ONE OUTS(ワンナウツ)ギャンブルと野球の融合が面白い

漫画

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今回は、ワンナウツという野球漫画を紹介したいと思います。

何回目か分かりませんが、今回も言います。僕は普段あまりスポーツ漫画は読まないんですが、主人公が悪役顔で凄く気になったので読んでみました。

少し古い作品なんですが、全然古さを感じさせることもなく野球というより心理戦が重要なのとしっかり作中で説明もあるので野球を知らない人でも読みやすい作品ではないかなと思います。

野球でギャンブル?と思うかもしれませんが、オーナーと契約してワンナウト500万、一点失点したら5000万支払うという無茶な契約を主人公の渡久地はしてしまいます。

これだけではなく、試合中もギャンブル漫画を彷彿とさせるような心理戦が見所です。

 

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ワンナウツとは?

甲斐谷忍先生の作品で、集英社の「ビジネスジャンプ」1998年から2006年まで連載されていた作品

 

ワンナウツのあらすじ

不運の天才打者と呼ばれ、新人王、打点王、本塁打王など数々の栄誉を手にしていた児島弘道

彼が唯一手にしていなかった物が優勝でした。
43歳となり後がない児島は、若手ピッチャー中根と沖縄でミニキャンプをしていました。

ところが、中根は酒の席で喧嘩をして怪我をしてしまい代わりのピッチャーを探すことになります。この時、中根は、野球賭博で無敗のピッチャー渡久地東亜と出会います。

渡久地は野球賭博に参加した中根を三振にしてしまいますが、そのことと野球を賭博に使っていることを知った児島は怒りに震え渡久地を倒すべく勝負を挑みますが渡久地の仕掛ける心理戦の前にあっさりと敗れてしまいます。

二度の敗北を経て、渡久地の実力を知った児島は、プロの世界へと誘います。

 

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三年連続最下位という低迷が続いているリカオンズに入ることとなった渡久地は、オーナーにとんでもない契約を持ち掛けます。

チームが負けた方が黒字になるとして、自社の利益しか考えていないオーナーを裏腹に渡久地は、それから130キロにも満たない速球とスローボールを武器にプロの世界で活躍するのでした。

 

主人公が悪人顔に注目!

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名前も渡久地東亜とどこかで聞いたような悪役っぽい名前ですが、見た目も悪役っぽいです。

僕は、漫画を自分で書いたことはありませんが、最初の悪役っぽい見た目と遅い球しか投げれずに勝っていくという「どんな作品なんだろう?」と思わせる引き込みが凄いです。

 

130キロ未満の直球が打てない

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東亜の挑戦者には、メジャーから誘いが来るほどの強打者やプロの選手も登場しますが、相手の心理を突き、アウトローに三球連続同じ球を投げる、3ボールの時点でまだボール球を投げるなど通常のピッチャーでは出来ないような無茶をやります。

でもかすらせることも出来ないというから、いかに心理戦で勝っているかがわかります。

 

19巻も続いているから凄い

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130キロに満たないストレートとスローボールを武器にプロの世界で活躍するという話が、読み切りだったり2、3話だったらそこまで読みたいとは思いませんが、この作品19巻も続いているというから先が気になって仕方ないんです。

この条件で、プロの世界で勝ち続けるってどんな話なんだって思ってしまいますよね
ただ渡久地が打たれないピッチャーというだけでは話に面白みがないので相手も工夫してきたりします。

いくら渡久地が打たれないと言っても、リカオンズ自体は3年連続最下位のチームです。
野球は一人では出来ませんので、この状況をどう打破するのかが見所です。

 

まとめ

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今回は、ワンナウツという野球漫画を紹介しました。

紹介されている内容だけだと、渡久地がただピッチャーとしての勝負師で勝ち続けているようにも見えます。
しかし、渡久地はチームとして戦い始めると天候や、試合状況までもコントロールして勝つという方法を使っていきます。

周りは自チームのオーナーまで含め敵だらけで強力な敵も登場します。今回は負けるのか?と誰もが思うような勝負をペテンでひっくり返したりして、しかもギリギリで勝つではなく完全勝利を狙います。

野球でペテン?と思うかもしれませんが、読んでいて渡久地の不可解な行動の裏にはしっかり勝つための理由があったりして、凄く爽快感のある漫画です。

是非読んでみてはいかがでしょうか?

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