
真島ヒロの描く大人気ファンタジーバトル漫画『FAIRY TAIL(フェアリーテイル)』は、主人公のナツ・ドラグニルをはじめ、個性豊かな魔導士たちの「絆」と「成長」の物語です。
その中でも、「孤独な強者」から「ギルドの頼れる柱」へと劇的な変貌を遂げたキャラクターが、S級魔導士ラクサス・ドレアーです。
圧倒的な雷の滅竜魔法を操り、ギルド「妖精の尻尾(フェアリーテイル)」の最強の一角を担うラクサスですが、彼の魅力はその強さだけにとどまりません。
祖父でありギルドマスターのマカロフ、そして父であるイワンというドレアー一族に連なる複雑な背景は、彼の性格形成と物語への関わりに深い影を落としています。
本記事では、ラクサス・ドレアーの強さの秘密から、彼の過去、そして家族との因縁を徹底的に掘り下げ、彼がどのようにして真の仲間想いの実力者へと成長していったのかを詳細に解説していきます。
ラクサス好きはもちろん、フェアリーテイルの深淵を知りたい読者にも、ぜひ最後まで読んでいただきたい内容です。
ラクサス・ドレアーの概要と強さの秘密
ラクサス・ドレアーは、ギルド「妖精の尻尾」に所属するS級魔導士であり、ギルド内でも指折りの実力の持ち主です。
雷を自在に操る滅竜魔法を駆使し、「最強」という言葉を体現するような存在感を放っています。
彼の強さは、単なる魔力だけでなく、その複雑な生い立ちと精神的な成長に裏打ちされています。
ラクサス・ドレアーのプロフィール・人物像
| フルネーム | ラクサス・ドレアー |
| 年齢 | 23歳→25/26歳(最終回) |
| CV(声優) | 小西克幸、速水秀之(少年時代) |
| 所属ギルド | 妖精の尻尾(フェアリーテイル) |
| 等級 | S級魔導士 |
| ギルド紋章 | 黒色(左胸下) |
| 好きなもの(初期) | 最強 |
| 嫌いなもの(初期) | 弱者 |
| 得意魔法 | 雷の滅竜魔法 |
ラクサスは、逆立った金髪と右目の傷が特徴的な大柄な男です。
その精悍な容貌と逞しい体格から容姿も良く、大舞踏演武の際には女性たちから付きまとわれるという描写もあり、作中でも屈指のモテ男だと考えられます。
初期はヘッドフォンを付け、葉巻を吸うという不良のような風貌から、ナツからは「強面」、ガジルには「おっさん」と呼ばれたこともありました。
破門前と復帰後の変化
ラクサスは、その人生の中で二つの顔を持っていたと言えるでしょう。
破門前は、人づきあいが苦手で、相手を見下す態度を取ることがほとんどでした。
「妖精の尻尾」の中でもラクサスのことをよく思わない者も多く、ナツやエルザとも仲が悪かったことが描かれています。
しかし、その高圧的な態度の裏側では、親衛隊の「雷神衆」以外のギルドメンバーのことも内心では想う純粋な気持ちを秘めていました。
一方で、破門後に放浪生活を経て再加入した時には、性格が丸くなり、葉巻もヘッドフォンも手放し、不器用ながらも雷神衆以外のメンバーと交流を図る場面が増えていきます。
この放浪生活が、彼の視野を広げ、真の仲間愛に目覚める転機になったと考える読者が多いです。
彼の好きなものも「最強」から「弱い自分」へと変化しており、精神的な成熟が伺えます。
第二世代ドラゴンスレイヤーとしての実力
ドラゴンスレイヤー(滅竜魔導士)とは、竜を滅するために存在する太古の魔法を扱う魔導士のことです。
ラクサスは、幼い頃体が弱かったため、父イワンによって魔力を結晶化させた魔水晶(ラクリマ)を体内に埋め込まれたことで、強力な雷の滅竜魔法を扱えるようになりました。
ナツ・ドラグニルやガジル・レッドフォックスのように竜から直接魔法を教わった魔導士が第一世代と呼ばれるのに対し、ラクサスのように魔水晶を埋め込まれた者は第二世代と呼ばれています。
この第二世代の特徴として、竜に育てられた経験がない分、滅竜魔法の行使に制限がないという見方もあり、これがラクサスの圧倒的な戦闘力の源の一つとなっていると考察されます。
聖十大魔道候補に擁立された戦闘能力
ラクサスの戦闘能力は極めて高く、大陸で特に優れた10人の魔導士である「聖十大魔道(せいてんだいまどう)」の候補に擁立されたこともあります。
しかし、本人が嫌がったことと素行の悪さから保留となっていましたが、その実力は人類最強クラスと評されるに値します。
主人公のナツは、鉄の滅竜魔導士ガジルと協力してようやく相打ちに等しい白星を手にしたほどで、単独での戦闘能力では、S級魔導士の中でも別格だという意見が多数あります。
ドレアー家の血筋:父と祖父の正体
ラクサスの強さを語る上で、ドレアー一族の血筋は欠かせません。
彼の父と祖父は、どちらもフェアリーテイルの歴史に深く関わる重要人物です。
ラクサスの祖父:三代目ギルドマスター・マカロフ
ラクサスの祖父は、ギルド「妖精の尻尾」の三代目マスターにして五代目マスターも務めたマカロフ・ドレアーです。
幼少期は、マカロフを「じーじ」と呼ぶほど敬愛していましたが、周りから次期後継者と期待されることを次第に苦悩に感じてしまい、強さへの執着がどんどん強くなっていきます。
青年期には「マスターの座を譲れ」と度々マカロフに迫るほど、反抗的になっていってしまいます。
マカロフは、孫の歪んだ愛情を受け止めきれず、結果として「バトル・オブ・フェアリーテイル」の騒動後に、苦渋の決断でラクサスを破門することになります。
ラクサスの父:闇ギルド「大鴉の尻尾」マスター・イワン
マカロフの息子であり、ラクサスの父であるイワン・ドレアーも、かつてはフェアリーテイルに所属していました。
しかし、仲間の命を脅かす過ちを起こしてしまったことで、マスターマカロフからフェアリーテイルを追放されてしまいます。
父イワンが追放されたことで、ラクサスはますます祖父マカロフと対立していきます。
イワンはフェアリーテイルから追放された後、闇ギルド「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」のマスターとなり、フェアリーテイルとの戦争のために資金を集める中で、過去にラクサスに埋め込んだ滅竜魔法の魔水晶が高値で売れることを知り、ラクサスを狙うようになります。
息子を道具として利用しようとするイワンの存在は、ラクサスの「最強」への歪んだ執着に拍車をかけたと言えるでしょう。
ギルド創設メンバーに連なるドレアー一族の歴史
ちなみに、ラクサスの曾祖父にあたるユーリ・ドレアーは、初代マスター・メイビスやウォーロッドと同じくフェアリーテイルギルド創設期のメンバーの一人です。
ギルド創設メンバーだったユーリ、祖父であるマスターマカロフ、そして闇ギルドのマスターである父イワンまでくると、ラクサスの強さも、その複雑な内面も、ドレアー家の血筋が持つ才能と業を背負っていると納得してしまいます。
「最強」を目指すこと、そして「ギルド」という存在への強い想いは、この血統から受け継がれていると考えるファンも多いです。
ラクサスの過去と仲間の絆
ラクサスが「バトル・オブ・フェアリーテイル」を起こすに至った過去と、その後の破門、そして仲間の絆に救われた経緯は、彼の人間的な魅力を形成する上で欠かせないエピソードです。
幼少期と滅竜魔法のラクリマ移植
ラクサスは、幼少期体が弱かったため、父イワンに滅竜魔法の魔水晶(ラクリマ)を体内に組み込まれ、雷の滅竜魔道士となりました。
これにより、第二世代のドラゴンスレイヤーとなったラクサスは、ナツたちと同様に乗り物酔いする体質や、雷への耐性を持っているようです。
このラクリマ移植は、息子を案じる父の愛情というよりは、道具として利用するためのイワンの悪意があったと推測され、ラクサスが強さへの執着を持つに至った根深い原因の一つだと考察されます。
バトル・オブ・フェアリーテイルの勃発
ラクサスは、「幽鬼の支配者(ファントムロード)」がフェアリーテイルのアジトを崩壊し、メンバーを拉致・暴行した一件や、フェアリーテイルに対する周囲の反応、そして敵対していたガジルとジュビアをマスターマカロフがフェアリーテイルに受け入れたことにしびれを切らします。
軟弱なギルドの現状を変え、誰もなめられねえ史上最強のギルドを作るという歪んだ最終目標を達成するため、収穫祭の前に親衛隊の雷神衆と共に「バトル・オブ・フェアリーテイル」を開催します。
マスターマカロフからマスターの座を譲るように脅迫するという、反抗期の極みとも言える行動に出ました。
ナツとガジルとの激闘と敗北
マスターの座を賭けた戦いでは、主人公のナツと、同じ滅竜魔導士であるガジルが共闘してラクサスを倒そうとします。
しかし、ラクサスの実力は圧倒的で、二人は全く歯が立ちませんでした。
聖十大魔道候補にも擁立されていたラクサスの強さが、このエピソードで鮮烈に読者に示されたと言えるでしょう。
しかし、ナツの最後まで諦めない粘り強さと、ラクサスの攻撃を身を呈してかばったガジルの底力によって、ついにはラクサスが敗北してしまいます。
この敗北は、ラクサスにとって「最強」という概念を再構築させる、大きな転機となりました。
マカロフによる破門と涙の別れ
「バトル・オブ・フェアリーテイル」の騒動が終結した後、ラクサスは仲間の命を危険に晒した責任を問われ、マスターマカロフから破門を言い渡されます。
その際、ラクサスはマスターマカロフのことを幼少期の頃のように「じーじ」と呼び、収穫祭にギルドの仲間からメッセージを受け取り、涙ながらにフェアリーテイルを去っていきました。
このシーンは、厳しくも深い祖父の愛と、破門という罰を受け入れざるを得なかったラクサスの孤独と後悔が描かれた、屈指の感動シーンとして読者の間で語り継がれています。
雷神衆の三人は最後までラクサスの破門に抵抗していましたが、他の三人は破門を免れ、ラクサスだけが去ることになりました。
この時放たれた「妖精の法律(フェアリーロウ)」が、ギルドメンバーには被害が一切出なかったことから、ラクサスが内心ではギルドメンバーを敵と認識しきれていなかったことが暗に示され、彼の純粋な仲間想いの心が証明されました。
放浪生活と「悪魔の心臓」戦での復帰
マスターマカロフに破門を言い渡された後、ラクサスは放浪生活を送っていましたが、祖父とフェアリーテイルの仲間への思いが消えることはありませんでした。
マスターマカロフの危機を感じ取ったラクサスは、三代闇ギルドの1つである「悪魔の心臓(グリモアハート)」のマスターハデスとの決戦に乱入します。
五人がかりでも歯が立たなかったハデスに、ラクサスは一人で渡り合うほどの強さを見せました。
ハデスの魔法を直撃で受けながら、残った自分の魔力をナツに貸し与えたことで、無事フェアリーテイルはハデスに打ち勝つことが出来ました。
天狼島から帰還した後は、四代目マスターとなったギルダーツの配慮もあって無事フェアリーテイルに復帰したラクサスですが、放浪生活の甲斐あってか、ギルドメンバーとの交流も深まり、人付き合いも以前に比べるとかなり良くなっていきました。
仲間への愛が試された激戦の記録
ギルドに復帰したラクサスは、真の仲間想いの強者として、数々の激戦でその圧倒的な実力を発揮していきます。
仲間の思いを背負い、正義の雷を放つ彼の姿は、多くの読者を熱狂させました。
大魔闘演武での活躍と「大鴉の尻尾」の撃破
大魔闘演武でラクサスは、ミラジェーン、ガジル、ジュビア、ミストガン(ジェラール)と共にフェアリーテイルBチームを結成し出場します。
参戦三日目のバトルパートで、父イワンのギルド「大鴉の尻尾(レイヴンテイル)」と戦います。
イワン達の不正により、傷ついた仲間たちの思いを胸に、ラクサスは一人でレイヴンのメンバーを全滅させます。
悪事を暴かれたレイヴンは評議会へと連行されていき、ラクサスは父との因縁に一つの決着をつけました。
人類最強・岩鉄のジュラに勝利
大魔闘演武の最終日で、ラクサスはギルド「蛇姫の鱗(ラミアスケイル)」の最強の魔導士であり、聖十大魔道の序列五位でもあるジュラ・ネェキスと対峙します。
圧倒的な力をみせるジュラにラクサスも苦戦しますが、死闘の末に見事勝利します。
ジュラは「人類最強」とも謳われており、この勝利はラクサスの真の実力を世に知らしめることとなりました。
この戦いでは、互いの拳を直接交えるほどの激しい攻防が繰り広げられ、マカロフも驚きを隠せないほどの互角の戦いを制したラクサスの強さは、まさにS級魔導士の頂点に位置すると言えます。
冥府の門戦と魔障粒子中毒からの復活
冥府の門との戦いでは、ラクサスはテンペスターを一瞬で撃滅するほどの圧倒的な力を見せつけます。
しかし、彼の残した魔障粒子により、ラクサスは病に倒れることとなります。
明日をも知れぬ命となったラクサスでしたが、グレイがテンペスターを氷漬けにしたことで魔障粒子の抗体をポーリュシカから投与され、息を吹き返しました。
アニメ版では、無理を押して復帰し、再度テンペスターに引導を渡すのみならず、魔障粒子の抗体の元を自らの手で確保するという芸当をやってのけ、彼の底知れなさを視聴者に知らしめました。
アルバレス帝国編でのバケモノじみた魔法
アルバレス帝国編では、ラクサスは更に精神的にも戦闘力の面も強くなりました。
マカロフがスプリガン12の一角アジィール・ラムルに窮地に追いやられた際、ラクサスは核爆発ほどもあろうかと思われる大雷撃を浴びせ、砂津波を弾き飛ばすというバケモノじみた魔法を見せ、マカロフたちを救い出します。
ナツですら、妖精の尻尾解散命令を受けた際に「ラクサスあたりをマスターにして続けられるだろ!」とマカロフに食って掛かるほど、その実力はギルドの柱として認められていました。
ワール・イーヒト戦とモード赩雷竜の習得
アルバレス帝国がマグノリアに侵攻を掛けると、ラクサスはワール・イーヒトの本体を叩きに向かいます。
この戦いで、完治していなかった魔障粒子中毒の発作により窮地に立たされるも、ワールの能力を利用して全ての魔障粒子を消し去り、ワールを完全破壊に追い込みました。
この戦いで、ラクサスは偶然身につけた雷を越えた雷、モード赩雷竜(あかライリュウ)を習得します。
本来の雷は黄色に対し、赩雷竜はその名の通り赤黒い雷を纏っており、後の戦闘で正式に習得しました。
直後、ナインハルトによって作り出されたハデスの幻影に追い詰められるも、かろうじてこれを撃破し、バケモノ2連戦にさすがに疲れ果てて本部へと帰参しました。
祖父マカロフの復活と家族の再確認
アイリーンによって凶暴かつ強力になった膨大な軍勢からギルドを救うために命を懸けて散ったマカロフを想い悲しむメイビスに手を差し伸べ奮起させたのもラクサスでした。
後にマカロフが息を吹き返した瞬間に立ち会った時は、子供の頃に言っていた「じーじ」と呼び、普段のラクサスからは想像できないくらいに号泣し、その復活を喜びました。
このシーンは、厳格なS級魔導士としての顔の裏に隠された、孫としての純粋な愛情が垣間見えた、感動的な名シーンとして知られています。
ラクサスが操る強力な滅竜魔法
ラクサスが操る雷の滅竜魔法は、雷属性の魔法であり、電撃で高速移動をしたり、相手を麻痺させるなど、非常に汎用性が高いのが特徴です。
雷の滅竜魔法の技とバリエーション
ラクサスが使う雷の滅竜魔法には、以下のような技があります。
「レイジングボルト」
敵の真上から雷を落とし攻撃する、基本的な滅竜魔法の一つです。
「雷竜の咆哮(らいりゅうのほうこう)」
口から強力な電撃を繰り出します。
「雷竜の鉄拳(らいりゅうのてっけん)」
雷を拳に纏い相手に攻撃する、シンプルながら強力な打撃技です。
「雷竜の崩拳(らいりゅうのほうけん)」
雷竜の鉄拳の上位版とされる、拳に雷を纏い放つ必殺技です。
「雷竜方天戟(らいりゅうほうてんげき)」
雷で方天戟を創り出し、敵に目がけて投げつける、造形魔法の応用のような技です。
「雷竜の顎(らいりゅうのあぎと)」
巨大なドラゴン型の雷撃で相手を貫く、強力な遠距離攻撃です。
滅竜奥義・鳴御雷と赩雷竜
ラクサスの最強の必殺技の一つが滅竜奥義・鳴御雷(なるみかづち)です。
膨大な雷を込めたパンチを叩き込み、打撃の瞬間に強力な雷撃を浴びせる、近接戦闘に特化した奥義です。
そして、ワール・イーヒト戦で習得したモード赩雷竜では、「雷汞・赩御雷(らいこう・あかみかづち)」という、上記の滅竜奥義・鳴御雷に赤黒い雷を纏わせた更に強力な攻撃を放ちます。
フリード直伝の術式魔法「妖精の法律(フェアリーロウ)」
ラクサスは、雷神衆のリーダーであるフリード・ジャスティーンから教わった術式魔法も使いこなします。
その代表が、フェアリーテイルの三大魔法の一つである「妖精の法律(フェアリーロウ)」です。
これは、術者が敵と認識した者以外に効果がないという性質を持つ、究極の防御魔法であり、ラクサスがバトル・オブ・フェアリーテイルで発動した際には、ギルドメンバーに被害が出なかったことで、彼の心の純粋さを証明する形となりました。
まとめ
以上が、フェアリーテイルに登場するラクサス・ドレアーの強さ、過去、そして家族との因縁についての詳細な解説となります。
ドレアー一族の血筋、第二世代の滅竜魔導士としての力、そして破門と復帰という経験は、ラクサスを孤独な強者から真の仲間想いの実力者へと成長させました。
以前は冷酷な言動でギルドの仲間からも嫌われていたラクサスですが、彼の心の奥底には、誰よりも仲間を想う純粋な魂が秘められていたことがわかります。
見た目とは違い、熱い想いを持ったラクサスを、本記事を読んでより一層好きになった読者も多いのではないでしょうか。
彼の今後の活躍、そしてギルドの「柱」としての役割は、フェアリーテイルの物語に欠かせないものだと言えるでしょう。
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