【ゴールデンカムイ】漫画第7巻徹底考察!苫小牧競馬場のドタバタ劇から「不死の怪物」羆との死闘へ

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ゴールデンカムイ

【ゴールデンカムイ】漫画第7巻徹底考察!苫小牧競馬場のドタバタ劇から「不死の怪物」羆との死闘へ

 

マンガ大賞2016を受賞し、ノリにノっている『ゴールデンカムイ』の単行本第7巻では、いつ果てるともなく続くアイヌの黄金を巡る刺青人皮争奪戦が展開します。

この巻では久々に杉元一味が出ずっぱりとなり、思わぬ事件の連鎖が杉元たちを新たなる戦いと刺青へと導くこととなります。

札幌での殺人ホテルでのドタバタバトルを終え、旅を続ける杉元一行は、途中立ち寄った苫小牧で女占い師「インカラマッ」と出会います。

彼女の登場から物語は二転三転し、競馬、花嫁衣装の奪還、そして巨大な羆(ヒグマ)との死闘へと進んでいきます。

この巻の魅力は何といっても「とっちらかっているように見えて、実は本筋にきっちりと繋がっていた」という物語の混沌ぶりとその展開のパワーです。

 

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札幌を後にした杉元一行は、苫小牧に立ち寄ります。

 

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そこで彼らの前に現れたのは「よく当たると評判の女占い師・インカラマッ」でした。

杉元に近づく素振りを見せる彼女にアシリパがやきもきする様子も描かれ、物語にコミカルな彩りを添えます。

インカラマッの力で一山当てようと企んだ白石が苫小牧競馬に突撃し、この競馬場で密かに行われていた八百長騒動にキロランケが巻き込まれることで、またもや騒動が引き起こされます。

この一連のドタバタ劇は、杉元一味のマイペースさと、彼らが行く先々で事件を起こすという本作の楽しさを象徴しています。

 

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苫小牧を飛び出した杉本たちの次なる目的地は、アシリパのフチの姉の花嫁衣装を手に入れたアメリカ人牧場経営者「ダン」のもとでした。

衣装を買い戻すのと引き換えに、牧場の馬を次々と襲う「モンスター」――巨大な赤毛の羆と対峙することになった杉元たちは、思わぬ相手の力に「荒野の一軒家に逃げ込む」ことになります。

この一軒家の先客が「若山輝一郎と仲沢達弥という、どこかで聞いたような名前と見たことあるようなビジュアルの男たち」でした。

ゲストキャラの有名人もじりは面白いものの、巫山戯すぎという印象は否めませんが、彼らとともに羆を迎え撃つというシチュエーションは非常にスリリングです。

しかし、敵は羆だけではなく――という展開が、物語をさらに加速させます。

 

網走監獄の黄金:剥がされた刺青人皮の謎と争奪戦の幕開け

最近は第七師団と土方一党が鎬を削る敵となる勢力の視点で描かれるエピソードも多く、主人公たちの活躍を望む声もありました。

 

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この巻では冒頭に述べたとおり、最初から最後まで杉元一味のみが大暴れします。

物語は競馬に花嫁衣装の奪還に羆退治、さらには「色々な意味で危険な男たちの登場」と二転三転し、「一体この作品はなんのお話でしたか?」と言いたくなるような混沌ぶりに陥ります。

しかし、一つ一つのシチュエーションそのものの面白さはもちろんのこと、そこでキャラクターたちが起こす行動が物語をどんどん加速させ、ややこしくも楽しくて仕方ない方向に転がっていくのが本作の魅力です。

冷静に見れば話はとっちらかっていますし、熊との対決も本作では既に珍しくないという印象であります。

しかし、そうした点すらもねじ伏せて楽しさへと繋げてしまうだけのパワーが本作にはあり、その混沌ぶりが逆に魅力にすら感じられるのです。

 

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策略の舞台:帝国ホテルでの洋食マナー大騒動

一見脇道にそれまくっているかのように見えた物語が、終盤に来て、「実は本筋にきっちりと繋がっていた」という展開もまたたまりません。

インカラマッの占い、そして羆との死闘を通して得られた情報や刺青人皮の手がかりが、のっぺらぼうが収監されている網走監獄への旅路と密接に結びつくのです。

この混沌ぶりに振り回されるのも、作品をリアルタイムで楽しんでいるものの特権でしょう。

まだまだ先が見えないこの物語、次の巻で収録されるエピソードではまたとんでもない方向に物語が展開しているようですが、この勢いのままどこまでも突っ走っていってほしいと思います。

杉元たちの活躍、そして混沌とした展開から生まれる予測不能な面白さが、『ゴールデンカムイ』の最大の魅力なのです。

 

裏切りと再会:銃弾が引き裂いた杉元と菊田の運命

第7巻は、女占い師との出会いから始まるドタバタと、巨大な羆とのサバイバルバトルという緩急のある構成で、読者を飽きさせません。

 

鶴見中尉の思惑と銃撃:菊田が杉元を庇った真意

若山輝一郎や仲沢達弥といったゲストキャラの存在は賛否が分かれる点ではありますが、この作品の持つ「何でもあり」のパワーを示すものでもあります。

戦闘とギャグ、そして「本筋」へとの収束が見事に調和した第7巻は、杉元一味の旅路の楽しさと過酷さを改めて印象づけました。

今後、インカラマッの占いや羆との戦いで得られた情報が、どのように黄金争奪戦に影響を与えていくのかが注目されます。

 

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まとめ

『ゴールデンカムイ』第7巻は、杉元一味が最初から最後まで大暴れし、苫小牧から荒野の一軒家へと舞台を移しながら、ドタバタとバイオレンスが融合した物語を展開しました。

中心となる出来事 苫小牧での女占い師インカラマッとの出会いと八百長騒動、巨大羆とのサバイバルバトル
ゲストキャラクター 女占い師インカラマッ(本筋に繋がる)、有名俳優をモチーフにした若山・仲沢
物語の展開 競馬、花嫁衣装の奪還、羆退治と脇道に逸れたように見えながら、最終的に本筋(網走監獄への道筋)に繋がる
戦闘の相手 「不死の怪物」と呼ばれる巨大な赤毛の羆
作品の評価点 混沌とした展開が持つパワーと、キャラクターの行動が物語を加速させる面白さ

話はとっちらかっているように見えても、終盤できっちりと本筋に収束させる展開の妙こそが、本作の最大の魅力です。

杉元一行は、次なる刺青人皮、そして網走監獄へと向けて、さらに混沌とした旅路を突き進んでいくことでしょう。

 

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