今回は、刃牙シリーズでミステリアスパワーに満ちたキャラクター愚地独歩についての記事を書いて行きたいと思います。
ミステリアスパワーと言えば、愚地独歩の空手と比較されやすい渋川剛気先生の代名詞ですが、僕は愚地独歩の空手も十分にミステリアスパワーと呼ぶにふさわしい域に達していると思います。
刃牙キャラクターの中でも一際やんちゃなイメージの独歩、どんなキャラクターなのかまとめていきたいと思います。
愚地独歩のプロフィール
身長:178センチ
体重:110キロ
年齢:55歳(地下闘技場編)
妻 :夏江
愚地独歩の異名
刃牙世界でも、愚地独歩には数々の異名が付いております。
武神、人喰いオロチ、虎〇しなどなどカッコいい異名ばかりです。
また、その拳はダイヤモンドより高価とも言われています。
独歩と刃牙世界の出会い
最初に愚地独歩が刃牙世界に登場するのは、なんとグラップラー刃牙の第1話です。
しかも主人公である刃牙よりも先に記念すべき1ページ目には独歩が観客の一人として登場しています。
次々とキャラクターが現れては消える中で30年以上に渡り現役で刃牙シリーズに登場し続けているというだけで、いかに魅力の溢れるキャラクターなのかがよくわかります。
刃牙の記念すべき最初の相手神心会、末堂厚との一戦の前に模範演武としてコンクリートの土管をぶち破り跡形もなく粉砕して見せています。
独歩の強さとは?
愚地独歩の強さと言えば、空手らしい物を素手で破壊するという分かりやすいものです。
その破壊力は五体を武器化するのが空手というだけあって凄まじいものがあります。
水の入ったドラム缶をボコボコに
手足で角材をスパスパ斬る
ビール瓶を切り抜く
カチコチの氷を粉砕
グラップラー刃牙での戦績
VS 虎 勝利
BAKI 71話
神心会の看板ともなっている独歩の虎を倒したという逸話
本人の口から20年以上前に実際に虎を倒したと語られています。
VS 勇次郎 敗北
グラップラー刃牙 50話
酒の席で、飲んでいる時に範馬勇次郎から不意打ちを喰らい敗れています。
現在では、わかりにくくなっていますが、額と顎の大きな切り傷はその時についたものです。
VS 末堂 勝利
グラップラー刃牙 第7話
刃牙VS末堂戦で刃牙の一本勝ちで決着かと思われた一戦
しかし白帯の少年に負けたとあっては恥だとして、神心会の面々が刃牙の元へなだれ込みます。
そんな中、独歩は「白帯のボウヤ一人に黒帯がガン首揃えてナニをする気かね?」と割って入ります。
そこへ気絶していて状況が掴めていない末堂が起き上がり刃牙に再び襲い掛かろうとしますが、末堂の胴体を両手で絞めて落としてしまいます。
VS 加藤 勝利
グラップラー刃牙 第11話
神心会空手の加藤清澄との対談中、独歩は、自らの目指す空手を継ぐにふさわしい加藤に自分の空手を継いでほしいと話すが、加藤は今更ルールに縛られた空手など馬鹿馬鹿しいと一蹴、スリリングな空手がしたいと独歩に告げる
すると独歩は「スリリングな空手がしたいならオレが相手をしてやろうか?」と切り出す
加藤はここで不意打ちを独歩に喰らわせますが、簡単に加藤を押さえつけて勝ちます。
VS 勇次郎 敗北
グラップラー刃牙 63話
独歩にとってはリベンジマッチとなる武神、愚地独歩とオーガこと範馬勇次郎との戦い
初見では、強さの頂点を極めている二人の試合がどうなるのか期待が高まりましたが、独歩の数々の空手技に対し、「しょせんは人間を対象に作られた技術だ」とストライダム少佐は言います。
試合結果もその通りで、勇次郎の鬼の背中の前にあっけなく敗れています。
VS リチャード・フィルス 勝利
グラップラー刃牙 217話
最大トーナメント初戦、両者申し合わせたかのようにスーツを着て戦った試合、相手のリチャード・フィルスは地球一のタフガイと言われており木製バットでぶっ叩いても平気というタフさの持ち主でした。
バウンサーをしていたというリチャード・フィルスに対し序盤、独歩は空手を使わずド迫力のぶん殴り合いを繰り広げます。
最後は結局、空手技を使って勝利しています。
VS 天内悠 勝利
グラップラー刃牙 271話
最大トーナメント2戦目の相手は、ジャンプでコンクリートの床をぶち破ってしまうほどの脚力を持つ天内悠、両者ボロボロになりながら戦った一戦
空手家の生命線ともいえる膝を折られ独歩はピンチとなりますが、それに対し天内は観客、審判、更には相手である独歩にまで自分の勝利を訴えますが、そこは地下闘技場ですのでこのようなことでは中止にはなりません。最後は勇次郎の乱入によって天内悠が倒されています。
VS 蚊 勝利
グラップラー刃牙 306話
幾千万回繰り返してきた正拳、しかし武神と呼ばれながら自らの正拳が0.99…にはなれど1にはならないと違和感を感じていた独歩
そんな独歩が就寝中に起き、無意識に叩いた蚊を潰します。
0.99…が1になった瞬間でした。
天内戦でも完成していなかった拳で渋川剛気に挑みます。
VS 渋川剛気 敗北
グラップラー刃牙 307話
独歩のベストバウトと言ってもいい一戦、剛対柔、達人対達人、刃牙世界で、柔術と空手はどっちが強いんだ?
という答えと言ってもいい二人の戦いでした。
完成された正拳を持って渋川剛気に挑みますが、惜しくも敗れています。試合後、渋川剛気は「武に携わった時間がそのまま勝敗に繋がった」としてその場を去っています。
BAKIでの戦績
VS ドリアン 勝利
BAKI 78話
加藤の報復の為、神心会総出で立ち上がった戦い
最後は、創設者である愚地独歩が戦います。
序盤から、酸や仕込み武器といったドリアンらしい反則技を使いますが、そんな反則を物ともしない独歩
最後は、加藤も仕掛けられ引っ掛かった己の理想とする敵の幻影を見せる催眠術に掛かりますが、戦いとは思い通りにいかないものと知っている独歩は、ドリアンの催眠術に掛ったまま倒してしまいます。
VS ドイル 勝利
BAKI 125話
激しい戦いを繰り広げてきた刃牙ワールドの住人達ですが、正々堂々と倒すという美意識があったこれまでの戦いと違い
卑怯な手を堂々と使って来る敵たちに散々な目に合って来ました。
刃牙らへんでも少しだけ卑怯な手を使う気もする神心会の面々
その代表である独歩は序盤から、ドイルが武器を使わないように話術を仕掛けます。
正々堂々と戦うとするドイルに対し空手を使わないと宣言した独歩ですが、「空手家が空手使って、ドコがワルいンでェ」と言って堂々と約束を破りドイルを下します。
VS アライJr. 勝利
BAKI 258話
渋川、独歩、ジャック、渋川との再戦と続いたアライjrの戦い
一度は負けていた独歩が再びアライjrに挑みます。
一度目の戦いはスポーツから戦いへと変化しましたが、次の戦いは決闘という感じで、アライjrの体が次々と破壊されていきます。
満身創痍のアライjrとの戦いでしたが、万全の状態でも独歩が勝っていると思います。
VS 克巳 敗北
範馬刃牙 109話
師である烈海王が敗れ、ピクルにリベンジを挑もうとする愚地克己
規格外の行動とパワーを誇るピクルとの戦いを止めるべく「おめぇじゃ無理なんだよォッッ」っと止めに入る独歩でしたが、組手で決着を付けると言いながら親子では使わないような技を使い克己が勝利します。
範馬刃牙での戦績
VS 船井零 勝利
範馬刃牙 209話
たまたま焼き鳥屋で喧嘩相手を探してたところで会った心瞑活殺流という胡散臭い武術の名前を出した船井零という格闘家
数コマで独歩が勝利しています。
VS 通り魔 勝利
範馬刃牙 238話
刃物を持った通り魔との戦い、五体を武器化している独歩の空手技は過剰防衛ではなかったのかとも思いますが、後に調べに対し「使用方法に誤りはなかった」と語っています。
刃牙道での戦績
VS 武蔵 敗北
刃牙道 40話
現代に復活した宮本武蔵は「この人なら朝の飯前でも構わんよ」と徳川に言います。
武蔵の度重なる挑発で怒り心頭の独歩
部屋に入るなりイメージで攻撃していた武蔵、戦いが始めるとすぐに実際に刀を持たない武蔵からイメージで斬られてしまいますが
真似は真似、実際に斬られた訳ではないとして、武蔵に真剣を持たせます。
しかし結局イメージ通り、独歩は刀で体の真ん中を叩きつけられてしまい切り傷一つなく敗れてしまいます。
バキ道での戦績
VS 猛剣 勝利
バキ道 68話
相手は、相撲博士、技師と呼ばれ角界一の技量を誇ると言われる猛剣
慎重に行くのかと思いきや我慢できずに相手の元へ走り出してしまう独歩
序盤から遠慮なしに空手技を放ちます。
相撲は平均体重150キロを超える選手たちが立ち合いの際に頭突き合いをしているというのにも関わらず敢えて頭を中心に叩いています。
ビール瓶や角材斬りを見ればわかるように、独歩のパンチはまともに受けて立っていられるようなパンチではありませんが、力士には通用しませんでした。
一度はダウンを奪われ、腕を折られていますが最後はトドメに踵蹴りを選んだ猛剣、得意の空手技が出たことで猛剣の足を刈り取り、なんとか独歩が勝利しました。
蹴速 勝利
バキ道 135話
もう一つの古代相撲の継承者、蹴速
開始早々、蹴り合う二人ですが先に蹴速の踵が粉砕されてしまいます。
そのまま正中線連撃で蹴速の骨を粉砕しますが、蹴速も独歩に三角締めを決めます。
独歩は蹴速の胴体に手刀を打ち込み勝利します。
試合で負けた蹴速でしたが、試合後更に独歩の前に立ちはだかりますが、満身創痍の蹴速が独歩に勝てるはずもなく独歩は「嫌な夜だねェ…」と言いながら一撃でKOしており完全勝利となりました。
名言
俺の空手は後退のネジをはずしてあるんだよ
矢でも鉄砲でも持ってこいってかァ?
矢でも鉄砲でも火炎放射器でも持ってこいやァ
愚地独歩です
なんだァ?てめェ…
急に首が太くなった
愚地独歩と言えば最近、異常に首が太くなったと僕の中で話題です。
元々首は太かった独歩ですが、バキ道に入りどこからどこが首なのかもわからない状態となっています。
見た目もピーク時と比べガマガエルのようになってしまい以前とは別人のようです。
あまりにもカッコいい戦いぶりに戦いだけに注視してしまいますが、このスペースだけでは首の変化のみに注目していきたいと思います。
グラップラー刃牙 1話
グラップラー刃牙 263話
BAKI 125話
範馬刃牙 209話
刃牙道 36話
バキ道 7話
バキ道 59話
バキ道 129話
まとめ
今回は、刃牙シリーズに登場するキャラクター愚地独歩についてまとめてみました。
刃牙世界の中でも、少しお茶目なところもある独歩
グラップラー刃牙時代に、「ピークを維持できるのは今年で最後か」と語っていましたがまだまだ現役で強くなっています。
これからも愚地独歩の活躍に期待しましょう。
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