ダークファンタジーの金字塔として、僕ら読者を熱狂させている漫画『ラグナクリムゾン』の最強キャラは誰なのでしょうか？
主人公のラグナが未来の力を手に入れ、最凶の敵である「竜」を滅ぼすために戦うという、激アツなストーリー展開に胸を打たれますよね。
作中には、人類の脅威となる「竜王」や「上位竜」といったチート級のキャラクターが次々と登場し、誰が本当に最強なのか、ファンの中でも常に議論が絶えません。
今回は、そんな『ラグナクリムゾン』の全キャラクターの中から、作中の描写や戦績、公式格付け、そしてファン考察を総合的に判断し、僕が独断と偏見で選ぶ最強ランキングTOP10を発表します！
「雷爪竜」ウォルテカムイや「天翼竜」アルテマティアといった強敵はもちろん、主人公ラグナが何位に食い込むのか、そして誰もが認める真の最強は誰なのか？
君の推しキャラが何位にランクインしているのか、ぜひ最後までチェックしてください！
最強キャラランキングTOP10！純粋な戦闘力で格付けだ
ここからは、純粋な戦闘力、広域制圧力、対竜王適性を総合的に評価したランキングを発表していきます。
リストは実力が低い方から高い方へ並べているので、まずは第10位から見ていきましょう！
第10位：アルテマティア
現任の翼の血主であるアルテマティアは、僕らのランキングの最下位ながら、その能力は極めて危険です。
彼女は「天翼竜」の異名を持ち、竜王の中では最弱と評されることもあるものの、その魔力量は全竜王の中でも最大級というチート設定を持っています。
最大の特徴は、時間を自在に操る時操魔法で、敵を問答無用で無力化できる能力は、単なる物理攻撃を遥かに凌駕します。
ただし、上位のクリムゾンとの戦いでは、その能力を逆手に取られたり、また主人公のラグナには特殊な体質から時操魔法が完全に通用しないという致命的な相性の悪さが作中で描写されています。
これが、彼女の順位がこの位置に留まる最大の理由です。
彼女の魔力と時を止める能力は、後続のキャラクターであるウォルテカムイの物理的な速さと破壊力とは比較にならないレベルで強力なのですが、精神的な脆さと安定性に欠ける戦闘描写から、総合的な格付けではトップ10の壁を破ることはできませんでした。
純粋な戦闘力（殴り合い）ではウォルテカムイに遠く及びませんが、その能力の危険性と広範囲への影響力を考慮して、彼女をこの位置にランクインさせました。
第9位：クリムゾン
第10位のアルテマティアを上回る第9位にランクインしたのは、元「翼の血族」の血主であり、竜の神に反旗を翻した不死身の天才軍師、クリムゾンです。
彼の強さは、単純な肉体強度や魔法火力ではなく、圧倒的な知略と策略、そして精神魔法や空間操作といったトリッキーな能力にあります。
彼の頭脳は作中トップクラスであり、翼の血族編では、ラグナをサポートしながらアルテマティアを追い詰め、ボルギウスが乱入しなければ余裕で制圧できたと推測されるほどの戦術能力を見せつけました。
アルテマティアの時操魔法に対しても適応力を見せ、その能力を逆手に取って優位に立てる知的な立ち回りができるため、単純な能力値で勝るアルテマティアよりも格上と判断しました。
ただし、クリムゾンは直接的な戦闘力、特に瞬間最大火力では次に来るウォルテカムイには及ばず、また彼自身の心臓がまだ完全ではないという制約もあります。
次位のウォルテカムイが持つ生まれながらの暴力の天才としての純粋なフィジカルとスピードは、クリムゾンの知略をもってしても正面から打ち破るのは困難と見られるため、この順位です。
総合的な強さで評価されるべきキャラクターですが、知力だけならTOP3の実力は伊達ではありません。
第8位：ウォルテカムイ
第8位は、翼の血族の第二位階、「雷爪竜」ウォルテカムイです。
彼は生まれつきの暴力の天才であり、その実力は他の上位竜を大きく凌駕します。
ウォルテカムイは、電光石火の速さと圧倒的な破壊力を誇り、その純粋な戦闘能力は、竜王に迫るとまで評されていました。
遠く離れた王都からものの数秒でラグナの元へ飛んでくる超速移動能力や、ラグナとの最終決戦で見せた嵐のような連撃は、読者に絶望的な強さを印象付けました。
前位のクリムゾンが知略とトリッキーな魔法で戦うのに対し、ウォルテカムイはフィジカルとスピードというシンプルな暴力で全てをねじ伏せます。
純粋な個の力で言えば、クリムゾンの知略をもってしても正面から打ち破るのは難しく、個対個のタイマン性能ではクリムゾンを上回ると判断し、この順位としました。
しかし、彼は作中で主人公のラグナに討たれるという戦績を持っています。
次位のラグナの項目でも触れますが、ラグナが周囲の協力（銀器姫の銀彗星）なしに完全に上回ることができなかったとしても、敗北は事実です。
また、次に来るバグラムのように広範囲を言葉一つで支配する異能や、ラグナの持つ銀気闘法の致命的な相性を覆すほどの耐性がなかったため、彼の格付けはここでストップとなりました。
第7位：ラグナ
主人公のラグナが第7位にランクインしました。
彼は、未来の自分から力を授かったことで急成長を遂げた狩竜人であり、その力は最早「人間」の枠を超えています。
ラグナの力は、銀気闘法を駆使した戦闘スタイルにあり、この銀気を纏った一撃は、上位竜を触れただけで体内から凍り漬けにしてしまうほどの異常な凍力を持ちます。
さらに、本気を出せば光の速度で動くことができる超スピードも兼ね備えており、切られた首を再生するなど、もはや竜すら凌駕する異常な回復力も持ちます。
前位のウォルテカムイを単独で討伐し（事実、銀器姫のサポートはあったものの、最後の決め手はラグナ自身）、翼の血族の上位竜を次々に瞬殺した戦績は、ウォルテカムイを超える明確な根拠です。
しかし、ラグナは次に来るバグラムが持つ言実化のような、戦場そのものを支配する「世界魔法」級の異能は持っていません。
ラグナの強さは、あくまで対個の戦闘力と銀気の対竜特効に依存しており、広範囲を瞬時に制圧する能力では、竜王級の異能を持つバグラムには一歩劣ると判断しました。
また、彼が致命的に頭が悪いというマイナス面も、クリムゾンやジーチカといった策士と組まなければ、上位の敵を打ち破るには常にリスクが伴います。
それでも日々強さを増していく成長株であるため、将来的にはさらに上位に食い込む可能性を秘めているのは間違いありません。
第6位：咆哮の王 バグラム
咆哮の血族の血主であるバグラムは、「言実竜」という異名を持つ竜王です。
彼の能力は、自らの言葉を現実化する異能であり、その影響力は戦場全体、あるいは世界規模に及びます。
言葉一つで隕石を落とすことも、敵の身体を精密に損傷させることも可能で、広範囲殲滅から局所的な精密攻撃まで、万能な戦術を展開できます。
この「言実化」の異能こそが、彼を第7位のラグナよりも上位に押し上げた最大の理由です。
ラグナの銀気闘法が対個の戦闘力に特化しているのに対し、バグラムの能力は戦場そのものを彼のルールで支配するという、次元の異なる広域制圧力を持っています。
ラグナがバグラムを倒すには、彼の言実化の発動を許さずに瞬殺するか、能力の射程圏外から攻撃するしかなく、タイマン勝負でもバグラムの異能が先制すればラグナに勝ち目はありません。
しかし、バグラムは次に来るジーチカのような卓越した知略を兼ね備えてはおらず、能力の再現性や持続性、そしてジーチカが持つ対策しても何手も先を読む実力に一歩及びません。
ジーチカがウォルテカムイや機竜クラスと同格とクリムゾンから評されているように、知恵と魔法の天才であるジーチカの前では、バグラムの異能もその対策されやすさから優位性を保ち続けるのが困難であると判断しました。
第5位：ジーチカ
咆哮の血族に属するジーチカは、天才魔法士として知られ、戦闘力と知略の両方に優れる稀有な存在です。
彼はたった一人で太陽神教を敗北寸前にまで追い込み、クリムゾンからも「ウォルテカムイや機竜クラスと同格」と評されていることから、その実力の高さは折り紙付きです。
彼の魔法は広域に及び、単なる火力だけでなく、状況を読み切る冷静さと、対策しても何手何十手先のことも考える実力を保有しており、戦場における支配力は前位のバグラムを凌駕します。
バグラムの「言実化」は強力ですが、ジーチカの知略は、その能力の発動条件や弱点をいち早く見抜き、無力化する可能性が高いです。
ジーチカの強さは、「知恵による戦闘力の拡張性」にあり、ただ強力な異能を持つだけのバグラムよりも、再現性と安定感を持って勝利を掴むことができると評価しました。
しかし、彼は次に来る機竜グレストノウァクが持つ「純粋な戦闘力における完成度」には一歩及びません。
機竜の機械のような肉体と、全身から繰り出される近未来兵器のような火力は、ジーチカの魔法をもってしても容易に受け止められるものではなく、機竜が持つ対竜王適性の高さと単体性能の極めて高い完成度を前に、ジーチカの知略も消耗戦を強いられると判断し、この順位です。
第4位：機竜グレストノウァク
骨の血族における最強の第二位階であり、「機竜」グレストノウァクが第4位にランクインです。
彼は竜化の際に機械のような肉体を持ち、全身が近未来兵器のような火力を誇ります。
その単体性能の完成度は極めて高く、ラグナとの戦闘では圧倒的な攻撃力でラグナを追い詰め、重撃を正面から受けてもなお行動可能な規格外の耐久性を見せました。
前位のジーチカが知略で優位に立つ「魔法の天才」であるのに対し、機竜は「純粋な戦闘力の天才」であり、「同格の存在はほぼいない」とされるほどの完成度を誇ります。
ジーチカの魔法も強力ですが、機竜の圧倒的な火力と耐久性は、知略だけでは覆せない物理的な暴力であり、これがジーチカを上回る最大の根拠です。
純粋な戦闘力に限ればランキングをさらに上げてもおかしくない存在ですが、竜王ではないという限界も作中で示されています。
次位のコウ・テンランが持つ「大陸全土を焼き尽くせる」ほどの広域制圧力と、竜王としての絶対的な規模は、機竜の単体性能をもってしても及ばない世界魔法級の力です。
コウ・テンランが国家単位を超えた規模で攻撃を仕掛けられるのに対し、機竜はあくまで局所戦における最強という位置づけになるため、この順位となりました。
第3位：コウ・テンラン
鱗の血族を束ねる竜王、コウ・テンランが堂々の第3位です。
彼は、全血族の中でも最大規模を誇る鱗の血族を束ねる頂点であり、その実力はまさに規格外の一言に尽きます。
コウ・テンランは、気まぐれや退屈を理由に大陸全土を焼き尽くせるほどの高火力の光線を放ち、太陽神教の本部に長距離砲撃を仕掛けるなど、その広域制圧力の規模は国家単位を超えています。
前位の機竜グレストノウァクが、単体での純粋な戦闘力の完成度ではほぼパーフェクトだとしても、コウ・テンランの「大陸を焼く」という世界魔法級の規模は、機竜の単体火力を圧倒的に凌駕します。
機竜の火力は局所戦では最強ですが、コウ・テンランは射程距離と制圧範囲において、全ての敵に逃げ場を与えないレベルにあります。
しかし、コウ・テンランの力も、次に来るギルゼアが持つ「超次元的な異能」の前では、まだ物理的な範疇に留まると評価せざるを得ません。
ギルゼアは、彼の光線すら「斬撃の過程をいじる」という、概念に近い能力で無力化できる可能性を秘めており、武の象徴としてのギルゼアの力は、コウ・テンランの持つ規模の暴力を超越していると判断しました。
情報不足のため暫定順位ではありますが、火力面では最強候補の一角であることは間違いありません。
第2位：ギルゼア
爪牙の血族の血主であるギルゼアは、第2位にランクインです。
このキャラクターは、「爪牙の血主」として人間にも竜にも偏らず中立を保ち、独自の均衡を重んじる武の象徴として描かれています。
ギルゼアの強さは、その圧倒的な戦闘力と、超次元的な異能にあります。
作中では、覚醒前のウォルテカムイを一瞬で仕留めるという、誰もが驚愕する戦績を誇り、さらに彼の斬撃は“過程”を自在に操作し、敵を翻弄する（カムイの考察）という、概念に近い能力を持っています。
この「過程操作」は、前位のコウ・テンランが持つ「大陸を焼き尽くす光線」すら、光線が発射されたという事実の過程を書き換えることで無力化できる可能性を示唆しており、物理的な規模の暴力を超える絶対的な力であると評価しました。
また、彼は立っているだけで目撃者を殺してしまうほどの覇気を常時垂れ流しているという描写もあり、その存在感と力は規格外です。
しかし、ギルゼアはあくまで「竜王らの頂点に立つ根源的存在」である第1位の「竜の神」への忠誠を誓っており、その創造主である竜の神を打ち倒すという目標を、ラグナとクリムゾンが掲げていることから、この順位が妥当だと判断しました。
彼の力は作中最高峰ですが、「起源」を超えることはできないため、第1位の座は譲ることになりました。
第1位：竜の神
そして、堂々の第1位に輝いたのは、全ての竜王の頂点に立つ根源的存在、「竜の神」です。
彼の強さの描写は作中ではほとんどないのですが、竜王らの頂点に立つ絶対的な支配者として描かれ、アルテマティアをはじめとする竜王たちが忠誠を誓う「上位」として存在しています。
第2位のギルゼアが持つ超次元的な力すら、この竜の神によって創造されたものである可能性が高く、クリムゾンとラグナの最終目標がこの竜の神を殺すことに定められていることからも、彼こそが作中最強のラスボスであると断定せざるを得ません。
ギルゼアの「過程操作」のような概念的な能力が、竜の神の前にどこまで通用するのかは未知数ですが、起源を超える存在はいないという物語の根幹から、竜の神が最強と位置付けられます
彼が持つ能力は「啓示や命を下す」という、世界そのものを作り変えるような力である可能性が高く、その実態がなお不明であるという不気味さも含めて、作中における絶対的な支配者として第1位の座を譲ることはできないのです。
僕らの考察はここまで！真の最強を決めるのは君だ
「ラグナクリムゾン」最強キャラランキングTOP10、いかがだったでしょうか？
僕らの考察では、竜の神を頂点とし、ギルゼアの超次元的な能力をコウ・テンランの超広域制圧力を超えるものと評価しました。
主人公のラグナはウォルテカムイを討伐したという偉大な戦績を持ちながらも、竜王級の「世界魔法」のような異能を持つバグラムや知略の天才ジーチカ、そして物理最強の機竜には一歩及ばず、という評価になりました。
このランキングは、あくまで僕の私見と作中描写に基づいたものであり、局所戦の相性や準備次第で、ランキングの順位は容易に変動するでしょう。
特にクリムゾンのような知略型のキャラクターは、能力バトルでは常に逆転の可能性を秘めていますよね。
「いや、俺はラグナが最強だと信じる！」とか、「ジーチカの知略があればギルゼアも倒せるはず！」といった、君の熱い意見をコメント欄で聞かせてくれると嬉しいです！
このアツい議論こそが、『ラグナクリムゾン』の醍醐味ですからね！
これからも物語は続いていくので、今後の展開でこのランキングがどう変わるのか、楽しみに待ちましょう！
以下の強さランキングも是非ご覧ください！
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