【おそ松さん】ダヨーンが怖いおじさんと言われる理由は？謎多きキャラクターの魅力と都市伝説を徹底解剖！

『おそ松さん』のサブキャラクターの中でも、ひときわ異彩を放ち、視聴者に強烈なインパクトを与える存在、それが「ダヨーン」です。

シュールな言動と予測不能な行動で、多くのファンを魅了する一方で、「怖いおじさん」という異名を持つダヨーン。

一体なぜ、彼はそんな風に言われるのでしょうか？

この記事では、ダヨーンの謎に包まれた生態を徹底解剖！作中で描かれた衝撃のエピソードから、彼の意外な一面、そして豪華声優情報まで深掘りし、その人気の秘密に迫ります。

【おそ松さん】ダヨーンってどんな人物？神出鬼没の怪人プロフィール

『おそ松さん』は、赤塚不二夫の不朽の名作『おそ松くん』をリメイクしたギャグコメディ作品で、20歳を過ぎてもニート生活を送る松野家の6つ子たちが巻き起こす、騒々しくもどこか愛らしい日常を描いています。

ダヨーンは、そんな個性豊かなキャラクター揃いのおそ松さんワールドにおいて、一際謎が深い存在です。まずは、ダヨーンの基本的な情報と作品概要をおさらいしましょう。

ダヨーンのプロフィール：口癖は「だよ～ん」

ダヨーンは、公式HPで「THE怪人」と称される通り、神出鬼没なキャラクターです。登場する話や配役によって性格が大きくブレる傾向があり、基本的には背が高いおじさんとして振る舞いますが、時に口から必殺光線「ファイナルダヨーン」を放つなど、人間離れした能力を秘めています。

作中では6つ子のショートコントの相方を務めたり、イヤミやデカパンとセットで登場することが多いです。その行動の真意は常に不明で、それが彼のミステリアスな魅力を引き立てています。

【おそ松さん】ダヨーンが怖いおじさんと言われる理由とは？衝撃の奇行エピソード

ダヨーンは見た目が強面というわけではありませんが、ファンの間では「怖いおじさん」と言われ、ある種の恐怖心を抱かれています。この異名が生まれたのは、作中でダヨーンの奇抜で恐ろしいエピソードがいくつも描かれたからです。

ここでは、おそ松さんにおけるダヨーンが怖いおじさんと言われる具体的な理由について、話題になったエピソードを交えてまとめていきましょう。

理由1：工場で大量生産されるダヨーンの群れ

ダヨーンが怖いと言われる理由の一つとして、アニメ第2話のエピソードが挙げられます。就職活動に行き詰まっていた6つ子が、イヤミの紹介を受けて怪しげなブラック工場を訪ねるのですが、そこで衝撃的な光景を目にします。

工場の中では、まるでねんど細工のようにダヨーンが大量生産されている現場が映し出されるのです。結局6つ子はブラック工場を早々に辞職しますが、なぜダヨーンが大量生産されていたのかは謎のまま終わりました。

この不気味な光景は、ダヨーンの正体に対する視聴者の恐怖と疑問を煽ったと言えるでしょう。

理由2：すべてを吸い込む衝撃的な吸引力

第11話では、マッチ売りのイヤミが道で凍えてしまい、暖を取ろうとマッチに火をつけた時、そこに豪華な料理と優しそうな両親の姿が映し出される幻想的なシーンがありました。

両親は「全部坊やのものだよ」と話しますが、そこに突然ダヨーンが現れると、「いただきます」と同時に大口を開け、圧倒的な吸引力で全ての料理を吸い込んでしまいました。

この常識外れな吸引力は、ダヨーンの持つ人間離れした能力を示唆し、視聴者に畏怖の念を抱かせました。

理由3：体内にもダヨーンが大量にいる異界

第23話では、おそ松とカラ松、チョロ松の3人が泥酔から目を覚ますと、ダヨーンの顔をした種族が住む異界に迷い込んでしまうという、さらに衝撃的な展開が描かれます。大量のダヨーンに追われる間、他の6つ子の3人は道端で泥酔していたダヨーンを見つけますが、その強力な吸引力によって体内に吸い込まれてしまいました。

そして体内では、ダヨーンに捕まったチョロ松と娘ダヨーンの結婚式が開かれようとしているのでした。この想像を絶する展開は、ダヨーンの存在がただのおじさんではない、より高次元の恐怖を秘めていることを印象付けました。

理由4：デカパン研究所のメイド姿

第5話では、6つ子たちが猫と会話できる方法を見つけるためにデカパン博士の研究所を訪ねると、なぜかダヨーンがメイド服姿で登場するというカオスな状況が繰り広げられました。

ダヨーンはデカパンのメイドとして働いていたそうで、十四松でも吐き出してしまうほどまずいジュースを提供しました。

さらに2期の2話で再びデカパン研究所が舞台になると、そこでもメイド服姿で登場し、彼の奇妙な一面を強調しました。そのシュールな絵面は、多くの視聴者に強烈なインパクトを与えました。

理由5：視聴者を巻き込む「ダヨーン相談室」

第7話と第11話の本編後には、『ダヨーン相談室』というミニコーナーが公開されました。ダヨーンが住むアパートを訪れたおそ松とカラ松がそれぞれ一方的に話を展開するという、理解不能なエピソードが放送されました。

基本的にダヨーンは無言で話を聞いていますが、おそ松の無責任な提案には彼を落とし穴に叩き落とし、カラ松にも同様な仕打ちをしてオチをつけました。このミニコーナーは、視聴者をも巻き込むダヨーンの予測不能な行動と、彼が持つ独特の「間」のセンスを際立たせました。

【おそ松さん】ダヨーンの名言や人物像：意外と優秀で優しい一面も？

上述したように、意味不明で末恐ろしいエピソードによってダヨーンは「怖い」と言われていましたが、普段は6つ子たちのツッコミ役として機能することが多く、一部のファンからは意外と優秀ではないかと言われ人気を集めています。

ここでは、おそ松さんにおけるダヨーンの名言や、その多面的な人物像についてまとめていきましょう。

ダヨーンの名言は「だよ～ん」に込められた感情

ダヨーンは語尾に「だよ～ん」や「よ～ん」と付けて喋ることが多いです。一見すると名前からもじった安直な口癖に感じられますが、この一言だけでダヨーンの感情が分かってしまうところがあり、ダヨーンの立派な名言として人気があります。

口癖だけで喜怒哀楽が分かってしまうのは、彼を演じる声優の卓越した演技力も関係していることでしょう。このシンプルな口癖に込められた多様な感情表現は、彼のキャラクターをより魅力的にしています。

ダヨーンは優秀なサラリーマンだった？

2期の第23話ではダヨーンメイン回が公開され、そこでダヨーンがサラリーマンとして生活している様子が描かれました。

普段の印象とは違ってダヨーンはかなり仕事ができるそうで、後輩から厚い信頼を寄せられていました。しかし、その後ダヨーンそっくりの人間と出会うと、彼の家で綺麗な奥さんと2人の子供にも出会い、独身だったダヨーンは衝撃を受けるのでした。

このエピソードは、ダヨーンにも我々と同じような日常があるのかもしれない、という親近感を抱かせると同時に、彼の謎をさらに深める結果となりました。

ダヨーンの女装姿：レンタル彼女に挑戦！？

第10話では、イヤミとチビ太と共にダヨーンが女装している姿を見ることができます。その話で女装ダヨーンは自らをレンタル彼女として売り出そうとしていましたが、あまりに不細工で言動も全く女性ではなかったため、客は誰も近寄ろうとしませんでした。

この強烈なビジュアルと設定は、ダヨーンのキャラクターの汎用性と、彼が持つギャグキャラクターとしてのポテンシャルを遺憾なく発揮したと言えるでしょう。

ダヨーンと6つ子の関係：不器用なツッコミ役？

6つ子とは直接やり取りをすることが少ないですが、ショートコントの相方になることがあります。ダヨーン相談室にておそ松とカラ松の身勝手な悩みにツッコミを入れているように、基本的にツッコミ役として機能することが多いです。

しかし、メイド服姿で登場してまずい薬を提供するなどボケ役として登場することもあり、その役割は多岐にわたります。彼の存在が、6つ子のシュールな日常にさらなるスパイスを加えていると言えるでしょう。

ダヨーンとデカパンの関係：親友コンビの絆

ダヨーンはデカパンとは親友関係と明かしており、作中でも2人のコンビで登場することが比較的多いです。

実際に一緒にオーロラを見るためにアメリカを横断していたり、クリスマスの日に2人だけでパーティをしていたり、主役争奪レースにペアで出場していたりと、仲の良さが窺えます。この二人の独特な友情は、おそ松さんワールドの魅力の一つとしてファンに愛されています。

ダヨーンとトト子の関係：不憫な一面も？

第4話にてトト子がライブ公演することが決まると、ダヨーンは客集めのために働かされ、余ったチケットを嫌々ながら購入しました。財布がカラになってしまったことに涙目になり、トト子のコンサートも全く興味がなさそうな様子で見つめるという、珍しく不憫な扱いを受けるダヨーンが描かれました。

彼のコミカルな不憫さは、ファンに新たな魅力を発見させました。

【おそ松さん】ダヨーンの声優：大御所・飛田展男が命を吹き込む

『おそ松さん』と言えば、担当声優がとても豪華であることで知られており、作品の人気にも大きな影響を与えたと言われています。実際にサブキャラクターであるダヨーンにも、業界を代表する豪華な声優がキャスティングされています。

ここでは、おそ松さんにてダヨーンを担当した声優についてまとめていきます。

ダヨーンの声優は「飛田展男」

ダヨーンを演じた声優は飛田展男（とびたのぶお）さんです。高校卒業後に上京して大学に進学し、放送研究会や俳優教室の経験を積んだことで声優の世界に飛び込んだ経歴を持っており、海外映画の吹き替えやガンダムシリーズの定番声優の一人として人気があります。

業界も認める大御所の声優ですが、「良い意味で仕事を選ばない」ことで有名でもあります。ダヨーンのような強烈なギャグキャラクターから、シリアスな役まで幅広く演じ分けるその実力は、多くのファンを唸らせています。

飛田展男のプロフィール

飛田展男の主な出演作品

飛田展男の主な出演作は、カミーユ・ビダン（機動戦士Zガンダム）、丸尾末男（ちびまる子ちゃん）、少佐（HELLSING）、キール（この素晴らしい世界に祝福を!）、ショウさん（魔法少女まどか☆マギカ）など、枚挙にいとまがありません。

彼の幅広い演技力は、ダヨーンの個性的なキャラクターをより一層際立たせています。

【おそ松さん】ダヨーンに対する世間での評判や人気：謎が深まるほど面白い？

これまでダヨーンが怖いと言われる理由や名言などについてまとめてきましたが、実際におそ松さん本編を視聴したファンはダヨーンのことをどのように感じているのでしょうか？

ここでは、ダヨーンに対する世間での評判や人気を、SNS上に投稿されているコメントを参照して内容をまとめていきます。

「怖い」と感じるファンの声

ダヨーンの狂気的なエピソードを見たファンの中には、やはりダヨーンを「怖い」と感じている人がいました。

工場で大量生産されていたり、ダヨーン族として何人も存在していたりといった、彼の奇妙な生態に関する描写は、視聴者に明確な恐怖心を抱かせてもおかしくないでしょう。彼の謎が深まるほど、恐怖を感じるという意見もあります。

「面白い」「汎用性が高い」と評価するファンの声

怖いと言われる一方で、ダヨーンが「面白い」「シュールで最高」と感じている人も多くいます。ダヨーンはボケとツッコミはもちろん、シュールなギャグや女装といった特殊な配役を勤められるなど、本作において最も汎用性が高いキャラクターと言えるでしょう。

それゆえに、赤塚不二夫が制作した他の作品にゲストとして出演することも多く、その唯一無二の存在感が評価されています。

飛田展男の演技に驚愕する声

ダヨーンの声優が飛田展男であることを知ったファンからは、驚愕の声が多数寄せられていました。飛田展男は他の作品で主演やイケメンキャラを務めることが多いため、ダヨーンのようなギャグキャラを担当しているところを想像できないファンも多くいることでしょう。

また、ダヨーンの名言のみで感情を演じ分けている演技力は「さすが」というコメントもあり、声優の力量がキャラクターの魅力を引き上げている好例と言えます。

【おそ松さん】ダヨーンは怖いおじさんだった？彼の謎は底知れない

ダヨーンは作中で奇怪なエピソードが多いがゆえに「怖いおじさん」と言われていました。ネット上では、工場で大量に生み出されたダヨーンが、ダヨーン族や家族持ちのダヨーンそっくりさんに繋がっているのではないかという考察もあり、ダヨーンの謎は底がしれません。

彼の正体や、なぜこのような特異な存在なのかは、いまだに多くのファンが議論するテーマとなっています。ダヨーンの謎に興味を持ったという人は、ぜひ本編やファンによる考察などをチェックして、あなたなりのダヨーン像を深めてみてはいかがでしょうか？