
国民的漫画「ワンピース」には、個性豊かなキャラクターが数多く登場します。その膨大なキャラクターたちの中には、実在する人物や他の作品のキャラクターをモデルにしている人物が少なくありません。
作者の尾田栄一郎先生は、単行本のSBS(質問コーナー)などで一部のキャラクターのモデルを公表しており、ファンはその情報をもとに、モデル探しを楽しんでいます。
この記事では、尾田先生が公表した公式情報から、ファンの間で有力視されている非公式な考察まで、ワンピースのキャラクターのモデルを一覧形式でご紹介します。
あなたが好きなキャラクターの意外な元ネタが見つかるかもしれません。
麦わらの一味のモデルは?
まずは、主人公ルフィ率いる麦わらの一味から、モデルになったと思われる人物たちを見ていきましょう。
モンキー・D・ルフィ
ルフィのモデルは、古代ギリシャの英雄アレクサンドロス大王(通称アレクサンダー大王)だと言われています。
アレクサンドロス大王は、紀元前4世紀に広大な帝国を築き上げ、わずか30歳で亡くなったことで知られています。
ルフィとアレクサンドロス大王には、以下のような共通点があるため、モデルになったという説が有力視されています。
- 宴好き
- 砂漠の国との友好関係
- 右腕的存在が片目(ゾロとヘファイスティオン)
- 女性に興味がない
- 「普通の人には聞こえない声」が聞こえる(万物の声を聞く力)
また、ルフィは尾田先生にとって「自分の理想の子供」のような存在であるとも語られています。
ロロノア・ゾロ
ゾロのモデルは、17世紀にカリブ海で活躍した実在の海賊フランソワ・ロロネーだと、尾田先生によって公表されています。
ロロネーは、スペイン軍に対し「降伏するくらいなら死んだほうがマシ」と語るほどの冷酷さと残忍さで知られていました。
ゾロの名前に「ロロノア」と入っていることからも、この説は公式なものです。
しかし、ロロネーが刀ではなくカットラスを使用していたため、ゾロの三刀流はモデルとは異なる部分です。
サンジ
サンジのモデルは、尾田先生が大ファンである俳優スティーヴ・ブシェミだと公言されています。
ブシェミは、個性的な顔立ちと確かな演技力で、様々な映画やドラマで活躍しています。
サンジのどこか憂いを帯びた表情や、独特の雰囲気は、ブシェミの面影を強く感じさせます。
ナミ
ナミのモデルは、女優ウィノナ・ライダーではないかという説がファンの間で囁かれています。
ライダーは、1990年代に絶大な人気を誇った女優で、『シザーハンズ』や『若草物語』など数々の名作に出演しています。
ナミの可愛らしい顔立ちや、女性らしい魅力は、ウィノナ・ライダーを連想させるものがあります。
ウソップ
ウソップのモデルは、その特徴的な長い鼻と嘘をつく癖から、誰もが知る童話のキャラクターピノキオだと考えられています。
また、名前の由来は『イソップ物語』であり、嘘が後に本当になるというエピソードは、『オオカミ少年』を彷彿とさせます。
ニコ・ロビン
ロビンのモデルは、女優ブリギッテ・ヘルムだと推測されています。
ヘルムは、1927年のドイツ映画『メトロポリス』で主演を務め、人気を博しました。
映画内で演じたロボットのような独特な雰囲気が、ロビンのキャラクター性と重なる部分が多いです。
トニートニー・チョッパー
チョッパーには明確なモデルはいませんが、ファンからは様々な説が挙がっています。
特に有力なのは、2年後の修行で披露した「カンフーポイント」の姿が、映画『となりのトトロ』のトトロに似ているという説です。
その愛らしい姿は、トトロを意識しているのではないかと考えるファンが多いです。
フランキー
フランキーには複数のモデルがいると言われています。
まず、声を担当している声優矢尾一樹さんがモデルの一人だと、矢尾さん自身が公言しています。
また、カナダのコメディアン・俳優ジム・キャリーや、アニメ『ポパイ』のポパイもモデルにしたのではないか、という見方もあります。
ブルック
ブルックのモデルは、ミュージシャン佐藤タイジさんだと言われています。
佐藤さんがボーカルを務めるバンド「THEATRE BROOK」が名前の由来であり、佐藤さん自身も「これ俺だよね」と発言しています。
海賊側のモデルは?
続いて、主人公たちと敵対したり共闘したりする、個性豊かな海賊たちのモデルを見ていきましょう。
エドワード・ニューゲート(白ひげ)
白ひげのモデルは、尾田先生が通っていた飲み屋の店長だと公表されています。
店長の口癖だった「バカヤロウ」が白ひげの口癖になったそうです。
名前の由来は、実在の海賊「エドワード・ティーチ」です。また、その風貌はプロレスラーのハルク・ホーガンに似ていると、ファンの間で囁かれています。
マーシャル・D・ティーチ(黒ひげ)
黒ひげのモデルも、白ひげと同じく実在の海賊エドワード・ティーチだと公表されています。
エドワード・ティーチは、通称「黒ひげ」と呼ばれた海賊で、その活躍は『海賊史』という本に詳しく描かれています。
ポートガス・D・エース
エースのモデルは、伝説のブルースギタリストスティーヴィー・レイ・ヴォーンだと推測されています。
エースが被っているテンガロンハットが、ヴォーンがライブで被っていたものと酷似しているため、この説が有力視されています。
トラファルガー・ロー
ローのモデルは、実在の海賊エドワード・ローと、ナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレの2人だと言われています。
名前はエドワード・ローから、医者としての設定はメンゲレから来ていると考える読者が多いです。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ
ドフラミンゴのモデルは、フランスのシンガーソングライターミッシェル・ポルナレフだと推測されています。
金髪、サングラス、ピンク色のコートという、ポルナレフの奇抜なファッションが、ドフラミンゴの容姿と一致する部分が多いです。
海軍側のモデルは?
海軍のキャラクターは、特に日本の俳優をモデルにしていることが多いです。
尾田先生が公表した公式情報を見ていきましょう。
クザン(青雉)
青雉のモデルは、俳優松田優作さんだと公表されています。
松田さんがドラマ『探偵物語』で演じた工藤俊作のヘアスタイルや、アイマスクをつけている姿が、青雉の容姿とよく似ています。
サカズキ(赤犬)
赤犬のモデルは、俳優菅原文太さんだと公表されています。
『仁義なき戦い』や『トラック野郎』シリーズで知られる菅原文太さんの男らしい雰囲気や、サカズキが広島弁を話すところも、モデルの影響だと言われています。
ボルサリーノ(黄猿)
黄猿のモデルは、俳優田中邦衛さんだと公表されています。
『仁義なき戦い』や『北の国から』シリーズで活躍した田中邦衛さんの顔立ちや、ひょうひょうとした雰囲気が、黄猿のキャラクターに強く反映されています。
イッショウ(藤虎)
藤虎のモデルは、俳優勝新太郎さんだと公表されています。
勝新太郎さんが演じた『座頭市』のキャラクターが、そのまま藤虎のモデルとなっています。
盲目の剣士という設定も『座頭市』からきており、非常に分かりやすいモデルです。
その他のキャラクターのモデルは?
最後に、その他にもユニークなキャラクターのモデルをご紹介します。
パウリー
パウリーのモデルは、ドイツのファッションブランド「ヒューゴ・ボス」のモデルだと言われています。
残念ながら名前は分かっていませんが、パウリーのモデルとなったとされる人物は、写真を見ると本当に瓜二つの容姿をしています。
エンポリオ・イワンコフ
イワンコフのモデルは、元声優のいまむらのりおさんです。
また、イワンコフのファッションやキャラクター設定は、映画『ロッキー・ホラー・ショー』に登場するフランク=フルター博士が元ネタだと考えられています。
ブルック
この記事では、ブルックは佐藤タイジさんだと紹介しましたが、ファンの中ではミュージシャンのレニー・クラヴィッツや、俳優のティム・バートン監督もモデルではないか、という声も上がっています。
レニー・クラヴィッツの髪型やファッションがブルックと似ている部分があるため、この説も説得力があります。
まとめ:モデルを知ることで「ワンピース」がもっと面白くなる!
この記事では、尾田先生が公表したキャラクターのモデルから、ファンの間で囁かれている非公式な考察まで、様々なモデルをご紹介しました。
キャラクターのモデルを知ることで、そのキャラクターの性格や背景、今後の展開について、新たな視点から物語を楽しむことができるようになります。
あなたが好きなキャラクターのモデルは、意外な人物だったでしょうか?
読者の間では、新しいキャラクターが登場するたびに、誰がモデルなのかと予想することが一つの楽しみになっています。
これからも、「ワンピース」の世界をより深く、そして楽しく探求していきましょう。
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