今回は、ワンパンマンのS級一位ブラストの正体について考えていきたいと思います。
ブラストや主人公のサイタマが所属するヒーロー協会ではヒーローの成績によってランキングが付けられています。
CからSまであるランキングの中で最も上位に位置しているのがブラストなんです。
しかしその存在はこれまで幾度となく地球やヒーロー協会がピンチになる中でいまだに登場していない謎に満ちたキャラクターです。
そんなブラストに関して様々な憶測が飛び交っています。
ブラストの実力とは?
まずブラストの実力を測るために戦闘シーンがあればいいのですが、今のところS級でタツマキより上位に位置しているということと、ムカデ長老に深手を負わせながらも取り逃がしているということしかわかっていません。
ムカデ長老は金属バットでもジェノスとバング、ボンブの3人が力を合わせても倒せなかった怪人ですが、このムカデ長老に深手を負わせたとなるとS級一位は伊達ではないということがわかります。
しかしサイタマはムカデ長老を一撃で倒しており少なくとも二年前、ムカデ長老と戦った時点ではサイタマほどの力はなかったのかもしれません。
ボロスの相手はサイタマではなくブラストだった?
ボロスという怪人はある占い師から「地球に互角に戦える相手が居る」と言われ、20年をかけて地球にやって来ます。
ワンパンマン主人公サイタマの設定は25歳となっています。
サイタマが今の強さを身につけたのは3年前の22歳の時ですので、占い師が20年前に言った「互角に戦える相手」では無いはずです。また、ボロスの配下怪人に苦戦する他のS級ヒーローとも思えません。
しかしサイタマはボロスを圧倒しておりボロス自身も「お前にはまだ余裕があった。戦いにすらなってなかった」と語っています。
そこで「ボロスと互角に戦える相手」とはS級1位で正体不明のブラストと言う説が浮かんできます。
なぜブラストはS級一位なのか?
ヒーロー名以外一切不明の一位のヒーローでこれといって活動しているようにも見えないブラストがなぜ一位の座についているのかというと、大富豪アゴーニがヒーロー協会を設立したきっかけにまで話は遡り、通りがかりの青年に孫を救われたことがきっかけで協会設立に至ってます。
アゴーニは孫を助けてくれたヒーロー、ブラストのためにS級一位の座を空席にしているというのです。
そしてアゴーニの孫というのが2撃目でサイタマがカニランテから救った少年ということでサイタマ=ブラストという説が浮かび上がっています。
この説は、サイタマとブラストが同時、出演したことで完全に否定されました。
サイタマ=ブラスト説
今日ワンパンマン発売日だったから久々に原作見たらブラスト(回想だけど)いるやん!
てか服ダサっ!! pic.twitter.com/HaR1eXNxZV— ファス (@Fas_gamer4545) June 3, 2016
WEB版ワンパンマンで結構ビジュアルが明らかになっているブラストですが、「ヒーローを趣味にしている」「コスチュームがよく似ている」「強いヒーロー」などの理由からサイタマ=ブラストではないかとの説があります。
しかしタツマキとブラストが出会ったのが18年前でありサイタマは現在25歳。サイタマは当時7歳であるのでブラスト=サイタマではありません。
※この記事は過去に書かれたもので、183話でブラストとサイタマが同時に会話しているので完全に否定されました。
新たな敵、”ヤツ”と戦っている?
これまで、名前だけが一人歩きしていたブラストですが、タツマキの回想でまだ見ぬ敵と戦っているかもしれないことが判明しました。
今度は回想シーンではなく、本編でも登場しています。「触れると空間がねじれ」とあるので別の空間に存在する敵と戦っているのかもしれません。
”ヤツ”から「ブラスト、ブラストだな」とキューブ越しに声を掛けられているので、お互いに面識はありそうですね。
突如、現れた謎の黒いキューブですが、扉絵にも登場しています。扉絵には左に宇宙、右に海底が書かれており、中央に居る人物はダイバーと宇宙飛行士とその場に対応した格好をしているのに対し、黒いキューブだけがどちらとも変わっていないことが印象的です。
これはまるで、両方を繋いでいるとも取れそうですね。
その証拠に、黒いキューブの近くにいたサイタマたちは、地底に居たはずが突然宇宙空間に飛ばされています。
まとめ
サイタマたちの前に現れているのは、巨大な岩に見えますが、人の形をしています。これがブラストが戦っている敵なのでしょうか?
タツマキやアマイマスクと言った期待できる人間のところへ現れていたり、S級13位のフラッシュの順位まで知っていたり、ヒーロー協会と全く接触がないわけではなさそうなブラスト
フラッシュの最高速の閃光脚をなんなく躱したり、突如現れてサイタマたちを地上に送ったり今回もまだまだ底が知れないブラストでした。
次なる敵と戦う時には登場してくれるのか期待したいところです。
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