『NARUTO-ナルト-』に登場するキャラクターの中でも、その生き様と強さで圧倒的な人気を誇るうちはイタチ。
冷酷に見えて、実は深い愛情を胸に秘めていた彼の言葉は、多くのファンの心に深く刻まれています。
今回は、そんなイタチが残した数々の名言の中から、選りすぐりのBEST10をランキング形式でご紹介!
彼の壮絶な生涯を彩ったセリフの裏に隠された真実や、その能力、そして世間での評判まで、イタチの全てに迫ります。
きっとあなたも、イタチの「男前」な魅力に改めて気づくはず!
うちはイタチってどんな人物?冷酷な仮面の裏に隠された素顔
うちはイタチは、主人公うずまきナルトの同期であり、永遠のライバルであるうちはサスケの実兄です。
彼は木ノ葉隠れの里の抜け忍であり、暗躍する犯罪組織「暁」のメンバーとして登場しました。
うちは一族に代々伝わる特殊な瞳術「写輪眼」の使い手で、そのクールなルックスとずば抜けた能力から、ナルトの中でもトップクラスの人気を誇るキャラクターです。
うちはイタチのプロフィール
名前 | うちはイタチ |
---|---|
忍者登録番号 | 012110 |
誕生日 | 6月9日 |
血液型 | AB型 |
身長 | 175.2cm (18歳時) → 178cm (21歳時) |
体重 | 57.1kg (18歳時) → 58kg (21歳時) |
好きな食べ物 | おむすび (こんぶ)、キャベツ |
嫌いな食べ物 | ステーキ |
好きな言葉 | 平和 |
趣味 | 甘味処めぐり |
忍者学校卒業年齢 | 7歳 |
中忍昇格年齢 | 10歳 |
CV | 石川英郎、寺崎裕香 (幼少期) |
プロフィールを見ると、イタチがたった7歳で忍者学校を卒業し、10歳で中忍に昇格していることが分かります。
まさに生粋の天才!一方で、趣味が「甘味処めぐり」だったり、意外な一面も持ち合わせていますね。
うちはイタチの性格:天才ゆえの悲しき宿命
うちはイタチは、かつてサスケ以外のうちは一族を皆殺しにし、里を抜けたという壮絶な過去を持っています。
その能力は飛び抜けて高く、忍術、体術、写輪眼による幻術の全てに秀でた天才中の天才と評されています。
ナルトの第一部では冷酷で怜悧な性格として描かれていましたが、物語が進むにつれて、実は非常に自己犠牲的で温和な平和主義者であったことが判明します。
目的を達成するために、自身の感情を押し殺し、悪役を演じ続けたイタチの生き様は、まさに「自己犠牲」という言葉がぴったりでしょう。
『NARUTO-ナルト-』ってどんな物語?世界を熱狂させた忍者伝説!
『NARUTO-ナルト-』は、1999年から2014年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた、「忍者」を題材にした大人気少年漫画です。
全700話、単行本は72巻と外伝1巻が発売されており、『ONE PIECE』と並び、ジャンプの二大看板として国民的な人気を誇ります。
2002年にはアニメ化され、10年以上にわたって放送。その人気は日本国内に留まらず、海外でも絶大な支持を得ています。
物語のあらすじ:孤独な落ちこぼれから里の英雄へ
物語の主人公、うずまきナルトは、木ノ葉隠れの里の中でも落ちこぼれの忍者でした。
過去に里を襲った尾獣・九尾の狐が体内に封印されていたため、里の人々から疎まれ、悲しい幼少期を過ごします。
しかし、恩師との出会いや厳しい忍術修行、そして大切な仲間との出会いと別れを繰り返しながら、里一番の忍者「火影」になるべく、過酷な任務を全うしていく波乱万丈の物語です。
うちはイタチの心に響く名言・台詞BEST10〜4!
ナルトの物語の中でも、重要なキーパーソンであるうちはイタチ。
彼の生涯は悲劇に満ちていましたが、その根底には弟を愛する深い気持ちが常にありました。
そんな彼の生き様が垣間見える、珠玉の名言をご紹介します。
第10位:名言「一度でも仲間に手をかけた…」
一度でも仲間に手をかけた人間はろくな死に方をしないものだ。
この言葉は、ナルト54巻、イタチと鬼鮫の会話シーンで登場します。
かつてうちは一族を壊滅させたイタチ自身の過去を思わせる、重い言葉ですね。
仲間を裏切る行為は、いずれ自分に跳ね返ってくるという彼の悟りが込められています。
自分が「ろくな死に方をしない」と理解していながらも、里のために身を粉にするイタチの自己犠牲的な覚悟が伝わってきます。
第9位:名言「里がどんなに闇や矛盾を…」
里がどんなに闇や矛盾を抱えていようと オレは木の葉の うちはイタチだ
うちはイタチは犯罪組織「暁」に所属していましたが、実は木ノ葉の上層部の命を受け、潜入していた二重スパイでした。
里の平和のために苦境に身を置くイタチが、周囲からいかに裏切り者として見られていようとも、自分は木ノ葉の所属であると語るシーンは、彼の忍としてのプロ意識の高さと誇りを感じさせます。
第8位:名言「知識や認識とは…」
知識や認識とは曖昧なモノだ、その現実は幻かもしれない。人は皆思い込みの中で生きている、そうは考えられないか?
この台詞は、サスケに対してイタチが語った印象的なシーンです。
人の認識は確かに不確かで、知識も情報が更新されれば容易に書き換えられます。
人間の思い込みや偏見によって、実際に見ている現実が実は全く違った、という経験は誰しもあるのではないでしょうか?
現代社会にも通じる、深く示唆に富んだ名言と言えるでしょう。
第7位:名言「どんな術にも弱点…」
どんな術にも弱点となる穴は必ずある!
第四次忍界大戦でのカブトとの戦いで放たれた台詞です。
ここで言う「どんな術」とは、生贄を用いて死者を蘇らせ、術者の思い通りに操る禁術「穢土転生」のこと。
この後に続く台詞でイタチは「この俺の存在だ」と語っており、うちはイタチの圧倒的な強さと自信がよく分かる、まさに「男前」なセリフです。
第6位:名言「己自身を認めてやる…」
己自身を認めてやることができない奴は失敗する、かつてのオレのようにな
この台詞も、第四次忍界大戦、カブト戦でのシーンです。
「己自身を認める」ということは、自分が弱点としていることや、できないことを素直に受け入れるということです。
昔から「天才」と呼ばれ、何でもできてしまうイタチのような人物にとって、自身の弱みを認めることは非常に難しかったのかもしれません。
しかし、自分にも欠点があると認めることで、他人を大切にしたり、仲間に助けを求めたりすることができ、それが成功に繋がるとイタチは語っています。
この言葉は、完璧に見えたイタチの意外な内面と成長を示しています。
第5位:名言「オレは一人で何でも…」
オレは一人で何でもしようとし・・・失敗した・・・今度は・・・それこそ仲間に任せるさ
この台詞は第四次忍界大戦でのナルトとの会話シーンで登場します。
うちはイタチは昔から人よりもあらゆることに秀でた天才でした。
しかし、圧倒的な能力を持ってしまうと、「自分は何でもできる」という全能感に溺れ、他人を寄せ付けず全て自分で解決しようとしてしまいがちです。
大きな目標であればあるほど、一人でできることには限界があるため、仲間を頼ることの大切さを説いた、イタチ自身の経験に基づく重みのある台詞です。
第4位:名言「火影になった者…」
火影になった者が皆から認められるんじゃない、皆から認められた者が火影になるんだ
この台詞も、第四次忍界大戦にて、火影となって力を手に入れたナルトが一人で無茶をしようとする際に放たれたものです。
かつて、一人で全てを背負い込み失敗した経験を持つうちはイタチだからこそ、ナルトに仲間を頼ることの重要性を説いています。
イタチが語るからこそ、その言葉には深い説得力がありますね。
うちはイタチの心に響く名言・台詞BEST3!涙なしには語れない言葉たち
ついにBEST3の発表です!ここからは、ストーリーの感動的なシーンが鮮やかに蘇る読者の方も多いのではないでしょうか?
第3位:名言「お前とオレは唯一無二の…」
お前とオレは唯一無二の兄弟だ。お前の越えるべき壁としてオレはお前と共に在り続けるさ、たとえ憎まれようともな…それが兄貴ってもんだ。
かつて、幼少期のサスケに言った台詞です。
当時、里の平和のためか、一族を守るかという厳しい選択を迫られていたイタチが、何も知らない最愛の弟に優しく語りかける姿は、胸を締め付けられます。
まだ13歳の台詞とは思えないほど、うちはイタチの器の大きさを感じさせますね。
いかにサスケがイタチにとって大切な存在だったのかが、痛いほど伝わってくる台詞です。
第2位:名言「お前がこれからどうなろうと…」
お前が、これからどうなろうとオレはお前のことをずっと愛している
この台詞は、穢土転生で蘇った後、弟・サスケに言った最期の別れの言葉です。
イタチのサスケへの深く、そして揺るぎない愛が伝わる究極のセリフ。
このシーンは、思わず涙が溢れた読者の方も多かったのではないでしょうか?
里の平和と、愛する弟のために命を賭して激動の人生を歩んだイタチの生き様は、サスケはもちろんのこと、多くの人々の心に多大な影響を与えました。
第1位:名言「許せサスケ…」
許せサスケ、これで最後だ
栄えある一位は、やはりこちらの名言です。
イタチVSサスケの壮絶な戦いでのシーン。
全ての真実を隠し通し、里や弟のために死力を尽くしたイタチの最期のこの台詞は、悲しくも、そして感動的です。
イタチはサスケに万華鏡写輪眼の能力「天照」を授けた後、力尽きて亡くなりました。
弟を想う優しい兄であるイタチの本当の姿が、ついにサスケに、そして読者に明かされた衝撃的で感動的な瞬間でした。
うちはイタチの能力や技を徹底解説!最強の瞳術「万華鏡写輪眼」の秘密
うちは一族の中でも抜きんでた存在だったイタチ。彼がどれだけ優れた人物だったのでしょうか?
その規格外の能力や技を、詳しくご紹介します。
写輪眼とは?うちは一族の特別な瞳
写輪眼とは、うちは一族に遺伝的に伝わる血継限界と呼ばれる特殊能力です。
写輪眼が開眼すると瞳が赤くなり、瞳孔の周囲に巴型の模様が浮かび上がります。
写輪眼の能力は、開眼者の精神状態と連動しており、憎しみの感情が強くなると能力も上昇するという特性を持ちます。
脳から特殊なチャクラが錬成され、それが視神経に影響を及ぼすことでチャクラを可視化できたり、動体視力が飛躍的に上昇するため、見切った技をコピーすることもできます。
万華鏡写輪眼とは?伝説級の魔眼の開眼条件
万華鏡写輪眼とは、写輪眼の究極の完成形と言われており、うちは一族の中でも開眼した者は数名しかいないほどの伝説級の魔眼です。
写輪眼よりも圧倒的に能力が高く、最強の尾獣である九尾を封印できるほどの力を持つと言われています。
しかし、万華鏡写輪眼の開眼条件は、親しい者と死に別れるほどの強い精神的ストレスを受け、深い負の感情を抱くこととされており、術者に大きな代償を強いる能力のため、うちは一族の中でも秘匿情報とされてきました。
イタチの万華鏡写輪眼の技や能力:圧倒的な力の秘密
魔眼の中でも最強クラスの「万華鏡写輪眼」。イタチが使いこなしたその能力や技をご紹介します。
技や能力①:天照(アマテラス)
イタチの右目に宿る能力で、敵を燃やし尽くすまで消えない「黒い炎」を出現させることができます。
その威力は火遁の術と比べ物にならないほどに強力で、対象を瞳の中に映すだけで発動可能。
しかし、威力が膨大な分、消費するチャクラの量も膨大であり、発動するたびに血涙を流すほど術者にとっても負担が大きい能力です。
イタチは目を瞑ることで鎮火することも可能です。
技や能力②:月読(ツクヨミ)
イタチの左目に宿る能力です。
通常、幻術世界での時間は現実と同様に時間が経過しますが、この能力は幻術のみならず、時間さえも術者の好きなように操ることができます。
月読にかかった相手は、わずか数秒の間に精神が崩壊するほどの苦痛を味わうことになります。
技や能力③:須佐能乎(スサノオ)
万華鏡写輪眼最強の技と呼ばれる須佐能乎。
須佐能乎を発動できるうちは一族は極めて稀で、膨大で高密度のチャクラで生成された巨大な骸骨を操ることができます。
この能力には段階があり、完全体は尾獣にすら匹敵するほどの能力を持つとされています。
しかし、膨大な量のチャクラが必要になるのと全身の細胞に負担がかかるため、最後の切り札となる技です。
うちはイタチの過去の真実を考察:悲しき宿命を背負った男
里の平和と弟のために奔走し続けたイタチでしたが、その裏では多くの嘘で真実が隠されていました。
ここでは、イタチの壮絶な過去と、彼が背負った真実について考察していきます。
考察①:クーデターを計画していたうちはフガク
イタチの実の父親であるうちはフガクは、木ノ葉隠れの里に対しクーデターを企てていました。
クーデターに至る原因は、うちは一族と木ノ葉の里の間に長年存在した確執にあります。
遡ること80年ほど前、かつて最強と呼ばれた「森の千手一族」と「うちは一族」は長く対立していましたが、お互いに疲弊し、休戦して火の国との協定を結び、一国一里の「木ノ葉の里」を建国しました。
しかし、初代火影が千手柱間になったことで、うちはマダラは千手一族にうちは一族が駆逐されてしまうと危機感を覚えます。
彼はうちは一族に千手と戦うよう呼びかけますが、一族は応じず、マダラは里を抜け、木ノ葉の里に戦いを挑みますが、千手柱間に倒されてしまいます。
その後、二代目火影の千手扉間はうちは一族に「木ノ葉警務部隊」の役職を与えますが、これは実際にはうちは一族を監視下に置き、政権から遠ざけるためのものでした。
結果として、木ノ葉の実権は千手一族が掌握することになります。
そして、木ノ葉の里で16年前に起きた尾獣・九尾による里の急襲は、うちは一族の仕業ではないかとあらぬ疑いを掛けられてしまいます。
実際には違ったのですが、この疑いによりうちは一族はさらに厳重な監視下に置かれ、里の隅に追いやられ、肩身の狭い生活を強いられました。
このような背景から、うちは一族は里に対しクーデターを企てたのです。
考察②:うちはイタチの極秘任務
イタチに与えられた極秘任務とは、「うちは一族の全員抹殺後、里を抜けること」でした。
木ノ葉の上層部は、一族のしがらみに囚われることなく平和を好むイタチに目をつけ、イタチに究極の選択を迫ります。
それは、「うちは側に付いてクーデターを起こし、一族と共に全滅するか」、それとも「木ノ葉側に付いてサスケを残し、うちは一族を全滅させるか」という、わずか13歳の少年に酷な二択でした。
イタチが選んだのは、後者でした。
考察③:サスケだけは殺せなかったイタチの深い愛情
里の平和のために、一族を皆殺しにするという選択をしたイタチでしたが、最愛の弟サスケだけは殺せませんでした。
両親や恋人、師匠をこの手で殺してもサスケは殺せなかったという事実が、いかにイタチにとってサスケがかけがえのない尊い存在であったかが分かります。
サスケには、いつか「同じ瞳(万華鏡写輪眼)を持って来い」と伝え、その場から去るのでした。
考察④:極秘任務を与えられたイタチの心情
イタチの両親は、イタチが木ノ葉の里側に付いたことを知っていました。
知っていながら、作戦決行の夜「考え方は違っても、お前を誇りに思う。お前は優しい子だ」「サスケを頼んだぞ」と言い残しました。
イタチは泣きながらも任務遂行を果たすのでした。
この時のイタチの心情は計り知れません。この時の深い悲しみが糧となり、のちに写輪眼の能力向上に繋がるのは、何とも皮肉な運命です。
うちはイタチに対する世間での評判や人気は?
過酷な任務を背負わされながら、里や弟のためにその生を全うしたイタチ。
そんな彼の世間での評判や人気をご紹介します。
彼の「カッコよさ」に関するツイートが多数見受けられます。
これはファンなら「あるある」なのではないでしょうか?
「どうにかイタチが生き残れる方法はなかったのか」と、彼の死を惜しむ気持ちが理解できますよね。
やはり、イタチとサスケの兄弟愛について言及されているコメントがかなり多かったです。
『NARUTO-ナルト-』の物語の中でも、この2人のシーンは屈指の見どころであり、多くのファンに愛されています。
うちはイタチの名言は「男前」で「かっこいい」!
うちはイタチの名言から、彼の壮絶な生き様が垣間見えたのではないでしょうか?
彼は本当に、愛のために生きた男だったと思います。
他人のために自らの犠牲を厭わず、死力を尽くす姿は、多くの人々の心に焼き付いて離れないでしょう。
イタチの言葉は、彼の内なる強さと優しさ、そして悲しい運命を乗り越えようとした「男前」な生き様を雄弁に物語っています。
これからも、多くのファンに語り継がれる名言として、心に残り続けるはずです。
うちはイタチの魅力をさらに深く知りたい方は、こちらの記事もチェック!
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