【青のミブロ】第4巻ネタバレ解説!団子屋への里帰りと謎の少年「菊千代」の正体

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【青のミブロ】第4巻ネタバレ解説!団子屋への里帰りと謎の少年「菊千代」の正体

 

【青のミブロ】壬生浪士組の束の間の休息と「大酒飲み大会」の狂乱

安田剛士が描く『青のミブロ』第4巻では、会津藩士を狙う「五人の悪魔」を制圧し、組織としての地歩を固めた壬生浪士組(ミブロ)の、日常と激闘が交錯する様子が描かれます。

物語の冒頭を飾るのは、藤堂平助にスポットを当てたエピソードに続き、隊士たちがその意地を懸けて激突する「第一回ミブロ大酒飲み大会」です。

最強の剣客集団が、剣ではなく杯を武器に戦うという本作らしいハイテンションなギャグ回ですが、その喧騒の中にはミブロの未来を左右する重要な対話が隠されています。

 

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藤堂平助

役職 壬生浪士組隊士(のちの八番隊組長)
特徴 若く血気盛んで、新選組のムードメーカー的存在

 

土方歳三と芹沢鴨:交わらない二人の「ミブロの未来」

酒宴が盛り上がる中、最後まで飲み続けたのは副長格の土方歳三と、筆頭局長の芹沢鴨でした。

史実では対立関係にある二人ですが、本作では酒を酌み交わしながら「この組織をどう導くか」という重厚な議論を展開します。

一見するとただの暴君に映る芹沢鴨ですが、その言葉の端々には独特の器の大きさがあり、彼なりの「武士の美学」が感じられる点は、読者の間でも「本作の芹沢は不思議な魅力がある」と高く評価されています。

幹事として奔走するちりぬ におと田中太郎、早々に酔い潰れた斎藤はじめという少年たちの対比も、組織内の人間模様を微笑ましく浮き彫りにしています。

 

田中太郎

役割 ちりぬ におの相棒として働く少年
意外な一面 団子屋の手伝いで驚異的な「接客の才能」を見せる

 

【青のミブロ】「だんだら羽織」誕生の裏側と里帰りのドラマ

大酒飲み大会の後、ミブロは組織の象徴となる「揃いの羽織」を作る計画を立てます。

デザインの意見が分かれる中、土方歳三が白羽の矢を立てたのは、ちりぬ におの祖母が営む団子屋「ちりぬ屋」でした。

これは、慣れない浪士生活を送るちりぬ におへの、土方歳三なりの配慮を込めた「里帰り」の機会でもありました。

 

団子屋の婆ちゃん

立場 ちりぬ におを育てた「ちりぬ屋」の店主
役割 卓越したセンスを持ち、ミブロの隊服製作を請け負う

 

田中太郎の覚醒と「京に生きる意味」

里帰りに同行した田中太郎と斎藤はじめは、独りで店を切り盛りする婆ちゃんの手伝いをすることになります。

普段は冷淡で卑屈な田中太郎が、接客において異常なまでの生き生きとした姿を見せるシーンは、本作における名物ギャグの一つとなりました。

一方で、達人の剣士である斎藤はじめは、一見ただの老婦人である婆ちゃんの中に、「京の町で生き抜く者」としての凄まじい「強さ」を見抜きます。

婆ちゃんが語る「自分がこの地で暖簾を守る意味」は、ちりぬ におがミブロとして剣を振るうことの意義を問い直す、重要な教えとなりました。

 

【青のミブロ】謎の少年「菊千代」と凶漢・直純の急襲

平穏な時間は長くは続きません。傷を負った一人の少年「菊千代」が店に逃げ込んできたことで、物語は一気に不穏な空気に包まれます。

彼を追ってきたのは、巨大な刀を軽々と振り回す怪力の男・直純と、その部下たちでした。

 

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菊千代(徳川家茂)

正体 徳川第14代将軍。身分を隠して京の町へ現れる
年齢 当時18歳。若き指導者としての苦悩を抱える

 

直純

所属 血の立志団のリーダー
特徴 戦国時代の武士を彷彿とさせる、力こそが正義の猛者

 

将軍を守れ!絶体絶命の茶屋包囲網

土方歳三の鋭い洞察により、少年の正体が「菊千代」こと徳川家茂であることが判明します。

直純率いる「血の立志団」は、思想的な攘夷活動よりも、戦乱の世を復活させるという原始的な闘争本能に基づき、将軍の命を狙っていました。

ちりぬ におたちの様子を見に現れた土方歳三、沖田総司、藤堂平助が合流するものの、多勢に無勢の状況で茶屋は完全包囲されてしまいます。

この第4巻の後半は、限られた空間での防衛戦という緊迫したシチュエーションで、ちりぬ におの「守るべきものへの意志」が激しく試される展開となります。

 

【青のミブロ】ちりぬ におの成長:理想と実力の乖離を埋める覚悟

圧倒的な武力を誇る直純に対し、ちりぬ におは未だ力不足であることは否めません。

しかし、菊千代という一人の「少年」としての家茂を守りたいと願う、純粋な意志の力が、絶望的な状況を打破する鍵となります。

 

「血の立志団」という異質な敵の存在

本作に登場する「血の立志団」は、幕末という時代には珍しく、戦国的な弱肉強食を標榜する組織です。

彼らの存在は、倒幕や佐幕といった政治的対立を超えた、「剥き出しの暴力」の象徴として描かれています。

この野蛮な力に対し、ちりぬ におの「優しさに基づいた正義」がどこまで通用するのか。読者からは「におの青臭い信念が、冷徹な直純をどう変えるのか、あるいは打ち砕くのかが楽しみ」といった期待の声が多く寄せられています。

 

土方歳三

役職 壬生浪士組副長格
活躍 わずかな手がかりから菊千代の正体を見抜き、戦略を立てる

 

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第4巻のまとめと第5巻への展望

『青のミブロ』第4巻は、ミブロの組織としての団結と、未曾有の危機である「将軍護衛」が同時進行で描かれる怒涛の展開となりました。

主要トピック1 ミブロ大酒飲み大会による結束の確認
主要トピック2 隊服「だんだら羽織」製作の決定
主要トピック3 徳川家茂(菊千代)の登場と血の立志団との開戦

次巻、第5巻では、直純との本格的な死闘が決着を迎えることが予想されます。

果たしてちりぬ におは、強力な助っ人たちがいるとはいえ、自分自身の力で菊千代を守り抜くことができるのか。

そして、この事件を経て、ミブロは名実ともに「幕府の盾」としての新選組へと進化を遂げるのか。少年たちの青春と歴史の濁流が激突する物語から、目が離せません。

 

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