
ファンタジー作品である『オーバーロード』には、人族から亜人まで、多種多様な種族のキャラクターが登場し、物語を彩っています。
その中でも、原作小説の11巻で新たに登場し、アニメでは4期で視聴者に強いインパクトを与えたのが、クアゴア氏族です。
彼らは、物語の舞台裏で「魔導国」と接触し、非常にかわいそうな運命を辿ったことで、多くの読者や視聴者の間で話題となりました。
本記事では、このクアゴア氏族がどのような種族であるのか、また彼らを統べる王ペ・リユロの圧倒的な強さと、魔導王アインズ・ウール・ゴウンの支配下に入るに至った悲劇的な過去を、詳しく解説していきます。
オーバーロードのクアゴアはどういう氏族?その特徴と生態
クアゴア氏族は、作品の比較的後半に登場したため、「どのような種族なのか」について、詳しく知らない方もいるかもしれません。ここでは、彼らの外見や特異体質など、基本的な情報を見ていきましょう。
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オーバーロードの作品情報:基本概要
『オーバーロード』は、元々小説投稿サイトで連載されていた作品で、2012年に書籍化され、KADOKAWA(エンターブレイン)から刊行されました。
最大の特徴は、ゲームの敵キャラである「魔王」にあたる存在、アインズ・ウール・ゴウンが主人公であるという、アンチヒーロー的な設定です。
アニメは現在4期まで放送されており、今回取り上げるクアゴア氏族は、原作小説11巻の「ドワーフ王国編」、アニメでは4期に登場しました。
クアゴア氏族のプロフィール:モグラ獣人のような外見と特異体質
クアゴアは、アゼルリシア山脈に住む氏族で、その外見は大きなモグラ獣人をイメージさせます。
平均的な身長は140cm程度、体重は70kg程度と、比較的ずんぐりとした体型です。
彼らは全身に生えた長い体毛と、地面を掘るための鋭く長い爪が特徴的です。また、彼らは武器がなくても自分の爪で相手を攻撃できるほど、身体能力が高い種族です。
| 種族名 | クアゴア |
| 生息地 | アゼルリシア山脈 |
| 外見的特徴 | 大きなモグラ獣人、長い体毛と鋭い爪 |
| 特異体質 | 希少金属を食べて育つ、金属武器の攻撃を吸収する |
金属武器の攻撃を吸収する特異な生態
クアゴア氏族の最大の特徴は、彼らが希少金属を食べて育つという、極めて特異な体質を持っていることです。
この特異体質により、クアゴアは金属武器による攻撃を吸収し、自身の耐久力へと変換できるという、驚くべき防御能力を持っています。
これが、彼らがアゼルリシア山脈で、ドワーフ族と殺し合いをするほどの敵対関係にあった、根本的な理由でもあります。
強さを示す「毛色」のヒエラルキー
クアゴア氏族は、強さによって体毛の色が変わるというヒエラルキーを持っています。
・一般種:茶色、黒、焦げ茶色の順に強さが増していきます。
・希少種:毛色が青や赤のクアゴアも存在しています。
特に赤いクアゴアの体毛は、オリハルコン並の強さを誇ると言われており、氏族の中でも特別な存在であることがわかります。
オーバーロードのクアゴアの王のペ・リユロの強さや過去
クアゴア氏族の中でも、絶対的な強さと卓越した統率力で氏族を統一したのが、王であるペ・リユロです。彼は魔導国との接触により、極めて不運な運命を辿ることになります。
ペ・リユロのプロフィール:統率力で氏族を統一
ペ・リユロは、クアゴア氏族を統治している王です。
外見上の特徴としては、目の周りや顎下にオレンジ色の長い体毛が生えており、他のクアゴアよりもフサフサしていますが、体格的には大きな差はありません。
クアゴア氏族は総勢8万もの人口を誇る種族ですが、ペ・リユロが登場する以前は、文明レベルは低く、氏族同士ですら鉱物を奪い合って戦い合うという、まとまりのない状態でした。
この混沌とした氏族をペ・リユロが統一し、組織的な集団へと変えたことは、彼の統率力の高さと、王としての器の大きさを物語っています。
ペ・リユロの強さ:デスナイトにも勝てる強者の部類
ペ・リユロは、8万ものクアゴアたちが大人しく従っているという事実から、その強さが相当なものであることがわかります。
作中の描写では、ペ・リユロはデスナイトよりも強いモンスターにも勝ったことがあるとされており、他のクアゴアとは比べ物にならない強さを持っています。
アインズたちのような特殊な強さを持ったナザリックの存在を除けば、ペ・リユロは異世界の強者の部類に入ると言えるでしょう。
ペ・リユロとジルクニフの関係:境遇が似た親友
ペ・リユロは、魔導国の傘下に入った後に、バハルス帝国の皇帝ジルクニフと知り合いになります。
ジルクニフは、アインズの圧倒的な強さの前に心が折れ、帝国を魔導国の属国とせざるを得ませんでした。
ペ・リユロもまた、後述する悲劇的な過去を辿って魔導国の支配下に入ったため、置かれている状況や過去の境遇が似ています。
この共通点から、ペ・リユロとジルクニフは意気投合し、親友となりました。
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オーバーロードのクアゴアのかわいそうな過去:シャルティアによる殲滅
クアゴア氏族は、ペ・リユロの統治のもと、ドワーフ族への侵攻を行いました。当初は悪者のような描かれ方をしていましたが、魔導国が介入したことで、彼らは極めて悲惨な運命を辿ることになります。
悲劇の始まり:ドワーフ族への侵攻
ペ・リユロが率いるクアゴア氏族は、ドワーフ族の王都を奪い、さらに逃げたドワーフ族の居住地へ攻め入り、彼らが所有する希少鉱石を奪おうと計画していました。
この時、アインズはドワーフ族との友好関係を築こうと画策していたため、ドワーフたちの味方をすることにしました。
ネタバレ①シャルティアとアウラによって一族が殲滅される
アインズからの命を受けたシャルティアとアウラは、魔導国の使者としてクアゴア氏族のもとへ向かいます。
シャルティアから魔導国の支配を受けるように言われたペ・リユロは、氏族の王として素直に「支配を受ける」とは答えませんでした。まずは、相手の強さを見極めるという、王として当然の判断だったと言えるでしょう。
しかし、シャルティアはこの返答を拒否だと捉え、「クアゴア氏族を1万人まで減らせ」というアインズの命令を実行に移します。
ペ・リユロは戦士たちを向かわせますが、ナザリック地下大墳墓の階層守護者であるシャルティアの圧倒的な強さの前に、立ち向かった同胞たちはすべて殲滅させられてしまいました。
このときの虐殺シーンが凄まじく、読者や視聴者からは「クアゴア氏族がかわいそうだ」という声が多数上がり、『オーバーロード』の中でも屈指の悲劇として語られています。
ネタバレ②王の判断ミスと魔導国への屈服
ペ・リユロは、同胞たちが無惨に殺されている姿を、ただ眺めることしかできませんでした。
そして、シャルティアの恐ろしいほどの強さを見て、自分たちでは到底かなわない相手であることを悟ります。
クアゴア氏族は1万にまで数を減らされ、ペ・リユロも観念してアインズの支配下に入ることを即座に決断しました。
彼は氏族を守るために戦いを挑みましたが、結局は判断を誤った(と結果的に言わざるを得ない)せいで、氏族の数を大幅に減らされてしまうという、非常にかわいそうな運命を辿ることになりました。
しかし、完全に絶滅する前に魔導国の支配下に入ることを決断した彼の英断に、王としての器の大きさを感じたファンも多いです。
オーバーロードのクアゴアに関する感想や評価
クアゴア氏族の悲劇的な運命は、読者や視聴者の間で様々な感想を呼び起こしました。
感想:「オーバーロードで一番かわいそう」
クアゴア氏族は、アインズたちと敵対する勢力として登場しましたが、シャルティアに一方的に虐殺されてしまったことで、「かわいそう」だと感じる人が大勢いました。
特に、「オーバーロードの中ではクアゴアが一番かわいそう」というコメントも見られるほど、彼らの運命は悲惨なものとして描かれました。
また、ペ・リユロの「王としての当然の判断」が、結果的に悲劇を招いたという展開も、読者の同情を誘う要因となりました。
感想:モグラ獣人だけど「かわいい!」
クアゴアの外見については、「モグラ獣人」という設定でありながら、アニメのキャラクターデザインが「かわいい」という感想も見られました。
「顔が大きい犬っころ獣人」や「着ぐるみみたい」といった意見もあり、親しみやすいデザインのクアゴアが、悲しい運命を辿ることに胸を痛める人もいました。
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まとめ
オーバーロードのクアゴア氏族は、モグラ獣人のような外見と金属武器の攻撃を吸収する特異体質を持つ氏族です。
彼らを統べる王ペ・リユロは、デスナイトにも勝てるほどの強者であり、統率力で氏族を統一した優秀な王でした。
しかし、アインズの魔導国の介入により、シャルティアの圧倒的な力の前に同胞を大量に殲滅させられるという「かわいそうな過去」を辿り、屈服することになりました。
ペ・リユロは、多くの犠牲を払いながらも、氏族の存続のために魔導国の支配下に入ることを決断した英明な王でもあります。
クアゴア氏族の悲劇的なエピソードは、『オーバーロード』のダークな側面を象徴する出来事であり、その後のペ・リユロとジルクニフの親交も、物語の深みを増しています。
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