ハンターハンターは1998年から休載を繰り返しながら週間少年ジャンプで連載を続けている冨樫義博の漫画です。
最新刊は35巻と同じ時期に始まったワンピースと比べていかに休載が多いかわかりますが、いまだにファンが多く
オススメの漫画でも必ずといっていいほど挙がっている作品です。
今回は、またしてもハンターハンター連載再開を記念して
あまりにも再開から休載までの期間が早く、あらすじを復習したいという人が多くいそうな気がしましたのでまとめてみました。
ハンター試験編
©冨樫義博/集英社
くじら島で生まれ育ったゴンは、ある日、ゴンは父親の知り合いカイトから居なくなったと聞かされていた父親、ジン=フリークスが実は生きていて偉大なハンターであることを聞かされます。
父親に会うため、ハンターへの憧れからゴンは、くじら島を旅立ちます。
ハンターになるためには過酷なハンター試験を受けなければなりませんが、試験はかなり過酷です。
試験中、クラピカ、レオリオ、キルアと出会い キルア以外は試験に合格しますがキルアは反則で不合格になります。
プロハンターとなったゴンがジンについて電脳ネットで調べるも画面が真っ暗になり『極秘人物』とだけ表示される
いかにジンに会うのが困難かしか分かりませんでした。
登場キャラクター
ゴン
©冨樫義博/集英社
ハンターハンターの主人公、第287期ハンター試験合格者。明るい性格で好奇心旺盛、底知れない才能の持ち主
カイト
©冨樫義博/集英社
ジンの弟子で生物調査専門のハンター
ジンに課せられた最終試験・ジンを探し当てる旅の途中でくじら島に立ち寄り幼少期のゴンと出会います。
ミト
©冨樫義博/集英社
ゴンの母親代わりジンの従妹でゴンの叔従母(いとこおば)です。
クラピカ
©冨樫義博/集英社
ハンターハンターのレギュラー的存在、幻影旅団によって滅亡した「クルタ族」の最後の生き残り。
仲間たちの目を取り戻すため、幻影旅団へ復讐するためハンターとなる。
レオリオ
©冨樫義博/集英社
同じくハンターハンターのレギュラー的存在、ゴンとクラピカとは違ったタイプで基本的に気性は単純で俗物。金・酒・女に目がなく、普段は偽悪的な態度をとることが多い
なんだかんだメインキャラの中では一番まともなのかもしれません
キルア
©冨樫義博/集英社
直情的でひらめき型のゴンと比べ、冷静沈着で頭の回転が早くクラピカと似たような雰囲気もあります。
イルミ
©冨樫義博/集英社
ゾルディック家、5人兄弟の長男でキルアの兄にあたる目的のためなら手段は選ばないタイプで、ゼノとは違い標的以外の人間も平気で利用する。
ヒソカ
©冨樫義博/集英社
目的もよくわかんない戦闘狂、ゴンとキルアと戦うのを楽しみにしている一面も見られる。
ククルーマウンテン編
試験会場でイルミの言葉からキルアが無理をさせられていると知ったゴンはキルアを助けるべくキルアの実家ククルーマウンテンのゾルディック家へと向かう
©冨樫義博/集英社
そこは、パドキア共和国、標高3700mのククルーマウンテンに棲む伝説の一家。
現在は10人家族で構成されています。
地元では有名で、バスツアーが日に一本通う観光スポットになっています。
ククルーマウンテンの麓から高い塀が山と樹海を丸ごと取り囲んでいて、この全体がゾルディック家の敷地になっています。
屋敷は厳重に管理されていて、守衛、番犬、執事達が一家を防衛、侵入者は容赦なく排除する。開くのに強大な力を要する「試しの門」が正門入口。
「誰も真の姿を見たことがない」「顔写真ですら1億ジェニーの値がつく」とされているが、彼らは変装や潜伏などは一切せず、正体を隠すことなく堂々と外出しています。
仕事の顧客はマフィア、幻影旅団などで、ハンター協会の活動の暗部を受けることもあります。
©冨樫義博/集英社
こんな凄い前評判のゾルディック一家ですが、キルアへとたどり着くまでに試しの門という重たい門、巨大な番犬、恐ろしく強い執事など数々の困難が待ち受けています。
しかし祖父ゼノ、父シルバの計らいで、無事キルアはゾルディック家を脱出することができました。
天空闘技場編
©冨樫義博/集英社
無事ククルーマウンテンをでたキルアとゴン、クラピカとレオリオをいったん別れ、ヨークシンでの再開を約束します。
そして、小遣い稼ぎのために天空闘技場へと向かいます。
地上251階・991mという世界第4位の高さを持つタワー。それが天空闘技場です。1日4000人もの人々が集まり対戦を行う格闘技場で、「野蛮人の聖地」とも呼ばれています。
観客動員数はなんと年間10億を超える人気施設です。
全員1階からスタートして1対1で対戦していくシステムで、相手に勝てばファイトマネーをもらって上の階へ進むことができます。
上の階に行くほどファイトマネーは高く、観客の間では誰が勝つかを予想してギャンブルが行われているようです。
6歳の頃にキルアは200階まで到達していますが、200階以降は、あらゆる武器の使用が認められ念能力を使ったバトルも多くなるとのことだった。
©冨樫義博/集英社
ここで念という能力に初めて触れて、ウィングという師匠に出会いゴンとキルアも念能力を会得していきます。
登場キャラクター
ウイング
©冨樫義博/集英社
心源流拳法師範代。裏ハンター試験試験官。 ビスケの弟子で、ズシの師匠、ゴンやキルアにも念を教える。
ズシ
©冨樫義博/集英社
ウイングの弟子、ウイングはズシの才能を非常に高く評価しており10万人に1人の才能だと語っている。
体術に関してはまだまだだとキルアが語りますが、その耐久力はキルアが「しまった」と思うほどの力でも起き上がるほどでした。
ヨークシン編
©冨樫義博/集英社
くじら島へと一度帰ったゴンはハンター専用のゲームソフト「グリードアイランド」(G.I)の存在を知る。
調査によってグリードアイランドが非常に高額かつ希少なレアゲーだと判明したことから、ジンの手がかりを得る為にヨークシンにて活動。レオリオやゼパイルといった協力者も集まります。
グリーンアイランドがオークションに出品されることを知り、ゴンとキルアはヨークシンへ向かいます。
同じころ世界最大のマフィアンコミュニティーが開催するヨークシンのオークション商品をすべて奪い取るという名目で幻影旅団員が集合。
殆どのお宝争奪に成功するが、クラピカとの抗争によってウヴォーギンが敗れる。さらにノストラードファミリーのネオンからクロロが盗んだ能力によって混乱が生じ、事態は大きく動き出します。
落札は不可能になったグリーンアイランドでしたが、グリーンアイランドを落札したバッテラに雇ってもらうことになります。
登場キャラクター
クロロ=ルシルフル(幻影旅団団長)
©冨樫義博/集英社
幻影旅団の団長、数々の能力を使いその実力は念能力者の中でもトップクラス。頭脳明晰で感情を表に出さず、冷徹さを持ち合わせています。
キルアの祖父と父、ゼノとシルバが2人ががかりで戦うほどの実力
ウヴォーギン(幻影旅団)
©冨樫義博/集英社
団員一の力の持ち主、団員ナンバー11。旅団結成時からのメンバーの一人でクルタ族にも関わりのある人物。
グリーンアイランド編
発売後10年以上経過した現在もクリアした者がいない、幻のゲームと呼ばれています。
ゲームのプレイ方法は「ソフトの入っているジョイステーションの前で”発”を行うこと」。つまりゲームに入る段階から念能力を修得していることが前提とされています。
このゲームは念能力者しかプレイできず、ゲームを開始するとプレイヤーをゲームの中に引きずり込みます。
ゲーム内で特定の条件を満たすかゲームをクリアしない限り現実世界には一生帰還できない。中にはクリアを諦め、ゲームの中に永住することを選んだ者も相当数いるというゲームです。
アイテムがカード化されるこの世界で、バトルとはまた違った富樫先生らしさが出た回ではないかと思います。
無事グリーンアイランドをプレイすることになったゴンとキルアでしたが、10年以上クリアしたものがいないというこのゲームでカード化限度枚数や奪い合うという性質上、不正行為が横行するようになる末期状態にありました。
最初はゲームに登場するモンスターにすら手こずっていたゴンとキルアでしたがウイングの師匠であるビスケの指導によりボマーといわれるゲンスル―やレイザーなど強力な敵を倒すに至ります。
©冨樫義博/集英社
グリーンアイランドを製作したのはゴンの父ジン・フリークスを中心とした11人の念能力者。
ジン(GIN)の名前にちなんでGで始まる単語を探した結果「GREED」になり、
その後11人のイニシャルを繋ぎあわせて「GREED ISLAND」
G…ジン・フリークス
R…レイザー
EE…エレナとイータ(双子の姉妹)
D…ドゥーン(ただし彼の本名は「WDWUNE」だったが、ジンの一存で「DWUN」に改名)
L…リスト
©冨樫義博/集英社
ビスケは、ジンがいずれ自分の後を追ってくるであろうゴンを強くするためにこのゲームを作ったのだと推測しているが、真意は不明。
自分の息子がハンターになり、グリーンアイランドをプレイして10年以上だれもクリアできないゲームをクリアして自分に会いに来ることまで予想してるジンってすごい^^
登場キャラクター
ゲンスル―
©冨樫義博/集英社
爽やかでインテリっぽい見た目とは裏腹にボマーと呼ばれる不正行為をするプレイヤー
レイザー
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ジンの知り合い、ドッチボールというボールを介してのバトルだったが、ゴン、キルア、ヒソカの三人でようやく受け止めれるほどの強力な球を放つことから戦いでも相当な実力者とおもわれる。
キメラ=アント編
©冨樫義博/集英社
アイジエン大陸中央にある「カキン国」の奥地。
3年前から仲間と共に新種の発見と生態調査を主にした生物調査をしていたカイト。
興味がわいたゴンとキルアの二人は新種探しに挑戦。
研ぎ澄まされた感覚と高い集中力で次々に新種珍種を見つけていきます。
一方、ヨルビアン大陸に打ち上げられた謎の生物は、王を産むという女王としての使命を全うすべく、体を回復させるための大きな獲物を求め動き出します。
謎の生物はキメラアントという危険種の蟻に似ている事がわかります。
そのキメラアントの女王は次々と兵隊を産み、人間という最高の餌を発見していました
一方、ゴンたちはキメラアント達の巣がどこにあるかを調べていました。
そして出た結論が、NGL。
そのころ女王は師団長らを集め、王を産むための準備に入るので1日50体の人間を献上せよと命じます。
女王蟻は摂食交配という特殊な産卵形態をとり、他生物を食べることでその生物の特徴を次世代に反映させることができる。外見的特徴や習性、時には前の生物としての記憶が残ることもあります。
王と直属護衛軍の4匹は別次元の強さを誇り、師団長を準備運動で楽々何匹も倒すネテロにも、「ワシより強いかも」と言わせるほどの力を持ちます。
©冨樫義博/集英社
頂上決戦、王とネテロの戦いはキメラアントの王の勝ちで終わりましたが、ネテロ会長もタダでは負けませんでした。
人間の持つ底すらない悪意とあるように、強力な兵器、薔薇を使います。
力と力の争いはこれ以降この戦い以上の戦いは今のところないように思えます。
登場キャラクター
メルエム
©冨樫義博/集英社
蟻の王、その実力はネテロ会長をも凌駕するほど、軍議など多彩な才能を発揮する。
アイザック=ネテロ
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ハンター協会及び審査委員会の会長。心源流拳法師範。
ゼノが生まれた頃からずーっと老人という、年齢不詳の爺さん。20年ほど前から約百歳と本人は言っている。 人間側では最も強いであろう人物
会長選挙・アルカ編
©冨樫義博/集英社
会長が亡くなったことで、次の会長を決めることになります。キメラアントと戦う際に、会長が残したメッセージによるものです。
選挙のルールとして
「投票率95%未満ならそれは無効となり再選挙をする」ことを付け加えます。
ネテロの遺言である「ハンター選挙」は、ジンとパリストンにとっては「ネテロとの最後の遊び」です。
勝利条件はもちろん会長に当選すること。様々な思惑が絡み合う中、二人は最後の遊びを楽しむべく、十二支ん会議に参加します。
©冨樫義博/集英社
一方、命を掛けた力、俗にいうゴンさんを発揮して呪いが掛かったゴンの呪いを解くべく、妹(弟)のアルカの力を借りるためゾルディック家へと里帰りしていたキルア
アルカにはナニカと呼ばれる正体不明の存在が憑いており、シルバは我が子でありながら異なる世界から来た「モノ」として扱っていた。
父の許しを得てアルカと再会したキルアはアルカを連れてゾルディック家を出る。
選挙の方ではまさかの有力候補に浮上してしまったレオリオが最後まで現副会長パリストンと投票数を争うことになりましたが
結局ナニカの手によってゴンが復活したためレオリオの動機が消滅し自動的にパリストンが勝利するという形に終わります。
登場キャラクター
パリストン
©冨樫義博/集英社
元ハンター協会副会長でトリプル(三ツ星)ハンター。
十二支んの元メンバーであり、コードネームは子。
何かとよく光っている背広の青年。
アルカ
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可愛い見た目とは裏腹に、キルアの父シルバをも恐れさせる能力を持つ。
アルカの「おねだり」を3つ聞くと、1つ「お願い」を叶えてもらえる。アルカが叶えてくれる「お願い」には限界がなく、(恐らく)何でも実現する。
暗黒大陸編
©冨樫義博/集英社
カキン帝国のホイコーロ国王が、世界の外側「暗黒大陸」への進出を突如宣言した。しかも探検隊の責任者は、故ネテロ会長の息子を名乗るビヨンド=ネテロでした。
暗黒大陸へ入るには「許可」「手段」「資格」「契約」の4つが必要ですべてを手順道理にしていたらものすごく時間がかかってしまいそうです。
それもそのはず、あのキメラアントはもちろんアルカも暗黒大陸から来たのではないかとされています。これらの謎の生命体にかかれば、人間が捻じれてなんだかわからない形になってしまったり、狂ったようになったりしています。
登場キャラクター
ビヨンド
©冨樫義博/集英社
暗黒大陸探検隊の総責任者。
前ハンター協会会長のアイザック=ネテロ(以下ネテロ)の息子を名乗る男。顔に大きな×十字の傷痕があり、古代中国の武将のような身なりをしている。
まとめ
今回は、ハンターハンターのあらすじを凄く短くまとめてみました。
いつ完結するのかわからないハンターハンターですが、再開の度に大きな話題を呼びます。
ワンピースぐらい巻数が多いと、新規さんは受け付けない感じがありますが、ハンターハンターはまだ巻数は少ないので、再開の際には是非、一巻から読み返してみてはいかがでしょうか?
その他バトル系漫画も紹介していますので是非ご覧ください

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