【呪術廻戦≡モジュロ】第2話「抑止力」徹底考察! 宿儺級の「抑止力」降臨と、シムリア星人から呪術がもたらされた可能性

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【呪術廻戦≡モジュロ】第2話「抑止力」徹底考察! 宿儺級の「抑止力」降臨と、シムリア星人から呪術がもたらされた可能性

 

「呪術廻戦≡モジュロ」第2話「抑止力」は、地球とシムリア星人の外交交渉の詳細を描き、物語の根幹に関わる重要な設定を次々と提示しました。

特に、呪術と宇宙人という一見相反する要素が、遥か昔にシムリア星人から日本にもたらされたという「呪術起源説」が濃厚になったことは、ファンにとって最大の驚きでした。

また、シムリア星人の外交特使団に、両面宿儺と同等レベルの強大な呪力を持つ「抑止力」が存在することが判明し、この存在が地球侵略の脅威となる一方で、融和策を選ばざるを得ない日本側の窮状が明らかになりました。

本記事では、第2話の外交交渉の裏側、マルとクロスの双子の思惑、そして乙骨兄妹が背負う祖父母・憂太と真希の「業」と成長について、ねとらぼ風の視点と専門的な知識を交えて徹底的に考察していきます。

 

「呪術」と「宇宙人」は一繋がりだった! 呪術起源説の濃厚化

「呪術廻戦」には既に「呪術」という大きな架空の設定が存在します。物語を構成する原則として「大きな嘘は1つだけにする」というものがありますが、本作が「呪術」と「宇宙人」という2つの嘘を加えたと考えるのは早計でした。

第2話で示唆されたのは、呪術は遙か昔、シムリア星人から日本にもたらされた可能性が非常に高いという点です。

この設定により、「なぜ日本人だけが呪力を持つのか」という本編からの根幹の謎が、シムリア星人の地球来訪という壮大なSF要素で説明される道筋が見えてきました。

 

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天元に酷似した外交特使ジャバロマ

名前 ジャバロマ
役割 シムリア星人の外交特使
特徴 縦に長い頭部(天元に酷似)、日本語で挨拶するなどの外交的配慮
関連性 天元とシムリア星人との混血または受肉の可能性

シムリア側の外交特使として登場したジャバロマは、その縦に長い頭部から、同化に失敗して老化した天元に酷似しています。

この類似性は、巫術などを行っていた古代の日本人女性に、不死の術式を持つシムリア星人が受肉したのが天元ではないか、という仮説を裏付ける有力な証拠と考える読者が多いです。

天元は日本呪術界の根幹であり、その起源がシムリア星人にあるとすれば、物語は一気に「平安編」へと繋がる可能性を秘めています。

古代日本とシムリア星人との間にどのような交流があったのか、そしてジャバロマが過去の出来事を知っているのか否かが、今後の大きな焦点となります。

 

シムリア最強の「抑止力」降臨と日本側の窮状

シムリア星人との外交交渉の席で、日本側は彼らの圧倒的な力に直面しました。

 

宿儺レベルの強大な力を持つ代表

シムリア側の代表として同席を求めてきた大柄な男は、「両面宿儺レベル」の強大な呪力を放っており、その強者感に宇佐美たちは圧倒されます。

宇佐美は、彼が本気になれば国家転覆も可能であり、戦って勝てる相手ではないと判断し、融和策をもって対応せざるを得なくなりました。

この「抑止力」の存在は、シムリア星人が地球を侵略することも可能でありながら、あえて融和の道を選んでいるという事実を際立たせています。

この代表は、顔立ちや脱ぎたがる描写が宿儺に似ているだけでなく、「ニッポン」に心当たりがあるという発言もしており、宿儺の父親である可能性も排除できません。

宇宙人の寿命がどのくらいなのか、体の模様や頭の角が生まれつきなのか、など、彼の正体に関わる情報は、今後の物語の最重要テーマの一つです。

 

宇佐美の外交判断と融和策の是非

担当 外務大臣臨時代理(呪術総監部の人間)
目的 シムリア星人との融和
判断 「抑止力」の強大さに圧倒され、融和策を選択
要求 「シムリアの特使を、宇宙人であることを隠して、呪術師の教育機関、及び任務に同行させよ」という要求を受諾

宇佐美は、シムリアの特使であるマルを、宇宙人であることを隠して呪術高専に潜入させるという要求を飲みました。

これは、絶対的な強者には戦わずに融和を図るという、苦渋の選択でしたが、部下の美野が、シムリア星人の情報が解禁された場合の「日本国民の排斥感情から武力衝突に発展する懸念」を表明していたのに対し、宇佐美の「シムリア星人の心を解かす」という発言は、いかにもお花畑といった風で、日本人の感情のあり方を問題視するなら、むしろこちらの方ではないか、という批判的な見方もできます。

第1話で抱いていた宇佐美の「冷徹なイメージ」は覆され、彼は、シムリア星人の圧倒的な力を前に、理想論的な融和策を選んだ人物として描かれています。

 

62年前の「京都超常決議安保条約」の闇

シムリア星人との交渉の背景には、「京都超常決議安保条約」という国際的な取り決めがあります。

この条約が締結されたのは、68年前の「死滅回遊」をきっかけに呪術の存在が公表された数年後、62年前のことです。

 

日本が宇宙人外交を押し付けられた理由

この条約により、宇宙人のような超常的な存在への対応は、呪術師のいる日本に丸投げされる形となり、日本はシムリア星人との交渉役を押し付けられることになりました。

しかし、物語では、「決議以降、日本はあらゆる問題に非協力的だったので、国際社会からの援助は期待できない」とか、「安保条約に胡座をかいた日本は、当時米国で加速したナショナリズム(トランプ政権を意識していると見られる)に乗っかってしまった」といった、日本を排他的だとディスるような台詞も登場します。

呪力があるが故に面倒事を押し付けられた日本、という従来の認識と、国際社会で損な役回りをさせられている日本、という認識が、作中の台詞で語られる「日本が排他的」という話とどう結びつくのかは、非常に分かりにくい点です。

呪術を要する特殊な案件ゆえに外国からの支援は期待できず、むしろ外国から距離を置かれている、という方が自然ではないか、という疑問は残ります。

 

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ナショナリズムと排斥感情の相性

美野が「島国と排斥感情は相性がいい」と懸念を表明した点も、物語に社会的なテーマを投げかけています。

しかし、得体の知れない宇宙人が襲来してきた場合、排斥感情が湧き上がるのは、島国である日本に限らず、どこの国の人間であっても同じだと考える読者が多いです。

この発言は、現代社会の移民問題や異文化交流における課題を彷彿とさせると同時に、シムリア星人という未知の存在との交流が、単なるSFバトル漫画に留まらない、社会的なテーマを内包していることを示唆しています。

 

マルとクロスの双子の思惑と役割

シムリア星人の派遣員として登場したマルと、マルの双子の弟であるクロスは、物語の進行において対照的な役割を担っています。

 

マルとクロスの見分け方と役割

名前 マル(マルル・ヴァル・ヴル・イェルヴリ)
役割 共生可能かの判断材料収集(融和派)
見分け方 頬のマークが丸みを帯びている
クロスとの関係 地球人との共存を望むマルに対し、クロスは懐疑的で「戦士」としての役割を強調

第1話から乙骨兄妹と交流しているマルと、外交交渉に同席し、後に真剣と遭遇したクロスは、非常によく似た外見をしていますが、頬に刻まれているマークの形状(クロスは角ばっている、マルは丸みを帯びている)で見分けることができます。

マルは、シムリア星人と地球人が共生できるか否かを判断するための情報を収集しており、その言動からは地球人との融和を望んでいることが伺えます。

一方、クロスは、マルに対し「今のオマエ・・・・戦士としての仕事だ」と発言しており、これは彼らが「武士のような世襲の身分」ではなく、強い呪力=戦闘力を有する者が選ばれて任命される役職名か階級名であることを示唆しています。

シムリア星人内部では「対立」か「共生」かで意見が割れており、クロスはマルの視点だけでは地球人を判断するのに不十分だと考え、自ら地球の様子を見に来た可能性が高いです。

ビルの屋上で街を見下ろしていたクロスは、「私には私の仕事がある」とも発言しており、彼の仕事が何を意味するのか、マルとは異なる「戦士」としての任務が今後描かれることに注目が集まります。

また、呪術高専の生徒である真剣と憂花が、呪術高専のパスで全国の交通機関を無料で利用できるという設定が判明しましたが、これは、彼らが任務で出張する機会が多い、すなわち呪霊がまだまだ日本のあちらこちらで発生し続けていることを示しています。

しかし、任務の指示系統が、本編と異なり総監部から直接生徒に振られている点は、近年はそういう流れになっているのか、宇宙人という特級事案だから特例なのか、今後の情報解禁が待たれます。

 

乙骨兄妹の祖父母への思いと成長

シムリア星人の襲来が現実のものだと知った乙骨兄妹は、自分たちの役割を強く意識するようになります。

 

祖父母のように「抑止力」になる決意

真剣と憂花は、呪詛師から、帳に近い結界術か未知の科学技術で姿を隠した巨大な宇宙船「ナウナクス」(約5万人のシムリア星人を乗せている)が、車山高原に接近するという情報を聞き出します。

彼らは現場で巨大な柱状の宇宙船を目の当たりにし、この宇宙人の襲来が「両面宿儺以来の特級事案」に認定されていることを知ります。

そして、その両面宿儺を「お爺ちゃんとお婆ちゃんたちで倒した」故事に鑑み、今後、宇宙人との間で何かあれば、自分たち呪術師で何とかしなければならないと、乙骨憂太や禪院真希のようになることを心に誓うのでした。

しかし、彼らが抱く祖父母への認識には、「祖父の頭の傷は宿儺につけられたもの、祖母はおちこぼれ扱いを実力で黙らせた」というように、一部で誤解や歪みが含まれていることが示唆されており、真実がどのように歪んで伝わったのかも、今後の物語の重要なポイントとなりそうです。

 

真剣の隠された目的

車山に向かう道すがら、真剣は、真希と禪院家の件に触れた際、「それだけじゃない――」と発言しています。

これは、真剣が人一倍努力して強くなろうとする目的が、憂花に指輪を返したいからという以外にも、何か別の目的があることを示唆しています。

最もありそうな考察としては、真希が禪院家を潰したように、真剣は祖父の死後、指輪を取り上げた五条家に対し、五条家を潰そうとしている、少なくとも黙らそうとしているという可能性です。

乙骨兄妹は、祖父母のように、現在の状況を理解し、共存の道を目指す決意を固めていますが、その成長の過程で、彼らが抱く祖父母への思いや認識のギャップが、どのように彼らの行動に影響を与えるのかが注目されます。

マルは第1話で呪詛師を即死させる術を使いましたが、この術は「指向性のある無量空処みたいなもの」ではないかという考察もあり、呪術の新たな可能性と、シムリア星人の力の奥深さを示しています。

 

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まとめ

「呪術廻戦≡モジュロ」第2話は、呪術の起源がシムリア星人にある可能性を濃厚にし、物語を「平安編」へと繋げる壮大なスケールを提示しました。

宿儺レベルの強大な「抑止力」の登場は、日本が融和策を取らざるを得ない窮状を示しており、この状況下で、乙骨真剣と憂花、そしてマルとクロスという少年少女たちが、地球の命運をかけてどのように行動するのかが、今後の物語の軸となります。

特に、クロスが抱える「戦士としての仕事」の目的や、マルとクロスの双子の思惑、そして真剣が持つ隠された目的が、地球とシムリア星人との対立か共生かを決定づける鍵となるでしょう。

多くの謎と新しい魅力に満ちた本作は、今後も目が離せないスピンオフとなっています。

 

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