今回は、呪術廻戦の呪具のまとめという事で記事を書いて行きたいと思います。呪具と言えば呪力がない人でも扱えるという事で、呪力の扱いに長けていない人が多く使っています。
呪具にも、呪霊や呪術師のように、その威力、効力によって特級から4級までの階級があり、等級の高い呪具ほど、呪力戦において大きなアドバンテージとなります。
使い方と使い手によっては五条悟すら脅かすほどの強力な武器となりますが等級の低い武器を特級に使うなど無理な使い方をすると破損する場合もあり、戦略をさらに広げてくれています。
今回は、能力戦において時に重要な役割を果たす呪具についてまとめてみていきたいと思います。
呪具
呪いが見える真希の眼鏡と呪いの篭っていない呪具
呪いが見えない人でも呪いが見えるという真希の眼鏡、ここでもう一つ気づいたのが「お前らみたいに自分の呪力を流してどうこうしてるわけじゃねぇよ」というセリフです。
呪術廻戦に登場する呪具は、術師が使っていることから全部、初めから呪いが篭っている呪具に見えますが実は、呪具ではないかもしれません。
呪具っぽいけど呪具か怪しい仲間
この時、会話しているのが釘崎野薔薇なので、釘崎の釘や金づちは呪具ではなく自らの呪力を流して使っているのではないかなと思いました。
野薔薇も「虎杖がもらっていた奴と同じか…」と回想しているので自らの武器は初めから呪いが篭っているわけではなさそうですね。
他にも、呪力を込めて使っているのかなーと思われるのに楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)のギターがあります。エレキギター(フライングV)で奏でた旋律を増幅させ呪力として打ち出す術式を使っています。
屠坐魔(とざま)
等級不明、2~4級?
呪力のこもった武器で、呪力が扱えない人間でも呪いを攻撃することができます。
低級の呪いを倒すことに成功していますが、特級相手だと簡単に破壊されていることから2~4級の強さだと思われます。
七海建人の小刀
等級不明、1級~2級?
七海建人が使っている小刀、刀身を布のようなものでグルグル巻きに覆っており虎杖が「峰打ちでブッタ斬った‼」評していることから裏表がある様子
呪具との明記はありませんが、恐らくは呪具だと思われます。
作中では現れた呪霊をあっさり倒し、特級呪霊である真人、陀艮相手にも壊れることなく最後まで戦い抜いています。これはこの小刀の力というよりは七海建人の術式によるものが大きそうです。
七海建人曰く「このようなナマクラ」と言っていることから強力な武器ではなさそうです。
サイドテールの剣
重面春太が持っていた剣で組屋鞣造によって作られました。持ち手が手の形をしており、握る際は握手しています。
重面春太は非力なため剣からも握ってもらう必要があったためこういう形状なんだそうです。自ら動くことも出来、意志を持っている?
釘崎野薔薇との戦いでは、重面春太が野薔薇に向けて剣を投げた際にパンチの手をして顎に当てています。
冥冥の斧
等級不明、1級~2級?
一級術師である冥冥が使う巨大な斧、冥冥自身の術式が戦いに向かない為、必死で鍛えた結果扱えるようになった斧
術式が戦闘向けでない分、近接戦闘は力任せであると思われます。そのため一級である冥冥の攻撃力に耐えるためそれなりに耐久力はあると思われます。
真希の薙刀
1級呪具?
真希は呪力がないので、真希が戦闘に使っている武器は呪具だと思います。
一級呪具だと思った根拠なんですが、虎杖が特級相手に屠坐魔を使った際には簡単に折れていますが、この薙刀はその時の特級より遥に強い陀艮相手にも検討しています。
最後は折られていますがこの時に入れ替わりで真希が使ったのが特級呪具である游雲でした。
なのでこの薙刀は特級呪具游雲ほどではないが特級呪霊にも通用するものだと考えています。
万里の鎖(ばんりのくさり)
禪院甚爾が五条相手に使用。持ち手の布の部分を観測させなければ、際限なく伸びる不思議な鎖です。
これは天逆鉾に付けることでリーチを伸ばしていました。
黒縄(こくじょう)
ミゲルの祖国の術師が一本編むのに何十年もかけて作る縄
五条悟の発言から相手の術式を乱す呪具だと思われます。この呪具のお陰で五条悟を10分足止めすることが出来きたことからかなり強い呪具だと思われます。
この呪具の凄いところは、獄門彊のようになにかのなれの果てのようないわくつきの理由があるわけではなく人が作ったものであるという事ですね。この呪具に限ったことではありませんが、特級術師が編んだものと、三級術師が編んだものとでは強さが変わってきそうですね。
禪院甚爾が持っていた刀
特級呪具?夏油の呪霊を切り裂いて出てきたときに使用されていた呪具です。
9巻オマケページで游雲と並ぶ5億円と出てきたので、特級に位置する呪具だと思います。
游雲(ゆううん)
特級呪具。游雲はパパ黒の武器庫呪霊の中に残っていたもので、夏油が高専離脱後、ここぞという時に使っていました。百鬼夜行時に五条悟が回収しましたが、その後禪院家が所有権を主張、しかし五条パワーで真希の手に渡ります。
0巻で夏油傑、花御戦で禪院真紀・伏黒恵・東堂葵の3人が使用。売ったら5億はくだらないという代物、三節棍のような形をしていて扱いは少し難しそうです。
特級呪具の中で唯一術式効果が付与されていません。
つまり純粋な力の塊で、威力は持つ者の膂力に大きく左右されます。
作中でもトップレベルの防御力を誇る花御でも、ダメージを負うほど游雲の威力は高いです。
呪力0の真希が使っても花御を吹っ飛ばせて里香を完全顕現させた乙骨に対してかすり傷を与える事の出来るチート武器
天逆鉾(あまのさかほこ)
特級呪具。禪院甚爾(伏黒恵の父)が五条相手に使用。呪具の中でも異質のその付与された術式効果は、発動中の術式の強制解除、これにより五条悟は無下限術式を強制解除されピンチに陥りました。
五条の術式反転「赫」も天逆鉾を盾にすれば凌げると言っていたので、防御にも優秀だと思います。また小刀なので扱いやすいという点もポイントです。この呪具は、夏油の手持ちの最高高度の呪霊さえも切り裂いていました。
呪物
呪胎九相図
特級呪物。明治の初めに史上最悪の呪術師として名を馳せた加茂憲倫によって生み出された九体の呪物の総称。宿儺の指に近いか同等の危険品として扱われている。高専で保管されていましたが、偽夏油によって奪われています。
受肉した九相図は特級となっているので、宿儺の指と同じくらい危険な物であると言えます。
宿儺の指
特級呪物。全部で20本ある宿儺の指、現存する術師では封印することが出来ておらず五条先生ですら破壊不能な呪物、順応できる人間が食べることで呪力を帯びるようになる。
呪霊が取り込むとその強さが増して、特級になってしまうほど強力な物ですが何故か学校に安置されるというお粗末な扱いを受けることもあります。
獄門彊
特級呪物。こちらは呪具ではなく呪物と呼ばれています。『生きた結界、源信のなれ果て』と言われ、獄門彊に封印できないものはないというほど強力な封印です。封印の期間は1000年という長い期間の封印が可能
ただし発動条件が2つあり
- 封印有効範囲4m以内に対象を留めること
- 1分間範囲内に留めておくこと。(ただし脳内時間での1分でも良い)
となっています。封じられた人間は、呪力がなくなり身体能力が封印されてしまいます。五条悟が封印された際に獄門彊の中では時間が流れていないということが分かっています。
夏油は虚をついてとはいえ五条悟の封印に成功していることから獄門彊に封印できないものはないというのは間違いなさそうですね。
情報の処理が完了するまで動かすことが出来ない獄門彊、五条悟もただ封印されたという訳でもなく、多大な重力を発動させてその場から獄門彊を動かすことも出来なくしています。
五条悟の封印という作中で最も活躍している呪具ですが、単独の戦闘能力や複数の敵に何度も使える汎用性は刀などのほうが高そうですので特級呪具の中では戦闘能力という点においては下位に位置していいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?呪術廻戦には呪具と明記されていないだけで他にも数多くの呪具が登場しています。(たぶん)
特級呪具ばかり注目されて、ほかの呪具に関してはあまり説明されていないことが多いですね。術式や呪力が無くても呪霊と戦えるようになる呪具、使い手によってその特性や強さが大きく変化するのも面白いところですね。
今後どんな呪具が登場するのか期待したいところです。
コメント
なぜ伏黒甚爾あんなに特級呪具を持っていたんですか?