今回は漫画「ワンパンマン」の登場キャラクターの一人、キングの記事を書いていきたいと思います。
ワンパンマンと言えば、ハゲマントというヒーローネームでどんな巨大な敵をもワンパンで倒してしまう無敵のヒーローですが、見た目は普通のハゲです。
その対極に位置しているのがヒーローランクS級7位のキングです。
同じ仲間のヒーローや怪人を見た目だけでビビらせ戦わずして勝利を収め続けています。
実は弱いということが、バレテいるのは一部の人間だけなので本人が世界最強を否定しても誰も信用してもらうことができないというバトルシーンが多めのワンパンマンが実はギャグ漫画だということを思い出させてくれる数少ないキャラなんです。
今回はそんなキングがいかに面白いかを伝えていければなと思います。
キングの評価
数多くのヒーローの中で「最強の男」と言われ、ヒーローネームである「キング」の由来も「ヒーロー界の王」というところから付いています。
その実力は、ヒーロー内のみならず、怪人からも恐れられ威嚇しただけで降参してしまう怪人もいるほどです。
キングエンジン
キングの真骨頂とも言うべきキングエンジン、世界最強の男キングが戦闘態勢に入ったときに鳴る音。
この音を聞いて生きた帰った怪人はいないと言われているが、実際にはビビりまくって高なっているキングの心臓の音
キングの戦績
今回はキングの強さを知るために戦績をまとめていきたいと思います。
VSシタノビール 勝利
爬虫類が好きすぎるあまり爬虫類のような姿になってしまったという怪人に分類していいのかも怪しい怪人
周りからの歓声で、敵の正体がS級7位のキングだと知ると呆気なく土下座してしまいます。
VS G4 勝利
キングの戦いで最も熾烈だったのはこの戦いだと思います。
ある組織によって作られた機械G4、キングを倒すためと戦闘データの収集にやってきてます。
そして機械なので名前などにビビることもなく襲ってきます。
この時、キングは便意を理由にG4から逃げトイレに籠ります。
VS カラスの怪人 不戦勝
G4がキングを襲ってきた際にキングはトイレを理由に逃げます。
そして大好きなゲーム「ドキドキシスターズ」をプレイしていました。G4から逃げたキングが気になり追ってきたサイタマに「なぜ逃げたのか」聞かれていたところカラスの怪人がキングの自宅に襲ってきます。
この時キングは怯えているだけでしたがサイタマがカラスの怪人を倒してしまったので不戦勝に終わります。
VS 刺客数人 不戦勝
12巻の番外編、存在するだけで抑止力になるとまで言われるキング、彼を疎ましく思うのは怪人だけでなく人間の悪人にも数多くいるのだそうで、ある日,破格の金額で雇われた刺客数人がファミレスでキングを狙っていました。
「我が力に絶望するがいい…」「なかなか出てこないな…」「俺の仕事は怪人退治…君たちの相手をすることじゃない」などの言葉は刺客たちに狙われているから放った言葉ではなかったんですが、刺客たちは勘違いして受け取り勝手に諦めてしまいます。
VS ガロウ 不戦勝
人間でありながら怪人としての強さを追い求める悪役ガロウ、流水岩砕拳の使い手で下位ヒーローのみならずA級やS級までも的に掛けるその強さは、災害レベル竜にまでなります。
そんなガロウがキングをロックオンするのですがキングはまたしてもサイタマと一緒だったため、サイタマの一撃でガロウは倒されてしまいます。
VS ムカデ長老 不戦勝
いまだ謎に満ちたS級1位のヒーロー「ブラスト」ですら取り逃がした怪人ムカデ長老、S級のジェノス、バング、金属バットやメタルナイトの攻撃ももろともせず、身体の大きさは街を覆い尽くすほどの本物の強敵です。
そんなムカデ長老にキングは立ち向かい、ムカデ長老の因縁の敵であるブラストの名前を出して自分に引き付けます。
最後はギリギリのところをワンパンでワンパンマンが倒して終わりますが、これだけの敵を前に自分のところに引き付けた勇気は本物のヒーローだなと思いました。
VS ナリンキ(怪人) 勝利
ヒーロー協会に多額の寄付をしているナリンキの息子、ワガンマが怪人協会に攫われたことでヒーロー協会と怪人協会の総力戦となります。
掃討作戦に出たヒーロー協会のバング、フブキ、ボンブ、キングの四人は広すぎる怪人協会アジトを探索するには二手に分かれた方がいいと考え、キングは一人になります。
そんな中、攫われたワガンマに成りすました怪人現れたんですが、重役の子供を見つけてしまった頼りない自分に緊張してかキングはキングエンジンを鳴らします。
怪人はそれをキングは臨戦態勢に入っている。正体がバレタと勘違いしてプレッシャーのあまり形成したワガンマの骨が刺さり溶けてしまいます。
VS アトミック侍 不戦勝
対アトミック侍編、村田版ではカットされていますがONE版で起きた戦い
S級でもトップクラスの強さを誇るアトミック侍、弟子もA級の実力者ばかりで繰り出すアトミック斬は対象を粉々に切り裂くほどの剣技です。
そんなアトミック侍がキングの実力を試そうとした時のこと、いつものそれらしいお喋りでなんとか戦いからは逃れたキングですが、手相を見るようなものでリンゴを切ってキングの実力を計りたいと言い出したアトミック侍
しかしキングはリンゴを前に構えたもののあまりの非力さに刀を抜くことすらできず、刀を置きます。
アトミック侍はそれを、太刀筋が見えなかった。斬られたリンゴは斬られたことすら気付いていないと勘違いし キングはとんでもないバケモノだといいます。
まとめ
このように戦績を見ればわかりますが、実際には刀を持ってポーズするだけで疲れてしまうような力しかなく、一般人以下のキングですが、S級の超人ですら勝てないほどの敵を前にしながら敵に触れることなく倒しています。
力で言えばワンパンマンのほうが圧倒的に上ですが、幸運という意味ではキングほどの人物はいないでしょう。
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