今回は、ワールドトリガーに登場する武器、黒トリと言われているブラックトリガーについて書いていきたいと思います。
ブラックトリガーとは?
ブラックトリガーがどういものかというと、優れたトリオン能力の持ち主(使い手)が、力を残すために、自分の命と全トリオンを注ぎ込んで作った特別なトリガーのことを「ブラックトリガー」といいます。
通常のトリガーとは桁違いの強さを持っているのでボーダー側では使用者はランク戦から外れS級になります。
このトリガーには、作った人間の人格や感性が強く反映されるため、使用者と相性が合わなければ起動できないという難点があります。
逆に風刃のように適合者が40人以上もいるトリガーもあったり非常に気まぐれで我儘ですね。
しかし、その難点を補って余りあるほど強力な力を持っています。
他国との交戦中、追い詰められた側からブラックトリガーを量産される可能性もあるため遠征して追い詰める側は慎重に攻める必要があります。
サイドエフェクトを持っている人はブラックトリガーを作る成功率が上がると言われていますが、正確なデータがあるわけではないそうです。
ボーダー側の内部抗争でも、遊真のトリガーが玉狛に入ると他の派閥が不利になるとして奪い合いにまで発展します。
ブラックトリガーはこれほど戦局に影響を及ぼすほど強力なトリガーなんですね。
ボーダーのブラックトリガー一覧
風刃
制作者は最上宗一。
ブレードタイプのトリガーで、物体に斬撃を伝播させ目の届く範囲どこにでも攻撃が出来る。
残弾の数だけ剣から光の帯が伸びており、残弾が無くなるとリロードをする必要があります。
天羽 月彦のブラックトリガー
作中でまだ戦っている描写はないものの大規模侵攻の際には大量のトリオン兵を無人の町もろとも更地にしており
ブラックトリガー争奪戦時の会議で根付は「彼の戦いはボーダーのイメージダウンにも繋がりかねない」と発言しており
忍田本部長も「城戸さん、街を破壊するつもりか…」と発言していることから強力広範囲の爆発攻撃か、空間を消滅させるようなトリガーではないかと思います。
遊真の黒指輪
遊真の身体を保存し延命させるために、遊真の父・空閑有吾によって作られました。
遊真やレプリカは特に名前を付けなかったため、後に登場した黒トリガーのような固有の名称は無い。
遊真の本当の身体は、指輪の形をしたトリガーホルダーに格納されています。
作中でもまだあまり明言されておらず、公式ガイドブックBBFでは「現在確認されている能力は、一度見た能力を『印』として記憶し、その後は自由に発動できる、というもの」という記述があります。
ただしブラックトリガーの能力はコピーできない
攻撃力強化、盾、弾、鎖など戦闘における様々な個所で活用できる他、多重に掛けることによって更にその力を増す。
作中では七重(セプタ)まで発動しているのでまだ増やせるかもしれない。
他の印と組み合わせて使うこともできる万能型のブラックトリガー、敵と戦うごとにまだまだ伸びていきそうですがレプリカのアシストがないと瞬間発動できなかったりするようです。
遊真、単独でも使用可能
アフトクラトルのブラックトリガー一覧
スピラスキア「窓の影」
アフトクラトル遠征部隊のサポート役を担うミラが使用する数少ない空間操作トリガー
ワープ能力を持つ黒トリガーで『大窓』とよばれる空間と空間を繋ぐ能力で味方を撤退させたり送り込んだりします。
性質上、トリオン消費が激しく大規模侵攻では最後にガス欠しています。
ボルボロス「泥の王」
流体から固体にしたり、気体にして相手の体に紛れ込ませて内から攻撃できる。
使用者の身体も変質させることが可能で、弱点部位を硬質化によってガードし弱点以外は斬っても撃ってもダメージはない。
オルガノン「星の杖」
アフトクラトルの国宝の一つである黒トリガー、主に遠隔斬撃で敵を切断しますが杖に隠してある剣で攻撃することもあります。
斬撃は円状のレールの上をブレードが走る作りのようでレールは確認できる限りで4~5つほど
ブレードは1つのレールにつき6つほど付いているように見えますが正確には不明です。
速ブレードによる斬撃は、射程内に捉えられれば回避は非常に困難。
アレクトール「卵の冠」
このトリガーは50を超える種類の生物弾を放つことができます。
鳥・魚・トカゲ・ハチ・クラゲの形状が確認されている。
弾丸は触れるとトリオンで出来た物体(トリガーや戦闘体)をキューブ化するという特殊な弾丸です。キューブ化の生物弾以外にもトリオンキューブからトリオンを吸収し戦闘体の損傷を直すことも出来ます。
またキューブ化された際にトリガー使いはその時の記憶もなしで昏睡状態となるため緊急脱出(ベイルアウト)もできません。
ただし、トリオン以外には効かないので風刃で物体に斬撃を伝播させてしまえば対処は難しいと思われます。
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