【呪術廻戦≡モジュロ】第3話「森を泳ぐ」徹底考察! 呪霊は東京にしか出現しない驚愕の新設定と長田の降霊術が描く「共生」の限界

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【呪術廻戦≡モジュロ】第3話「森を泳ぐ」徹底考察! 呪霊は東京にしか出現しない驚愕の新設定と長田の降霊術が描く「共生」の限界

 

「呪術廻戦≡モジュロ」第3話「森を泳ぐ」は、呪霊が「東京にしか出現しない」という驚くべき新設定を提示し、物語の世界観を大きく塗り替えました。

海なし県の岐阜で発生した「人喰い鮫」騒動を巡り、真剣とマル、そして元呪術師の長田が遭遇したことで、マルが地球人との「共生」に懸ける強い思いと、その裏にある双子の弟クロスとの「術式共有」の秘密が明らかになります。

本話は、ユーモラスな「森を泳ぐサメ」の正体を通じて、外来種の動物問題、メガソーラーによる環境破壊、そして「孤独」と「愛」といった社会性のテーマを深く掘り下げています。

この記事では、第3話で判明した新情報と、真剣とマルの関係性の変化、そして物語に散りばめられた社会問題への言及を、徹底的に考察していきます。

 

呪術界の驚愕の新設定:呪霊は東京にしか出現しない

第3話で、真剣と憂花の会話から、「ここ数十年、人外魔境の東京以外では呪霊は出現していない」という、呪術界の常識を覆す新設定が判明しました。

 

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「人外魔境」と化した東京の現状

呪霊が東京にしか出現しない状況は、68年前の「死滅回遊」後、程なくして確立されたと考えられています。

これは、本編270話で真希が言及した、「呪霊の存在を『東京にしか発生しないモノ』として公表したことで、国内の呪いは東京に集まり続ける」という話が、68年経った今もなお生きていることを示唆しています。

「人外魔境」という言葉が示す通り、東京は人が住む場所ではないと他の地域から隔離され、見放されているような凄惨な響きがあります。

本編終了後も、虎杖たちは呪霊を祓い続けたはずですが、それでも68年経ってもなお、東京が救いがたい状況にあるという事実は、読者に大きな衝撃を与え、「本編は爽やかに幕を閉じたのに」とショックを受ける声も少なくありません。

 

京都校の生徒が出張任務に追われる謎

「異形の討伐」任務が東京以外では発生しないとなると、呪術高専京都校の生徒である真剣と憂花は、任務の度にいちいち東京まで出張しなければならないことになります。

この状態が長期にわたって続くのであれば、高専は東京に統合され、京都校が廃校になる可能性も普通に考えられます。

高専の生徒が交通機関を無料で利用できるという設定(第2話で判明)は、それだけ彼らが任務で出張する機会が多いことを裏付けていますが、なぜ呪霊が発生しない京都校が存続し続けているのか、という点は、今後の物語で明かされるべき謎の一つです。

 

マルが呪霊を知らなかった真の意味

シムリア星人のマルは、新幹線での会話で「呪霊を知らなかった」ことが判明しました。

もしシムリア星に呪霊が存在しないのならば、「呪術師から呪霊は生まれない」という法則から、シムリア人は全員が呪術師である可能性が浮上します。

前回の考察で、呪力が戦闘力を持つ「戦士」に限定される可能性に言及しましたが、この新情報により、シムリア星人の呪力の存在様式が、地球人のそれと根本的に異なる可能性も視野に入れる必要があります。

もちろん、単に呪霊を別の名で呼んでいる可能性もありますが、この事実は、シムリア星人から呪術がもたらされたという「呪術起源説」をさらに深める要素となりそうです。

 

元呪術師・長田の「降霊術」と「虎之助」の悲劇

海のない岐阜に「人喰い鮫」が出たという任務の真相は、元呪術師の長田が使用する「降霊術」と、外来種の「人喰い虎」虎之助の存在にありました。

 

降霊呪術師・長田のプロフィールと術式

名前 長田
年齢 46歳
属性 元呪術師、呪術高専卒業生
術式 降霊術:「被った者(物)の能力を、場所を選ばずに降ろして引き出す」
目的 幼獣の頃から馴染みのある「虎之助」を救うこと

長田の「降霊術」は、動物の着ぐるみを着用することで、その動物の力を降ろし、血の臭いに特化した鮫の嗅覚を引き出して虎之助を発見しようというものでした。

彼の術式は、被り物次第で何にでもなれるという点で非常に便利ですが、その見た目から「社会性を犠牲にしている」という意味で強力な「縛り」を伴っていると解釈することもできます。

残念ながら、長田は今後再登場は難しそうな一回限りのゲストと思われますが、その登場は、物語にユーモラスな要素と深いテーマをもたらしました。

 

共生と殺処分の間で揺れる真剣と長田

長田が追っていた人喰い虎「虎之助」は、海外の違法業者が持ち込んだ虎の子孫であり、メガソーラーによる川の枯渇といった現実の環境問題が原因で、水源と獲物を求めて山を降りてきたという、時事ネタが盛り込まれた背景が描かれています。

長田は、幼い頃から馴染みのある虎之助との「共生」を願っていましたが、再会した虎之助は既に人を襲い、長田自身にも襲いかかるなど、かつての姿を失っていました。

長田は「もう過去の虎之助はいない」と覚悟を決め、真剣に駆除を依頼します。この「共生」の失敗は、マルが目指す地球人とシムリア星人との共生がどれほど困難であるかを暗示しているかのようにも見えます。

真剣は、長田から「すまん、嫌な役割をやらせちまった」と謝罪されたのに対し、若干17歳にして「いいよ、仕事だ」と事も無げに返し、長田に「・・・・呪術師だな」と呟かせています。

この真剣の冷徹な一言には、妹を守るための決意や、祖母・真希の血筋を感じさせる「呪術師としての業」が凝縮されており、彼の成長と覚悟が描かれた重要な一節です。

 

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マルと真剣の絆と「術式共有」の秘密

今回の任務を通じて、険悪だった真剣とマルの関係性は大きく改善されました。

 

マルが抱える「術式共有」の制約

マルは、真剣に信用されたいという本心から、これまで隠していた自身の役割と術式の秘密を打ち明けます。

ここで新たに判明したのが、マルは術式を双子の弟クロスと共有しており、大きく力を使うと弟に伝わるという事実です。

マルは、誘拐犯に対してすぐに力を行使しなかった理由として、「力を使わざるを得ないような事態があったとクロスに知れると、地球人の心証が悪くなる」と考えたためであり、子供の命を軽く見ていたわけではないと説明します。

この説明により、真剣は、屋上でシカトしたのが弟の方だと分かり、マルに対する誤解が解消されました。

おおらかな兄マルと、気が立ちやすい弟クロスという対比は、今後二人の間で、地球人との共生を巡る対立が生じる可能性も示唆しています。

 

マルが信じる「言葉による共生」の可能性

マルは、特段の予備知識もなさそうなのに、出会ったばかりの地球人に対して並外れて融和的です。

彼は、シムリア星人が地球までやって来たのには切実な事情がありながらも、地球人から見ればシムリア人は「本来、虎がいないはずの日本に現れた虎のようなもの」だと理解しています。

それでもマルは、「でも、私たちは言葉が通じる。ならば言葉を尽くして、私を伝えたい」と述べ、コミュニケーションを密に取り、相互理解が深まれば、地球人とシムリア人の共生は可能であり、衝突を回避できると強く信じています。

真剣も、長田の目の前で殺処分された虎之助の子である赤ちゃん虎を引き合いに、「どうなるかはまだ誰にも分からない、俺たちもな」と言い、マルへの不信感を解消し、一旦はニュートラルな状態になりました。

 

未来への伏線:「超常基金」と赤ちゃん虎

第3話には、今後の展開の伏線となる要素も含まれています。

 

メガソーラーを復活させた「超常基金」の正体

虎之助が山を降りてきた原因の一つとして、メガソーラーを復活させたという「超常基金」の存在が言及されました。

メガソーラーは、環境破壊の側面があるため、この「超常基金」が悪の資金源なのかどうか、あるいはシムリア星人が関わる組織なのかどうか、今後も登場しそうな存在として、覚えておくべきでしょう。

 

希望か、新たな悲劇か:虎之助の子供

最終的に虎之助は駆除されましたが、その子供である赤ちゃん虎が茂みから現れ、真剣はこれを見逃し、長田に託されました。

親である虎之助は共生が叶わず殺処分されましたが、長田は、この赤ちゃん虎を飼うつもりのようです。これは、共生の困難さと、未来への希望を同時に感じさせる読後感を残しました。

「ソイツがどうなるかはまだ誰にも分からねえ 俺達もな」という真剣の言葉は、マルとシムリア星人、そして乙骨兄妹自身の未来への問いかけでもあります。

 

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まとめ

「呪術廻戦≡モジュロ」第3話は、呪霊が「東京にしか出現しない」という驚愕の新設定により、物語の世界観を大きく広げました。

マルと真剣の関係性は、マルの「術式共有」の秘密が明かされたことで改善され、共生への第一歩を踏み出しました。

しかし、元呪術師・長田と人喰い虎・虎之助の悲劇は、マルが目指す「共生」の道のりが、どれほど困難であるかを象徴的に示しています。

今後も、時事ネタや社会問題への言及は続きそうで、虎杖たちが築いた呪術界の未来が、「人外魔境」東京という形で残されているという現状を、乙骨兄妹がどのように乗り越えていくのか、今後の展開に大きな期待が寄せられます。

 

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