
『進撃の巨人』の重要人物、ベルトルト・フーバーとは?
諫山創が描く世界的人気漫画『進撃の巨人』は、人間を捕食する巨人と、それに抗う人類の壮絶な戦いを描いたダークファンタジー作品です。
緻密な世界観と予測不能なストーリー展開、そして個性豊かな登場人物たちが織りなす人間ドラマは、多くの読者を惹きつけてやみません。
物語初期から主人公エレン・イェーガーたちと行動を共にし、その地味な見た目とは裏腹に、物語の根幹を揺るがす重要な役割を担っていたキャラクターがいます。
それが、ベルトルト・フーバーです。
彼は、調査兵団104期訓練兵団の卒業生で、どんな分野でもそつなくこなせる優秀な兵士として描かれていましたが、その正体が明かされると、読者に大きな衝撃を与え、ネット上で大きな話題となりました。
本記事では、物語のキーパーソンであるベルトルト・フーバーの人物像を深掘りし、彼の正体と壮絶な結末、心に残る名言、そして彼の内面に秘められた葛藤について徹底的に考察していきます。
👉【進撃の巨人】最強キャラランキング決定版!最新序列を完全公開
ベルトルト・フーバーのプロフィールと人物像
ベルトルト・フーバーは、ウォール・マリア南東の山奥の村出身で、長身で黒髪という素朴な見た目が特徴です。
13歳で第104期訓練兵団に入団し、その身体能力とオールマイティな才能で3位という高成績で卒業しました。
しかし、その優秀さとは裏腹に、主体性に欠ける気弱な性格は本人も気にしている様子が描かれています。
エレンやアルミンといった仲間たちを尊敬する一方で、巨人の恐怖を知らず世論に流される形で入団した同期に対しては、どこか冷めた感情を抱いているような描写も見受けられました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 身長 | 192cm |
| 体重 | 81kg |
| 年齢 | 16歳(初登場時) |
| 出身地 | ウォール・マリア南東の山奥の村 |
| 誕生日 | 12月30日 |
| 訓練兵団成績 | 第104期3位 |
| 所属 | 調査兵団 |
ベルトルトの意外な側面:寝相とアニへの思い
普段は地味で目立たない存在だったベルトルトですが、いくつかの印象的な描写から、彼の意外な側面が垣間見えます。
まず、彼の「芸術的な寝相の悪さ」は、同期の間でも有名でした。
物語の後半で明かされた寝相は、上半身はベッドの上にあるものの、下半身は壁に垂直に沿っているという、常人離れしたものでした。
また、彼は同期のアニ・レオンハートに密かな恋心を抱いていました。
感情をあまり表に出さない性格だったため、エレンやアルミンたちはそのことに気づいていませんでしたが、ライナー・ブラウンから「故郷に戻ったらアニに思いを伝えろ」と告げられる場面や、アニを見つめて頬を赤らめる様子、壁内に潜入したアニを止めようとする姿など、その好意は作中の各所で描かれています。
これらの描写は、彼が単なる「裏切り者」ではない、人間らしい感情を持った一人の少年であったことを示唆しています。
ベルトルト・フーバーの正体と壮絶な結末
物語が進行するにつれて、ベルトルトの「地味さ」や「主体性のなさ」は、彼が背負う秘密の重さを際立たせる伏線として機能していました。
そして、ついに明かされる彼の正体と、その後の壮絶な結末は、多くの読者に衝撃を与えました。
正体はウォール・マリアを破壊した「超大型巨人」
物語の大きな転換点となったウトガルド城の戦いの後、ウォール・ローゼの壁上で、ライナーとベルトルトはエレンに対し、衝撃の告白をします。
ベルトルトの正体は、物語の始まりにおいてウォール・マリアを破壊し、人類に絶望をもたらした「超大型巨人」その人だったのです。
ライナーが鎧の巨人であることを明かしたのと同時に、ベルトルトもまた、自分たちがマーレという別大陸から送り込まれた「戦士」であり、エレンが持つ「座標の力(始祖の巨人)」を手に入れるために壁内に潜入していたことを告白しました。
この時、それまで仲間として過ごしてきたエレンに対して、ベルトルトは「誰が好きでこんなことしたいと思うんだよ!」と心からの叫びを上げていました。
このセリフは、彼が自らの使命と、築き上げてしまった仲間との絆の間で、激しい葛藤を抱えていたことを如実に物語っています。
ベルトルトの最期:アルミンに捕食され死亡
超大型巨人としての正体を明かした後も、ベルトルトはライナーと共にエレンを捕らえるべく行動します。
しかし、シガンシナ区での最終決戦において、調査兵団との激しい戦いの末、ついに彼は追い詰められます。
エレンによってうなじを切られ、巨人の本体であるベルトルトは引きずり出され、四肢を切断され逃げることができなくなってしまいました。
助けに現れた獣の巨人ジークは、リヴァイ・アッカーマンに追われていたため、ライナーだけを連れてその場を去ります。
残されたベルトルトは、死力を尽くして助けを求めますが、最終的に巨人化したアルミン・アルレルトに捕食され、その壮絶な生涯を終えることになりました。
彼の死は、物語の悲劇性を一層深めるものとなり、多くの読者が心を痛めた瞬間でした。
ベルトルト・フーバーの心に残る名言
内向的で気弱な性格だったベルトルトですが、彼の口から語られた言葉は、彼が背負う重い使命と、仲間への複雑な感情を雄弁に物語っています。
ここでは、特に読者の心に深く刻まれたベルトルトの名言をいくつか紹介します。
👉【進撃の巨人】調査兵団の生き残り9人まとめ!背負った過酷な運命
「あの時は…気の毒だと思ったよ…」
エレンとユミルを拉致し、自らが壁内人類の敵であることを明かした際、エレンがウォール・マリアの破壊と母親の死について問い詰めると、ベルトルトは静かにこの言葉を返しました。
一見、他人事のように聞こえるこのセリフは、エレンの怒りを買い、彼からの強い憎悪を向けられる結果となりました。
しかし、この言葉の裏には、彼が破壊者としての役割を演じながらも、壁内人類の苦しみに共感していたという、複雑な感情が込められていたのかもしれません。
「誰が好きでこんなこと!! こんなことをしたいと思うんだよ!!」
エレンを連れて逃走しようとする中、調査兵団の仲間たちから非難の言葉を浴びせられ、ベルトルトは感情を爆発させ、この叫びを上げました。
「人から恨まれて殺されても当然のことをした 取り返しのつかないことを…でも…ぼくらは罪を受け入れきれなかった…兵士を演じてる間だけは…少しだけ楽だった…嘘じゃないんだコニー!! ジャン!! 確かにみんな騙した…けどすべてが嘘じゃない!本当に仲間だと思ってたよ!! 僕らに謝る資格なんてあるわけない…けど…誰か……頼む…誰か…お願いだ……誰か僕らを見つけてくれ…」
この長台詞は、ベルトルトが仲間を裏切らざるを得ない境遇に置かれながらも、本心では誰かに助けを求め、救いを求めていたという、彼の深い葛藤と苦悩を鮮明に描き出しています。
このセリフは、彼が単なる「悪役」ではないことを示し、多くの読者の胸を締め付けました。
「確認したかった 君たちを前にした途端にまた泣き言を繰り出し 許しを請うんじゃないかってね でも…もう大丈夫みたいだ うん 君たちは大切な仲間だしちゃんと殺そうと思ってる」
シガンシナ区の決戦で、ベルトルトは時間稼ぎだと知りながらもアルミンの問いかけに応じていました。
普段は気弱で物事を強く言わない彼が、この時ばかりはきっぱりとこのセリフを言い放ち、作戦を遂行するという強い意思と覚悟を示しました。
この言葉は、彼の内なる決意が固まった瞬間を表しており、その後の超大型巨人としての行動へと繋がっていきます。
「すごく変な気分だ…恐怖もあまり感じていないし 周りがよく…見える…きっとどんな結果になっても受け入れられる気がする そうだ…誰も悪くない… 全部仕方なかった だって世界はこんなにも——残酷じゃないか」
ライナーがベルトルトを助けに来たかと思われた瞬間、ベルトルトは超大型巨人に変身します。
その直前、立体機動装置で空へ飛び上がりながら、街を見下ろして心の中で呟いたのがこのセリフです。
一歩間違えればライナーをも巻き込む危険な変身でしたが、その時のベルトルトには、仲間を切り捨ててでも使命を果たすという強い覚悟がありました。
この言葉は、彼が自分の運命を受け入れ、目の前の残酷な現実と向き合う姿勢を示しており、彼の悲劇性を一層際立たせています。
ベルトルト・フーバーの声優と世間の評判
ベルトルトの複雑な内面を表現する上で、彼の声優の演技も重要な要素でした。
また、彼のキャラクターは、読者の間でどのような印象を持たれているのでしょうか。
ベルトルト・フーバーの声優は「橋詰知久」
アニメ『進撃の巨人』でベルトルト・フーバーの声を担当したのは、声優の橋詰知久です。
橋詰知久の、癖のないテノールボイスは、ベルトルトの普段の控えめな性格と、ここぞという時に見せる強い感情の両方を表現する上で、大きな役割を果たしました。
アニメではこのベルトルト役が初のメインキャストだったと言われています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性別 | 男性 |
| 誕生日 | 4月13日 |
| 出生地 | 兵庫県 |
| 血液型 | B型 |
| 身長 | 173cm |
| 事務所 | 青二プロダクション |
| 主な出演作品 | 『戦場のヴァルキュリア3』(ダイト)、『真・三國無双』(法正)、『ライブアライブ』(おぼろ丸)など |
👉【進撃の巨人】リヴァイは本当に低身長?人類最強の意外な魅力
世間での評判と人気
ベルトルトは、物語序盤では「控えめだけど優秀なキャラクター」「長身でイケメン」という印象を抱く読者が多かったようです。
どの分野でもそつなくこなせる彼の働きぶりは読者にも評価されており、その存在感の薄さとは裏腹に、多くの人に好意的に受け止められていました。
しかし、彼の正体が超大型巨人だと明かされた時は、多くの読者が驚愕し、その唐突な展開に衝撃を受けました。
特に、エレンを前に正体を明かす際のベルトルトの「誰が好きでこんなことしたいと思うんだよ!!」というセリフは、その後の彼の苦悩と相まって、読者の間で屈指の名シーンとして語り継がれており、ネットミームになるほど有名になりました。
そして、ベルトルトがアルミンに捕食され死亡した結末は、多くのファンに悲しみをもたらしました。
彼が「裏切り者」であると同時に、過酷な運命に翻弄された一人の少年であったことが描かれたことで、彼の死は単なる敵の討伐ではなく、悲劇的な物語の一部として深く心に刻まれることになりました。
まとめ:悲劇を背負った「超大型巨人」の戦士
ベルトルト・フーバーは、『進撃の巨人』の物語において、ウォール・マリアを破壊した超大型巨人という、人類にとって最大の脅威でありながら、その内面に深い葛藤と人間らしい感情を秘めた、非常に複雑なキャラクターでした。
マーレに生まれた彼は、自らの意思とは異なる悲劇的な使命を背負わされ、仲間を裏切るという苦悩を抱えながら生きてきました。
彼の最期は、その悲劇的な運命の集大成であり、多くの読者の心を強く揺さぶりました。
ベルトルトの活躍や「裏切者」としての葛藤が鮮明に描かれた『進撃の巨人』は、彼の存在なくしては語れないでしょう。
彼の物語が気になる方は、ぜひ改めて『進撃の巨人』をチェックし、ベルトルト・フーバーというキャラクターの深淵に触れてみてください。
進撃の巨人の以下のオススメ記事も是非ご覧ください!
【進撃の巨人】最強キャラ強さランキングTOP20を徹底考察!人類最強は誰だ!?
【進撃の巨人】怒涛の伏線回収! カルラ捕食の衝撃の真相、ミカサの頭痛、そしてタイトルの意味まで徹底解説!
【爆笑必至】進撃の巨人、面白コラ画像まとめ!心臓を捧げすぎて腹筋崩壊!?



コメント