
渡辺航による大人気スポーツ少年漫画『弱虫ペダル』は、アニメや舞台など多方面に展開され、自転車ロードレースという競技に大きな注目を集めた金字塔的作品です。
個性豊かなキャラクターたちが織りなす熱いドラマは、多くのファンを生み出し、「弱ペダ」という愛称で男女問わず絶大な人気を誇っています。
その中でも、作中最大のイベントとして描かれるのが、高校生ロードレースの頂点を決めるインターハイ(全国高等学校総合体育大会自転車競技大会)です。
本記事では、このインターハイに焦点を当て、作品独自のルールや、一年目・二年目インターハイの各リザルト結果、そして総合優勝を果たしたチームとその背景にあるドラマを徹底的に解説していきます。
- 人気作品『弱虫ペダル』とは?
- 『弱虫ペダル』インターハイのルールはどんなもの?
- 『弱虫ペダル』インターハイ一年目・各レースの見どころ一覧を紹介!
- 『弱虫ペダル』インターハイ一年目・一日目の各リザルト結果や優勝者は?
- 『弱虫ペダル』インターハイ一年目・二日目の各リザルト結果や優勝者は?
- 『弱虫ペダル』インターハイ一年目・三日目の各リザルト結果や優勝者は?
- 『弱虫ペダル』インターハイ二年目・各レースの見どころ一覧を紹介!
- 『弱虫ペダル』インターハイ二年目・一日目の各リザルト結果や優勝者は?
- 『弱虫ペダル』インターハイ二年目・二日目の各リザルト結果や優勝者は?
- 『弱虫ペダル』インターハイ二年目・三日目の各リザルト結果や優勝者は?
- 『弱虫ペダル』は誰もが楽しめるスポーツマンガ!
- まとめ
人気作品『弱虫ペダル』とは?
『弱虫ペダル』は、秋田書店『週刊少年チャンピオン』で連載されているスポーツ漫画で、自転車ロードレースをテーマとしています。
主人公の小野田坂道が、大好きなアニメグッズを買うためにママチャリで往復90kmの道のりを走破していたことから、その天性の才能を見出され、ロードレースの世界に飛び込みます。
「ロードレースはマイナー競技」という認識があった中で、作者の渡辺航は「ママチャリに乗っている人でも読める自転車マンガ」を目指したと語っています。
その工夫が功を奏し、作中に登場するキャラクターたちが使用する搭乗自転車のモデルが話題となり、この作品を見て実際にロードバイクを始める読者が続出するなど、自転車ブームに火をつけました。
熱血的なストーリー展開と、キャラクター一人ひとりの細やかな心理描写が、読者を深く引き込み続けています。
『弱虫ペダル』インターハイのルールはどんなもの?
『弱虫ペダル』のインターハイは、実際の高校生インターハイとは異なり、作品を盛り上げるための独自のルールが設定されています。
この特別ルールは、ロードレースの難しさを分かりやすくし、キャラクター同士の白熱したバトルを描くための演出として、作中でも明言されています。
独自のルール設定とその戦略性
『弱虫ペダル』のインターハイは、3日間にわたってロードレースが行われます。
そして、この3日間の総合タイムが最も良かった選手が所属するチームが、総合優勝となるというルールです。
このルールは、基本的に団体戦であることを意味します。
チーム全員でゴールする必要はなく、誰か1人、つまりエースが先頭でゴールすればチームの勝利につながります。
このため、「たとえ自分がリタイアしたとしても、エースの体力を温存させて、万全の状態のエースにゴールをとってもらう」という自己犠牲的な戦術が主流になります。
さらに、各日のゴール以外にも「リザルトライン」と呼ばれる順位が計測されるポイントがあり、ここではスプリントリザルト(平坦での勝負)と山岳リザルト(坂道での勝負)の順位が争われます。
各日のリザルトを獲ることは、チームの士気を高め、レースの展開を有利に進める上で非常に重要となり、総合優勝を目指す中で重要な見どころの一つとなっています。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・各レースの見どころ一覧を紹介!
小野田坂道をはじめとする1年生たちが、総北高校自転車競技部のメンバーとして初めて迎えたインターハイ(原作コミック9巻~31巻)。
絶対王者・箱根学園(箱学)と、不気味な強さを持つ京都伏見高校(京伏)を相手に、総北がどのように立ち向かったのか、各日の見どころを解説します。
『インターハイ一年目』1日目のレースでの見どころ
1日目のレース序盤、小野田坂道は転倒に巻き込まれ、一気に最後尾となり絶望的な状況に陥ります。
しかし、チームメンバーに追いつくという一心で全力を尽くし、驚異の100人抜きを達成しました。
インターハイ前は才能あるチームメンバーに追いつくのに必死な描写もありましたが、このシーンで小野田は自身のクライマーとしての圧倒的な強さを初めて見せつけます。
読者からは、「普段の小野田からは想像もつかない爆発力に鳥肌が立った」という感想が多く、彼の才能の片鱗が見えた重要な見どころとなっています。
『インターハイ一年目』2日目のレースでの見どころ
2日目のレースでは、前日に好成績を残したスプリンターの田所迅が体調不良で出遅れます。
小野田坂道は、チームに合流する道を閉ざすというキャプテン金城真護の非情な判断に逆らい、田所を待つことを決断します。
仲間想いの小野田と、それに応えようと力を振り絞る田所の2人による猛追は、チームの勝利という大義と、仲間への友情というエゴがぶつかり合う、感動的な見どころです。
このシーンは、総北の「全員で繋ぐ」というチームの信念を象徴しているという見方もあります。
『インターハイ一年目』3日目のレースでの見どころ
インターハイ一年目の最終日である3日目のレースでの見どころは、新世代を担う1年生たちの熾烈な戦いです。
エース同士の争いの中で、それぞれの選手が力尽きたり、トラブルに巻き込まれたりする中、クライマックスにふさわしい展開が繰り広げられます。
特に、因縁の相手である今泉俊輔と御堂筋翔の勝負、そして次期メインクライマーを担う小野田坂道と真波山岳の山頂での一騎打ちは必見で、作品の熱狂を最高潮に高めました。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・一日目の各リザルト結果や優勝者は?
ついにインターハイを迎え、それぞれ切磋琢磨し努力を重ねてきた選手たちが、始まりから全力でぶつかり合います。
個性的で強力な選手が集結し、絶対王者である箱学もその立場を脅かされることになります。
熱い展開となった1日目の各リザルトと優勝結果を振り返ります。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・一日目の各リザルト結果は?
1日目のスプリントリザルトは、田所迅(総北3年)と鳴子章吉(総北1年)、泉田塔一郎(箱学1年)の3人で争うことになりました。
基礎体力の高い泉田に対し、田所の「酸素音速肉弾頭」と鳴子の「ロケットスプリント」が迫り、まさに接戦を繰り広げます。
最後は目の前にコーンが飛び出すハプニングをものともせず、最後まで突っ切った田所がスプリントリザルトを勝ち取り、総北に大きな流れを引き寄せました。
1日目の山岳リザルトは、巻島裕介(総北3年)と因縁のライバルである東堂尽八(箱学3年)の2人が争うことになります。
実力はほぼ互角のお互いにとって最後になる勝負に、全力をぶつけ合った末、わずかな差で山神の異名を持つ東堂が山岳リザルトを勝ち取りました。
小野田は落車に巻き込まれて最後尾まで落ちていたため、この山岳争いには参加できませんでした。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・一日目の優勝者は?
1日目の総合優勝は、福富寿一(箱学3年)と金城真護(総北3年)のエース同士の一騎打ちになると予想されていました。
しかし、予想外の後ろから御堂筋翔(京伏1年)が猛烈に追い上げてきます。
福富と金城のエースの力量を前に御堂筋は突き放されそうになりますが、これまで隠していた極限まで前傾になるダンシングとアウター(重いギア)を使用することで猛追しました。
その結果、3人の強烈なぶつかり合いの末、3人が同時にゴールするという異例の結果となり、読者に衝撃を与えました。
この「3人同時ゴール」という展開は、ロードレースの極限の戦いを象徴しており、単なる勝敗を超えたドラマ性を感じさせると考察されています。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・二日目の各リザルト結果や優勝者は?
『弱虫ペダル』インターハイ二日目では、総北の団結力と、作中最強の一角である御堂筋の底知れぬ強さが描かれます。
初日から圧倒的な独走力を見せつけた御堂筋は、いったいどこまで強いのでしょうか。
それぞれの力がぶつかり合う二日目のシーンを振り返ります。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・二日目の各リザルト結果は?
2日目のスプリントリザルトは、御堂筋翔(京伏1年)と新開隼人(箱学3年)が争うことになります。
両者一歩も譲らず、新開は異名通り鬼のような形相でスプリントを仕掛けました。
追い込まれているように見えた御堂筋でしたが、ここで力を制限していた太ももの筋肉を開放し、驚異的な爆発力でスプリント対決を制しました。
勢いづいた御堂筋とそれに続く京伏のチームメンバーが前に躍り出ます。
圧倒的な実力を持つ箱学でしたが、2対4と数で分が悪く、2日目の山岳リザルトも京伏エースの御堂筋が制しました。
この間、遅れていた小野田と田所はチームに合流を果たし、追撃の準備を整えていました。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・二日目の優勝者は?
6人になってしまった箱学とトップに追いついた総北、そして勢いに乗る御堂筋が2日目の総合優勝を競います。
2日目もトップを走るのは福富、金城、そして御堂筋の3人です。
御堂筋は2人の隙をついて一瞬前に出ますが、それを圧倒的な熱量で追い抜いた福富寿一が2日目の総合優勝を飾りました。
福富は過去のトラウマを乗り越え、真のエースとしてチームを勝利に導く姿が描かれ、読者に大きな感動を与えました。
この結果、総合優勝の行方は最終日の3日目に持ち越されることになります。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・三日目の各リザルト結果や優勝者は?
『弱虫ペダル』インターハイ一年目の最終決戦は、ファンにとって最も熱く語り合われるエピソードの一つです。
やはり注目なのは、期待の一年生である小野田坂道と真波山岳の山頂対決。
インターハイ一年目・最終日の名シーンや各リザルトを振り返ります。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・三日目の各リザルト結果は?
3日目の序盤では、広島呉南キャプテンの待宮栄吉の策略で後続が混乱に陥り、広島呉南は待宮を筆頭に猛攻をしかけます。
しかし、この猛攻は荒北靖友(箱学3年)に阻まれた後に完敗し、広島呉南は戦意喪失して脱落していきました。
箱学は徐々にチームメンバーを切り離して差をつけようとしますが、総北も必死で食らいつきます。
しかし、ついに田所と金城は動けなくなり、1年生に最後の望みを託して脱落しました。
それぞれが消耗していく中で、総北と箱学はお互いに3人になってしまいます。
隙を見て今泉俊輔(総北1年)が集団を抜け出しますが、箱学キャプテンの福富がそれを追いかけ、その後ろから猛スピードで忍び寄る御堂筋が追い付きます。
さらに後ろから迫る小野田坂道(総北1年)と真波山岳(箱学1年)が、ついに先頭に追い付きました。
この3日目は、リザルトを獲得する場面は描かれませんでしたが、後の総北の勝利という結果から、最終ゴールが何よりも重視されたことがわかります。
『弱虫ペダル』インターハイ一年目・三日目の優勝者は?
最終局面で、ついにトップに躍り出た小野田坂道と真波山岳の一騎打ちが始まります。
真波はギアをどんどん上げていき速度を伸ばしていきますが、小野田はケイデンス(脚の回転数)を上げてゴール手前で並びます。
そして最後は、わずかな差で小野田坂道が真波を打ち破り、総北高校をインターハイ総合優勝に導きました。
この熱いエピソードは、主人公である小野田の成長と、3年生たちの「勝利への想い」が結実した瞬間として、弱虫ペダルでも特に人気を集めています。
小野田の勝利は、「ヒメなのだ!」というアニソンで困難を乗り越える彼の独自性と、チーム全員の献身的な走りがもたらした、奇跡の勝利だと評価されています。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・各レースの見どころ一覧を紹介!
インターハイ二年目(原作コミック31巻後半~63巻)は、個性溢れる新メンバーを迎え、さらに激しい展開が繰り広げられます。
総北は追われる立場となり、箱学は「奪還」を誓って臨みます。
三年生となった手嶋純太と青八木一の活躍や、新たな一年生の台頭、そして強敵たちの思惑が交錯する各日の見どころを解説します。
『インターハイ二年目』一日目の見どころ
『インターハイ二年目』一日目の見どころは、総北キャプテンの手嶋純太と箱学クライマーの真波山岳の山岳リザルトでの戦いです。
上り坂では圧倒的な強さを誇る真波に、実力では不利な手嶋が「凡人のプライド」をかけて必死に追いかけます。
手嶋はメカトラブルで失速する真波を追い抜かしますが、あえて山岳リザルト手前で真波が復帰するのを待ちました。
この正々堂々とした行動に驚いた真波が、手嶋に全力で挑むシーンは必見で、読者からは「手嶋のキャプテンとしての器の大きさに感動した」という声が多く聞かれました。
『インターハイ二年目』二日目の見どころ
『インターハイ二年目』二日目では、仲間の体調不良や、チーム内のすれ違いによって総北は不利な状況に陥ります。
箱学や京伏に離されていき、絶望に陥る総北チームと、エースとしての選択に悩む今泉俊輔の後悔が深く描かれます。
また、二年目から初参戦した京伏の岸神小鞠と、箱学スプリンターの泉田塔一郎との個性的な掛け合いも注目されました。
この日は、総北の「チームの脆さ」と、そこからの「再起」がテーマとなっていると考察する読者が多いようです。
『インターハイ二年目』三日目の注目シーン
『インターハイ二年目』三日目の注目シーンは、かつての親友同士である総北の手嶋純太と箱学の葦木場拓斗のリザルト争いです。
総北や箱学のチームメンバーが続々と力を使い果たすなか、エース級の力を秘めた三年生同士の対決は、見逃せないクライマックスへと繋がります。
葦木場のアタックと、それを追いかける手嶋のキャプテンとしての意地がぶつかり合う、感動的なシーンが描かれました。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・一日目の各リザルト結果や優勝者は?
『弱虫ペダル』インターハイ二年目は、各校が強力な新メンバーを迎えて臨みます。
総北は去年出場できなかった手嶋純太と青八木一が加わるので、二人の三年生の活躍にも注目が集まりました。
それでは、インターハイ二年目の各場面を振り返ります。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・一日目の各リザルト結果は?
インターハイ二年目の1日目は、序盤から激しい展開で進みます。
ファーストリザルトであるスプリント対決は、銅橋正清(箱学2年)と鏑木一差(総北1年)、田所の技を受け継いだ青八木一(総北3年)の3人の戦いから始まりました。
青八木は最初から「酸素音速肉弾丸」で積極的に攻めていき、そこにリザルトエリア手前で並ぶ形で銅橋と鏑木が追い上げ、ファーストリザルトは箱学の銅橋が獲得しました。
その後、小野田坂道(総北2年)は箱学の作戦によって、集団に吸収されるまでに追いやられてしまいます。
山岳リザルト獲得のため、真波山岳(箱学2年)が動き出し、総北は手嶋純太(総北3年)が追うことになります。
実力差のある手嶋は真波に必死に食らいついていき、メカトラブルで失速する真波を追い抜かしましたが、真波の復帰を待って正々堂々と勝負を挑みます。
結果、山岳リザルトは真波が制しました。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・一日目の優勝者は?
初日の総合優勝獲得のため初めに動いた箱学を、総北の鳴子章吉(総北2年)と今泉俊輔(総北2年)が追いかけます。
激しく争う総北と箱学の後ろから、そっと京伏の御堂筋翔(京伏2年)と岸神小鞠(京伏1年)が近づいてきました。
タイミングを計り残り3キロ地点でトップに飛び出す御堂筋、それを許さず追いかける鳴子が優勝を狙います。
その2人を猛追した箱学の葦木場拓斗が、そのままスプリントを決めて優勝を飾りました。
葦木場の勝利は、体格差というハンデを乗り越え、福富の教えを胸に努力を続けた彼の執念の勝利であり、箱学に大きな士気をもたらしました。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・二日目の各リザルト結果や優勝者は?
『弱虫ペダル』インターハイ二年目は、個性の溢れるメンバーが多く、激しい展開が続きます。
総合的に実力の高い箱学と作中最強の御堂筋が率いる京伏、そしてチームの団結力では一位を誇る総北の三校の、しのぎを削る戦いが続きます。
二日目の展開を振り返ります。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・二日目の各リザルト結果は?
2日目は総北が先頭を走りますが、体調の優れない一年生スプリンターの鏑木一差が大きく後れだす展開になりました。
そして鏑木をフォローするべく、青八木は後方へ救出に向かいます。
6人揃った箱学が先頭へ躍り出て、それを追うかどうかで今泉と鳴子は意見が対立してしまい、鳴子は1人で箱学を追っていき、今泉が率いる総北は京伏にも抜かれてしまいます。
京伏に抜かれたことで、今泉は自身の選択が誤っていたと気付き失意してしまいました。
バラバラになった総北を置いて、トップを争うのは箱学3年の泉田と京伏1年の岸神小鞠。
スプリントリザルトを制したのは、箱学エーススプリンターの泉田でした。
総北は後方にいた青八木と鏑木を迎えて、5人で前の2校を追います。
箱学と京伏に追いついたころには、御堂筋や葦木場はすでに前でリザルトを狙っていました。
今泉と小野田の二人は戦闘を追うために走り出し、先頭で力尽きた鳴子に合流。
山岳リザルトを前に3校の6人がせめぎ合うなか、箱学の葦木場が一つ前にでてリザルトを獲得しました。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・二日目の優勝者は?
山岳リザルトを競い終えて、先頭を走るのは箱学の葦木場と新開、総北の今泉と京伏の御堂筋の4人です。
山岳リザルトを制したのは葦木場でしたが、葦木場はそれが御堂筋の罠だったと気付きます。
そこで、もう一人のクライマーである新開悠人をギリギリまで引いて、優勝を狙わせる作戦に出ました。
今泉と御堂筋、それに加わった新開悠人の接戦となりますが、単独能力の高い御堂筋翔が2人を置いて優勝を勝ち取りました。
御堂筋は、仲間への指示を無視してでも勝利への執念を貫き、2年目も強さを見せつけました。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・三日目の各リザルト結果や優勝者は?
『弱虫ペダル』インターハイ二年目も三日目になり、クライマックスを迎えようとしています。
原作の最新刊では、三日目の優勝を争う場面で完結はしていません。
ここからは、最新刊(2024年時点)までの熱い展開と、現在分かっているリザルト情報を解説します。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・三日目の各リザルト結果は?
2日目に先頭争いをした総北と箱学に追いつくために、浦久保優策が先導する広島呉南は集団と協調します。
その結果、総北の手嶋と青八木の2人は集団に飲み込まれてしまいました。
手嶋と青八木は協力して、集団を抜けた広島呉南を捉えます。
手嶋は浦久保と激しい戦いを繰り広げ、勝利したのち総北に合流しました。
6人になった総北は箱学へ追いつくために猛追し、力を使い果たした青八木は脱落します。
チームから脱落する青八木の意思を引き継いで、鏑木一差が箱学の銅橋正清に勝負を挑みました。
銅橋に挑発されながらも2人はギリギリの戦いを繰り広げ、スプリントリザルトは鏑木と銅橋の同着となりました。
この同着は、鏑木の潜在的なスプリンターとしての才能と、彼がこのインターハイでどれほど成長したかを物語っていると読者から高く評価されています。
スプリントリザルトを競い合った鏑木と銅橋は、力を使い果たすまで戦い脱落していきます。
箱学が総北をグングン引き離しますが、チーム一丸となって走る総北はその差を埋めるように追っていきました。
総北が箱学に追いついたその時に、箱学の葦木場拓斗がチームから飛び出しました。
それに反応した総北の手嶋純太が葦木場を打ち負かし、最後の山岳リザルトは総北3年の手嶋が勝ち取りました。
実力差を努力と戦略で覆した手嶋の勝利は、凡人の底力を見せつけ、多くの読者の涙を誘いました。
『弱虫ペダル』インターハイ二年目・三日目の今後の展望は?
最新刊(2024年時点)では、インターハイ二年目のクライマックス突入寸前まで描かれています。
手嶋と葦木場の戦いが終わり、2人が抜けると総北と箱学は3人ずつになります。
京伏は御堂筋と岸神小鞠の2人が追いかけてきているので、ラストは乱戦になりそうです。
御堂筋は「総北と箱学をぶつけて消耗させる」と公言していたため、最後は京伏が追い抜くような展開が予想されます。
一年目は御堂筋が単独で優勝を狙いましたが、二年目は岸神小鞠と二人なので、彼らのタッグプレイに期待が集まっています。
箱学は作中では負け続きなため、この二年目の優勝には並々ならぬ執念を燃やしており、三校のどこが勝利するか、ファンの間で熱い注目が集まっています。
『弱虫ペダル』は誰もが楽しめるスポーツマンガ!
『弱虫ペダル』は、自転車ロードレースを知らない初心者にも楽しめるように、演出やルールが工夫されています。
各シーンやキャラクターたちの魅力的なドラマは、多くの読者を熱狂させ続けています。
ストーリーの展開やリザルト結果を見て面白いと感じた方は、ぜひ作品を手に取って読んでみてください。
これからの『弱虫ペダル』の熱い展開にも期待が高まります。
まとめ
『弱虫ペダル』のインターハイは、単なるスポーツ競技の描写に留まらず、キャラクターたちの努力、才能、そしてチームの絆が凝縮された熱いドラマの舞台です。
一年目インターハイでは、主人公の小野田坂道が真のエースとして開花し、総北高校が初の総合優勝という奇跡を成し遂げました。
二年目インターハイは、三年生の手嶋純太がキャプテンとしての凡人の底力を見せつけ、鏑木一差がスプリンターとしての才能を開花させるなど、新世代の成長が色濃く描かれています。
各日のリザルト結果の詳細を振り返ることで、彼らがどのような戦略と覚悟を持ってレースに臨んでいたのかが改めて見えてきます。
この熱い展開を、ぜひ最後まで見届けてください。
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