
大人気漫画・アニメ『ONE PIECE』に、登場した女性キャラクターが大きな注目を集めています。
海軍本部中将を務めるドールは、パンクロックな外見とは裏腹に、子供たちへの優しさを見せるギャップが魅力的な人物です。
登場後すぐにネット上で話題となり、その外見から「モデルがいるのではないか?」と推測する声が多数上がっています。
この記事では、ドール中将のモデル・元ネタとして有力視されている人物や、その能力・強さについて徹底的に考察していきます。
ファンの間で交わされる様々な説を交えながら、ドール中将の持つ奥深い魅力を紐解いていきましょう。
ワンピースのドール中将とは?
ドールは、最終章であるエッグヘッド編で初登場した海軍本部中将です。
彼女は、新世界にある海軍支部G-14の基地長も務めており、その実力は海軍の中でもトップクラスであると考えられます。
その独特な外見と、時折見せる意外な一面が、読者の心を掴んで離しません。
まずは、ドールのプロフィールから詳しく見ていきましょう。
ドール中将のプロフィール
ドール中将は、2022年43号に掲載されたワンピース第1061話で初登場しました。
その階級は中将で、ガープやスモーカー、つると同じ地位に就いています。
ドールの特徴は、何と言ってもその外見です。
腕全体に彫られたタトゥーに、棘のついたチョーカー、ぴたりとした黒いパンツとジャケットを身に着け、まるでパンクロッカーのような風貌をしています。
少し荒っぽい口調の話し方をしますが、子供たちが安心できるように基地に風船を付けるなど、見た目に反して優しい心配りを見せる一面も持っています。
正確な年齢は不明ですが、20年以上前から海兵だったらしく、最低でも30代半ばだと思われます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初登場 | 第1061話 |
| 階級 | 海軍本部中将 / G-14支部基地長 |
| 特徴 | 両腕のタトゥー、棘のついたチョーカー、パンクな服装 |
| 主な関係者 | たしぎ、ヘルメッポ、ガープ、コビー |
ドール中将の能力と強さ
ドールは海軍中将であり、その実力は折り紙付きです。
武装色と見聞色の2種類の覇気を習得しており、その戦闘スタイルは、ガープやコビーのように武器を使わずに殴りかかる「ステゴロ戦法」を得意とします。
女性の海兵は武器や悪魔の実の能力を駆使して戦うことが多い中で、彼女のような武闘派は非常に珍しい存在です。
また、海軍の諜報機関であるサイファーポールが使用する体技「六式」も会得しています。
ドール中将の技
ドールが作中で披露した技を見てみましょう。
シンプルな技でありながら、その威力は絶大です。
「音魂の爆発(ロックンロールブラスター)」:武装色の覇気を纏った拳で敵をタコ殴りにする技です。
その威力は、巨人族の精鋭すら叩き伏せるほど強力です。
「月歩」:六式の一つで、空中で自由に移動できる技です。
エッグヘッド上陸時に使用していました。
ドール中将の活躍
ドールは、物語の重要な局面で活躍を見せています。
シーザー・クラウンの実験で巨大化した子供たちを引き取り、保護していました。
その後は、軍の要請を受けてエッグヘッドに出動し、パシフィスタを軽く蹴り飛ばす実力を見せつけました。
終盤では、麦わらの一味を守っていた巨人族のカーシーを「音魂の爆発」で叩きのめすなど、その強さを見せつけています。
しかし、ジュエリー・ボニーの能力で子供に戻され、戦闘不能になってしまうという、意外な弱点も明らかになりました。
その後、ジョイボーイの覇王色の覇気で意識を失い、サターン聖が異常な死に方をするのを目の当たりにするなど、ドールは最終章のキーパーソンとして、今後も重要な役割を担っていくと予想されます。
ドール中将のモデル・元ネタや似ているキャラクター
ワンピースでは、実在の有名人や伝説的人物などが、キャラクターのモデルになっていることがよくあります。
ドールも例外ではなく、その外見から「モデルがいるのではないか?」と推測する読者が後を絶ちません。
ここでは、ドールのモデル・元ネタとして特に有力視されている人物を二人紹介します。
ドール中将のモデルはブロディ・ドール?
ドールのモデルとして最も多くの読者が推測しているのが、オーストラリア出身のシンガー・ギタリストであるブロディ・ドールです。
ブロディ・ドールは、パンクロックバンド「The Distillers」で活動しており、その音楽性とファッションで知られています。
その外見や名前には、ドールと共通する点が非常に多いです。
ブロディ・ドールがモデルと推測される理由
ブロディ・ドールがドールのモデルと推測される理由は、主に以下の3点に集約されます。
まず、ドールの名前がブロディ・ドールと同じである点です。
尾田栄一郎は、キャラクターの名前をモデルの人物から取ることが多いため、この名前の一致はモデル説の強力な根拠となります。
次に、外見的な共通点です。
ショートの黒髪、両腕のタトゥー、そしてパンクファッションに身を包んだ姿は、若い頃のブロディ・ドールによく似ています。
最後に、パンクロックという共通のテーマです。
ブロディ・ドールはパンクロックミュージシャンであり、ドールの技名である「音魂の爆発(ロックンロールブラスター)」は、ロックンロールを連想させます。
これらの共通点から、ドールがブロディ・ドールをモデルにしている可能性は非常に高いと考えられます。
ドール中将のモデルはNANAの大崎ナナ?
ブロディ・ドール説と並んで有力視されているのが、漫画『NANA』の主人公の一人、大崎ナナです。
大崎ナナもまた、パンクロックバンドのボーカリストを目指しており、ショートの黒髪にパンクファッションという外見的な共通点があります。
ブロディ・ドールよりも先に、大崎ナナをドールのモデルだと考えた読者も少なくありません。
また、ワンピースの作者である尾田栄一郎が、94巻のSBSで『NANA』を例に挙げて、同じ漫画に同じ名前のキャラクターが登場することについて語っているため、大崎ナナを意識した可能性は十分にあるでしょう。
これらのことから、ドールのキャラクターデザインは、ブロディ・ドールと大崎ナナの両方からインスピレーションを得ているのではないか、と考える読者も多いようです。
ドール中将はゾオン系の能力者?
ドールの能力については、まだ完全に明らかになっていません。
しかし、海軍の将校以上の階級を持つキャラクターの多くが悪魔の実の能力者であるため、ドールも何かしらの能力者であると推測する声が多数上がっています。
ここで注目すべきは、ドールの両腕にある斑模様のタトゥーです。
これが単なるタトゥーではなく、何かの動物の模様であるとすれば、ドールが動物系(ゾオン系)の能力者であることを示唆している可能性があります。
特に、彼女の武闘派な戦闘スタイルや、武闘派のガープと交流があるという設定も、ゾオン系の能力者説を後押しする要因となっています。
ドール中将の能力はネコネコの実モデル・チーター?
もしドールがゾオン系の能力者だとすると、そのモデルは一体何なのでしょうか?
両腕の斑模様から、ヒョウやジャガー、チーターといったネコ科の動物が候補に挙がります。
モデル・ヒョウの能力者はすでに確認されているため、可能性としては低いでしょう。
そこで浮上するのが「ネコネコの実 モデル・チーター」です。
チーターは、陸上動物の中で最も速い俊足を持つ動物であり、その機敏な動きはドールの背格好を考えても非常に相性が良いと考えることができます。
また、エッグヘッド編には、サテライトやルッチ、くまなど、ネコ科や動物に関連するキャラクターが多く登場しているため、ドールもネコ科の能力者であるという説は、物語の伏線として非常に説得力があります。
ドール中将に関するファンの声
ドールは、その登場後すぐに「かっこいい」「美人だ」「かわいい」と、多くの読者から好意的な感想が寄せられました。
その好感度の高さは、ほぼ同時期に登場した他の女性キャラクターたちと好みが分かれるほどです。
また、黒髪ショートの女性キャラクターとして、ニコ・ロビンの設定画に描かれたショートヘアのロビンに似ているという指摘もあり、ファンの間では「尾田栄一郎が以前から温めていたキャラクターデザインなのではないか」という見方もされています。
ドール中将以外にも、新しい美女キャラクターが次々と登場したため、読者からは「これだけ多くのキャラクターを生み出せる尾田栄一郎はすごい」と、そのキャラクターデザインのセンスを賞賛する声も多数上がっています。
まとめ
ドールは、パンクな外見と優しい心を持つ、ギャップが魅力的なキャラクターです。
そのモデルは、パンクロックミュージシャンのブロディ・ドールや、漫画『NANA』の大崎ナナではないか、と多くの読者が推測しています。
また、両腕のタトゥーからゾオン系の能力者であり、その能力は「ネコネコの実 モデル・チーター」ではないかという考察もされています。
ドールは、今後もワンピースのストーリー展開に深く関わっていくことが予想される重要なキャラクターです。
彼女の今後の活躍、そして能力やモデルに関する謎がどのように明かされていくのか、最終章に突入したワンピースから目が離せません。
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