対し、冴子はその機転と戦闘力で多くの危機を乗り越えています。
しかし、次の第24位にランクインする美樹は、海坊主の相棒として、幼い頃から海坊主直伝の身を守る技術を教わってきた元スイーパーです。
美樹は催眠術という特技を持つだけでなく、その戦闘力は香やかすみ以上の評価を受けており、海坊主の傭兵部隊に参加しようとしたほどの覚悟と訓練を積んでいます。
冴子はあくまで「刑事」としての枠組みで一流であるのに対し、美樹は「スイーパー」としてのプロの訓練を受けている点で、美樹を上位としました。
第24位 美樹
喫茶キャッツ・アイの店主であり、海坊主の相棒である美樹。
彼女の強さは、海坊主の元で傭兵としての技術を教わり、内戦を潜り抜けてきた実戦経験に裏打ちされた高い戦闘力にあります。
特技の催眠術も、自己催眠や依頼人の催眠状態を見抜くなど、戦闘以外の面でも非常に有用なスキルです。
この実戦経験と専門的な技術は、第25位の野上冴子の刑事としての実力を凌駕すると判断できます。
しかし、次の第23位にランクインする野上麗香は、冴子の妹でありながら、元刑事から私立探偵に転身した人物で、姉の冴子とはまた違ったタイプの戦闘スキルを持っています。
麗香はコルト・ウッズマンやCOP357といった銃を愛用し、バスト88cmというスタイルを持ちながら、意地っ張りで芯が強く、友村の冤罪を晴らすために自ら標的になることも厭わないほどの度胸を持っています。
美樹の強さが海坊主によって磨かれた技術であるのに対し、麗香は元刑事としての経験と、私立探偵として裏の世界で生きる強かさを持ち合わせている点で、純粋な戦闘の巧みさでは美樹に軍配が上がりますが、裏社会での生存能力を考慮し、麗香を少しだけ上位としました。
第23位 野上麗香
野上冴子の妹であり、私立探偵「RN探偵社」の責任者である野上麗香。
元刑事という経歴と、コルト・ウッズマンやCOP357を扱う銃の腕、そして何よりもその芯の強さが彼女の戦闘力を支えています。
第24位の美樹の、海坊主直伝の戦闘技術は非常に高いですが、麗香の持つ元刑事としての捜査能力と、裏社会で事務所を構える強かさは、総合的な「スイーパーの能力」として美樹をわずかに上回ると考えられます。
しかし、次の第22位の蝙蝠は、過去に獠と二度にわたって戦闘を行い、敗北しているものの、異常な執着心を持ち、獠に挑み続けた人物です。
蝙蝠は、獠との決着に納得がいかず再び挑むほどの戦闘意欲と、それを受け止められるだけの基礎的な実力を持っているはずです。
麗香は獠を巡って香と恋敵になるなど、私情を挟む部分がありますが、蝙蝠は純粋な「戦闘」への執着で生きているため、プロの殺し屋としての格付けでは、蝙蝠が麗香を上回ると判断しました。
第22位 蝙蝠
過去に獠と二度戦闘を行い、いずれも敗北しているものの、その異常な執着心で獠に挑み続けた蝙蝠がこの順位。
獠に敗北していることから、戦闘力は獠には遠く及びませんが、二度にわたって挑むことができるのは、彼の基礎的な戦闘スキルが並の相手ではないことを示しています。
第23位の野上麗香は、元刑事という背景を持つものの、純粋な殺し屋としての経験値や執念では、蝙蝠に一歩譲ると言えるでしょう。
ですが、次の第21位の銀狐は、獠が「シティーハンター」として活動するまではスイーパーとしてNo.1と言われていた人物です。
銀狐は香との戦闘で苦戦しながらも、最終的には香の背中を取るほどの高い技術力を持っていました。
蝙蝠は獠にただ敗北しているのに対し、銀狐はかつて「No.1」の称号を持っていたという公式な格付けが存在するため、銀狐を上位としました。
第21位 銀狐
獠が「シティーハンター」として活動するまで、スイーパーNo.1の座にいた暗殺者、銀狐。
変装を得意とし、香の仕掛けたトラップに苦戦しつつも、最終的には香の背後を取るほどの高い戦闘技術を持っています。
この「元No.1スイーパー」という格付けは、第22位の蝙蝠の「獠に敗れ続けた執着心」よりも、純粋な実力評価として上位に置くべきだと考えます。
しかし、銀狐は香を攻撃しようとした瞬間に獠の攻撃を受け、スイーパーとして活動できなくなるほどの致命傷を負って敗北しています。
この敗北は、次なる第20位の黒蜥蜴が持つ、トラップを駆使して「獠を倒すことでNo.1になろうと夢見ていた」という意欲に、実力として及ばないことを示唆しているかもしれません。
黒蜥蜴は、獠に仕掛けた全てのトラップを軽々避けられて圧倒的な実力差を見せつけられ敗北していますが、そのトラップの仕掛け方や、獠に挑むまでの実力は、銀狐の格付けよりも高いとファン間では考察されることが多いですね。
僕も、獠に一度も勝てなかった銀狐より、獠に挑むことで自身の存在を証明しようとした黒蜥蜴を上位としました。
第20位 黒蜥蜴
獠を倒すことでNo.1になろうと夢見ていたキャラクター、黒蜥蜴。
獠との戦闘では、たくさんのトラップを仕掛けるも、全て軽々避けられて敗北しています。
トラップを仕掛けたのは、獠との直接戦闘での実力差を認識していたからかもしれませんが、強さを語り合うサイトの評価を参考にすると、元No.1スイーパーの第21位・銀狐よりも戦闘力は高いとされています。
僕も、その意欲と、獠が相手にも関わらずトラップを仕掛けて戦おうとした胆力を評価し、黒蜥蜴を上位にランクインさせました。
しかし、次の第19位のマリィーは、「ブラッディ・マリィー」の異名を持つ、獠の元パートナーです。
元パートナーという設定は、彼女が獠の戦闘スタイルを熟知していることを意味し、これは黒蜥蜴が獠に圧倒的な実力差を見せつけられて敗北した戦績よりも、よりプロフェッショナルな強さを持っている証拠です。
マリィーは裏の世界を引退してトップモデルになっていましたが、その基礎戦闘力は黒蜥蜴を遥かに上回るはずですよ。
第19位 マリィー（ブラッディ・マリィー）
「ブラッディ・マリィー」の異名を持つ、獠の元パートナー兼アシスタントだったマリィー。
彼女の強さは、獠の戦士としての師の娘であり、その基礎戦闘力の高さは折り紙付きです。
スイーパーを引退してトップモデルになっていましたが、その実力は第20位の黒蜥蜴よりも遥かに上であると評価すべきでしょう。
強さを語り合うサイトなどの評価を参考にすると、美樹や冴子以上の戦闘力を持っているとされていることから、この順位としました。
しかし、次の第18位は、ユニオン・テオーペの幹部として登場し、全身をサイボーグ化してグレネードランチャーを装備していた「将軍」です。
将軍は、サイボーグという特殊形態である点と、ユニオン・テオーペの幹部という組織内での格付けにおいて、マリィーよりも上位に置かれるべきだと判断しました。
マリィーは人間としての極めて高い戦闘力を持っていますが、将軍の持つ「グレネードランチャー装備のサイボーグ化された体」という特殊能力には及ばないと評価するのが妥当でしょうね。
第18位 将軍（サイボーグ形態）
ユニオン・テオーペの幹部であり、全身をサイボーグ化して右手にはグレネードランチャーを装備していた将軍。
その冷酷非情な性格と、任務に失敗した部下を容赦なく制裁を加える厳しさから、組織内での地位の高さが伺えます。
第19位のマリィーのような、人間としての極めて高い戦闘力を持つスイーパーとは異なり、将軍はサイボーグという特殊な強化を施されています。
獠との戦闘では、圧倒的な実力差を見せつけられ敗北していますが、その火力と耐久力はマリィーを凌駕すると判断しました。
ですが、次の第17位にランクインするスネークは、元々海坊主と同じ部隊に所属していた傭兵であり、仲間を裏切って部隊を壊滅まで追い込んだ人物です。
スネークは、海坊主と同じ部隊で活動していたという実績と、その裏切り行為を成功させた際の戦闘力は、ユニオン・テオーペの幹部とはいえ、サイボーグ化という外部的な強化に頼っている将軍よりも、純粋なプロの傭兵としての実力で上位としました。
将軍がサイボーグ化したのは、獠に荒らされたことによる海原からの最後通告が原因であり、自らエンジェルダストを投与していることから、彼の強さは「追い詰められた強さ」であるのに対し、スネークは「生き残るための強さ」を持っていると言えるでしょう。
第17位 スネーク
元々海坊主と同じ部隊に所属していた傭兵で、仲間を裏切って部隊を壊滅まで追い込んだスネーク。
彼の強さは、海坊主と同じ部隊で活動していたという確かな実績と、その高い戦闘力にあります。
第18位の将軍はサイボーグ化という強化を施していますが、スネークは生身の傭兵として海坊主と渡り合えるほどの基礎実力を持っている点で、スネークを上位としました。
海坊主と獠に敗北していることから、2人よりも戦闘力は低いことは確実ですが、氷室剛司の娘を狙うという計画性の高さも彼の強みです。
しかし、次の第16位にランクインするケニー・フィールドは、獠と一番最初にペアを組み、獠にたくさんの技術を教えていた「師匠的な存在」です。
ケニーはアメリカナンバーワンのバウンティハンターとして名をはせており、この「師匠」という格付けは、スネークの「元海坊主の部下」という実績よりも、遥かに重い意味を持ちます。
スネークは裏切り者として敗北していますが、ケニーは娘を人質に取られた状況で、獠との決闘を選び、敗北している点で、その戦闘力はスネークを凌駕すると判断するのが妥当でしょう。
第16位 ケニー・フィールド（バウンティハンターNo.1）
獠と一番最初にペアを組み、彼の師匠的な存在であったケニー・フィールド。
アメリカナンバーワンのバウンティハンターとして名をはせた彼は、獠にたくさんの技術を教えていたという事実から、第17位のスネークよりも遥かに高い戦闘力を持っていると評価すべきです。
右目が隻眼というハンデを負いながらも、その実力は確かでした。
獠との戦闘で敗北し、力尽きていますが、これは娘のソニアを守るために「自分から獠に決闘を挑み、獠に殺される」という筋書きを立てた結果であり、純粋な実力差ではない可能性があります。
とはいえ、次の第15位にランクインする海原神の「エンジェルダスト投与前の通常形態」は、ユニオン・テオーペの首領であり、獠の育ての父という「教え子の師」という点ではケニーと同じ立場です。
しかし、海原は獠を裏切ってエンジェルダストを打ち、海坊主の部隊を全滅させた張本人であり、その戦闘技術は獠の射撃の癖や速さを知り尽くしているとされています。
ケニーの師としての強さは慈愛に基づくものでしたが、海原の師としての強さは「狂気と戦略」に基づくものであり、その危険性から海原を上位としました。
第15位 海原神（通常形態/長老）
ユニオン・テオーペの首領であり、「長老（メイヨール）」と呼ばれる海原神の通常形態がこの順位。
彼は獠の育ての父であり、その射撃の癖や速さを知り尽くしているという点で、第16位のケニー・フィールドの「師匠」としての立場をさらに上回る、危険な存在です。
エンジェルダスト投与前の彼の実力は、トップクラスのスイーパーである獠の「技量的」な部分に匹敵するとされています。
しかし、最終決戦で見せた彼の真の強さは、エンジェルダストを投与した後の形態にあります。
また、次の第14位にランクインする北尾裕貴は、槇村秀幸に瓜二つの容姿を持つ刑事であり、冴子が唯一実力を認めたほどの人物です。
北尾は、殺し屋という類のものに憎しみを持ち、その冷徹な目で獠を逮捕しようと執念を燃やしていました。
海原の通常形態の実力は未知数な部分もありますが、北尾の持つ「冴子に認められた実力」と「警察官としての訓練を受けた強さ」は、海原の通常形態よりも純粋な戦闘力として上位と判断しました。
第14位 北尾裕貴
槇村秀幸に瓜二つの容姿を持つ刑事、北尾裕貴。
彼は階級は警部補でありながら、冴子が唯一実力を認めたほどの高い実力を持っていました。
その一方で、殺し屋という類のものに相当な憎しみを持っており、その冷徹な目で獠を逮捕しようと執念を燃やしていました。
この「冴子に認められた実力」と「警察官としての訓練を受けた強さ」は、第15位の海原神の通常形態よりも、純粋な戦闘力として上位と判断できます。
しかし、次の第13位にランクインするデビット・クライブは、「地獄のテロリスト」の異名を持つ国際手配犯です。
元はムンセト公国の情報部長官であった彼は、情報部を壊滅させた獠とマリィーに報復するために、マリィーの婚約者を拉致し、獠の殺害を強要しました。
クライブのテロリストとしての格付けと、彼の計画性、そして獠、マリィー、香、海坊主の共同戦線によってようやく返り討ちとなったという戦績は、北尾の刑事としての実力を遥かに上回ると評価すべきでしょう。
第13位 デビット・クライブ（地獄のテロリスト）
「地獄のテロリスト」の異名を持つ国際手配犯、デビット・クライブ。
元はムンセト公国の情報部長官という経歴を持ち、その計画性と戦闘力は、第14位の北尾裕貴の刑事としての実力を凌駕します。
獠とマリィーに情報部を壊滅させられたことに報復するため、マリィーの婚約者を拉致し、獠の殺害を強要した彼の行動は、その執念と危険性を示しています。
最終的には、獠、マリィー、香、海坊主の共同戦線によって逮捕されていますが、これだけのメンバーが相手をする必要があったという事実は、彼の強さを証明しています。
しかし、次の第12位にランクインする「黒崎（アニメ版）」は、暗闇の中で獠の居場所を把握できる暗視装置を身に着け、獠に対抗しようとした美女蒸発事件の黒幕です。
黒崎は、獠に敗北していますが、その暗視装置を使った戦法は、獠の戦闘スタイルを熟知しているからこそ編み出せたものであり、クライブのテロリストとしての強さよりも、獠との一対一の戦闘に特化した「プロの殺し屋」としての強さで、黒崎を上位としました。
第12位 黒崎（アニメ版/暗視装置装備）
美女蒸発事件の黒幕であり、アニメ版で獠と対峙した「黒崎」。
彼の強みは、暗闇の中で獠の居場所を把握できる暗視装置を身に着けていた点と、その冷静な判断力にあります。
第13位のデビット・クライブも非常に強力な敵ですが、黒崎は獠との一対一の戦闘に特化した「プロの殺し屋」としての強さで、クライブを上回ると判断しました。
最終的には、獠の驚異的な射撃術によって敗北していますが、その戦い方は、獠の能力を最大限に引き出す必要があったことを示しています。
ですが、次の第11位の「ボス（人身売買組織）」は、槇村が刑事を退職するきっかけとなった人身売買組織のボスであり、その正体は「美女に嫉妬する男性」でした。
このボスは、美しい外見とは裏腹に、獠でさえベッドインしかけたほどの巧みな罠を仕掛け、獠を深く落胆させるほどの精神的な攻撃力を持っています。
黒崎の強さは物理的な装置に頼るものでしたが、ボスの強さは「精神的な罠」と「組織のボス」としての支配力にあり、そのトリッキーな強さで黒崎を上回ると判断しました。
第11位 ボス（人身売買組織/罠）
槇村が刑事を退職するきっかけとなった人身売買組織のボス、彼（彼女？）が第11位です。
彼の（彼女の）強みは、その美しい外見と、獠でさえベッドインしかけたほどの巧みな「精神的な罠」にあります。
この精神的な攻撃力と、手下ともども獠によって一網打尽にされるまで、人身売買組織を率いていた支配力は、第12位の黒崎の物理的な戦闘力を上回ると評価しました。
しかし、次の第10位にランクインする竜（ヴァンパイア竜）は、高円会に雇われた流れのディーラーでありながら、「カードを切りながらカードの順番を全て記憶する」という特技を持つ、殺し屋としての顔も持っています。
竜の持つこの特技は、ディーラーとしての冷静な判断力と、殺し屋としての高い戦闘力を兼ね備えていることを意味し、ボスの精神的な罠よりも、純粋なプロの殺し屋としての実力で竜を上位としました。
ボスの強さは「罠」でしたが、竜の強さは「技術」であり、この技術が戦闘に直結している点で竜を評価しました。
第10位 竜（ヴァンパイア竜）
高円会に雇われた流れのディーラーであり、殺し屋としての顔も持つ「ヴァンパイア竜」。
彼の特技は、カードの順番を全て記憶するという並外れた記憶力と、それを戦闘にも活かす冷静な判断力にあります。
この技術は、第11位のボスの精神的な罠よりも、純粋なプロの殺し屋としての実力で上位と判断できます。
牧野陽子の命を狙った彼の戦闘力は、作中でもトップクラスの実力者とまではいきませんが、その特異な能力は、多くの敵を凌駕するでしょう。
ですが、次の第9位にランクインする「シルキークラブの幹部（ガルシア/赤いペガサスボス）」は、槇村を殺害させた人物であり、麻薬組織「赤いペガサス」のボスという格付けを持っています。
竜は一匹狼の殺し屋ですが、ガルシアは組織のボスとして、裏社会に大きな影響力を持っていました。
この組織のボスとしての格付けと、獠の復讐を受けるほどの凶悪性から、ガルシアを竜よりも上位としました。
第9位 シルキークラブの幹部（ガルシア/赤いペガサスボス）
ユニオン・テオーペ（アニメ版では赤いペガサス）の幹部であり、槇村秀幸を殺害させた人物であるガルシア（アニメ版での名前）がこの順位。
彼の強みは、麻薬組織のボスという裏社会での高い地位と、その支配力にあります。
第10位の竜は優れた技術を持つ殺し屋でしたが、ガルシアは組織を動かし、エンジェルダストを投与したチンピラを使って槇村を殺害させたという、より凶悪で危険な存在です。
最終的には、獠に頭を撃ち抜かれて殺害されていますが、その前に獠が復讐のために乗り込むほどの存在感を放っていました。
しかし、次の第8位にランクインする「男爵（バロン）」は、カジノを預かるユニオン・テオーペの幹部であり、将軍には「豚」と見下されていたものの、組織内での格付けはガルシアを上回る可能性があります。
男爵は獠の報復により毒殺されていますが、その組織内での地位と、カジノを預かるという重要な役割から、ガルシアよりも上位と判断しました。
第8位 男爵（バロン）
カジノを預かるユニオン・テオーペの幹部、男爵（バロン）。
彼の強さは、ユニオン・テオーペという巨大組織の幹部という高い地位と、カジノを預かるという重要な役割にあります。
第9位のガルシアは麻薬組織のボスでしたが、男爵はより大きな組織の幹部という格付けで上回ります。
獠の報復により毒殺されているため、直接的な戦闘描写は少ないですが、その組織内での格付けを評価し、この順位としました。
ですが、次の第7位にランクインする「チンピラの大男（エンジェルダスト覚醒体）」は、槇村秀幸を殺害したエンジェルダストを投与されたチンピラです。
このチンピラは、槇村秀幸に致命傷を負わせ、最終的には獠によって始末されていますが、エンジェルダストによる「覚醒体」という特殊な形態は、ユニオン・テオーペの幹部である男爵の通常形態よりも、純粋な戦闘力として遥かに危険です。
男爵の強さが「地位」であるのに対し、チンピラの強さは「薬物による身体能力の極限化」であり、このチンピラを上位としました。
第7位 チンピラの大男（エンジェルダスト覚醒体）
槇村秀幸を殺害した、エンジェルダストを投与されたチンピラの大男が第7位です。
このキャラクターの強みは、なんといっても「エンジェルダスト覚醒体」という特殊な形態にあります。
この薬物は、傭兵を攻撃マシーンに変えるほどの効果があり、槇村秀幸に致命傷を負わせるほどの戦闘力を持っていました。
第8位の男爵のような組織の幹部よりも、この薬物による身体能力の極限化は、純粋な戦闘力として遥かに上回ります。
最終的には獠によって始末されていますが、その危険性は作中でもトップクラスでした。
しかし、次の第6位にランクインする「氷室剛司（ひむろたけし）」は、元傭兵であり、海坊主の元上官であった人物です。
氷室は、娘の真希を海坊主に支援させるほどの信頼を海坊主に持たれており、その実力は、薬物による一時的な覚醒に頼るチンピラよりも、長年の経験に裏打ちされたプロの傭兵として上位と判断しました。
チンピラは薬が切れると戦闘力が低下しますが、氷室の強さは「本物」であると言えるでしょう。
第6位 氷室剛司
元傭兵であり、海坊主の元上官であった氷室剛司がこの順位。
彼の強さは、長年の傭兵経験と、その実力に裏打ちされた高い戦闘力にあります。
第7位のチンピラの大男はエンジェルダストによる一時的な覚醒に頼っていましたが、氷室の強さは「本物」であり、薬物による強化に頼らないプロの傭兵としての実力でチンピラを上回ります。
娘の真希を海坊主に支援させるほどの信頼を海坊主に持たれていたという事実は、彼の人間性と実力の両方を証明しています。
ですが、次の第5位にランクインする伊集院隼人（海坊主）は、その氷室の部下でありながら、作中では獠と互角の凄腕を持つ同業者として描かれています。
海坊主は、バズーカや機関銃などの重火器を得意とし、銃弾を筋肉で受け止めるほどの常人離れした肉体を持っています。
氷室が海坊主の上官であったという事実は、その指導者としての能力を示しますが、純粋な戦闘力としては、作中トップクラスの実力者である海坊主に軍配が上がると判断するのが妥当でしょう。
第5位 伊集院隼人（海坊主/ファルコン）
「ファルコン」の通称を持ち、獠と互角の凄腕を持つ同業者、伊集院隼人（海坊主）が第5位にランクインです！
彼の強さは、2mを超える筋骨隆々の巨体と、バズーカや機関銃などの重火器を自在に操る技術、そして銃弾を筋肉で受け止める鋼の肉体です。
第6位の氷室剛司が元上官であったという事実があるものの、作中での戦闘描写や、獠と対立しつつも手を組む悪友のような関係性から、海坊主が氷室を上回ると評価するのは当然でしょう。
傭兵時代にエンジェルダストを投与した獠と戦闘を行い、その時に眼に傷を負わされ失明していますが、失明を感じさせないほどの常人離れした感覚を持っています。
ですが、次の第4位にランクインするミック・エンジェルは、エンジェルダストを投与された「ユニオンの番人」という特殊形態で登場しています。
ミックは、この形態で海坊主と戦闘を行い、海坊主を赤子の手をひねるかのごとく打ち倒すほどの圧倒的な戦闘力の差を見せつけました。
通常形態のミックであれば海坊主と互角の力を持つとされていますが、この「ユニオンの番人」としての覚醒形態は、海坊主の通常形態を遥かに凌駕すると判断するのが妥当でしょう。
第4位 ミック・エンジェル（ユニオンの番人/新型エンジェルダスト覚醒体）
アメリカNo.1スイーパーであり、獠のアメリカでの相棒であったミック・エンジェルが、新型エンジェルダストを投与された「ユニオンの番人」として第4位にランクイン！
彼の強さは、この新型エンジェルダストによる怪物的なパワーと、理性を失った残虐な戦闘スタイルにあります。
最終決戦では、第5位の伊集院隼人（海坊主）を赤子の手をひねるかのごとく打ち倒すほどの圧倒的な戦闘力の差を見せつけました。
通常形態であれば海坊主と互角の力を持つとされていますが、この覚醒形態は、海坊主の通常形態を遥かに凌駕します。
しかし、次の第3位にランクインする海原神の「エンジェルダスト覚醒体」は、獠を育ててきた師であり、ラスボスとして登場した人物です。
海原は、ミックに獠を倒してもらおうと依頼しており、その実力は獠と同等かそれ以上だとされています。
ミックは海坊主を圧倒しましたが、海原は獠と凄まじい戦闘を繰り広げたという戦績から、海原を上位としました。
また、海原は「銃の腕が獠以上と描写されているのは海原だけ」という公式な描写もあり、その点からもミックを上回ると判断するのが妥当でしょう。
第3位 海原神（エンジェルダスト覚醒体）
ユニオン・テオーペの首領であり、獠の育ての父、海原神のエンジェルダスト覚醒体が第3位にランクイン！
彼の強さは、エンジェルダストを投与したことによる凄まじい戦闘力と、獠の射撃の癖や速さを知り尽くしているという「師」としての優位性にあります。
作中で「銃の腕が獠以上と描写されているのは海原だけ」という公式な描写があり、第4位のミック・エンジェル（ユニオンの番人）の新型エンジェルダスト覚醒体よりも、純粋な戦闘技術と覚醒度で上回ると評価すべきでしょう。
最終的には、ミックのペンダントが足に絡まったことで紙一重で獠に敗北していますが、その戦闘はまさに「最強最悪の敵」と呼ぶにふさわしいものでした。
しかし、次の第2位にランクインする冴羽獠の「エンジェルダスト未投与の通常形態」は、新宿No.1と言われるほどのスイーパーであり、世界でもトップクラスの実力者です。
海原は獠に敗北しているため、その点から獠を上位としましたが、獠の通常形態と海原の覚醒形態は、ほぼ互角、あるいは海原が上回る可能性もあるとファン間では議論されていますね。
僕のランキングでは、最終的な戦績と、獠が持つ「本気になれば一人で東京を壊滅させることができる」という異次元の格付けを考慮し、獠の通常形態を上位としました。
第2位 冴羽獠（通常形態）
新宿No.1と言われるほどのスイーパー、冴羽獠のエンジェルダスト未投与の通常形態が第2位にランクイン！
彼の強さは、超一流の狙撃の腕と、素手での格闘にも優れている点、そして何よりもその驚異的な戦闘能力と身体能力にあります。
第3位の海原神のエンジェルダスト覚醒体に勝利しているという戦績は、彼の通常形態の実力の高さを証明しています。
海原の覚醒形態との戦闘は紙一重でしたが、最終的な勝者であることから、この順位としました。
しかし、僕のランキングの頂点、第1位にランクインするのは、海原神に育てられ、30分で一個師団を壊滅させるほどの実力を身につけ、さらにエンジェルダストを投与された「不死身」のような体になった冴羽獠の「エンジェルダスト覚醒体」です！
通常形態でも最強クラスの獠が、薬物による強化で「不死身」のような体になった形態は、作中最強であることは揺るぎないでしょう。
第1位 冴羽獠（エンジェルダスト覚醒体）
そして、堂々の第1位は、エンジェルダストを投与された「不死身」のような体になった冴羽獠の覚醒形態です！
この形態の獠は、過去の実績や作中での戦闘描写からみても、登場人物の中でも最強の人物であることは間違いありません。
海原に育てられたことで30分で一個師団を壊滅させるほどの実力を身につけ、さらにエンジェルダストを投与されたことで、海坊主の部隊を壊滅させ、海坊主との戦闘で海坊主を失明させています。
第2位の通常形態の獠でさえ、海原の覚醒形態に勝利しているのですから、この覚醒形態の獠は、まさに「本気になれば一人で東京を壊滅させることができる」という異名が示す通りの、裏の世界のナンバー1スイーパーであることは揺るぎない事実です。
僕たちファンが愛してやまない「恐怖のもっこり男」は、そのふざけた異名とは裏腹に、最強の存在だったという結論で、このランキングを締めくくりたいと思います！
結論：獠の「愛」が最強の矛となり盾となる
今回のランキングを振り返ってみると、やはり冴羽獠の強さは、彼の持つ「超一流の腕」と「エンジェルダストによる超人化」の組み合わせで、作中最強であるという結論に達しましたね。
しかし、僕が思うに、獠が最強である真の理由は、彼が唯一もっこりしない相手であるパートナー・槇村香の存在にあります。
香の「ハンマー」は、物理的な法則を超越した唯一の攻撃であり、獠の「もっこり」という弱点をついている点では、最強の矛となり得ます。
そして、獠が唯一本気になれる依頼、「心が震える依頼」は、香との関係性の中で生まれることが多く、彼の行動原理の根幹を成しています。
結局のところ、「シティーハンター」の強さは、獠自身の戦闘力だけではなく、香という唯一無二のパートナーへの「愛」が、彼の戦闘力を最大限に引き出し、支えているということなのかもしれません。
これからも、新宿の闇に生きる最強のスイーパーと、その隣に立つ最強のヒロインの活躍から、僕たちは目が離せませんね！
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